ドイツ語質問箱

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ドイツのテレビ番組とドイツ語 引用
  2007/11/25 (日) 10:39:25 - ふじい - <kf1610@spost.plala.or.jp> - No.1195978465
最近、身近なドイツ語をという目的でZDFのHeute以外にドラマを見ています。ドイツと
いう国は刑事番組と医者物語が圧倒的に多いように思います。そのなかでDa kommt
Kalle やSOKO Rhein-Main Notruf Hafenkante は北ドイツやフランクフルトを舞台に設
定してあり、私にはそのドイツ語の方が聞きやすいのですが、先生はどう思われます
か。以前、REで通ったRohsenheim(バイエルンのキーム湖の近く)を舞台にしている
Die Rosenheim-CopsはDialektが強すぎるのでしょうか。私には聞き取れない部分が多す
ぎるのですが・・・もちろん個人差はあるでしょうが、一般論として日本人にはどのあ
たりのドイツ語が聞きやすいのでしょうか。加えて、番組のなかでMorgen!と挨拶してい
るのはわかるのですが、モイ?と聞こえる挨拶は何でしょうか。また、Zeugenschutzと
刑事が言うのは「証人保護?」と言う意味なのでしょうか。急ぎませんので、ご回答い
ただければ幸いです。

返信1 返信-1
 2007/11/25 (日) 21:24:47 - 田中雅敏 - <mail@deutsch-aktiv.info> - No.1195978465.1
Guten Tag!
書きこみありがとうございました。
ZDF のサイト内の ZDFmediathek というサービスでは、ドラマの放送までやっているので
すね。ニュース番組やドキュメンタリ番組以外にも公開されているというのは知りません
でした。これはいいですね。

> ドイツという国は刑事番組と医者物語が圧倒的に多いように思います

そうですね、あと法廷番組もたくさん制作・放送されています。特に日中の午後は法廷番
組が多いですね。実際に悩みやトラブルを抱えた人が起訴人となり、その悩みやトラブル
の相手が被告人として一緒に番組上の法廷に出廷します。裁判官が双方からの意見を聞
き、一連のやりとりの後、どちらが悪いのか、今後はどのように改善していけばよいのか
などをアドバイスするという形が多いような気がします。

> Da kommt Kalle や SOKO Rhein-Main Notruf Hafenkante は北ドイツやフランクフルト
> を舞台に設定してあり、私にはそのドイツ語の方が聞きやすい

さきほど、ZDFmediathek で "Da kommt Kalle" の Folge 6 を冒頭の数分間だけ見てみま
した。Kalle というのは犬なんですね。首に赤いスカーフを巻いてとても愛嬌がありま
す。一般に、標準ドイツ語は北ドイツで話されています。どの地域・地方にもその土地の
バリエーションがありますが、Hannover や Göttingen のあたりがいちばん方言が少なく
標準ドイツ語に近いといわれています。

> REで通ったRohsenheim(バイエルンのキーム湖の近く)を舞台にしている
> Die Rosenheim-CopsはDialektが強すぎるのでしょうか。私には聞き取れない部分が多す
> ぎるのですが・・・

南部では、方言 (標準ドイツ語からのバリエーション) の表れが音韻的 (発音) にかなり
違ってきていて、たしかに聞き取りにくいかもしれません。発音どおりに書記すると、標
準ドイツ語とはまったく違うつづりになったりします。バイエルン地方の一人称単数1格
の人称代名詞は標準ドイツ語のような "ich" ではなく "i" とだけ記されます (発音がそ
うだからです)。文法レベルでも、バイエルン地方では標準ドイツ語と違っている部分が
あります。一例を挙げると、主語と動詞の人称変化の語尾が定動詞にのみ現れるのではな
く、従属接続詞にも同時に現れたりします(特に二人称単数の "du" のときが顕著です)。
(例)[標準ドイツ語] [...], ob du morgen kommst
   [バイエルン文法] [...], ob-st du morgen kommst

