ドイツ語質問箱

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ページ 73 (721〜730)
合成語? 引用
  2008/8/10 (日) 12:26:20 - ken - No.1218338740
お教え下さい。
フランス人の書いたある本にドイツ語の合成語の例として、
以下の単語(のような文字列)が示されていました。

要素らしきものに分解して独和で調べたり、また全体をgoogleなどで
検索しましたがどうもよくわかりません。
(私はドイツ語の知識はほとんどありません。)

Oberzahnratbahnratführer

というのがその単語です。
よろしくお願いいたします。

返信1 返信-1
 2008/8/10 (日) 17:31:06 - 田中雅敏 - <mail@x-seminar.net> - No.1218338740.1
こんにちは。ご質問ありがとうございました。

お読みになった書籍では「ドイツ語の合成語」のどのような側面が触れられていたのか非
常に気になるところですが、「ドイツ語の合成語(複合語)」の性質のうち特筆すべき点
のひとつはその「生産性の高さ」でしょう。実在する(つまり人工的に作ったものではな
い)複合語の中で一番長いものは

Donaudampfschiffahrtselektrizitätenhauptbetriebswerkbauunterbeamtengesellschaft
(ドナウ汽船電気事業本工場工事部門下級官吏組合)

であるといわれています。

さて、今回お尋ねのあった複合語 : Oberzahnratbahnratführer については、分解して考
えてみると、次のようになりますが、全体としては具体的にどのようなものを指している
のかはわかりません。

Ober : 上の、高地の、上級の
Zahn : 歯
Rad : 車輪・自転車 (※)
→ Zahnrad : 歯車
Bahn :軌道・鉄道
→ Zahnradbahn : 歯車で動く鉄道(専門的には「歯軌条式鉄道」というようです)
Führer : ガイド(ブック)
→ Radführer : サイクリングのためのガイド(ブック)

(※) Rat という名詞も別に存在しますが(意味は「助言・忠告」)、意味を考えると Rad
のほうであると思われます。Rat も Rad も発音は同じですので、発音どおりに Rad を
Rat と書いてしまう誤りは少なくありません。しかし、Rat と Rad は別物です。

Ober- がどのように結び付くのか判断が難しいです(次の a) の解釈か、b) の解釈か)。
a) Oberzahnradbahn : 高地歯軌条式鉄道
b) Oberradführer : 上級ガイド(ブック)

b) の場合には、[Zahnradbahnradfüher] がひとかたまりになります。
また、Oberzahn という単語は別にあります(「(口の中の)上歯」)が、鉄道と関係な
くなるので、Oberzahn で単語を切ってしまうのではないのではないかと判断しました。

Radführer は、通常は Rad が「自転車」を意味することから、「サイクリングガイド」
となりますが、ここでは Rad は Zahnrad を指しているかもしれませんので、「歯車ガイ
ド」かもしれません。

上述のように、Ober- がどこにつくのかは難しいので置いておいて、全体としては次のよ
うな可能性が考えられるのではないでしょうか:

1) 歯軌条式鉄道会社(が発行する)サイクリングガイド
2) 歯軌条式鉄道の歯車ガイド

この複合語が Google でヒットしないということは、実在する単語ではないかもしれませ
んし、非常に多義的な名詞の集まりですので(それがこの複合語の面白さだとい
えます)、この複合語が具体的にどのようなものを指しているのかは、これ以上わかりま
せんが、参考になれば幸いです。

返信3 返信-3
 2008/8/10 (日) 21:16:24 - ken - No.1218338740.3
田中先生、さっそくのご回答、しかも詳しく丹念なご説明をいただき、恐縮しておりま
す。
 具体的に述べず申し訳ありませんが、私が話題にしていた本は言語一般について
述べているもので、そのなかで合成語への言及があり、いきなり(と私には思われ
ます)、ドイツ語のこの例が示されておりました。
 先生のような専門家でも判断に迷われる部分を含んでいるのですから、この本の
一般的読者である普通のフランス人にはちんぷんかんぷんでしょう。著者はあまり
親切でなく、この単語のフランス語での説明をつけておりません。
 読者に単に何か長いおまじないのような単語(フランス語はよくハイフンを用いて
単語を合成するので要素がはっきり分かるのですが。)という印象を与えるという
つもりなのかもれません。

 夏休みとは言え、研究ほか貴重なお時間を割いていただき、ほんとうにありがとう
ございます。

失礼いたします。

分離動詞とその他 引用
  2008/7/5 (土) 21:57:43 - ふじい - <メール送信> - No.1215262663
いつもお世話になっています。また、テレビを見ていての素朴な質問です。@「出発しな
さい。」Losfahren Sie!と犯人は拳銃をつきつけて、人質に自動車を発車させるシーンが
ありましたが、Fahren Sie los! と全く同じと考えて良いのでしょうか。A番組にKDDと
いうのがあり、Kriminaldauerdienstという字幕が出てきますが、この場合は合成語とし
てどう訳されているのでしょうか。B日常会話のなかで、Und?とよく言いますが相手に
答えを求めるような場合に使うのでしょうか。

