ドイツ語質問箱

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ページ 72 (711〜720)
Deutsche−Welleの利用 引用
  2006/3/26 (日) 17:04:24 - Aki - No.1143360168
こんにちは。
ある方の情報でDeutsche−Welleで
http://www.dw-world.de/dw/0,2142,265,00.html
左端の「Nachrichten」をクリックするとニュースの文章と、その文をゆっくりと読む音
声を聞けると聞いたのですが利用方法がよくわかりません。
「Nachrichtenをクリックし今度はTop-Thema mit Vokabeln (単語説明付きトップテー
マ) Langsam gesprochene Nachrichten(ゆっくりと話されているニュース)が出てき
ます」というのですがTop-Themaすら見当たりません。

それと「Deutsch lernen」のコーナーでGrundstufe(初級)、Mittelstufe(中級)などの
PDFのテキストは見れるのですが音声を聞くにはどうすればよいでしょうか?
音声のマークをクリックしてもダウンロードの表示のままで音は聞こえません。PDF
の上のMP3の音声マークでは音声は聞けないのでしょうか?既にRealPlayer
はダウンロード済みなのですが・・・。

お忙しいところ申し訳ありませんがお時間のある時に教えていただけませんでしょうか?
「Nachrichten」をクリックして次に○○が表示されるから、それをクリックというよ
うな簡単な説明で結構です。よろしくお願いします。

返信1 返信-1
 2006/3/26 (日) 19:49:03 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1143360168.1
こんにちは。DW に "Langsam gesprochene Nachrichten" のようなドイツ語学習に有用な
サービスがあるとは知りませんでした。貴重な情報をいただき、感謝しています。
 この "Langsam gesprochene Nachrichten" へのたどり着き方ですが、次のように行く
と行けるようです。

1. トップページ > 左端のメニューバー DEUTSCHLAND-INFOS の中の Deutschkurse を押す。
2. その中の DidAktuelles を押す。
3. その下位メニューの Nachrichten を押す。

そうすれば、"Langsam gesprochene Nachrichten" のページに行けます。ニュースは日付
ごとに並んでいます。"Hier finden Sie..." のリンク部分を押すと「読まれるテキス
ト」が表示(html)されます。また、音声ファイルは mp3 か real audio 形式で提供さ
れているようです。

> それと「Deutsch lernen」のコーナー
> 音声を聞くにはどうすればよいでしょうか?

DEUTSCHLAND-INFOS > Deutschkurse > Deutsch lernen のコーナーのことでよろしいで
しょうか。ここを見てみますと、Anfaenger (初習者), Fortgeschrittene (中級者) な
どという区分けがされているのを見つけました。意図されているのは別のコーナーかもし
れませんが、ここにもテーマごとに PDFファイルや MP3ファイルが用意されていますの
で、これを例にとります。テーマによっては PDFファイルしか用意されいていない単元も
あるようですが、MP3ファイルがあるものを見てみました。MP3ボタンを押すと、小さな
ウィンドウが別ウィンドウで開きますね。そこには音声ファイルを聞くための注意書きが
書いてあって、下部に "Download" と書かれたリンクがあります。このリンクを押すと、
自動でダウンロードが始まりますが、単に左クリックをしただけでは一時ファイルとして
ダウンロードされた後、自動で Real Player など(そのパソコンで標準使用する設定に
なっている音声再生ソフト)で音声が流れます。また、同じく "Download"リンクを、右
クリックして保存しておくこともできます。これだと、ストリーミング再生ではないの
で、いつでも好きなときにそのファイルを聴くことができます。その小ウィンドウに書か
れている注意書きにもそのような主旨のことが書かれています。
 また IE (Microsoft Internet Explorer)の場合、IE 5.0以上のバージョンのものがサ
ポートされているとも書かれています。私は Mozilla Firefox というブラウザを使って
いますが、このブラウザでも同じように正常にストリーミング再生もダウンロードもでき
ました。ダウンロード用小ウィンドウで "Download" と書かれたリンクを押しても音声が
再生されないのは、データサイズが 2MB以上のものが多いようなので、実はダウンロード
中であるがそのダウンロードに時間がかかっているため、再生開始が遅いので少し待って
みるか、ストリーミング再生をせずに、右クリックでデータを保存したのち再生するなど
してみてください。もしインターネット環境がモデムによるダイアルアップ接続をお使い
なら、2MB前後のファイルをダウンロードするのにはそこそこ時間がかかるでしょう。ブ
ロードバンド環境をお使いならば、2MB のファイルをダウンロードするのにはあまり時間
はかからないでしょうが、それでも状況により30秒ぐらいかかるかもしれませんので、30
秒ほど待ってみるのも手です。

返信2 返信-2
 2006/3/27 (月) 23:06:50 - Aki - No.1143360168.2
ありがとうございます!!!!

教えていただいた方法でゆっくりの音声でニュースが聞けました!!!

