ドイツ語質問箱

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Freundの使い方について 引用
  2004/9/16 (木) 21:47:18 - コロ - No.1095338838
はじめまして、Freundの使い方についてわからない部分があるので
お教えいただけましたら幸いです。

「mein Freund」と言ってしまうと「私の友だち」ではなく「恋人」の意味に
なってしまうということはドイツ語を習い始めの頃に教わったのですが、
例えば「親友」という意味合いで「Er ist mein bester Freund.」
と言うことはできるのでしょうか?それとも「複数いる恋人の中で、一番の恋人」と、
誤解されてしまうのでしょうか?
特にmeinを付けずに「Er ist der beste Freund.」という方が普通なのでしょうか。

間の抜けた質問かもしれませんが、よろしくお願いします。

返信1 返信-1
 2004/9/20 (月) 21:30:53 - 田中雅敏 - <mtanaka@hiroshima-u.ac.jp> - No.1095338838.1
こんにちは。返事が遅くなりました。数日間、出張で留守をしていました。

そうですね、通常、異性のことを指して "mein Freund / meine Freundin" というと、
「恋人(ボーイフレンド・ガールフレンド)」という意味になります。「恋人」という
意味にとられてしまうのを避けるには、"ein/e Freund/in von mir" という言い方を
すれば良いのです。そうすると、「たくさんいる友達の中の1人の友人」ということに
なります。ein/eine という、「ある・ひとつの」という意味を持つ不定冠詞をうまく
使ってください。

さて、「親友」という表現についてですが、"best" を使うときに注意してほしいのは、
これは「最上級」と呼ばれるものだということです。つまり「最善の、最高の、最愛の、
最大の、最小の、最長の、…」などなど、「世の中で一番○○なもの」ということを
表す表現で、これらは「形容詞の最上級」と呼ばれます。この「最上級」の特徴は、
あくまでも世の中においてただ1つしかないということです。日本で一番高い山は
富士山ですし、一番大きな湖は琵琶湖です。日本に2つとありません。これは類推的に、
世の中に太陽が1つしかなく、月もひとつしかない、ということと同じです。これら
「唯一的なもの」には定冠詞(der, die, das など)を付けることになっています。
文脈がどうかによらず、話し手にも聞き手にも「唯一的なもの」はいつでも「定まった
対象物」だからです。そこで「ベストフレンド」は der beste Freund von mir /
die beste Freundin von mir という形で表しましょう。さきほどの "ein Freund
von mir" のときと同じように、「私の」という部分を "von mir" で表せばよいです。
→ "Er ist der beste Freund von mir."(彼は私の一番の親友だ)
「一番の親友」は通常は1人しかいません。もし「親友」ということだけを伝えた
ければ "Er ist ein guter Freund von mir."(彼は、私の良き友だちの1人だ)と
なります。
※ただし、日常的には、コロさんが書かれている "mein bester Freund" も「私の
親友」という意味で使われます。

従って、
 >「Er ist mein bester Freund.」
これで結構です。
 > 「複数いる恋人の中で、一番の恋人」と、誤解されてしまうのでしょうか?
「恋人」は "Freund/in" という一語で表されるのであって、"best" が付くとそれは
「恋人」ではなく「一番の親友」という意味です。そもそも、恋人が複数いるというこ
とは常識的には考えにくいので、そのような誤解はあまり起こりにくいと思われます。
(田中)

返信2 返信-2
 2004/9/22 (水) 02:31:13 - コロ - No.1095338838.2
とても丁寧に解説していただいてありがとうございました!

そうですね、落ち着いて考えてみれば最上級なのだから文法的には
定冠詞をつけなくてはいけませんでした。
でもmein bester Freundも使われることがあるのですね。
大変参考になりました。

現在は独学のため、周りに聞ける人がいないので
参考書でわからないとつまづいてしまうんです。
これからも調べてわからない部分があったらご教授ください。
本当にありがとうございました!

返信3 返信-3
 2006/5/9 (火) 17:08:46 - Shinji - No.1095338838.3
ein Freund von mir と einer meiner Freunde はどう違うのですか。Google では前者が後者の 10 倍近くありました。英語の a friend of mine と one of my friends に対応すると思いますが、使い分けはあるのでしょうか。

返信4 返信-4
 2006/5/12 (金) 09:30:51 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1095338838.4
> ein Freund von mir と einer meiner Freunde はどう違うのですか。