返信1 返信-1
 2008/7/6 (日) 14:41:51 - 田中雅敏 - <mail@X-seminar.net> - No.1215262663.1
こんにちは。書き込みありがとうございました。

> @「出発しなさい。」Losfahren Sie!と犯人は拳銃をつきつけて、人質に
> 自動車を発車させるシーンがありましたが、Fahren Sie los! と全く同じと
> 考えて良いのでしょうか。

この状況のように「緊急の場面」では,動詞は原形(不定形)で用いられることが普通で
す。一刻を争うときに,動詞を定形にしていては危険ですし,分離動詞をいちいち分離さ
せていては,その間により深刻な事態になってしまうかもしれないでしょう。同様のこと
に,Hilfe! や Feuer! などの名詞を単独で用いる表現もあり,これも同じ種類の,緊急
事態の表現といえます。上記の場面では,犯人は早く車を発進させないと,追手に追いつ
かれるかもしれないという心理から,緊急の表現を用いているのだと考えられます。
 ですから,この文が言わんとしていることは,たしかに Fahren Sie los! と同じなの
ですが,その緊迫性が違うといえます。

> A番組にKDDというのがあり、Kriminaldauerdienstという字幕が出てきますが、
> この場合は合成語としてどう訳されているのでしょうか。

語を分解すると kriminal, Dauer, Dienst ですね。
それぞれ順に,「刑事上の,犯罪の」「長期にわたる継続性」「業務,任務」の意味です
ので,「犯罪捜査に関わる長期継続的な任務」という感じになるでしょうか。
語の合成を見てみますと
[ kriminal + [ Dauer + Dienst ]]
となっていますので,まずは「いろいろな業務・任務」には,短期のものと長期のものが
あって,ここでは「長期のほう」である → 「長期の任務」
そして,その「長期の任務」とは,ここでは「刑事事件に関わるもの」である
という成り立ちになっていると考えられます。
 念のため,[[ kriminal + Dauer ] + Dienst ] の合成の可能性も考えないといけませ
んが,「『犯罪上の継続期間』に関わる任務」というのはイメージがわきません。「長期
にわたる犯罪事件」という意味なら,Dauerkriminalfall のようになるのではないかと思
います。
 実際,この番組 (KDD) をご覧になってみて,いかがでしょうか。一時的な刑事捜査で
はなく,長期・永続的な刑事捜査を行っている内容になっているのでしょうか。私にはこ
れ以上の判断材料がありませんので,推測にとどめますが,[ kriminal + [ Dauer +
Dienst ]] の成り立ちのほうが自然かと思います。

> B日常会話のなかで、Und?とよく言いますが相手に答えを求めるような場合に
> 使うのでしょうか。

たしかに,多くの場合,Und? と促すと,相手はさらにそれに続けたり,答えを返してく
れたりします。これは,相手が,こちらの Und? という発言から,「こちらが続きを聞き
たがっている」「自分の話に関心を示してくれている」ということに気づいてくれて,こ
ちらの意図に沿う形で応答してくれるからで,非常に円滑なコミュニケーションになって
います。ただし,相手の応答を期待しない,いわば「捨て台詞」のような Na und? とい
う表現もあります。これは,相手の言ったことに対して,「それで?それがどうしたとい
うのさ。何か文句あるの?」といったニュアンスになり,相手はそれに対して反論するこ
ともあれば,もうそれで黙ってしまう場合もあります。

返信2 返信-2
 2008/7/12 (土) 16:30:50 - ふじい - <メール送信> - No.1215262663.2
今回もお忙しい中、ご回答いただき有難うございました。辞書・文法書にものっていない
ことは、たくさんありますね。先生の松山でのますますのご活躍を期待するとともに、こ
の質問箱の継続もよろしくお願いします。

初めまして★ 引用
  2008/4/15 (火) 09:16:14 - そら - <メール送信> - No.1208218575
サイトで検索して見つけました。そらです。
つい最近ドイツ語の勉強を始めました。
近くに先生がいないので、誰にも質問できず困っています。お願いします。

<<複数形>>
Die kirche ist alt. → Die kirchen hier sind alt.

と、テキストに載っていました。
どうして複数形になると、hierがつくのですか??
また、必ずつくのでしょうか??

宜しくお願いしますっ

返信1 返信-1
 2008/4/15 (火) 17:14:06 - 田中雅敏 - <mail@X-seminar.net> - No.1208218575.1
こんにちは。ご質問ありがとうございました。

> Die kirche ist alt. → Die kirchen hier sind alt.
> と、テキストに載っていました。
> どうして複数形になると、hierがつくのですか??