>Deutsch lernen のコーナーのことでよろしいで
>しょうか。ここを見てみますと、Anfaenger (初習者), Fortgeschrittene (中級者)
>などという区分けがされているのを見つけました。
すみません。このコーナーのことです。以前と名称が変更になっていたのに
確認もぜず失礼しました。
音声も聞けました。私のパソコンのインターネットの環境が遅く、ダウンロードして
3分程したら音声が流れてきてビックリしました。
嬉しいです。これで聞き取りなどの勉強ができます。
詳しく説明していただき有難うございました。
田中様に感謝し毎日勉強いたします!!!

アインシュタインはグロスフェルトではないか 引用
  2006/3/25 (土) 23:11:52 - 藤田伊織 - <mocfujita@aol.com> - No.1143295912
しばらく前に、Amusaの件でお世話になりました藤田です。あれ以来、NHKのラジオドイツ語
講座で勉強をしています。知らなかったことがわかってくるのは楽しいものです。質問した時に
は zu の意味も知らなかったことを思い出しますと、なんだか恥ずかしい気分です。
ところで、さらに僭越なことですが、音楽と不確定性原理の関係をうんぬんしていることもあっ
て、アインシュタインの相対性原理にも大変興味があります。
http://www.geocities.jp/imyfujita/wtcuncertainj.html
で、ふと、「アインシュタイン」という名前はどういう意味か、と思いました。ドイツ語の勉強
の成果ですぐにわかりました。「アイン」は「一」で「シュタイン」は「石」です。つまり、
「一石」さんです。バッハの場合には、ベートーベンが「小川」でなく音楽の「大海」だという
ようなことを、言ったと、読んだことがあります。そこで、アインシュタインは物理の「一石」
では、小さすぎるので、重力場からの連想で、「大きな場」、「大場」さん、「グロスフェル
ト」と呼んだらいいのではないか、と。こんなことを、過去に言った人がいるのでしょうか?

返信1 返信-1
 2006/3/26 (日) 19:18:20 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1143295912.1
こんにちは。ラジオ講座でドイツ語を続けて勉強されておられるのですね。この4月から
はまた新しい講師を迎えて新番組が始まりますね。2006年度のドイツ語講座(NHK
ラジオ講座)の講師である太田達也先生は、三修社から出ていた『基礎ドイツ語(Mein
Deutsch)』でもおなじみの先生ですね。

習いたてのころのあまり知っている語彙の数が多くなかった頃を思い出して恥ずかしいと
お思いになる必要はないですよ。むしろ、その頃と比較して今はどれだけ進歩したのか、
その進歩の大きさを再確認してみて、学習のますますのモティベーションとしてください。

ベートーベンが、バッハのことを、姓の Bach が意味するところの「小川」のような小さ
なものではなく「大海」である、と評したのは、なるほど機知に富んだ表現ですね。非常
に興味深いです。
ただ、アインシュタインのことを誰かが同じように一種の“言葉遊び”を使って、別の表現
で評価したような話は私は聞いたことがありません。ためしに、ウェブで "Einstein,
Grossfeld, genannt" のキーワード("Gross" は実際にはエスツェットを使用)で検索し
てみましたが、参考になるものは見つかりませんでした。鉱石としては、たしかに「石」
は「岩」などより小さいですが、「一石」と言っただけでは「(そのものの)大小」は直
接的には表現されていませんので、どんな“言い換え”が可能か、いろいろ工夫してみる価
値はありそうですね。「一石」のままでも、「アインシュタインは物理学の世界に対し、
衝撃的な一石を投じた」というような解釈もできるかもしれませんし、"Grossfeld" は機
知に富んだ言い換えのひとつの可能性ですね。
お役に立てずにすみません。
(貴サイト「音律の不確定性原理」は、専門的な内容を読む人にわかりやすく解説を施し
てくださっている素敵なサイトですね)

Das Nibelungenlied ( 3-80 ) 引用
  2006/3/18 (土) 09:15:47 - Ssai-to - No.1142640947
お願い致します。

3 Aventiure: Wie Siegfried nach Worms kam 

80 Der Koenig fragte sich verwundert, woher die strahlenden Recken in
ihren schimmernden Gewaendern und mit ihren prachtvollen, neuen,riesigen
Schilden wohl kommen moechten. Es stimmte Gunther verdriesslich, dass
niemand es ihm sagen konnte.


