ドイツ語質問箱

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ページ 30 (291〜300)
主文の連続について 引用
  2014/8/1 (金) 10:01:04 - まれち - <メール送信> - No.1406854864 - 返信コールON
田中先生、はじめまして。
ドイツ語の文法について、質問させてください。

ドイツ広文典に次のような例文がありました。
Da kam eine Frau, die hatte eine Blume in der Hand.
(ひとりの婦人がやってきた。彼女は手に花をもっていた。)

これは以下の二つの場合と異なって、指示代名詞を用いることで、主文を連続させている
ように思えます。

Da kam eine Frau.Sie hatte eine Blume in der Hand.(二文に分けた場合)
Da kam eine Frau,die eine Blume in der Hand hatte.(関係代名詞を用いた場合)

しかし、どのドイツ語の参考書を見ても、指示代名詞を使えば、接続詞を用いずとも、
主文を結んで「並列の複合文」を作ることが可能になる等とは書いていません。

Es war einmal ein kleines süßes Mädchen, das hatte jedermann lieb, der sie nur
ansah...
といったケースを見ても、指示代名詞には、主文同士をつなぐ機能があるように思えてな
りません...

わたしに理解に間違いがないか、とても不安です。
どうかご教授の方、よろしくお願いします(_ _)

返信1 返信-1
 2014/8/3 (日) 01:07:57 - 田中雅敏 - <mail@X-seminar.net> - No.1406854864.1
ご質問をありがとうございました。

指示代名詞と関係代名詞は、相互に書き換えが可能な場合も、また、書き換えができない
場合もあります。例として挙げてくださっている文では、

> Da kam eine Frau.Sie hatte eine Blume in der Hand.(二文に分けた場合)
> Da kam eine Frau,die eine Blume in der Hand hatte.(関係代名詞を用いた場合)

書き換えが可能なように思われます。これは、いわゆる「関係代名詞の非制限用法」で、
関係代名詞が先行詞の指示対象を制限することなく、そのままを受け直すことができるた
め、指示代名詞でも言い換えられるわけです。
それに対して、

(参考 1)A ist die schönste Stadt, die ich je gesehen habe. (A は、今までに見
た中で一番美しい町だ。)

のような場合、先行詞 die schönste Stadt は、あくまでも「私が今までに自分の目で見
た中では〜」という制限を受けていますので「制限用法」です。このような場合に、指示
代名詞を使って

(参考 2)*A ist die schönste Stadt. Die habe ich je gesehen.

とした場合に、文(1)と(2)の意味は等価ではなくなります(文(2)では、「A
は、私がそこを訪れたことがあろうがなかろうが、世界で最も美しい町であり、同時に私
はそこを訪れたことがある」ということが言われています)。

ですから、指示代名詞が関係代名詞と大部分重なるところがあるとはいっても、完全に重
なるわけではないため、関係代名詞が「2つの文から複合文を作る」ことが真だとして
も、指示代名詞が「並列の複合文を作る」ことは必ずしも真にはならないため、参考書に
そのような記述が見当たらないのではないかと思いました。(上で挙げた、参考文2は、
制限用法の働きを失ってしまっている以上、「複合文を形成している」とはもはや言えな
いのではないか、ということです。)

もちろん、関係代名詞を用いた表現と「交替可能」な場合に限りましては、ご指摘のこと
は当たっているわけですが。

ご質問に対するお答えになっているかわかりませんが、思いつくところを書かせていただ
きました。参考になれば幸いです。

返信2 返信-2
 2014/8/4 (月) 01:03:20 - まれち - No.1406854864.2
田中先生

お忙しい中、ご回答ありがとうございました。
先生のご回答で、指示代名詞と関係代名詞(と二文に分ける場合)の違いがよく分かりまし
た。

今回の教えを糧に、今後も精進していきたいと思います(_ _)

語順について 引用
  2014/7/25 (金) 11:58:08 - 初学者 - No.1406257088
和独問題並び替え問題で
彼はドイツ語を流暢にはなしますか? という日本文に対して
Sprecht er Deutsch fließend ? と解答したのですが、こたえをみたところ
Deutsch と fließend の順番が逆でした。
また、彼は食後1時間休憩する。という日本文に対しては
Er ruht nach dem Essen eine Stunde.
と解答し正解はしたのですが、nach dem Essen と eine Stunde の語順を逆にしても
正解なのかが判断できません。
このような語順の問題はどのように考えればよろしいのでしょうか?