名詞の複数形の文法としては、hier が付く・付かないは直接関係してきません。複数形
は、Kirche → Kirchen という部分で明示されています。

hier が付いているのは、複数形では(当然ですが)指示対象(どの教会を指しているの
か)が複数個あります。教会は世界中に多数あるわけですから、Die Kirchen sind alt.
だけでは、「そりゃ、世界は広いんだから、古い教会もあれば、新しい教会もあるだろ
う」ということになってしまい、あまり(文脈的に)意味をなしません(わかりきってい
ることを述べているだけ)。また、聞き手も、複数形で指された教会がどことどことどこ
のものなのか、話し手の意図をつかみきれません。
そこで、hier を添えてやることで、ここ(話し手と聞き手が立っている場所を中心とし
た一定の区域)に存在する教会は古いものばかりだということが明確になります。

なお、定冠詞がついた単数形は、それ自体ですでにどの教会を指しているのか特定されて
いますので、hier を添えなくても指示対象がわかります(逆にいうと、話し手がどの教
会を指しているのかが聞き手がわからない状況では、話し手は定冠詞つきの die Kirche
とは言えないということでもあります)。

> また、必ずつくのでしょうか??

上述のように、hier などの副詞を添えるのは、指示対象が複数個にわたってしまうもの
をある程度範囲を狭めて指し示すためですので、なにも hier だけが望ましいわけではあ
りません。dort でも in Nagasaki でも in Berlin und in Paris でも、指示対象を狭め
る(定義する)ことができる副詞を添えれば、それだけで良いのです。ですから、もちろ
ん文脈によってはこのような副詞がなくても問題ありません。

参考になれば幸いです。

返信2 返信-2
 2008/4/16 (水) 01:05:20 - そら - <メール送信> - No.1208218575.2
ありがとうございますっ!!
とても詳しく教えて頂いて、よく分かりました。

やはり独学だと、あやふやな部分が沢山でてきてしまいます・・・。
なので、またお世話になるかもしれません。
宜しくお願いしますっ

固有名詞を説明する場合の関係代名詞 引用
  2008/3/23 (日) 8:52:54 - ふじい - <kf1610@apost.plala.or.jp> - No.1206264214
田中先生、また質問させていただきます。

@関係代名詞は通常男性名詞を説明する場合は、derという風にその名詞によって決まっ
 てきますが、固有名詞の場合はどうなるのでしょうか。例えば、会話の中で話す場合
 Die Gustloff, die im Dritte Reich gebaut wurde, ist 1945 in die Ostsee
 gesunken.(又は auf den Boden der Ostsee.) 本来 das Schiff なのでdasなので
 しょうが…
A沈没はuntergehen又はsinkenを使用していいのでしょうか。又その場合に使用する
 前置詞は同じでしょうか。
B避難民という単語でFlüchtlingという単語がありますがFlüchteteと全く同じなのでし
 ょうか。単に動詞が「…民」という風に名詞化されているだけでしょうか。
これは先日ZDFで放送されていた、1945年1月末にソビエト軍に包囲された東プロイセンの
ケーニヒスベルクからの脱出映画を見て質問です。単に沈没による犠牲者が9000人超とい
う数字だけの問題ではなく、歴史・社会的背景を考える上で興味深い番組でした。

返信1 返信-1
 2008/3/23 (日) 18:25:35 - 田中雅敏 - <deutsch@deutsch-aktiv.info> - No.1206264214.1
こんにちは。

> @関係代名詞は通常男性名詞を説明する場合は、derという風にその名詞によって
> 決まってきますが、固有名詞の場合はどうなるのでしょうか。
> Die Gustloff, die im Dritte Reich gebaut wurde, ist 1945 in die Ostsee
> gesunken.(又は auf den Boden der Ostsee.)
> 本来 das Schiff なのでdasなのでしょうが…

船の名前は、日本では「□□丸」のように男性を連想させる名前を付けるのが常になってい
ますが、欧米では Queen Elisabeth II 号や Santa Maria 号のように女性の名前をつけ
る習慣があります。ですから、船を名前を固有名詞で使う場合、形容詞や関係代名詞で修
飾したければ定冠詞を付けますが、そのときは女性名詞扱いにします。これは「船」とい
う一般名詞が中性名詞 (das Schiff) であるのとは別の話です。
 同様に、都市名も、「都市/町」という一般名詞は女性名詞 (die Stadt) ですが、固有
名詞で都市名を使う場合で形容詞などで修飾する場合には、たいてい中性名詞扱いになり
ます (例: das kalte Berlin)。これは国名にも共通しますが、ほとんどの都市・国名は
中性名詞です (das alte Japan, das warme Hamburg など)。Hamburg は、Burg (女性名
詞) を形態に持ちますが、それでも中性名詞扱いです。通常、これらの固有名詞は無冠詞
で使いますが、無冠詞で使う都市・国名は中性名詞だと考えることもできます。そうすれ
ば、逆に、中性名詞ではない都市・国名だけ常に定冠詞を付けて使用する (例: der
Iran, die Türkei, die Schweiz ...) とも考えることができます。