王不思議にて 問い給う
輝くばかりの 騎士達が
輝く衣装に 身を包み
とても見事な 新品の
盾持ちさても 何処(いずこ)より
一体全体 来べきかと

グンター機嫌 損ねたり
一人も応答 不可なりき


※ 第一文の wohl は、反語的に解釈して見ましたが良いですか。

返信1 返信-1
 2006/3/18 (土) 20:36:58 - Ssai-to - No.1142640947.1
> 盾持ちさても 何処(いずこ)より
> 一体全体 来べきかと

は、

盾持ちさても 何処(いずこ)より
好みも好んで 来(きた)るかと

の方が良いですか。

返信2 返信-2
 2006/3/18 (土) 23:38:23 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1142640947.2
こんにちは。

> ※ 第一文の wohl は、反語的に解釈して見ましたが良いですか。

このような副詞はニュアンスに関わるものですので、訳すのが難しいですね。
ここでは、見知らぬ騎士たち、しかし見るからに強そうなきらびやかな騎士たちが自分の
国に現れたことに対して、Gunther がどのように感じたのか、それが今後の詩節で明らか
になるまでは、現時点ではなんとも言えません。

ただ、ここで提案されている「反語的」なニュアンスは、たしかにありうると思います。
大国の王であるグンテル王としては、「どこの騎士団かは知らないが、なかなか勇猛な連
中が来たものだ。しかし、ここをどこの国だと思っている。私グンテルが治めるブルグン
ト国だぞ。さてどうする?」といったような、挑発的かつ自信に満ちた、余裕のある発言
をしているのかな、という印象がありますね。

このような印象が正しいとすれば、

> 盾持ちさても 何処(いずこ)より
> 好みも好んで 来(きた)るかと
> の方が良いですか。

この訳の提案は、グンテル王の「ブルグント国王としての威厳と自信」をよく表してある
表現だと思います。

返信3 返信-3
 2006/3/19 (日) 05:30:30 - Ssai-to - No.1142640947.3
有難う御座います。訳出の authorization を得て嬉しいです。

勇躍、次へと進みます。

固有名詞 引用
  2006/3/12 (日) 21:30:05 - macky - No.1142166481
こんにちは。
どうしてもわからないので教えてください。
たとえばgleichやaehnlichは、人の3格を用いますが、このとき、固有名詞だと、どの

うに表現したらいいでしょうか?
例)彼女は母親に似ている。
  Sie ist der Mutter aehnlich.
彼女はマリーに似ている。
  Sie ist Mary aehnlich.
  のように無冠詞でよいのでしょうか、それとも、 
  Sie ist der Mary aehnlich.
  のように、冠詞を作るのでしょうか?

返信1 返信-1
 2006/3/12 (日) 22:08:06 - Masatoshi Tanaka - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1142166481.1
> gleichやaehnlichは、人の3格を用いますが、このとき、固有名詞だと、
> どのように表現したらいいでしょうか?

> 彼女はマリーに似ている。
> Sie ist Mary aehnlich.
> のように無冠詞でよいのでしょうか、

はい、固有名詞のときは冠詞を伴いませんので、Mary も無冠詞の状態で3格として表現
することになります。

> Sie ist der Mary aehnlich.
> のように、冠詞を作るのでしょうか?

たしかに、固有名詞に冠詞をつける場合もありますが、これは稀で、また地域差や個人差
が関わってきます。裸の固有名詞に冠詞をつける必要はありません。ただし、

(参考) Sie sieht der jungen Mary aehnlich aus.

のように、固有名詞を形容詞で修飾する場合には、定冠詞をつけることが普通ですので、
このような場合には定冠詞つきで表します。

また、人名だけでなく地名なども、上述のことが当てはまります。

(例) Berlin sieht von den Atmosphaeren her Paris sehr aehnlich aus.
(例) Berlin sieht dem alten Paris aehnlich aus.
(これは例ですので、内容の真偽については無視してください)
都市名はほとんどの場合中性名詞です。

Das Nibelungenlied ( 3-79 ) 引用
  2006/3/9 (木) 09:23:41 - Ssai-to - No.1141863684
お願い致します。

3 Aventiure: Wie Siegfried nach Worms kam 

79 Nun war dem Koenig gemeldet worden, es seien stolze Ritter angekommen,
die helle Brustpanzer und herrliche Kleider truegen. Doch niemand im Land
der Burgunden kannte die Ankoemmlinge.


胸の鎧も 晴れやかに
装い見事 ならむべし
堂々の騎士 来訪の
取り次ぎ王いま 受け給う

如くはあれども ブルグンド
領内唯(ただ)の 誰一人
この新参者(もの)を 知らざりき


(1) 第一文の > Nun war dem Koenig gemeldet worden,… は
「 何々節 」というように呼称されるものですか。
(2) 第一文の > …, es seien stolze Ritter angekommen,… は
 接続法第T式 のようですが、接続法が文章全体の主文になることは
可能なのですか。
(3) 第一文の > …, die helle Brustpanzer und herrliche Kleider
truegen. は 接続法第U式 のようですが、どういう訳になりますか。

返信1 返信-1
 2006/3/9 (木) 15:09:10 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1141863684.1
Nun war dem Koenig gemeldet worden, es seien stolze Ritter angekommen,
die helle Brustpanzer und herrliche Kleider truegen. Doch niemand im Land
der Burgunden kannte die Ankoemmlinge.