この形ですと使い分けはないでしょう。どちらも同じ意味になります。
ただし、結果的に同じになるだけであって、指し示し方は前者と後者で違います。
前者は [ein Freund [von mir]] という構造で、後者は [einer [meiner Freunde]] とい
う構造に分解できます。前者の von mir も、後者の meiner Freunde も(片方は前置詞
句、片方は2格名詞句という違いはありますが)「〜の」という所有関係を表しているの
はご承知のとおりです。すると、前者は「私に属するものの“集合”のうち、一人の友達」
を取り出しているのに対し、後者は「私のたくさんいる友達という“集合”の中から、ある
一人」を取り出していることになります。どちらも最終的にはあるひとつを取り出してい
るのですが、その取り出す集合(取り出したい対象のはいった“袋”)が違っています。

仮に、上記の2つの表現の Freund を alt (古くからの) という形容詞で修飾してみます:

(a) ein alter Freund von mir
(b) einer meiner alten Freunde

(a) のほうは、“わたし”には「古くからの友達」はただ一人しかいないかもしれません。
しかし (b) のほうは、“わたし”には「古くからの友達」は複数人おり、今回はその中か
らある一人を取り出した、、、ということになります。

ドイツ語の音素について 引用
  2006/5/6 (土) 02:39:25 - Shinji - No.1146850765
こんにちは。

Anthony Fox (1990) によると、ドイツ語の [pf] と [ts] は pfropf や zwei など語頭
で子音連続を形成できるので単一の音素と見なすのが良いが、[t∫] はほとんど語頭に立
たずまた他の子音ともつながらないので音素の連続 /t+∫/ と見なすのが良いとありま
す。一方、音素 /t∫/ を立てる説明も多く見かけます。これについてどう考えますか。
(Anthony Fox. 1990. The Structure of German. Oxford University Press. ISBN
0198158211. 日本語訳: 福本義憲訳, ドイツ語の構造, 三省堂. ISBN 4-385-35444-8)

http://en.wikipedia.org/wiki/German_phonology#Fortis-Lenis_Pairs では、硬音
(fortis)・軟音 (lenis) の対として、/p-b/, /t-d/, /k-g/, /s-z/, /∫-3/ が挙げられ
ています。北部の無声・有声の対立と、南部の有気・無気の対立を含めた言い方です。一
方、/f-v/ は、/v/ が常に有声音なので、硬軟の対ではないと書いてあります。しかし形
容詞 brav を考えると、/f/ と /v/ を組にするのが自然です。これについてどう考えま
すか。

返信1 返信-1
 2006/5/7 (日) 22:48:43 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1146850765.1
こんにちは。
単一の音素かどうかを調べるテストに Opposition というのがあります。これは「代替可
能性」を見るもので、いわゆる Ersatzprobe です。最小限に交代可能な音素の部分を単
一の(異なる)音素であると見るテストです。/pf/, /ts/, /t∫/ がそれ以上分解して他
の音素と代替不可能であれば、それらはその形でセットであり、それ以上は分解できな
い、つまりそれで単一音素だということがわかります。
 なお、/t∫/ はもともとドイツ語にはなく、外来語に見られる音のようですので事情が
違いますが、/pf/ と /ts/ が単一の音素であることは、歴史的にも見てとれますのでご
紹介します:
古高ドイツ語 (Althochdeutsch) の成立時、それまでのゴート語やアングロサクソン語な
どの古ゲルマン語からの音韻変遷が起こりました。【第二次子音推移】ないしは【古高ド
イツ語音韻推移】と呼ばれるものです。この子音推移では、pp → pf, tt → tz, kk → ch
などの子音重複に関する音韻推移が起こっています。
(例)<アングロサクソン語> appel → <古高ドイツ語> apful /pf/
   <古ザクセン語> settian → <古高ドイツ語> setzen /ts/
   <古ザクセン語> wekkian → <古高ドイツ語> wechan
/pf/ や /ts/ が、歴史的には二重連続子音から派生したものだということを考えると、
こえはこれ以上分解できない、これで単一の音素だということになります。
 /t∫/ はゲルマン語には本来はなかった音のようですので(例:Deutsch はラテ
ン語の theodiscus から来ている)、この観察ですと /t∫/ はどのようになるのかちょっ
と分かりませんので、Ersatzprobe のほうもやってみます。
 Pflock --- Block
 Pflug --- klug
 Pfropf --- Tropf --- trotz
/pf/ はこれ以上分解した形では代替不可能です。"Ptlock" とか "Trosf" など、/p/ と
/f/ は分解できません。従って、/pf/ は単一音素であるといえます。/ts/ も同様。
 rutschen --- rufen
 deutsch --- Deut
/t∫/ もこれ以上小さく分解して何かと代替可能というわけではなさそうです。
 一応、私としては、/pf/, /ts/, /t∫/ はいずれも同じ Affrikaten (破擦音) の単一音
素であると考えています。

/f/ と /v/ については、私も同意見で、対で考えてよいと思っています。
弁別素性 (distiktive Merkmale) としては、
  /f/: [+labial, +frikativ, -stimmhaft]
  /v/: [+labial, +frikativ, +stimmhaft]
で、有声と無声の対立を認めることができると思います。その具体例としては、挙げられ
ている brav --- ein braves Kind や、Motiv --- Motive
など。
よろしくお願いします。