> A沈没はuntergehen又はsinkenを使用していいのでしょうか。又その場合に使用する
> 前置詞は同じでしょうか。

独独辞典の定義によれば (以下、参照)、untergehen は sinken よりもより広い意味で
「沈む」という意味合いで使えるようです。sinken を「沈む」という意味で使うときに
は「自らの力によらず、ゆっくりと下に位置を変えていくこと」という意味で、
untergehen は、反対にたとえば潜水艦のように自らの動力で海面下に沈むときにも使い
ます。ただ、untergehen は広い意味で (動力の有無に関わらず) 沈むことを表せますの
で、その意味ではどちらを使うこともできます。
 また、そのときに使用する前置詞についてですが、一般的には untergehen のときには
前置詞句を使用せずに、単純な自動詞で表すことが多いです (Das Schiff geht
unter.)。他方、sinken は前置詞句 (auf, unter, in など) を伴います (Das Schiff
sinkt unter die Wasseroberfläche.)。

--- 参考 (aus: BERTELSMANN Wörterbuch) ---
un|ter|ge|hen 1 unter den Horizont sinken; die Sonne geht unter
2 unter die Wasseroberfläche sinken; ein Schiff, ein Ertrinkender geht unter
3 getötet, vernichtet, zerstört werden; ein Volk, eine Kultur, ein Reich
geht unter
4 verhallen; sein Ruf ging im Lärm der Flugzeuge unter; seine Rede ging
in der allgemeinen Unruhe unter

sin|ken 1 sich ohne eigene Kraft nach unten bewegen, nach unten
gleiten, langsam fallen; zu Boden s.; in die Knie s. sich langsam auf die Knie
niederlassen; das Schiff ist gesunken; die Sonne sinkt die Sonne nähert sich
dem Horizont; auf einen Sessel s.; jmdm. in die Arme s.; ich sinke abends ins
Bett ich gehe abends sehr erschöpft zu Bett; moralisch s. in zunehmendem Maße
sich moralisch nicht einwandfrei verhalten
2 geringer werden; sein Ansehen ist gesunken; die Preise s.; der Wert
des Geldes sinkt; sein Fieber ist endlich gesunken
3 niedriger werden; der Wasserstand sinkt
4 einen niedrigeren Stand anzeigen; das Barometer, Thermometer sinkt
-------------------------------------------------

> B避難民という単語でFlüchtlingという単語がありますがFlüchteteと全く同じなので
> しょうか。単に動詞が「…民」という風に名詞化されているだけでしょうか。

同じ意味を持ちえますが、"全く"同じではないと思います。Flüchtling には「避難・逃
亡中の人」及び「避難・逃亡してしまった人」のどちらも意味もあります (いわゆる、現
在分詞と過去分詞に対応)。これを分詞で表すと、前者(「避難・逃亡中の人」)は
Flüchtende であり、後者(「避難・逃亡してしまった人」)は Flüchtete です。つま
り、Flüchtete が指しているのは Flüchtling が持つ意味の一部にすぎません。

> これは先日ZDFで放送されていた、1945年1月末にソビエト軍に包囲された東プロイセン
> のケーニヒスベルクからの脱出映画を見て質問です。単に沈没による犠牲者が9000人
> 超という数字だけの問題ではなく、歴史・社会的背景を考える上で興味深い番組でした

これは、ZDF の Mediathek で配信されているものをご覧になったのでしょうか。それと
も、実際にテレビ放送 (またはその録画) をご覧になったのでしょうか。もし Mediathek
の配信なのでしたら、この Mediathek は本格的に番組を視聴することができるすごい
サービスですね。

返信2 返信-2
 2008/3/24 (月) 15:55:50 - ふじい - <kf1610@apost.plala.or.jp> - No.1206264214.2
先生、早速の回答有難うございます。いつも非常に助かります。これもご指摘のとおり
Mediathekなのです。ただ、本国と全く同じ日に必ず見られるようになっていないのが残
念です。(つまり配信されない週もあります。)パソコンの回線も更に改良されなければ
ハイビジョン並にはなりませんし…話は変わりますがそろそろ独独辞典が必要かと思って
いますが、Langenscheid等が良いのでしょうか。お勧めのものがありましたらお教え下さ
いませ。

返信3 返信-3
 2008/3/25 (火) 01:34:11 - 田中雅敏 - <deutsch@deutsch-aktiv.info> - No.1206264214.3
こんにちは。

> これもご指摘のとおりMediathekなのです。

配信されない週もあるとのことですが、それでもこれほど充実したコンテンツを配信して
くれるサービスも珍しいですので、この Mediathek を利用しない手はないですね。

> そろそろ独独辞典が必要かと思っていますが、Langenscheid等が良いのでしょうか

そうですね、Langenscheid が有名ですね。
その他には、Max Hueber Wörterbuch Deutsch als Fremdsprache が、初級〜中級向けの
コンパクト辞典で、使い勝手が良いです。
あと、Duden Deutsches Universalwörterbuch というものあり、収録数が多く重宝します
が、旧正書法に触れられていませんので、正書法の観点で使用者によって好みが分かれる
ようです。