こんにちは。全体の訳は問題ないと思います。今回の文法に関する質問について:

>(1) 第一文の > Nun war dem Koenig gemeldet worden,… は
> 「 何々節 」というように呼称されるものですか。

大きな区分でいえば、「受動態」と呼ばれる構文です。時制は過去完了形です。

>(2) 第一文の > …, es seien stolze Ritter angekommen,… は
> 接続法第T式 のようですが、接続法が文章全体の主文になることは
> 可能なのですか。

この "es seien ..." の部分は、本来ならば dass で導かれる【副文】です。しかし、こ
こでは dass が省略されています。どんな動詞でも可能なわけではないのですが、
melden, sagen, erzaehlen など「伝達」を意味するような動詞では dass が省略される
ことも多いです。ただし、dass を省略するということは、それが「伝達内容」であるこ
とが分かりにくくなるということですので、そこで、上記の "es seien..." のように
【接続法】を使って「間接話法」という表現形式を使うことで、それが melden (報告す
る)内容であることを明確にしてあります。

dass を省略しなければ、接続法にすることは必須ではありません。

→Nun war dem Koenig gemeldet worden, dass stolze Ritter angekommen waren.

従って、"es seinen..." の部分が、直接的に Nun war dem Koenig gemeldet worden と
いう主文の主語になっているわけではありません。たしかに、もし直接的に主語にしたい
のであれば、dass は必須です。

(参考) Dass es stolze Ritter [...] truegen, war nun dem Koenig gemeldet worden.

しかし、今は【副文】から dass が省略されているので、この表現形式は不可能です。
ですから、そうではなくて、次のように考えてください。

→ Nun war es dem Koenig gemeldet worden,
es seien stolze Ritter angekommen, die [...] truegen.

主文の中には、ちゃんと主語(仮主語)があって、それが省略されているだけ。そしてそ
の(省略はされているが)仮主語の本当の中身は副文である。。。というわけです。

なお、この受動態を能動文に直してみても同じです:

(参考)Man (=グンテル王の部下など) hatte es dem Koenig
gemeldet, es seien stolze Ritter [...] truegen.
 「グンテルの部下が“それ”を王に報告した。それは立派な騎士たちが[以下略]」
能動文では、es は仮目的語になっており、それが(dass が省略された)副文が示す内容
を受けます。

>(3) 第一文の > …, die helle Brustpanzer und herrliche Kleider
> truegen. は 接続法第U式 のようですが、どういう訳になりますか。

この部分も、(2)と同じく、melden の中身に関係していますので、まだ接続法(間接
話法)での表現が続いているのですね。厳密には、この問い(3)の部位は Ritter にか
かる関係節ですが、それでも全体として melden の具体的な中身だということで

[...] gemeldet worden, [meldenの内容/接続法=間接話法 es seien stolze Ritter,
die helle Brustpanzer und herrliche Kleider truegen]

なお、seien という接続法T式と、truegen という接続法U式のように、T式とU式が混在し
ていますが、どちらも「間接話法」の解釈で良いと思います。ご存知のように、「間接話
法」としては接続法T式のほうが好まれますが、tragen を接続法T式にしても、この場合
は主語が複数(stolze Ritter)ですので、tragen (つまり直接法と同じ変化)になって
しまい、それが接続法なのか直説法なのか区別がつきません。そのような動詞において
は、代わりに接続法U式を用いて“接続法T式の用法”を表すという手法が用いられます。

<tragen の変化>
○直説法
単数1人称 trage   複数1人称 tragen
  2人称 traegst    2人称 tragt
  3人称 traegt     3人称 tragen
○接続法T式
単数1人称 trage   複数1人称 tragen
  2人称 tragest    2人称 traget
  3人称 trage     3人称 tragen
○接続法U式
単数1人称 truege   複数1人称 truegen
  2人称 truegest    2人称 trueget
  3人称 truege     3人称 truegen

今回の部分では、青字で記したように、接続法T式を使っても直説法と区別がつきませ
ん。このような場合、接続法U式を使うという手段をとります。

訳は、普通に関係節部分を Ritter に関連づけて、「光輝く胸の鎧と華麗な衣装を身につ
けた立派な騎士たちが到着したということ(が、王に報告された)」

返信2 返信-2
 2006/3/11 (土) 08:25:15 - Ssai-to - No.1141863684.2
今回もまた、だいぶ込み入った文例の解説となり、お世話様です。

接続法も動詞の変化の関係で、工夫が必要だったのですね。
※ 訳出は OK を頂きましたので、次へ進みます。

分離動詞 引用
  2006/3/9 (木) 11:01:20 - SIRU - <VEZ02746@nifty.com> - No.1141869680
定年になってドイツ語の勉強を始めました。宜しくお願いします。
NHKラジオのドイツ語講座で3月8日の Schluesselsatz に
Ich habe vor mit Freunden verkleidet in die Stadt zu gehen.
という文があるのですが、分離前綴りの vor が文末にありません。
何も解説が無かったので余程私が初歩的なことを理解していないのだと思いますが、
教えて戴ければ幸甚です。

返信1 返信-1
 2006/3/9 (木) 15:31:16 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1141869680.1
はじめまして。こんにちは。ご質問をありがとうございます。
たしかに、「文」というのは先頭から「.」(Punkt) が打たれるまでを指すことが多いで
すが、実は「.」だけにとらわれてしまうと、

Ich stehe um 6 Uhr auf, rasiere mich, fruehstuecke um 7 Uhr und gehe um 8 Uhr
ins Buero.