返信2 返信-2
 2006/5/8 (月) 11:34:56 - Shinji - No.1146850765.2
ありがとうございます。du rutschst は /rUt∫st/ ですか。発音しづらいですね。また質問があります。denken の二つの e は [ε] と [∂] ですが(変な字ですみませんが、e の逆さです)、これらは相補分布なので、つづり通りに同一の音素と見なしたり、見なさなかったりします。これについてはどう考えますか。Danke の e は、つづりからすると [ε] よりむしろ [e:] と相補的だと思うので、独立させるほうが良いと思う一方、[∂] は対応する長母音が無いという点で例外的で、異音と見なすほうが美しいとも思います。もう一つ、ドイツ語の辞書を見ると、外来語には元の言語の発音が載っていますが、実際に維持されているのでしょうか。フランス語の鼻母音を本当に発音しているのですか。日本語では、外来語も必ず日本語化されますが。また、Dschungel の [dZ] は有声破擦音で例外的ですが、定着して一つの音素になったのでしょうか。

eindenken 引用
  2006/5/5 (金) 03:06:29 - Schiri - No.1146765989
こんにちは、

辞書に載っておらず、正確な意味がわからない単語があり、いくつか想像は付いているんですが
困っています。まず文を:

fuer mich ist es mittlerweile leichter Japanisch zu sprechen, als es zu
schreiben, oder zu lesen. Hum, ja, vielleicht ist es fuer Europaeer deshalb
schwerer, Japanisch zu lernen, weil wir uns erst in das Zeichensystem eindenken
muessen

タイトルにも書いたeindenken なんですが、この形では辞書に載っていませんでした。でもnet
検索にかけると結構でてきたのですが、割と使われる頻度は低くはないのですか?

einの項を調べると、目に付いたのがsich einleben 「住み慣れる」でした。これを参考にし
てここの部分は「文字体系に考え慣れなければならないので」でいいのでしょうか?
Zeichensystem がイマイチ訳しづらかったんですが、何が適当な訳でしょうか?

よろしくお願い致します。

返信1 返信-1
 2006/5/6 (土) 15:28:57 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1146765989.1
こんにちは。

> タイトルにも書いた eindenken なんですが、この形では辞書に載っていませんでした。

私も手元の辞書をいくつか見てみましたが、たしかに載っていないようですね。でも、一
冊だけ(Duden: Das grosse Woerterbuch der deutschen Sprache)、sich eindenken が
載っていました。

ein|den|ken, sich <unr. V.; hat>: sich vertraut machen, sich geistig aneignen;
sich hineindenken

ここに sich hineindenken が類義語として載っています。
そこで、他の辞書を見てみますと、たしかに eindenken は載っていなくても
hineindenken は載っています。ein- という接頭辞(ここでは分離前つづり)は、hin-
(こちらから向こう側へ)と her- (向こう側からこちら側へ)というものと組み合わせて
hinein-, herein- となるのはご存知のとおりです。

> でも net検索にかけると結構でてきたのですが、割と使われる頻度は低くはないのです
> か?

hineindenken を載せている辞書は eindenken は同義語なので敢えて載せていないのか、
それとも hineindenken のほうが(本来は)正しく、eindenken は口語でよく使われてい
るだけなのか、ちょっと分かりませんが、ネット上で使われている eindenken は
hineindenken と同じ意味で使われているはずなので、hineindenken はたいていの辞書に
も載っている語なのですから、eindenken も使用頻度が低くはないということが言えるか
もしれません。

> ein の項を調べると、目に付いたのが sich einleben 「住み慣れる」でした。これを
> 参考にして

前つづりの ein- は、「慣れる」という意味合いがあるわけではなく、基本は ein- は
in と同じですので、「〜の中に(向かって)」というのが語義です。
sich einleben の場合、「ある環境(新しい住環境など)に自らを入れて暮らしていく」
ということで、その場合、新しい環境に自分をうまく入れることができた状態が「住み慣
れた状態」だということです。他にも ein- には「ある方向への逸脱 (einbiegen な
ど)」や「破壊 (einschlagen など)」などと説明した辞書の記述(用法の分類)がありま
すが、ある路線Aから途中で路線Bへと“入”ればそれは「逸脱」を意味でき、またある物
体を“叩き込”めば、その物体は壊れるでしょう。ひとつの形態素 ein- にあまりたくさん
の語義を用意するのも不自然なので、出来る限り ein- の本質的な役割をまとめようとす
ると、結局は「〜の中に(向かって)入れる/入る」という語義に行き着くのではと思い
ます。(これは、別に、辞書の記載事項を批判するものではありません)

sich eindenken の場合も、“ある事柄に対して自らをその中へと入れ込む”(身を入れて
考える、深く思考をめぐらす)ということを意味しているはずです。その状態が恒常化す
れば、それはその事柄に“慣れた”“熟達した”ということにもなります(→ sich einleben
のように)。ですから、実際には、お書きになっているように「考えて慣れていく」とい
う解釈で良いと思います。元の語義と実用上の解釈をそれぞれおさえておけばよいと思い
ます。

> Zeichensystem がイマイチ訳しづらかったんですが、何が適当な訳でしょうか?