代名詞について… 引用
  2008/3/6 (木) 13:22:54 - らんらん - <メール送信> - No.1204777374 - 返信コールON
こんにちわ。
二度目の質問をさせていただきますが、またもや、何を今更…ということなのですが、ず
っとはっきりと理解できずに、気になっていることなのです。
 
例文を、辞書から書き出しますが、
Ein Brief für dich, er ist gerade gekommen.
この文では、ein Brief を er で受けていますが、 der で受ける文もありますよね。
例文のように、一つの文になっていなくて、二人の会話文、というような文章でも人称代
名詞、指示代名詞のどちらも使っている文を見かけます。この、er(人称代名詞)を使う
のか、der(指示代名詞)を使うのかは、どのように使い分ければいいのでしょうか?
はじめは強い意味を持たせるためかな?とか副文と単文の違いかな?とか思っていたの
が、全然当てはまらなくなってしまいました。
 
本当に初歩の初歩のつまらない質問かもしれませんが、参考書等で全く解決できないの
で、解説していただければ嬉しいです。よろしくお願いします!

返信1 返信-1
 2008/3/8 (土) 10:42:15 - 田中雅敏 - <mail@deutsch-aktiv.info> - No.1204777374.1
こんにちは。
今回ご質問の【人称代名詞】と【指示代名詞】の使い分けについてですが、どちらも「代
名詞」という共通点がある以上、使える状況に重なる点が多く、使い分けのポイントが難
しいですね。【指示代名詞】は、【人称代名詞】に「指示性」が加わったものと考えるこ
とができます。「指示性」の部分は d- という形態で表されています。次の (1a-b) のよ
うに、定冠詞(ここでいう指示性をもったもの)が前置詞と融合するかどうかで、指示性
が変わってくるのもそのためです:

(1) a. Ich gehe gern ins Kino. 「映画館に行くのが好きだ(=どの映画館でもよく、
映画を見られればよい)」
b. Ich gehe gern in das Kino. 「この(あの)映画館に行くのが好きだ(特別に気
に入っている映画館がある)」

逆に言うと、指示性を消したい (軽減したい) ときに前置詞と定冠詞の融合形を使うとも
いえます。

では、この「指示性」とは何なのでしょうか。大まかに言うと、次のように言うことがで
きます:

(2) 指示性(指し示す)とは、いろんな対象物の中から特定のひとつを取り出すことである

日常生活レベルでは、たとえばケーキ屋さんでショーケースにたくさん並んでいるケーキ
の中から、欲しいものを指し示して、店員さんに箱に詰めてもらう。駐車場でどれがあな
たの車ですかと聞かれて、たくさんある車の中からこれがそうだと自分の車を指し示
す。。。などです。いずれも、指し示す対象は1つ(繰り返し指し示す場合も1つずつ)
であることに注意してください。これは、そもそも【定冠詞】の機能そのものでもありま
す。【不定冠詞】がついた名詞は集合の中の(どれでも良い)1つであるのに対し、【定
冠詞】がついた名詞は集合の中でその場の状況や文脈に応じて選ばれたただひとつの対象
物です。序数で修飾された名詞(句)や最上級の形容詞で修飾された名詞(句)、または関係
代名詞(制限的用法)で修飾された名詞(句)が定冠詞を伴うのも同じ理由からですね。
【指示代名詞】は【定冠詞】のもっているこの「(状況などに応じて)ただ一つのものに
定める機能」をより強調したものです。発音するさい、定冠詞を【指示代名詞】として使
う場合には明確な強勢(アクセント)を置きますね。

以上のことからわかることは、指示性を表示された対象物の影に他の比較対象物の存在も
あるということです。上で書いたように、【指示】とは、集合の中から特定のひとつを取
り出す機能ですので、当然そこには当該の集合のほかの対象物(コントラストをなす対象
物)もあるわけです。一般的な【人称代名詞】の機能には、このようなコントラスト機能
はありません。単に、直前の場面・文脈で登場した名詞(句)の代わりをするだけですね。

では、例示いただいた文を見てみます。(なお、この例文は「二人の会話」というよりは
一人の発話(つまり一つの文)と解釈するので良いと思います。先に "ein Brief für
dich" と言っておいて、それをもう一度 er で受けなおして文を続けている。文法用語上
は【左方転移】と呼ばれる構文)

> Ein Brief für dich, er ist gerade gekommen. ・・・(3)

ここでは、人称代名詞の er が使われていますので、er = [ein Brief für dich] という
だけで、それ以上の複雑な機能はありません。しかし、er を der に変えると、

(4) Ein Brief für dich, der ist gerade gekommen.