などのように、「,」で区切っていくつもの“文”が並列されるような場合に、果たして文
末はどこ?ということになってしまいます。ですから、「文」というのは「,」で区切ら
れることもあると考える必要が出てきます。これは、

 主文, 副文.(例: Ich habe keinen Hunger, weil ich krank bin.)

というような構文にもいえることです。一つの“大きな文”を、「,」で区切って、小さく
「主文」「副文」などと細分化するわけです。

今回の動詞 vor|haben という動詞は、たしかに分離動詞ですので、分離前つづりの vor
は“文末”に来ないといけないですね。それを“主文の文末”に来ないといけないと考えてみ
ましょう。

 [主文 ich habe vor], [不定詞句 mit Freunden verkleidet in die Stadt zu gehen]

そうすると、vor はちゃんと“文末(ただし、主文の文末)”に来ているということがわか
ります。

なお、今回の表現の場合、【不定詞句】と呼ばれる部分が、ちょうど【副文】のような役
割をしています。vor|haben という動詞(「〜を予定している」)は、目的語が必要で、
普通なら

(例) Ich habe [目的語 eine Reise nach Deutschland] vor.

のように、目的語をとります。今回の表現では、

 Ich habe [なし] vor, [... in die Stadt zu gehen]

となっていますので、構文が見えにくいかもしれませんが、[なし] と書いた部分には
"es" という【代名詞】があり、それが【形式上の目的語】になっていると考えられま
す。この "es" は、あくまでも“形式的なもの”ですので、実体はありません。実体はどこ
かというと、それが【zu不定詞句】が示す内容です。さらに厄介なことに、最終的にはこ
の【形式上の目的語 es】は省略(脱落)してしまっています。

しかし、これで分かることは、|ich habe vor|という部分と、|mit Freunden
verkleidet in die Stadt zu gehen|という部分が、その間で一旦、少しだけ区切りがあ
るということです。これは|主文|,|副文|の構造です。ですから、前つづりの vor
は主文の中の“文末”においてください。

説明が不十分だったり、不明瞭でわかりにくいような場合には、折り返しご質問いただけ
れば幸いです。また、他にも何かありましたら、いつでもどうぞ。

返信2 返信-2
 2006/3/9 (木) 21:57:51 - SIRU - <VEZ02746@nifty.com> - No.1141869680.2
早々と又ご丁寧なご回答有難う御座いました。
ご回答の内容は完全に理解出来ました。
只私には不定詞句の部分が vorhaben の目的語として主文の一部のように見えてしまう
のですが、これはドイツ語に未だ慣れていないからなのでしょう。
もっと色々読んで慣れていきたいと思います。
大変有難う御座いました。今後共宜しくお願い致します。

返信3 返信-3
 2006/3/9 (木) 22:16:53 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1141869680.3
> 只私には不定詞句の部分が vorhaben の目的語として主文の一部のように見えてしまう

たしかにそうですね。主文の定動詞の目的語なのですから、主文の一部とも言えるかもし
れません。ただ、ここでは省略されているだけで、主文には本来は [es] という仮の目的
語がちゃんと含まれています。zu不定詞句は、それと関連づけられる句ではありますが、
あくまでも主文の中の目的語は "es" に譲るべきだと考えられるかもしれません。また、
zu不定詞句ではなく、dass副文で書き直しても同じことです。

(参考)
 Ich habe [es] vor, dass ich mit Freunden verkleidet in die Stadt gehe.

この場合も、主文の目的語は [es] が担っています。省略されてしまっているので説得力
がないですが…。そういう意味で、zu不定詞句の直前に一種の境界があり、前つづりの
vor がその境界線上に置かれているというわけです。

なお、今回の Schluesselsatz がそうなっている理由は以上の通りですが、実際には

(参考)
 Ich habe [es], mit Freunden verkleidet in die Stadt zu gehen, vor.

でも、間違いではありません。vor を先に言ってしまったほうが、文章の“座り”もよいの
で、前つづりをあまり後ろのほうまで先延ばししないほうが普通ではありますが。

返信4 返信-4
 2006/3/9 (木) 23:03:51 - SIRU - <VEZ02746@nifty.com> - No.1141869680.4
再度ご丁寧に有難う御座いました。
「座り」がよいという言葉で納得が出来ました。

Das Nibelungenlied ( 3-78 ) 引用
  2006/3/3 (金) 06:08:02 - Ssai-to - No.1141333132
お願い致します。

3 Aventiure: Wie Siegfried nach Worms kam 

78 "Sucht Ihr den Koenig? Den koennt Ihr treffen! In jenem weiten Saal
habe ich ihn zusammen mit seinen Helden gesehen. Geht nur dorthin!
Viele herrliche Gefolgsleute werdet Ihr dort bei ihm finden."