これは、(アルファベート体系ではない)かな・カナ・漢字の文字体系のことを指してい
ますので、たしかに「文字体系」としか訳せませんね。単純に「文字」と訳してしまって
も良いかもしれません。
→「(日本語の)文字に集中してこれはこの文字で、こっちはこの文字だ、、、と深く確
認しながら読まないといけない」(sich in das Zeichensystem eindenken)
でもまぁ、「文字体系」で意味は完全に理解できます。

返信2 返信-2
 2006/5/8 (月) 03:47:37 - Schiri - No.1146765989.2
ありがとうございます。

ein- 「入れる」という単純な意味から意訳されて「慣れる」ということになっていたんです
ね。 

シンプルな単語ほどいろいろな可能性があって、なかなか意味を汲み取るのが難しかったです。
でも元の語義とそれの解釈の仕方を説明していただき大変よく理解出来ました。

またよろしくお願いします。

Das Nibelungenlied ( 3-90 ) 引用
  2006/5/4 (木) 12:25:06 - Ssai-to - No.1146713106
お願いします。

3 Aventiure: Wie Siegfried nach Worms kam

90 Er ritt so nahe an sie heran, dass er die Helden und sie ihn sehen
konnten. Einer von ihnen sagte; "Hier kommt der starke Siegfried, der
Held aus Niederland." Es waren sehr merkwuerdige Dinge, die Siegfried
bei den Nibelungen wahrnahm.


彼すぐ近く 彼らへと
馬進めれば 彼彼ら
彼ら彼をば 見分け得り

一人の男 声上げり
「 やよや来たるぞ 兵(つわもの)の
ジークフリート かの勇士
ニーデルラントの 邦土から 」

不思議なること いろいろと
ジークフリート 彼らはの
ニベルンクのこと 気が付きぬ


※ > Es waren sehr merkwuerdige Dinge,… のところは、
 Es = Dinge だと思うのですが、数の一致には拘らなくて
良いのですか。( この辺はずーっと以前、一度お伺いした
ような気もするのですが、すみません。 )

返信1 返信-1
 2006/5/6 (土) 15:28:36 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1146713106.1
> ※ > Es waren sehr merkwuerdige Dinge,… のところは、
> Es = Dinge だと思うのですが、数の一致には拘らなくて
> 良いのですか。

この構文は【関係代名詞表現】の一種で、"Es ist A, der/die/das ..."(「...するのは
Aだ」)という構文です。この場合の関係代名詞の【先行詞】は es で、そこが普通の関
係節とは違うところです。(英語の "It is A that ... と似ている)

今回問題となっている文を、普通の関係節として解釈してみると「それは、ジークフリー
トがニーベルンゲンの国で経験したとても不思議な事柄だった」というようになり、
ちょっと意味が通りません。この場合には、むしろ、ジークフリートがニーベルンゲンの
国で男たちと出会った話はすでに登場しているのですから
(参考) Es waren sehr merkwuerdige Dinge.
だけで十分でしょう。es はそもそも直前までの状況すべてを受けているわけですから、
さらに関係代名詞で修飾する理由はありません。

そうではなくて、今回の文は、「ジークフリートがニーベルンゲンの国で経験したのは、
とても不思議な事柄だったのです」というように、
 es = [die Siegfried bei den Nibelungen wahrnahm]
と解釈する必要があります。この構文では、es は【関係代名詞の先行詞の es】と呼ば
れ、関係節はこの es にかかります。しかし、形の上では述語名詞の [sehr
merkwuerdige Dinge] と性・数が一致するという特徴があります。ちょっと変則的な「二
段構え」になっていますのでご注意ください。

es の実際の内容である [die Siegfried bei den Nibelungen wahrnahm] は形の上では述
語名詞に一致したものになっている(この文の関係代名詞である die は複数形4格)の
で、動詞も複数形にあわせた変化になります。

他にも、
"Es werden bald bessere Zeiten kommen" 「やがてもっとよい時代が来るだろう」
のように、【文法上の(形式上の)es】が立てられている場合も、動詞の変化は【実際上
の主語(ここでは bessere Zeiten)に応じたものになります。