> もちろん個人差はあるでしょうが、一般論として日本人にはどのあたりのドイツ語が
> 聞きやすいのでしょうか。

たしかに個人差がありますので、この問いに正確な答えを出すことは不可能です。「一般
論」ということであれば、ひとまず初めてドイツ語を学ぶのは教科書で扱われている標準
ドイツ語だとします。そうすれば、標準ドイツ語に近いバリエーションの地方のドイツ語
が聞きやすいでしょう。大まかにいって、ドイツ南部よりはドイツ北部のドイツ語のほう
が良いということになります。ただ、語学学校で習う場合、その先生の発音に慣れること
も考えられ、その場合はその先生の生まれ故郷がある地方のドイツ語が聞きやすくなるの
かもしれませんので、上で書いたものは本当に「一般論」というレベルのものです。

> 加えて、番組のなかでMorgen!と挨拶しているのはわかるのですが、モイ?と聞こえる
> 挨拶は何でしょうか。

これは、北ドイツで用いられている挨拶で "Moin" というものです。本来はフリジア諸島
や北オランダのほうで話されているフリジア語という言語における「良い、美しい」とい
う意味の "mooi" が語源で、それが北ドイツにも広まりました。"Moin?" といえば「元気
ですか?」となります。そこから挨拶の決まり文句のように "Moin" や "Moin moin" と
使われています。それと、これには合言葉のような組み合わせがあって、誰かに "Moin
moin" と言われれば、言われたほうは "Hummel hummel" と返すのだと Hamburg在住の友
人に教わりました(Hummel というのは、昔この Moin が北ドイツに普及したころに実在
した人物名から来ているようですが、これについてはあまりよく知りません)。

> また、Zeugenschutzと刑事が言うのは「証人保護?」と言う意味なのでしょうか。

法律用語については明るくありませんので、wikipedia.de で調べてみました:
http://de.wikipedia.org/wiki/Zeugenschutz
意味は「証人保護」で良さそうですね(日本の法律ではどのように名づけられているかわ
かりません。少なくとも日本語の wikipedia 上で「証人保護」と入力しても出てきませ
んでした)。ドイツの Zeugenschutzgesetz は 1998年施行ということで比較的新しい法
律のようです。16才未満の証人を証人喚問の席に呼ばないようにするという形、また証人
喚問に呼ぶことでその証人に何らかの危険が及ぶような場合に同じく証人喚問の席には呼
ばないといった主旨のようです。

返信2 返信-2
 2007/11/27 (火) 22:11:09 - ふじい - <kf1610@apost.plala.or.jp> - No.1195978465.2
先生、大変お忙しいところ、早速にご回答いただきありがとうございました。一生懸命
勉強しておりますが、何しろ他国文化のゆえ不明なことばかりです。語源についても詳
細にご説明いただき良くわかりました。ドイツ語に限ったことではないかもしれません
が、辞書に記載されていないことも非常に多く、今後も先生にお世話になることも多い
かもしれませんがよろしくご指導お願いします。

受動表現そのほか 引用
  2007/10/11 (木) 16:38:19 - あやしいおやぢ - No.1192919297
こんにちは、あやしいおやぢです。

少し質問させてください。

(1) 受動表現で

「彼女は助けられた」
とか
「私は時計を盗まれた」
とかはどういえばよいのでしょうか。

Sie wurde geholfenとかSie ließ sich helfen
とかかなと思いましたが、
Er hat ihr geholfenと
helfenはDativを目的語にするので、Dativが主語になると
受動態はどう作ればいいのかがよくわかりません。

また
Ich ließ mich die Uhr stehlen
とか思い浮かびましたが、感覚的に違うな気がしています。
時計を主語にすると
Die Uhr wurde gestohlenでよい気がしますが、ここで知りたいのは
Ichが主語となる場合です。


(2)ちょうど何々しようとしたときとかちょうど何々しようと試みたとき
という表現はどういえばよいのでしょうか。

やはりversuchenとかprobierenを使って
Als er gerade probiert hat,die Tür zu öffnen

とか言えばよろしいでしょうか。

以上よろしくお願いいたします。

返信1 返信-1
 2007/10/21 (日) 07:28:44 - 田中雅敏 - <mail@deutsch-aktiv.info> - No.1192919297.1
Guten Tag.
返信が大幅に遅れてしまい申し訳ありません。失礼しました。

> (1) 受動表現で
> 「彼女は助けられた」
> とか
>「私は時計を盗まれた」
> とかはどういえばよいのでしょうか。

> Dativが主語になると
> 受動態はどう作ればいいのかがよくわかりません。

ドイツ語の受動態では、原則的に、能動態の4格目的語が受動態で1格に転じるという格
変化しか許されていません。

(例) Der Automakler hat den Wagen vor einer Woche verkauft.
  → Der Wagen wurde vor einer Woche verkauft.