「 貴殿ら国王 お訪ねか
王には謁見 可能なり
あれなる広間に 騎士達を
従え在りき 我見たり

ささ彼処(かしこ)へぞ 参られよ
王の周りに 数多なる
きらめく精鋭 近衛らに
貴殿らそちらで 見えましょう 」


※ Koenig の代名詞は ihn や ihm となっていますが、王様でも
三人称の場合は敬称の Ihm, Ihn というのはないのですか。

返信1 返信-1
 2006/3/3 (金) 15:23:54 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1141333132.1
> ※ Koenig の代名詞は ihn や ihm となっていますが、王様でも
> 三人称の場合は敬称の Ihm, Ihn というのはないのですか。

たしかに、「敬称」表現は、3人称から派生していることが多いですね。諸説あります
が、「敬称」を使う相手は、自分から見れば“(心理的な)距離のある人”という気持ちが
働くことと関係していて、「3人称的」な“向こうの人”という表現がなされることが多い
ようです。

日本語の「あなた(貴方)」というのも、「向こう」を指す「山のあなた」に見られるよ
うな“あなた”が派生したものであるという説が有力です。
イタリア語でも、敬称(2人称)の人称代名詞 Lei や Loro は、動詞の変化は3人称の
扱いになります。
ドイツ語の敬称(2人称)の Sie も、3人称複数の sie から派生したものであると言わ
れています。(複数と単数の境界はこの意味では曖昧です。この Nibelungenlied でも、
2人称単数敬称として Ihr が使われていますが、これは現代ドイツ語ですと2人称複数
敬称です。単数と複数の機能が部分的に重なっています)。

このように、「敬まう相手(2人称)」は、3人称的な視点で“向こうにいる人”として理
解され、人称代名詞表現もそのように発達してきたといえます。

しかし、私の知識の範囲では、3人称敬称の人称代名詞を持つ言語はないのではないで
しょうか。敬称人称代名詞は2人称(1人称「自分」に対する相手)には存在しますが、
3人称の対象人物(対象物)を敬う場合には名詞表現を使うことになるのではないかと思
います。

アイヌ語には、4人称というのがあって、「風の神様」や「火の神様」を指すときは4人
称を使うようですが、この4人称は本来は「敬う相手と自分を含む複数」や「2人称敬
称」の意味合いの範囲内で使います。この4人称は、3人称敬称の意味で使われるという
よりは、「2人称敬称」で「火の神様」に呼びかけているとする解釈が一般的なようです。

ですから、ドイツ語でも、3人称単数の ihm/ihn に対して Ihm, Ihn というのは用意さ
れていません。もしも Er/Ihm/Ihn(順に1格/3格/4格)が敬称として機能するなら、
同じく3人称単数の女性形の Sie/Ihr/Sie(同上)も同じく敬称になり、これでは2人称
敬称の Sie/Ihnen/Sie(同上)と紛らわしくなりますので、また違った人称代名詞の発達
が見られたかもしれませんね。

日本語には3人称に対する敬称が少しはあるかもしれませんが(殿下、お客様、あの
(お)方など?)、これらは名詞に尊敬をこめた接辞(接頭辞や接尾辞など)を付けるの
であって、人称代名詞の敬称が問題になっているものではありませんし、「ご子息」「御
尊父・御母堂」なども、相手を敬うがゆえにその相手の身内を人たちを間接的に敬ってい
るので敬称は2人称へ働いていると考えられるでしょう。

der tapfere Koenig, der grosse Koenig, der geehrte Koenig など、その人物(やモ
ノ)を高く評価するような形容詞を添えて、名詞表現として表現する手法のほうが一般的
ではないかと思います。ですから、人称代名詞として用いる限りにおいては、たとえ偉大
な王であっても er/ihm/ihn と表現すれば十分であるということになります。

返信2 返信-2
 2006/3/4 (土) 08:58:40 - Ssai-to - No.1141333132.2
言語の発達の仕方は各民族さまざまで、いろいろな敬語の有り様があるのですね。