返信1 返信-1
 2014/7/26 (土) 23:01:24 - 田中雅敏 - <mail@X-seminar.net> - No.1406257088.1
ドイツ語の(主文の)語順は、ご存知のように、動詞が主語の隣に置かれ、主語の人称・
数にあわせた人称変化をするため、「定動詞第2位」などと呼ばれています。
人称変化をしている形の動詞は「定動詞」ですが、人称変化する前の動詞は「不定詞」です。

今回のご質問は、この不定詞の並べ方と関係してきます。

不定詞(そのもの)は動詞で、そこに目的語などの必須成分が取り込まれ、「不定詞句」
となります。必須成分のほか、様態を表すような随意的な成分も来て、さらに句が拡張し
ていくことができます。たとえば、今回のご指摘の例文をお借りしますと、不定詞は
sprechen(「話す」)です。これは「何を話すの?」という必須成分としての目的語が必
要ですので、Deutsch(「ドイツ語」)が付け加えられ、Deutsch sprechen(「ドイツ語
を話す」)という不定詞句となります。また、随意的には、「流暢に」という様態
(fließend)が加わり、fließend Deutsch sprechen(「流暢にドイツ語を話す」)とな
ります。

さて、このときに、不定詞と必須成分がまずは隣接して結ばれていることに注意します。
言い方を換えると、不定詞とその必須成分の「間」に、随意的なもの(ここでは
fließend)が割って入るということはできない、ということです。また、不定詞の場所
は、日本語のそれと同じで末尾です。英語などが to speak German のように不定詞-目的
語(いわゆる VO型)となるのと反対で、OV型です。

ここで、最初に書いたように、不定詞は、人称変化の要請を満たすため、主語の隣に「移
動」します。ところが、移動するのは不定詞(sprechen →定動詞へと転じる)だけですの
で、必須成分としての目的語 Deutsch も、随意的な成分としての fließend も、配列は
そのままです。その結果、fließend と Deutsch の両者の配列は、fließend - Deutsch
という並びでなければならず、Deutsch の後ろには、本来は不定詞があったものの、そこ
が空白になっているというイメージになります。

図示すると、次の通りです:
不定詞句 fließend Deutsch sprechen
→ 定動詞移動 er spricht fließend Deutsch

ですから、Spricht er Deutsch fließend? では、英語式の VO型になってしまっており、
ドイツ語らしくなく、ドイツ語ではむしろ OV型ですので、Spricht er fließend
Deutsch? の並びのほうが自然である、ということになります。

もうひとつの
> 彼は食後1時間休憩する
> Er ruht nach dem Essen eine Stunde.

では、不定詞 ruhen は自動詞ですので、上の sprechen のように必須成分としての目的
語をとりませんので、ちょっと事情が違います。
nach dem Essen(食事の後で)と eine Stunde(一時間)は、いずれも随意的なものであ
るという点ではどちらも同じで、休憩するタイミング(nach dem Essen)と休憩の様態
(休憩をどれぐらいとるのか; eine Stunde)が示されています。上で説明しましたよう
に、必須成分と随意的な成分であれば、必須成分のほうが後ろに来る、つまり、元々不定
詞が置かれている場所に隣接する(上の図示を参照)わけですが、随意的な成分の中でも
一定の配列ルールがあります:

テカモロ配列 Te(mporal) - Ka(usal) - Mo(dal) - Lo(kal)

と呼ばれたりしますが、「時を表す修飾語」「原因・理由を表す修飾語」「様態を表す修
飾語」「場所を表す修飾語」は、この配列で並べられることが自然である、と言われてい
ます。「場所」は、gehen や fahren などの動詞で「行き先」が必須成分であることから
も、不定詞からの「近さ」で言えばきわめて近いことがわかります。次に、「それがどの
ようになされるのか」という様態も不定詞から見れば非常に近しいことになります。これ
らに比べて、「時」というのは、「ある事象が生じる場面」の設定とも言えますので、不
定詞に近いというよりは、文全体の場面設定として文頭に近いところに置かれるほうが好
ましい、というのがテカモロ配列のおおよその根拠となります。