では、3格目的語は受動態ではどうなるのか、、、についてですが、受動態でも3格のま
まです。
今回挙げてくださっている「彼女は助けられた」という文を例にとりますと、元の能動文
は「誰かが彼女を助けた」Jemand hat ihr geholfen. ですね。それを受動態にすると、
jemand は von jemandem という形にすれば行為者を表せますが、ひとまずこれは置いて
おいて、

→ Ihr wurde geholfen.

となります。能動文の3格目的語 ihr は、受動文でも ihr のままだというのが今回のポ
イントです。これは、ドイツ語では「3格は構文に応じて他の格に転じる」ということが
許されていないことに起因します。

なお、Ihr wurde geholfen. には、いわゆる1格の主語が見当たりません。この点につい
ては Es wurde ihr geholfen. と表現することもできます。つまり、helfen のような動
詞の場合、受動文になると、(能動文で4格目的語を持っていないという理由で)1格主
語が現れません。そのような場合、形式的な主語 es を特別に登場させることが許されて
います。ですから es を(形式的な)主語として振舞わせて、Es wurde ihr geholfen.
というのがひとつの表現方法です。
あるいは、ihr を文頭に持ってきてしまえば、もはや es は不要で、Ihr wurde
geholfen. となります。形式主語の es は、あくまでも形式的で中身はありませんので、
文頭位置に置かれるだけの役割で、たとえば Ihr wurde es geholfen. というような es
の使いかたはしません。
特に、ihr を先頭に持ってくる Ihr wurde es geholfen. という語の並べ方が自然でしょ
う。これは、ihr が文法的には3格なので主語ではないが、意味的には「助けてもらう行
為の主体」ですので主体を文のはじめに置くのが自然だからです。

同様に、「私は時計を盗まれた」という文の場合は、まず能動文は「誰かが私から時計を
盗んだ」

(能動文) Jemand hat mir meine Uhr gestohlen.

これを受動文にすると、【格の転換】があるのは4格目的語のみですので、@ meine Uhr
を1格にする、A mir は mir のまま

(受動文) Mir wurde meine Uhr (von jemandem) gestohlen.
   または Meine Uhr wurde mir gestohlen.

です。日本語の「私は時計を盗まれた」という意味合いを出すには、「私」が「時計を盗
まれた主体」だということですから、mir を先頭に持ってくる Mir wurde meine Uhr
gestohlen. のほうが自然になります。

> ここで知りたいのは
> Ichが主語となる場合です。

なお、この回答の最初のところ(「“原則的”に、能動態の4格目的語が受動態で1格に転
じるという格変化しか許されていません」)で、「原則的」と書いたのは、bekommen と
いう動詞を助動詞として使えば、能動文の3格が受動文の1格主語になるという構文も存
在するからです。受動文の助動詞は通常は(原則的に)werden ですが、bekommen-Passiv
というものも存在するというわけです。これを使うと、

「彼女は助けられた」 Sie hat geholfen bekommen.
「私は時計を盗まれた」 Ich habe meine Uhr gestohlen bekommen.
となります。

念のため書きますと、2つ目の文の meine Uhr は、ここでは4格のままです。Ich がこ
の文の1格主語として働いているので、これ以上1格のものは不要です(先の、通常の受
動態のところでは meine Uhr が1格だったことと比較してください)。


---

> (2)ちょうど何々しようとしたときとかちょうど何々しようと試みたとき
> という表現はどういえばよいのでしょうか。

> やはりversuchenとかprobierenを使って
> Als er gerade probiert hat,die Tür zu öffnen

「〜しようとしたとき」というのは、versuchen や probieren のような「試みる」とい
う動詞を使わなくても、wollen という助動詞を使えば表現できます(本当の意味で「〜
しようと試みていた」(開かないドアを一生懸命に開けようとしていた)状況では別です
が)。
たとえば「ちょうど私が外出しようとしたとき、電話が鳴った」なら、

→ Als ich gerade ausgehen wollte, hat jemand mich angerufen.