「 我が偉大なるグンター大王は、今朝は早くからお目覚めで、
[彼は]いま大広間にいらっしゃいます。[彼に]お茶をお出しして下さい。 」

と日本語にすると、やはりなんとなく落ち着かないのは、日本語と
独語との feeling の発達の仕方が違うからなのですね。

有難うございました。訳出の方に問題がなければ、次へ参ります。

jetzges Leiden 引用
  2006/2/28 (火) 22:23:30 - 悩める中年医師 - <misaki@tenriyorozu-hp.or.jp> - No.1141132767 - 返信コールON
始めまして。ドイツ語に親近感と興味はあるものの、普段は日本語と英語しか仕事に使わない生
活を送る医者です。ある医学雑誌に昔は医者もドイツ語交じりのカルテを書いていた、という話
題の随筆を投稿し、学生時代(約四半世紀前です)の耳からのうろ覚えで、「現病歴」のつもり
でタイトルのような綴りで書いたところ、jetziges Leidenと校正されました。辞書を引き、形
容詞の原形がjetzigだからそうかな、と一旦は納得したのですが。。。確か先輩医師はイェッ
チゲスではなくイェッツゲスライデンと発音していたはずと気になり、念のためその後インター
ネットで検索すると、ドイツ語で書かれた記事に沢山iの抜けた形が出ています。全部が綴り間
違いなのか、あるいは語呂の関係でiが脱落する現象があるのでしょうか。原形最後の閉音節にe
を含むある種の形容詞が人称活用語尾が付いたりや比較級になったりするときのように。
よろしくご教授ください。

返信1 返信-1
 2006/3/1 (水) 15:59:57 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1141132767.1
こんにちは。昔はドイツ語をまじえてカルテを書いておられたお医者様も、今は日本語と
英語しか使われないという話はよく聞いていましたが、本当なのですね。
でも、普段、看護学生にドイツ語を教えていると、2年生などは、「あ、その単語、研修
で聞いたことがある単語だ」と学生が叫んだりします。看護の現場で使われる隠語として
は、ドイツ語単語はまだまだ健在のようですね。いろいろあって忘れましたが、「ゲブ」
や「エント」や「キント」などを言っていました。

さて、jetziges Leiden についてですが、"jetzig" が正しい表記ですので、論文のよう
な場で書くときは正書法で書く必要があります。ですから、校正が入ったのでしょう。
ただし、"gestern" の形容詞形は "gestrig" であって、"gesterig" ではないので、2つ
目の [e] は脱落した形で定着しています(2音節→1音節化→ -ig の付加)。jetzt は初
めから1音節ですので、すんなりと(形容詞の原形としては)"jetzig" になりますが、
これが修飾語として使われると、ご指摘のように変化語尾がつき、"jetziges (Leiden)"
のように3音節になります。

ドイツ語の音韻ルールは、「強−弱−強−弱−強」の繰り返しですので、"jetziges"
は、最初の /e/ が「強」、残りの /i/ と /e/ が「弱−弱」になりますので、これを嫌
います。そこで、調音の際には "jetzges" というように [i] が脱落することがあります。

上で書いた "gestriges" も「強−弱−弱」ですので "gestrges" となることもありま
す。これで「強−弱」リズムを保っています。

調音の際は、このような「弱−弱」が重ならないように母音を脱落させますが、正書法で
は(書く際には)脱落させません。ウェブでたくさん見つかった "jetzges" の例は、くだ
けた場面で書かれているものや日常的な(カジュアルな)表現によるものであると思われ
ます。ですから、/i/ が脱落しているものもしていないものも、どちらも間違いというわ
けではなく、脱落させないのが正書法、脱落させるのはくだけた表現だということです。

> 原形最後の閉音節にeを含むある種の形容詞が人称活用語尾が付いたりや比較級に
> なったりするときのように。

ご指摘のような /e/ の脱落も同じ仕組みです。dunkel → ein dunk[e]les Bier 「強−弱」
behandeln → ich behand[e]le einen Patienten mit Penicillin... 「弱−強−弱」
など。

また、非分離動詞や-ieren型の動詞の過去分詞の最初に(その他の動詞のような)"ge-"
が付かないのも同じ原理によるものです。
fahren → (過去分詞) gefahren 「弱−強−弱」
an|kommen → angekommen 「強−弱−強−弱」
besuchen → (×) gebesucht「弱−弱−強」/(○) besucht 「弱−強」
telefonieren → (×) ge[telefo]niert 「弱−弱−強」/(○) [telefo]niert 「弱−強」

返信2 返信-2
 2006/3/2 (木) 00:01:46 - 悩める中年医師 - <misaki@tenriyorozu-hp.or.jp> - No.1141132767.2
なるほど、やはりそうなんですね。語調の関係で、少なくとも音声レベルでは強勢のない母音が
抜けることがありえると。しかし書き物としては、弱くしか発音されないあるいは脱落するよう
な母音も正式には綴るべきだと。これで、耳に残っていた先輩の発音と辞書レベルの正書法ある
いは編集者の校正とのずれが解決しました。どうもありがとうございました。

Das Nibelungenlied ( 3-77 ) 引用
  2006/2/27 (月) 09:37:07 - Ssai-to - No.1141000627
お願い致します。

3 Aventiure: Wie Siegfried nach Worms kam 

77 Wer darueber Bescheid weiss, wo ich den Koenig, den maechtigen
Gunther aus dem Land der Burgunden, treffen kann, der soll es mir
nicht verheimlichen, sondern sagen." Da gab ihm einer von ihnen,
der es genau wusste, die gewuenschte Auskunft.