以上のように、「Es (定動詞) 1格名詞」という構文になっているときは、es には定動
詞の人称・数変化を決める力はなく、1格名詞(=述語名詞や実際上の主語)のほうにあ
わせて動詞が変化するということにご注意ください。

返信2 返信-2
 2006/5/6 (土) 16:15:19 - Ssai-to - No.1146713106.2
解りました。では…

> 不思議なること いろいろと
> ジークフリート 彼らはの
> ニベルンクのこと 気が付きぬ

を、

ジークフリート 彼らはの
ニベルンクのこと 識るところ
数奇のことに ありたりつ


として見ましたが、良いですか。

返信3 返信-3
 2006/5/7 (日) 22:50:00 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1146713106.3
素敵な訳だと感じました

最も長い語 引用
  2006/4/25 (火) 15:43:16 - Shinji - No.1145947396
始めまして。最近ドイツ語の勉強を始めました。吉田光演先生がウェブで公開していたドイツ語 SOV 説を読んで興味を持ったためです。ウィキペディア英語版によると、ギネスブック掲載のドイツ語で一番長い語は Donaudampfschiffahrtselektrizit[ae]tenhauptbetriebswerkbauunterbeamtengesellschaft だそうです。この語で分からない部分があります。Donaudampfschiffahrtgesellschaft (DDSG) は現存するドナウ汽船会社という会社で、かつては公社でした。elektrizit[ae]ten は複数形ですか。電気事業くらいの意味でしょうか。werkbau も何か分かりません。unterbeamtengesellschaft は下級役人組合で良いでしょうか。

返信1 返信-1
 2006/4/26 (水) 17:10:26 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1145947396.1
こんにちは。

今回ご質問の語は、さすがギネスに認定されるだけあって、ものすごく長い語ですよね。
そのぶんだけ、語を分解するのは難しくなりますね。

この語を一番大きく分けている境目は、
Donaudampfschiffahrtselektrizitaetenhauptbetriebswerk|bauunterbeamtengesellschaf
です。

前半部分 Donaudampfschiffahrtselektrizitaetenhauptbetriebswerk は、さらに
Donaudampfschiffahrtselektrizitaeten|hauptbetriebswerk
と分解できます。Betriebswerk というのは (Betriebs)Werkstatt と同じ意味で「工場」
を意味します。Haupt- ですから一番大きな工場を指します。
Donaudampfschiffahrtselektrizitaeten は、ご指摘のとおり、「DDSG の電気事業部門」
を意味すると思います。ここまでで「ドナウ蒸気汽船電気部門のメイン工場」という意味
になるでしょう。
後半部分は、DDSG が公社だったことから、公務員としての Beamten の集まりです。公社
の社員なので Beamten となっていますが、いわゆるホワイトカラーではなく、実際的に
は Werkstatt の工員のことなのでしょう。Bau- とありますので、「組み立て・工事・建
設」などに関わる職種の人たちを指しています。さらにこの人たちは階層に応じて「上
級」と「下級」に分けられているのでしょう。従って、この後半部分全体で「工事部門の
下級官公吏組合」という感じのことがいわれていると思います。

全体を通して見てみると、前から後ろに向かってだんだん組織が絞り込まれていることが
分かります。
「ドナウ蒸気汽船会社」→「その電気事業部門」→「その中の工場のうち一番大きな工場」
→「そこで働く官公吏のうち下級の人たち」→「その人たちの組合」

なお、この語は、現行のドイツ語新正書法では "Schifffahrt" の部分が "f" を3つ使い
ますので、さらに1文字分長くなっていますので、記録更新でしょうか。

返信2 返信-2
 2006/4/27 (木) 04:29:52 - Shinji - No.1145947396.2
ありがとうございます!
そこで切れるとは思いませんでした。
日本語には「下級官吏」という言葉があるので、「ドナウ汽船電気事業本工場工事部門下級官吏
組合」と訳したいと思います。「官吏組合」が「管理組合」みたいですが。

返信3 返信-3
 2006/4/27 (木) 05:07:12 - Shinji - No.1145947396.3
ところで、複合語で s が入ったり入らなかったりしますが、何か規則があるのでしょうか。

返信4 返信-4
 2006/4/27 (木) 10:39:18 - Shinji - No.1145947396.4
Bauarbeiter という語があるんですね。これが建設作業員・土木作業員という意味で、公社なので Arbeiter の代わりに Beamte を使ったんですね。電気工場だから建設というよりは組立なので、「組立下級職員組合」が妥当ですね。

返信5 返信-5
 2006/4/27 (木) 12:34:30 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1145947396.5
> 複合語で s が入ったり入らなかったりしますが、何か規則があるのでしょうか

この問題は、母語話者ではない者にとっては本当に厄介ですね。ある程度までは文法書に
も規則が載っていますが、母語話者たちは直感でそれらを判断していますので、規則を追
いかけるのはとても難しいです。