などのようになります。あるいは、「ちょうど玄関のドアを開けようとしたとき…」なら、

Als ich gerade die Haustür aufmachen wollte, [...]

これでいかがでしょうか。

返信2 返信-2
 2007/10/23 (火) 20:16:26 - あやしいおやぢ - No.1192919297.2
お忙しいところかいとうありがとうございます。

とても勉強になりました。

またなにかあったらよろしくお願いいたします。

前置詞の使い方 引用
  2007/8/9 (木) 20:40:21 - ふじい - <kf1610@apost.plala.or.jp> - No.1186664725
先生いつもお世話になっています。先日、原爆慰霊祭の画像がテレビで流れていました
が、このような場合、前置詞はどうなるのでしょうか。「米国空軍は1945年8月6日
に広島に原子爆弾を投下しました。」 Die US-Luftwaffe hat am 6. August 1945 in
Hiroshima eine Atombombe abgeworfen. 通常、固有名詞(地名)などがくっつくのは、
in/nach しかないように思うのですがどうなのでしょう。いままでの勉強ではつい地上
や部屋の中を例に前置詞の使い方を学んできましたが、大きく穴があいていたのに気づき
ました。この場合は in で良いのでしょうか。

返信1 返信-1
 2007/8/9 (木) 22:05:45 - 田中雅敏 - <mail@deutsch-aktiv.info> - No.1186664725.1
こんにちは。

> Die US-Luftwaffe hat am 6. August 1945 in Hiroshima eine
> Atombombe abgeworfen.
> 通常、固有名詞(地名)などがくっつくのは、in/nach しかないように思うのですが

そうですね。通常は、地名については、その町の中に住んでいたりその町の中で何か行動
を起こすなど平面的な話が中心ですね。あるいは移動の場合にも、ある町から別の町に移
動する、またはせいぜい飛行機で空間的に移動しつつもやはり移動は水平方向 (=
horizontal) ですね。ですから、前置詞といえば、ご指摘のとおり in/nach が使われます。

今回の「爆弾投下」の場合は、horizontal ではなく vertikal (垂直方向) の動きですの
で、このような場合には、auf という前置詞が使えます。「ヒロシマの上へと」という表
現が可能になります。

Die US-Luftwaffe hat am 6. August 1945 auf Hiroshima eine
Atombombe abgeworfen.

「上空」ということであれば über も使えるでしょうが、ここではヒロシマを標的にして
投下していますのでやはり auf のほうが直接ヒロシマという町の空間に投下された感じ
がするでしょうね。

文章表現と口語表現 引用
  2007/7/22 (日) 09:57:53 - ふじい - <kf1610@apost.plala.or.jp> - No.1186182833
いつもお世話になります。今回の質問は口語表現で以下の場合不自然にならないかお教
え下さい。
Weil ich in Deutschland war,・…(文章)
Weil ich in Deutschland gewesen bin,…(口語)
Weil ich keine Zeit hatte,…(文章)
Weil ich keine Zeit gehabt habe,…(口語)
という風に解釈してよろしいのでしょうか。文章はくどくならないのでしょうか。

返信1 返信-1
 2007/7/24 (火) 09:45:35 - 田中雅敏 - <mail@deutsch-aktiv.info> - No.1186182833.1
Guten Tag!

> 口語表現で以下の場合不自然にならないかお教え下さい。
> Weil ich in Deutschland war,…(文章)
> Weil ich in Deutschland gewesen bin,…(口語)
> Weil ich keine Zeit hatte,…(文章)
> Weil ich keine Zeit gehabt habe,…(口語)

上記の例の場合、口語表現で(より)自然なのは war, hatte を用いたほうの表現です。
ドイツ語は現在完了形という形式でもって過去のできごとを表すことができますし、それ
が一般的なのですが、よく使う基本動詞 sein, haben などや助動詞は会話でも過去形が
用いられるのが普通で、こちらのほうがより自然な表現といえるでしょう:

sein → war: [...] weil ich in Deutschland war
haben → hatte: [...] weil ich keine Zeit hatte
können → konnte: Ich konnte den Zug nicht erreichen.
müssen → musste: Ich musste lange warten.
wollen → wollte: Ich wollte dich anrufen. など