[der (= ein Brief für dich) ist gerade gekommen] の“裏”にはコントラストをなす他
の対象物の存在があります。たとえば、2人の人がそれぞれ手紙を待っていて、一人の人
に宛てられた手紙は届いた、しかしもう一人の人に宛てられたものはまだ届いていな
い、、、といった状況を思い浮かべることができるでしょう (=(5))。実際、(5') のよう
にすると(人称代名詞を使うと)ちょっと変です。等位接続詞の "aber" がコントラスト
性を強調しているので、接続詞を "und" に変えると良くなります (=(6))。

(5) Ein Brief für dich, der ist gerade gekommen aber ein Brief für mich,
der ist noch nicht gekommen.

(5') ?Ein Brief für dich, er ist gerade gekommen aber ein Brief für mich,
er ist noch nicht gekommen.
(6) Ein Brief für dich, er ist gerade gekommen und ein Brief für mich,
er ist noch nicht gekommen.

または、"ein Brief für dich" に対する "ein Brief für mich" のコントラストを強調
するために、片方だけを指示代名詞にしてもOKでしょう:

(7) Ein Brief für dich, er ist gerade gekommen aber ein Brief für mich,
der ist noch nicht gekommen.

> この、er(人称代名詞)を使うのか、der(指示代名詞)を使うのかは、どのように使
い分ければいいのでしょうか?

以上のように、コントラストをなす他の対象物の中から特定のある一つに(物理的だけで
なく心理的でも)焦点をあてるときに指示代名詞を使うことができるということになると
思います。人称代名詞は対照的指示性を与えるのには適していません。

参考になれば幸いです。(田中)

返信2 返信-2
 2008/3/10 (月) 00:42:27 - らんらん - No.1204777374.2
回答ありがとうございます!今回もわかりやすい解説で、長年の疑問が解決できて、すっ
きりしました!
いつも短い例文を見て、うーん?と悩んでいたのですが、それでは分からないのも当然で
したね。…まあ、長文を読んでいても、同じ疑問を持っていたかもしれませんが。ちゃん
とした文章も読み進めていかなければいけないな、と改めて思いました。ドイツ語学習、
頑張ります!

テレビ番組で出てくるこの表現は? 引用
  2008/3/2 (日) 15:15:14 - ふじい - <kf1610@apost.plala.or.jp> - No.1204469637
先生、いつもお世話になっています。ZDFの刑事番組でSOKOというシリーズがたくさんあ
りますが、一般表現についてお教えください。(1)番組中で刑事が自分の身分証明を見
せてSOKOと言っていますがどういう略語なのでしょうか。(2)刑事が考えごとをしなが
ら、マン・マン・マンとつぶやくのはどういう状況をさすのでしょうか。(3)
genau,stimmt,exaktは類似した言葉ですが、全て同じと考えて良いのでしょうか。(4)
「ニクスト」と聞こえるのは、どんな意味ですか。

返信1 返信-1
 2008/3/2 (日) 23:58:09 - 田中雅敏 - <mail@deutsch-aktiv.info> - No.1204469637.1
こんにちは。
今回も興味深い質問をありがとうございました。

> (1)番組中で刑事が自分の身分証明を見せてSOKOと言っていますがどういう略語なの
でしょうか。

これは、"Sonderkommission" の略です。警察の組織のうち、特定の特殊な任務を受け持
つ委員会を指しています。

>(2)刑事が考えごとをしながら、マン・マン・マンとつぶやくのはどういう状況をさ
すのでしょうか。

これは "Mann!" という表現でしょうね。いらだちや怒り、困惑などを感じたときに口に
する口語表現です。日本語の「もうっ!!」というのと似たような状況で使います。同様
の表現に "Mensch!" というものもあります。「刑事が考えごとをしながら、マン・マ
ン・マンとつぶやく」場合は、たとえば捜査に行きづまってしまって困った気持ち、焦
り、いらだちが表現されていたり、思いがけない人が捜査線上に浮かんできて驚きを隠せ
ずにつぶやいたりしている、、、などが使用状況の一例になるでしょうか。

>(3)genau,stimmt,exaktは類似した言葉ですが、全て同じと考えて良いのでしょうか。

ほかにも eben や richtig, あるいは ja なども「肯定」の意味で使われますが、ニュア
ンスはやはり語ごとに重なる部分が大半ながら、細部で違ってくるのだと思います。この
辺は母語話者の直感の部分ですので、定義することは難しいです。
ただ、たとえば、genau や eben は相手が言ったことに対して自分も同意する、自分も同
意見だ、まさしく自分が言いたいことそのものだという場合に使うことが多いのに対し、
richtig や exakt は相手が言ったことを単に肯定するときに使うことが多く、stimmt
は、自分は最初は思っていなかったことが相手に言われてなるほど、その通りだねと思っ
たときなどに使うことが多いです。しかし、どの語も結局はいずれの状況でも使えるわけ
で、やはり最終的にはドイツ語に対する直感が母語話者にはかなわない外国人にとって、
これらの語の使い分けは難しいですね。この問いにつきましては、今のところはこの程度
の回答しかできません。すみません。