この -s- のように、複合語をつなぐ記号 (Fugenzeichen) には、-s- の他、-es-,
-(e)n-, -e-, -er- などがあります。
(例) neu-er-dings, einig-er-massen
Sonne-n-schein, Frau-en-kirche

Duden Grammatik によれば、-s- が使われるのは、複合語の前部が -ling
(Saeugling-s-pflege), -tum (Altertum-s-forschung), -en (Schlafen-s-zeit), -at
(Magistrat-s-beamter), -um (Museum-s-besuch)の語尾で終わる名詞の場合、そして前部
が Ge- ではじまる語の場合で、一部の例外を除いて一音節名詞の後ろには来ない、-
heit, -keit, -ion などの後ろなどなど、いくつかの規則が列挙されています。
(Duden Bd.4 - Grammatik, 484ページ、第852項)

今回の語の場合、
・Schiffahrt-s-
・Elektrizitaet-en-
・Hauptbetrieb-s-werk
・Beamt-en-gesellschaft
のように、-s- と -en- が用いられていますが、その中で werk の後ろにだけ
Fugenzeichen が付いていません。Werk が複合語になるときに絶対に -s- が付かないわ
けではありません。(例)Werksleiter 「工場長」
しかし、Duden にもあるように、一音節語には -s- が付きにくいということから、付か
ないケースも多々あり、このギネスレコードの複合語でも werk には -s- が付いていな
いのかもしれません。

返信6 返信-6
 2006/4/28 (金) 20:41:38 - Shinji - No.1145947396.6
ありがとうございます。
> 今回の語の場合、
> ・Elektrizitaet-en-
> ・Beamt-en-gesellschaft
この -en は複数形ではなくつなぎなのですか。

返信7 返信-7
 2006/4/29 (土) 15:40:55 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1145947396.7
こんにちは。

> ・Elektrizitaet-en-
> ・Beamt-en-gesellschaft
> この -en は複数形ではなくつなぎなのですか。

Elektrizitaet-en- のほうは複数形の語尾ですね。つなぎ(繋辞)としては -itaet とい
う形態素の後ろには -s- が来ることになっているようです(ibid. 485ページ)。

Beamten のほうは、Beamte-n とすべきでした。Beamte のように形容詞変化をする名詞、
あるいは男性弱変化名詞(2格、3格、4格の変化語尾が -(e)n である名詞)には、-
(e)n- の繋辞を使うという規則があるようです(例:Kranke-n-haus, Hase-n-braten)。
そこで、Beamtengesellschaft は -n- という繋辞で Beamte と Gesellschaft が合成さ
れていると考えることができます(ibid. 483ページ、第850項)。しかし、複数形語尾と
同形であるため、区別するのは難しそうです。ひとまず Duden の記述に従った説明をし
ておきます。よろしくお願いします。

返信8 返信-8
 2006/5/6 (土) 00:02:47 - Shinji - No.1145947396.8
どうもありがとうございました。
ドイツ語を本格的に学ぶには Duden が必要なようですね。

無冠詞の用法について 引用
  2006/5/2 (火) 05:57:08 - ポロ - No.1146517029
お世話になります。

現在「いつ無冠詞で名詞を使えるのか」というところでつまづいています。

例えば「zu Beginn」「Ich habe Hunger.」などの決まった言い回しや
「Ich bin Student.」「vor Angst」「aus Freude」といった場合のみ無冠詞なのだと
思っていたのですが、先日下記の文章を見かけて以来、頭を悩ませています。

Die Taika-Reformen sind die gesamte Neuerung, bei der eine Reihe von Gesetzen
nach chinesischem Muster erlassen wurde.

という文なのですが、どうしてnach einem chinesischen Musterもしくは
nach chinesischen Musternとならないのでしょうか。

Sie hat laengst Unterrichtsschluss.
という文も、本に載ってるのだから無冠詞でいいのでしょうが、
もし私が自分でこの文を思いついて使うとすれば、定冠詞か不定冠詞にしようか
迷っていたところです。

更にもう一点不明なのですが、Ich habe Hunger.にgrossと付け足すと
Ich habe einen grossen Hunger.となるのでしょうか。それとも
Ich habe grossen Hunger.でしょうか。
Er ist Artzt.→Er ist ein guter Artzt.というのは分かるのですが
ドイツ人が話しているのをきくとgrossen Hungerと言っている気がします。

ヨーロッパ出身の友人たちに「日本人は冠詞が正しく使えない」と笑われると
非常に情けない気持ちになります。これは私がいつも不定冠詞を省いてしまうため
なのですが、そのうちムキになって何にでも定冠詞か不定冠詞を付けているうちに
今度はドイツ人から「そこは無冠詞だ」という指摘を受けるようになって
しまいました。(例えばIch habe eine Pause gemacht.ではなくて
Ich habe Pause gemacht.など)