今回の例ですと、nach dem Essen は Te(テ)、eine Stunde は Mo(モ)ですので、Te
> Mo、すなわち nach dem Essen eine Stunde の配列のほうが好ましいと言えます。

なお、ご質問にあります、この両者が入れ替わったらどうなるのか?につきましては、な
にか nach dem Essen(食事の後)というのに話者の強い意図(強調したい、などの気持
ち)が込められている、というように解釈を受けることができれば、「自然さ」は損なわ
れますが、可能です。「正解」かどうかは、文脈や状況の設定さえあれば、「正解」とな
りえますので、模範解答として提示されるのは「最も自然な文」ということで、Er ruht
nach dem Essen eine Stunde. ということになっているのだと思います。

返信2 返信-2
 2014/8/2 (土) 16:37:47 - 初学者 - No.1406257088.2
田中先生
ありがとうございました。
非常に詳しく説明して頂き大変勉強になりました。
英語の感覚で単語を並び替えて問題を解いていたのが問題だったとわかりました。
これからはOV型やテカモロ配列を意識して解きます。

zu einem Stueck Torte sagt kaum einer Nein. 引用
  2014/4/22 (火) 21:05:35 - Kaninchen - <メール送信> - No.1398168335
こんばんは、田中先生
出典:三修社 耳が喜ぶドイツ語 S.100 Z.1
Kuchen schmeckt immer, und zu einem Stück Torte sagt kaum einer Nein.
訳:ケーキはいつ食べてもおいしいので、目の前にケーキがあるのに
食べずにいられる人はほとんどいないでしょう。
と、ありますが、ぼくは和訳するのが困難です。Neinは中性名詞で「反対の態度」は
分かるのですが、kaum einerとりわけeinerは1格でしょうか?それとも
kaum einer は熟語でしょうか?以上釈然としません。
先生のご解釈をご教授して頂ければ幸いです。
よろしくお願いいたします。

返信1 返信-1
 2014/4/23 (水) 02:34:12 - 田中雅敏 - <mail@X-seminar.net> - No.1398168335.1
> Kuchen schmeckt immer, und zu einem Stück Torte sagt kaum einer Nein.

> kaum einerとりわけeinerは1格でしょうか?それとも
> kaum einer は熟語でしょうか?

einer は、不定代名詞で「一人の人」を指します。男性名詞ですが、ここでは男性に限ら
ず、一般的な人を指していると思います。
kaum は「ほとんど〜ない」という否定辞です。
よって、「ケーキ一切れに対して(=目の前にして)Nein と言う人はほぼ一人もいない
といえる」という意味合いになるのだと思います。

返信2 返信-2
 2014/4/23 (水) 06:25:09 - Kaninchen - <メール送信> - No.1398168335.2
おはようございます、田中先生。
すると、もしkaumがgar nichtだとしたら、同様に
, und zu einem Stück Torte sagt gar nicht einer Nein. となるのでしょうか?
einerはsagtの直後に来ないのでしょうか?
「定動詞、否定語、主語」の順番は、この場合決定的なのでしょうか?
よろしくお願いいたします。

返信3 返信-3
 2014/4/23 (水) 09:09:50 - 田中雅敏 - <mail@X-seminar.net> - No.1398168335.3
nicht einer = keiner になりますので、

[...] sagt gar keiner Nein.

となると思います。gar は否定の強めとして添えられているだけですので、この場合、定
動詞 sagt の直後に主語 keiner が来ていることになります。

> 「定動詞、否定語、主語」の順番は、この場合決定的なのでしょうか?