参考になれば幸いです。

〜ぶり, seit 引用
  2007/6/12 (火) 21:02:56 - schiri - No.1181670536
こんにちは、

ドイツ人の方から日本語でメールをもらい添削しているのですが、どうも説明に困ってい
ます。

相手が書いた文の一部で「二月ぶり多忙だから少しストレスがある。」です。

相手が言いたかった事が二つ頭に思い浮かんだので、この日本語文とドイツ語文を書こう
と思っ
たのですが上手くドイツ語にできません。

まず相手が言いたかったであろう文は:

1,二ヶ月ぶりにとても忙しいから、少しストレスがある。

2,二月以来、またとても忙しいから少しストレスがある。

これをドイツ語に訳そうと思い辞書で「〜ぶり」の頁を開くと nach zwei Monaten が適切な
のかと思いましたが、nach zwei Monaten bin ich beschaeftig ではどうもおかしい気がす
るのですが。。。またseitを使い seit zwei Monaten bin ich beschaeftigt と思いつきま
したがこれもおかしい。「二ヶ月前から私は忙しい」となってしまいます。

seit zwei Monaten だと発話時点から過去に二ヶ月遡って、同じ状態が継続している事を意味
していると思うのでseitは使えないように思えます。相手が言いたかったことはつまり
「seit zwei Monaten hatte ich viel Zeit, aber jetzt bin ich wieder
beschaeftigt, so dass ich ein bisschen gestresst bin.」だと思うのですが、日本語の
ようにもっと簡単に言える表現はないのでしょうか? 「二ヶ月ぶりに bin ich
beschaeftig」の様な感じをイメージしているのですが。

あと2番目の文の「二月以来、またとても忙しいから少しストレスがある。」も以上にド
イツ語
に訳しづらいです。やはりここでもseit Februarは上述した理由により無理でしょうか?

どうも質問の仕方も下手な様な気がするのですが、またご教授いただけたらと思います。
昨日から考えているのですが、全然ピンと来ません。
よろしくお願いします。

返信1 返信-1
 2007/6/13 (水) 02:49:25 - 田中雅敏 - <mail@deutsch-aktiv.info> - No.1181670536.1
Guten Tag!

> まず相手が言いたかったであろう文は:
> 1,二ヶ月ぶりにとても忙しいから、少しストレスがある。
> 2,二月以来、またとても忙しいから少しストレスがある。

まず1の表現についてですね。

> nach zwei Monaten が適切なのかと思いました

はい、この場合、nach は「なんの時点から見て2ヶ月後なのか」ということを示してや
る必要がありますね。それがないと、Nach zwei Monaten bin ich wieder beschäftigt.
だけではしっくりきません。文脈上、たとえば「この4月までは忙しかった。それから
2ヶ月して、また忙しくなった(=2ヶ月ぶりにまた忙しい)」というような状況があれ
ばオッケーです。
(例) Bis April hatte ich sehr viel zu tun.
    Nach zwei Monaten bin ich wieder beschäftigt.
  (4月以降の2ヶ月間は、忙しくなかったんだろうと自ずと読み込める)

> またseitを使い seit zwei Monaten bin ich beschaeftigt と思いつきましたが
> これもおかしい。「二ヶ月前から私は忙しい」となってしまいます。

そうですね。これだと、この2ヶ月間ずっと私は継続的に忙しいことになってしまいます。

なお、ほかにも zum ersten Mal seit zwei Monaten という表現も可能です。2ヶ月以来
の期間のうち、今また新たに・・・というニュアンスです。2ヶ月前までは忙しかった
が、そこで一度期間を区切って考えると、それ以降の2ヶ月間で、今がまた新たに忙し
い、つまり2ヶ月ぶりにまた忙しい時期がやってきたということが表せます。これは、
zum ersten Mal seit langem 「久しぶりに」という表現で(手紙やメールで)よく用い
られるものです。

> 「二ヶ月ぶりに bin ich beschaeftig」の様な感じをイメージしているのですが

・(先に2ヶ月前までは忙しいという文脈を与えておいて) Nach zwei Monaten bin ich
wieder beschäftigt.
・ Zum ersten Mal seit zwei Monaten bin ich wieder beschäftigt.

次に、2の表現についてですが、

> あと2番目の文の「二月以来、またとても忙しいから少しストレスがある。」
> やはりここでもseit Februarは上述した理由により無理でしょうか?