冠詞に対する感覚はいつか身についてくるものなのでしょうか。
また、この辺りのことについて詳しく解説してある書籍などありますでしょうか。

よろしくお願いいたします。

返信1 返信-1
 2006/5/2 (火) 22:00:35 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1146517029.1
こんにちは。

「冠詞」の使用方法は、(私も含めて)日本人には分かりにくいですね。日本語には冠詞
がないので(「この」とか「あの」といった語はありますが、これらは冠詞というよりは
むしろ指示詞に近いと思います)、冠詞システムには直感が働きません。それでも慣れて
くると直感もついてくるとは思います。

不定冠詞がつくのに定冠詞のつく可能性のない名詞はありませんが、その反対、つまり定
冠詞はつけることができても不定冠詞はつけて使えない名詞はあります。【質量名詞
Massennomina】と呼ばれる(あるいは「物質名詞」と呼ばれることもある)名詞がそう
で、いわゆる不可算名詞といわれる名詞がそうです。質量名詞でも、なにか指示的に使え
たり、また唯一名詞 (Unikum) (Sonne, Mond など)は定冠詞をつけます。コミュニケー
ションにおいて、話者も聞き手もどちらもが「何を指しているかがわかる」からです。こ
れを「同定 (Identifikation)」という語を用いて「同定可能性」といいます。
 そこで、名詞が無冠詞で用いられるのは、質量名詞でかつ、指示性(同定可能性)のな
い場合です。
 質量名詞は、(質量を)増やしたら増やしただけ増え、減らしたらその分だけ減るとい
う性質を持つものです(これを「単調である (monoton)」といいます)。たとえば、水に
水を足してもそれは水に過ぎず、また水のかたまりから一部を差し引いてもやっぱり水の
まま(すべてが単調)です。一つの単語が質量名詞と同時に可算名詞になるものもありま
す。たとえば Arzt などは、個人としてみた場合には可算名詞であり、医者という個人を
2つに分けたらもはや存在できません(刑事事件になってしまう)。しかし集合的に見た
場合には医者の集まりから部分的に切り分けてもそれはやはり医者の部分集合であるはず
です。質量名詞は集合名詞のことでもあります。質量名詞(集合名詞)は普通複数形にで
きません。不可算だからです。たとえば、Ich habe drei Glas Wein getrunken. といえ
ば「同じグラスワインを2回おかわりして、合計3杯飲んだ」ということです。これは
「単調 (monoton)」の解釈なので、複数形にせず、同じものを3倍するだけ(drei
Glas)です。それに対し、グラスワインを可算的に見れば Ich habe drei Glaeser Wein
getrunken. のように Glaeser 複数形になります。これは別々の種類のワインを3種類
(たとえば赤ワイン、白ワイン、ロゼワイン)をそれぞれ1杯ずつ、合計3杯飲んだとい
う解釈になるでしょう。
 今回の例にあがっている Muster の場合も、ここでは中国の律令に関わる「規範は規
範」ですので、集合的というか抽象概念的な質量名詞になっています。もちろん Muster
には複数形がありますので、中国の規範と日本の規範を合わせたときは zwei Muster と
なりますが、ここでは「(大化の改新のモデルになった、中国の)規範」はそれ以上どの
ように切り分けても「均質な規範」ですので、物質名詞扱いになります。ですから、無冠
詞で使います。
 Arzt も「医者という職業の人の集合」ですので、Er ist guter Arzt. のように無冠詞
で使うことが多いです。ein をつけると(Er ist ein (guter) Arzt.) だと「医者のよう
なもの(〜的な)」という意味もでてくることがあります。
 他にあがっている、Beginn, Hunger, Student, Angst, Freude なども、どれも質量名
詞(集合名詞)です。そのため、無冠詞で使われます(※ドイツ語の場合)。また、慣用
句表現では冠詞がつかないという側面もあるので、多角的に観察する必要はありそうです。

> どうしてnach einem chinesischen Musterもしくは
> nach chinesischen Musternとならないのでしょうか。

ein- をつけたり、複数形にすると、中国には律令に関する規範がたくさん乱立している
ことになり、事実には合わないでしょう。ですから「概念的な Muster」を単数形で「均
質なもの」として解釈します。

> Ich habe Hunger.にgrossと付け足すと
> Ich habe einen grossen Hunger.となるのでしょうか。それとも
> Ich habe grossen Hunger.でしょうか。

元が Hunger と無冠詞ですので、形容詞をつけてもやはり無冠詞です。
(とはいえ、大部分の国名などは、普段は無冠詞ですが、形容詞で修飾されると定冠詞が
つきますが、これらは唯一名詞 (Unikum) であり、質量名詞ではないので別物です。
(例)Japan - das heutige Japan)

> 例えば Ich habe eine Pause gemacht.ではなくて
> Ich habe Pause gemacht.