(4)「ニクスト」と聞こえるのは、どんな意味ですか。

どういう状況で発せられた語なのかがわからないと断言はできませんが、おそらく
nächst が発音されたものではないかと思います。この語は nah 「近い」という形容詞の
最上級の形であることから、形態的には näch-st と分解できます。途中に "c" が入って
いるのは変則的ですが、最上級形容詞の語尾 -st が派生的に付いていると考えるのが自
然です。そうすると、辞書にも載っているように、発音は(あえてカタカナで書くと)
「ネヒスト」という音に近い形で発音することになります(語の成り立ちを考えると、こ
れが標準なのはもっともです)。しかし、方言やあるいは話者ごとの変異として(いわゆ
る Dialekt や Idiolekt として)、語の成り立ちとは無関係に、出来上がった語
(nächst) の中に /chs/ という子音の連続体があることから、これを Dachs や sechs な
どと同様に「クス」と発音する場合も少なくありません。これが「ニクスト」に聞こえる
のではないかと思います。

以上、参考になれば幸いです。(田中)

返信2 返信-2
 2008/3/4 (火) 23:40:38 - ふじい - <kf1610@apost.plala.or.jp> - No.1204469637.2
今回も丁寧な説明ありがとうございます。ここまで、つっこんだ内容に的確にお答えい
ただきとても助かります。ドイツ語を学ぶ人も少なく、また、高度な内容まで知ってい
る人もまわりにいないもので…やってもやっても奥が深い。だから、好奇心を持てるの
かもしれません。いつも、いろんな質問に時間をさいていただき光栄です。今後ともよ
ろしくお願いします。

度々で申し訳ないですが… 引用
  2008/1/13 (日) 23:32:39 - maki - <メール送信> - No.1200234759
毎回丁寧に回答していただきありがとうございます。勉強していたらまた不確かな箇所
が出てきたので教えてください。

「私たちは東京から新幹線で出発しました」と言いたい場合、ドイツ語では
Wir sind mit dem "Shinkansen"-Zug von Tokio abgefahren.

また、「私は温泉に入りました」と言う場合は
Ich habe heißes Bad genommen.

というような表現で良いでしょうか?

返信1 返信-1
 2008/1/14 (月) 17:00:54 - 田中雅敏 - <mail@deutsch-aktiv.info> - No.1200234759.1
こんにちは。
今回もご質問ありがとうございました。

> 「私たちは東京から新幹線で出発しました」と言いたい場合、
> ドイツ語では Wir sind mit dem "Shinkansen"-Zug von Tokio abgefahren.

前回、前々回の回答でも少し話が登場しましたが、「動詞と密接な関係にあるものは、動
詞とかたまりを成して置かれる」という一般化があります。ここでは、「出発する(し
た)」というのが動詞ですね。
a) 「東京から出発する」というのが“かたまり”(主たる情報)の場合。その手段が新幹
線だという補足的な情報を添えて:
 Wir sind mit dem Shinkansen von Tokio abgefahren.
b) 東京から出発するのだが(補足情報)、その手段が他の交通機関ではなく「新幹線で
出発するのだ」という場合(主たる情報):
 Wir sind von Tokio mit dem Shinkansen abgefahren.

なお、上記 a) とか b) のような“かたまり”を特に意識せず、単に自然な形で表現したい
のだという場合には、a) の語順 "mit dem Shinkansen von Tokio abfahren" を使いま
す。これは ab|fahren という動詞がそもそも「〜から…へ向けて出発する」という情報を
内在的に持っており、交通手段がバスかタクシーか鉄道かなどというのは付け足しの情報
に過ぎないためです。必須情報ほど動詞に近く、付け足し情報ほど動詞から離れます。

ここでいう「動詞の位置」は、定動詞第二位の位置ではなく、動詞の基本位置である末尾
位置です。動詞の基本位置は、不定詞句に典型的に見られるように末尾です。たとえば不
定詞句なら von Tokio abfahren という順序でいいますし、zu不定詞句なら von Tokio
abzufahren となります。いずれも動詞が後ろにあります。定動詞第二位とは、その動詞
の基本位置である後ろの位置から、動詞だけを文の二番目の位置にもってきたものと捉え
ることができます。

i) von Tokio abfahren # 不定詞句
ii) ich ... von Tokio abfahren # 主語の導入
iii) ich fahre von Tokio ab[fahren]
 # 動詞のみ第二位へ。前つづりは残る(→枠構造)

現在完了形の場合は
i') von Tokio abgefahren sein # 不定詞句
ii') wir ... von Tokio abgefahren sein # 主語の導入
iii') wir sind von Tokio abgefahren [sein]
 # 助動詞のみ第二位へ。過去分詞は残る(→枠構造)

> また、「私は温泉に入りました」と言う場合は
> Ich habe heißes Bad genommen.