いえ、こちらの場合は、2月(たとえば2007年2月)以来、ずっと忙しい状態にある
ということですので、seit Februar で表現できます。Februar とだけいった場合、一番
近い2月、つまり2007年の2月ということが読み込まれます。2006年の2月以降
の場合には seit Februar 2006 という必要があります。
Seit Februar bin ich wieder sehr beschäftigt.

参考になれば幸いです。
ちなみに、ウムラウトも下のボタンを押すことで入力できますので、よろしければ活用く
ださい。

返信2 返信-2
 2007/6/17 (日) 02:59:16 - schiri - No.1181670536.2
Vielen lieben Dank!

ありがとうございます。すこし忙しく返事が遅れました。

最初の文の「 1,二ヶ月ぶりにとても忙しいから、少しストレスがある。」はよくわかり
ました。この文をそのまま独訳するとzum ersten Mal seit zwei Monatenの方が合いそう
ですね。つい先日、本の中に「Ich habe geschlafen. Seit Tagen das erste Mal」とい
うセリフがあったんですが、ほとんど同じようですね。


あと二番目の「 2,二月以来、またとても忙しいから少しストレスがある。」はすこし意
図したものとずれがありました。

例えば違う例文で「高原が得点を入れたのは、二月以来です。」といったニュアンスを想
定していました。つまり二月から今まで無得点であったという意味になりますが、これを
ドイツ語でいうと「Takahara hat zum ersten Mal seit Februar ein Tor getroffen」で
いいのでしょうか?一番目の表現をほぼそのまま使ってみました。

もし間違いでなければ、「二月以来、またとても忙しいから少しストレスがある」、つま
り「二月以降は暇であったが、今はまたとても忙しい」は「zum ersten Mal seit
Februar bin ich jetzt wieder sehr beschäfitg」で合っていますか?

もしまた違っていたり、また合っていてもドイツ語的に一般的でない表現をしていたらご
指摘お願いします。

返信3 返信-3
 2007/6/17 (日) 20:38:54 - 田中雅敏 - <mail@deutsch-aktiv.info> - No.1181670536.3
> あと二番目の「 2,二月以来、またとても忙しいから少しストレスがある。」は
> すこし意図したものとずれがありました。

すみません。勝手に「二月以来ずっと」だと解釈してしまいました。「ずっと」ではな
く、「二月以来久方ぶりに」という意味でしたね。

はい、その場合、ご指摘の例文:

> Takahara hat zum ersten Mal seit Februar ein Tor getroffen

はこれで良い表現だと思います。同様に、

> zum ersten Mal seit Februar bin ich jetzt wieder sehr beschäfitg

これも意図されていることがよく表されていると思います。

今回の例:
> 1,二ヶ月ぶりにとても忙しいから、少しストレスがある。
> 2,二月以来、またとても忙しいから少しストレスがある。

は、いずれも、「いつ以来の久しぶりのことなのか」という基準点が、1では二ヶ月前で
あり、2では二月であるという違いだけで、いずれも同じ構文で表現できるということで
すね。

返信4 返信-4
 2007/6/17 (日) 21:23:01 - schiri - No.1181670536.4
ありがとうございます。全部すっきり解決しました。

それにしても日本語はなかなか厄介ですね。

「高原が得点を入れたのは、二月以来です」

「二月以来、欠かさず朝食を取るようにしています」

では同じ「二月以来」でも意味が逆になってしまうし。
日本語のほうがわかりにくいけど、なかなか興味深いと思いました。

棺おけに片足をつっこんでいるのも同然 引用
  2007/6/13 (水) 21:23:47 - あやしいおやぢ - No.1181808774
こんにちはあやしいおやぢです。


少し質問さててください。

題名の文をドイツ語でいうとどうなるのでしょうか。

Das ist genauso,wie ich mit einem Bein im Grab stehe.