Pause も「休憩(というもの)」という概念的な集合・質量名詞です。
eine Pause というように不定冠詞をつけると、それは個別の数えられる「休憩」にな
り、たとえば、 Ich habe alle 5 Minuten eine Pause gemacht. 「5分おきに休憩を一
回はさんだ」のような場合にはいけますが、そうでなければ無冠詞です。

今回紹介した分析は、「冠詞」を意味論 (Semantik)的に考察したものです。説明の仕方
は様々だと思います。また、「集合的な○○というもの」という表現は「総称表現
(generische Ausdruecke) 」などということもあり、似たような用語があるなぁという印
象をもたれるかもしれません。

冠詞の用法については、代表的なドイツの文法書にも載っているでしょうし(Duden な
ど)、もしご興味があれば
・『現代ドイツ言語学入門』(吉田・保坂/他、大修館書店)
という本もありますので、ご覧ください。

返信2 返信-2
 2006/5/3 (水) 05:37:22 - ポロ - No.1146517029.2
詳しくご説明いただきありがとうございました。

>たとえば Arzt などは、個人としてみた場合には可算名詞であり、医者という個人を
>2つに分けたらもはや存在できません(刑事事件になってしまう)。しかし集合的に
>見た
>場合には医者の集まりから部分的に切り分けてもそれはやはり医者の部分集合である
>はず
>です。質量名詞は集合名詞のことでもあります。質量名詞(集合名詞)は普通複数形
>にで
>きません。

胸のつかえがとれました!集合名詞と考えればよかったのですね。
刑事事件になってしまうと思って、そこがどうやらネックになっていたようです!
nach chinesischem Musterの件も納得がいきました。
今まで考え込んで無理に冠詞をつけていたのですが、思い返してみれば
ほとんどの場合不必要だった気がしてきました。

どうもありがとうございました!

インタビュー記事 引用
  2006/4/30 (日) 23:11:09 - Mai - No.1146406200
こんばんは。ナスターシャ・キンスキーのインタビュー記事を読んでいるのですが
最初でつまづいてしまいました。

Guten Appetit, Frau Kinski - Sie haben sich eben Ihre sprichwoertliche
Suppe bestellt...

「美味しく召し上がれ、キンスキーさん。−彼女は自分で、今しがた皆がよく知ってい
るスープを注文していた」と訳しました。
-Sie haben sich eben....ですが、Sie hatが正しいように思うのですが
どうしてhabenになるのでしょうか?
よろしくお願いします。

返信1 返信-1
 2006/5/1 (月) 00:04:32 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1146406200.1
こんばんは。

> Guten Appetit, Frau Kinski - Sie haben sich eben Ihre sprichwoertliche
> Suppe bestellt...

> Sie haben sich eben....ですが、Sie hatが正しいように思うのですが
> どうしてhabenになるのでしょうか?

この文章はインタビュー記事だということですので、Sie は Frau Kinski に対して話し
かけられている【2人称】だと思います。
「彼女」という意味の3人称単数(女性)の sie はたしかに文頭にあると大文字で書か
れますので Sie となり、「あなた」という意味の2人称敬称の Sie と区別がつかなく
なってしまいますが、ここでは "Frau Kinski, ..." とあるように、目の前のキンスキー
さんに向かって話しかけられていますので2人称敬称だと思われます。

このように、sie と Sie は非常にまぎらわしいですが、会話ではそもそも大文字や小文
字の区別はないわけですから文脈で「誰を指しているのか」を判別します。ここでも、同
じように文脈で判断するとそうなると思います。

(参考)
Sie (常に大文字ではじめる)= 2人称敬称 → Sie haben ...
sie (文頭に来るときを除いて、小文字)= 3人称単数(女性形) → sie hat ...
                  3人称複数(性別を問わない) → sie haben ...

返信2 返信-2
 2006/5/2 (火) 22:22:51 - Mai - No.1146406200.2
こんばんは。有難うございました。
キンスキーさんに話しかけている文だったのですね。
彼女の行動を説明してる文と勘違いしました。
失礼しました。

返信3 返信-3
 2006/5/2 (火) 23:53:19 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1146406200.3
こんばんは。
今、元の文を読み返してみて、もうひとつ Sie が sie とは違うヒントを見つけましたの
でご紹介します。

> Guten Appetit, Frau Kinski - Sie haben sich eben Ihre sprichwoertliche
> Suppe bestellt...

Ihre sprichwoertliche Suppe の Ihre に注目してください。Ihre であり、ihre ではな
いということから、敬称が用いられていることがわかりますね。つまり、文頭の Sie は
二人称敬称だということです。補足まで。

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