何(いず)れの方や 御存知か
何処(いずこ)にありて 見(まみ)得んや
ブルグント領 の偉大なる
グンター王に これ匿(かく)す
べきはなし、さて 申されよ 」

そこなる一人 して出でつ
必要詳報 弁じおり


(1) 第一文の …, der soll es mir nicht verheimlichen,…
の der は何を受けているのですか。
(2) 第一文には何故疑問符がないのですか。
(3) 第二文では、 ihm=王子、 ihn=グンター王側の騎士、従者たち
 と取って良いですか。
(4) 第二文では、 es=die gewuenschte Auskunft ですか。

返信1 返信-1
 2006/2/27 (月) 19:51:08 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1141000627.1
こんにちは。全体的に【関係節】がたくさん埋め込まれているのでひとつの文が長く長く
なっていますね。関係節を取り除いて、文を構成する最小限の要素だけで文を確認するの
もひとつの手ですね。

>(1) 第一文の …, der soll es mir nicht verheimlichen,…
> の der は何を受けているのですか。

次の(2)の問いにも関係してきますが、ここでは、冒頭の wer が単なる【疑問詞】で
はなくて、【関係副詞】と呼ばれる働きをしています。普通の疑問詞ですと
(参考)Wer weiss daruerber Bescheid, [...]?
となり、動詞が2番目に来るという【主文】としての表現になります。
ところが、ここでは
(関係副詞節) Wer darueber Bescheid weiss, [...]
という構造になっており、定動詞(ここでは weiss)が後置されています。これは【副
文】の構造です。このような wer や was に導かれる副文は【関係副詞節】と呼ばれ、全
体として【名詞句】として扱われます。その特徴は、
1.定動詞後置(副文なので)
2.全体が名詞句扱い(全体で主語や目的語になる)
3.主語として扱われる場合、再度後ろで指示代名詞で受け直されることが多いが、この
指示代名詞は省略できる場合もある。

つまり、細部は無視すると、今回の第一文は、
→ [Wer darueber Bescheid weiss], der soll es mir sagen.
となります。der は、wer節(主語)をもう一度受けなおして、der soll es mir
sagen と次の文(主文)にスムーズに受け渡す働きをしています。
→「(〜のことを)知っている者、その者は私にそれを隠さず教えてもらいたい」

(補足:関係副詞の例)
 Wer nach Deutschland reisen moechte, (der) soll Deutsch lernen.
 (※受け渡しの der は省略可)
 Jemand soll Deutsch lernen, wer nach Deutschland reisen moechte.
 Was ich noch haben moechte, (das) ist deine Liebe.
 (※受け渡しの das は省略可)
 Deine Liebe ist etwas, was ich noch haben moechte.
 Wen Deutschland interessiert, (den) kann ich Deutsch lehren.
 (※受け渡しの den は省略可)
 Ich kann jemanden Deutsch lehren, wen Deutschland interessiert.

これらの【関係副詞】は、何らかの先行詞(jemand- や etwas など)や受け渡し指示代
名詞(der, das. den など)などと何らかの“関係づけ”がなされます。

>(2) 第一文には何故疑問符がないのですか。

(1)で書いたとおり、ここでは「疑問文」ではなく、「関係節(の一種である関係副
詞節」が表現されています。

>(3) 第二文では、 ihm=王子、ihnen=グンター王側の
> 騎士、従者たち と取って良いですか。

はい、それで良いと思います(上記、赤字は訂正)。

>(4) 第二文では、 es=die gewuenschte Auskunft ですか。

内容的には結局のところそのようになりますが、文法的には、まずは es = 第一文の
darueber が受ける内容です。
というのは、ここでは [der es genau wusste] という関係節が入りこんでいるので分か
りにくいですが、この部分を除けば、

Da gab ihm einer von ihnen die gewuenschte Auskunft.

という文になり、主語 einer von ihnen、間接目的語 ihm、直接目的語 die gewuenschte
Auskunft です。これがこの文を構成する“最小の部品”ということになります。
ここで問題になっている es は、この中の einer von ihnen (もっと言えば einer)を
修飾する関係節 der es genau wusste の中に“埋め込まれた”ものですので、直接的には
die gewuenschte Auskunft と同じレベルにはありません。階層が違うという感じでとら
えることができるかもしれません。

以上は、文法的な側面から見た説明で、もちろん内容(意味的)には、es の指す内容と
die gewuenschte Auskunft の指す内容は同じだと思われます。

返信2 返信-2
 2006/2/28 (火) 05:31:48 - Ssai-to - No.1141000627.2
今回も大分込み入っていたのですね。解りました、
有難う御座います。

訳出の方は、何とか合っていそうな気がしますが、
これで良いようでしたら、次へ進みます。

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