とかでよいのでしょうか。たぶん会話だとこれで通じると思いますが、
文法的に正しいかどうかよくわかりません。たとえばコンマがいるのか、
あるいは動詞は後置にするのかなど。

主になにがしりたいかというと、「それは何々が何々しているのも同然だ」と
いう文の作り方です。

以上ご教授いただけら幸いです。

PS ゲーテさんが新しい試験をつくるみたいですね。
Zertifikat B2とかZertifikat C1とか。oesdも
B2 MittelstufeとC1 Oberstufeができるし、
ZMPはなくなると予想してます。

返信1 返信-1
 2007/6/14 (木) 17:13:53 - 田中雅敏 - <mail@deutsch-aktiv.info> - No.1181808774.1
Guten Tag!

> 棺おけに片足をつっこんでいるのも同然
> 題名の文をドイツ語でいうとどうなるのでしょうか。

> Das ist genauso,wie ich mit einem Bein im Grab stehe.

これは、wie を副文を導く従属接続詞として用いた例ですね。この場合の特徴は、wie-句
の中に ich という主語が現れます。この場合、副文ですので、定動詞は末尾です。また
wie の直前にコンマを置くのが正式です。

「〜も同然だ」というのは "so gut wie" という句を使います。
→ Es ist so gut, wie ich mit einem Bein im Grabe stehen würde.

実際には墓に片足をつっこんでいるわけではありませんので、接続法にするほうが良いで
しょう。

あるいは、wie を(副文ではなく)文成分を伴う接続詞として用いる方法もあります。こ
の場合、so gut wie mit einem Bein im Grabe stehen というように、wie 以下
は不定詞句になります。ひとつの文成分としてみるからです。この場合、誰が(誰の身に
おいて)そのような状態が見られるのかというのを主文であらわす必要があります。ここ
では、Mir ist so gut wie ... とします。
→ Mir ist so gut wie mit einem Bein im Grabe stehen.

もちろん、表現の可能性はこれだけではありません。

試験の B2 とか C1 というのは、欧州評議会が制定しているヨーロッパ共通の言語能力規
定の枠組み (Common European Framework of Reference for Languages; CEF) です。ド
イツ語のみならず、フランス語、オランダ語、ギリシア語などたくさんの言語について、
語学教育機関がこの規定に基づいた語学能力認定試験を作成しています。日本語について
もこの CEF が取り入れられ、日本語を教えている海外の教育機関で B2 や C1 といった
ランクに応じた能力試験が行われているようです。これまでも「この語学能力認定試験は
CEF のランクでいうとどのレベルに相当している」というように、レベルの比較がしてあ
りました。Goethe-Institut の ZMP は、ご指摘のとおり今後は Goethe-Zertifikat C1 と
いう名称で提供されるようで、2007年9月以降は ZMP という形で提供される試験は廃止に
なるようです。ただ、上述したように、CEF の定める同じレベルのものに統廃合するだけ
ですので、これまでと同等レベルのものが提供されることにはなっています。

「心配しないでください」 引用
  2007/6/5 (火) 21:56:20 - kla - No.1181130062
質問させていただきます。
jm Sorgen machenは、〜に心配をかけるで、jmをsichに変えれば「心配する」。
心配しないでください、はMachen Sie sich keine Sorgen!ですよね(Keine Sorge!もも
ちろんありますが)。
でも、sichがない、Machen Sie keine Sorgen!って言ったりしませんか。
色々辞書を調べても載ってないのですが、これは端的に間違いなのか、それとも日常言
ったりするものなのか、どうでしょうか?

返信1 返信-1
 2007/6/6 (水) 20:41:26 - 田中雅敏 - <mail@deutsch-aktiv.info> - No.1181130062.1
Guten Tag! ご質問ありがとうございます。

> jm Sorgen machenは、〜に心配をかけるで、jm を sich に変えれば「心配する」。
> 心配しないでください、は Machen Sie sich keine Sorgen! ですよね(Keine Sorge! も
> もちろんありますが)。
> でも、sichがない、Machen Sie keine Sorgen!って言ったりしませんか。

machen を用いるときには、やはり machen が内在的に持っている jm. et4 machen で
「誰かに(心理的負担などを)もたらす」という意味から、Machen Sie sich keine
Sorgen! / Mach dir keine Sorgen! と表現することが自然かと思います。
sich を使わないのであれば、Haben Sie keine Sorgen! という表現にすれば良いでしょ
う(haben を使います)。

返信2 返信-2
 2007/6/7 (木) 11:57:18 - kla - No.1181130062.2
さっそくのご返事ありがとうございました。

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