否定語は、それが否定する対象となる語の直前に来ますので、[...] sagt nicht jeder
[...] のような場合ですと、語を単純に数えるとすると定動詞の直後に主語が来ないこと
もあると思います。ただ、その場合でも、[nicht jeder] をひと塊(名詞句)として見れ
ば、定動詞の直後に主語句が来ていることにはなります。

そうは言っても、Milch mag heute nicht jeder. (牛乳は、最近は誰しもが好きとは限ら
ない) のように、主語が強調される場合には、明示的に副詞句の後ろに回ることもありま
す。情報構造によって語順が決まるところが大きいですので、文法的な「主語と定動詞は
隣り合う」というルールは常に当てはまるわけではありません。

返信4 返信-4
 2014/4/23 (水) 20:08:01 - Kaninchen - <メール送信> - No.1398168335.4
こんばんは、田中雅敏先生、いつもお世話になっております。

このたびは早速のお返事をして頂きありがとうございました。勉強になりました。
ところで、先生がお薦めしていらっしゃる文法書、
 ひつじ書房の「講座ドイツ言語学 第1巻 ドイツ語の文法」を理解するのはぼくには
難解すぎるので、
 それよりワンランク平易なものをご存じでしたら、ご教授承りたいと思いますが、
いかがでしょう。些か勝手な要望で、恐縮ですが、何卒よろしくお願いいたします。
ご無理でしたら、諦めます。自分でなんとか探してみようと思います。

はじめまして、 引用
  2014/4/21 (月) 19:44:16 - 福山 - <メール送信> - No.1398076909
はじめまして、福山と申します。
基礎的な事で申し訳ないのですが、お教え願います。
最近ドイツ語を習い始めました。


(私は紅茶を飲みます) という文章をドイツ語にすると
(Ich Trinke Tee)になり、

(あなたは紅茶を飲む) という文章は
(Du Trinkst Tee) になると教わったと思うのですが、あっているでしょうか?

それから、動詞のうしろが
Ich の場合e になる
Du の場合st になる ということであっているのか教えてください。



それと、
○ドイツ語を書くときには動詞の頭も大文字にするのでしょうか?
○エスツェットとはどのような時に使うのでしょうか?(ssの二文字を省略してエスツ
ェットで表すのもよいのでしょうか)

よろしくお願いします


返信1 返信-1
 2014/4/22 (火) 16:39:34 - 田中雅敏 - <mail@X-seminar.net> - No.1398076909.1
> (私は紅茶を飲みます) という文章をドイツ語にすると
> (Ich Trinke Tee)になり、
> (あなたは紅茶を飲む) という文章は
> (Du Trinkst Tee) になると教わったと思うのですが、あっているでしょうか?

はい。それで合っております。

> 動詞のうしろが
> Ich の場合e になる
> Du の場合st になる ということであっているのか教えてください。

はい、その通りです。なお、ich や du は、文のはじめに来る場合は語頭が大文字になり
ますが、それ以外は小文字です。

> ○ドイツ語を書くときには動詞の頭も大文字にするのでしょうか?

文のはじめに来るときには大文字になりますが(例: Trinkst du Tee? など)、それ以
外は小文字です(Du trinkst Tee.)。なお、名詞は、常に語頭が大文字です(Tee が大
文字になっているのは名詞だから)。

> ○エスツェットとはどのような時に使うのでしょうか?
> (ssの二文字を省略してエスツェットで表すのもよいのでしょうか)

エスツェットを使わずに ss で表記することはあります(実際、スイスドイツ語ではエス
ツェットは使わないと言われています)が、反対に ss は常にエスツェットで代用できる
わけではありません。s は子音2文字、ß は子音1文字ですので、標準ドイツ語では、直前
の母音の長短によって使い分けます(子音2文字以上の直前では、アクセントがある母音
であっても短母音になり、子音1文字の前ではアクセントがある母音は長母音となる(ア
クセントがない母音は常に短母音))。

たとえば Fuß (足) と Fluss (川) という単語は、ß を ss で書いてしまえば Fuss と
Fluss となり、子音2文字 ss の前なのでどちらも短母音のように読めてしまいますが、
実際には Fuß の母音は長母音ですので、そのことは ß で書いたほうが明確になります。
それに対して Fluss (川) の母音 u は短母音で、ss で書いたほうが表記と音の関係が一
義的になります。

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