これでも「熱いお風呂に入った」という意味で「温泉」を意味できるかもしれませんが、
単に温泉ではない普通のお風呂で、湯温の高いお風呂に入ったという意味にも取られます
ので、たとえば

Ich habe ein Bad in einer heißen Quelle genommen.

とすると良いでしょう。"heiße Quelle" というのが「温泉」を意味します(文字通りに
は「熱い泉」)。

参考になれば幸いです。

ありがとうございました! 引用
  2008/1/12 (土) 11:24:43 - maki - <メール送信> - No.1200104683
丁寧にコメントしていただき、大変助かりました。ドイツ語を初めて一年足らずで、な
かなか伝えたいことが思うように表現できず困っていました^_^;
あと一つ追加でご質問させていただきたいです。

「私は英語が上手に話せ、ドイツ語は10か月勉強しています。」
この文章を独訳した場合、
Ich kann gut Englisch sprechen und Ich lerne schon 10(=zehn) Monaten Deutsch.
または
Ich kann gut Englisch sprechen und Ich lerne Deutsch schon 10(=zehn) Monaten.
のいずれが正しい語順でしょうか?Deutschの場所が気になります。


返信1 返信-1
 2008/1/13 (日) 07:06:03 - 田中雅敏 - <mail@deutsch-aktiv.info> - No.1200104683.1
こんにちは。再度ご質問ありがとうございました。

> 「私は英語が上手に話せ、ドイツ語は10か月勉強しています。」
> この文章を独訳した場合、
> Ich kann gut Englisch sprechen und Ich lerne schon 10(=zehn) Monaten Deutsch.
> または
> Ich kann gut Englisch sprechen und Ich lerne Deutsch schon 10(=zehn) Monaten.
> のいずれが正しい語順でしょうか?Deutschの場所が気になります。

「私は英語が上手に話せる」という文と「私はドイツ語を10ヶ月勉強しています」とい
う文をそれぞれドイツ語に直すならば、
(a) Ich kann gut Englisch sprechen.
(b) Ich lerne schon 10 Monate Deutsch.
という語順が正しくなります。Deutsch の場所が気になるとのことでしたが、この場合は
Deutsch sprechen 「ドイツ語を話す」というのが“ひとかたまり”ですので、これを分離
動詞のように配置します。“ひとかたまり”というのはここでは「目的語+動詞」の組み合
わせです。他動詞にとって目的語が必須の要素(無くてはならない要素)ですので、両者
は密接な結びつきがあります。それをここでは“ひとかたまり”と呼んでいますのでご注意
ください。

なお、気がついた点としては、
1) "ich" は文頭に立つとき以外は小文字で書く(英語の "I" とは違うので注意)
2) Monat の複数形は Monate(Monaten となるのは、複数3格のときのみ)

2) に関しては、たとえば上で書いた (b)文を次のように表現することもできます:
(b') Ich lerne schon seit 10 Monaten Deutsch.
# "seit" は3格支配の前置詞である
# 10ヶ月間 (10 Monate) と 10ヶ月前からずっと (seit 10 Monaten) というのはいずれ
も同じ意味を指します。

ところで、上記の日本語文は、さらに次のように表現することもできるのではないかと思
います(ただし、makiさんが意図されていることと同じかどうかはわかりません)。その
場合、英語とドイツ語の対比に着目します(→「私は、英語は上手に話せる。ドイツ語の
ほうは10ヶ月勉強しているところだ」)。つまり、「英語はもうかなりじょうずに話せる
のに対し、ドイツ語のほうは比較的最近になってはじめたばかりだ」というような対比で
す。この場合、

Englisch spreche ich schon gut und Deutsch lerne ich erst 10 Monate.

このように、対比的に比較されるものは、互いに文頭(ここでは2つの文が並列されてい
ますね)に置かれます。日本語の「英語は・・・、そしてドイツ語は・・・」というのと
対応しています。さらに、副詞 schon と erst でさらに対比が表されます(ひとつは
「すでに」、他方は「やっと」)。

最後のポイントは、参考までに書いたものですので、最初に作文されている文(およびそ
の語順)で問題ありません。念のため。

これは正しいドイツ語か見てください 引用
  2008/1/11 (金) 22:58:41 - maki - <メール送信> - No.1200059921 - 返信コールON
はじめまして。実は今度関ヶ原の戦いについてドイツ語で簡単に説明しなけれればなら
ないのですが、ドイツ語で歴史的な文章を書いたことがないので心配です。また、自分
の一日の生活についての文章も書いてみたので添削をお願いします!



1600 gab es die Schlacht von Sekigahara.
Sie stellte einen Wendepunkt in der japanischen Geschichte.
Am 21. Oktober 1600 besiegte TOKUGAWA Ieyasu seine Gegner unter Fuhrung des
ISHIDA Mitsunari.
Drei Jahre später wurde Ieyasu zum Shogun ernannt.
Und seine Nachfahren beherrschten Japan bis yur Meiji-Restauration 1868.


Ich stehe um halb acht auf.
Danach frühstück ich.
Ich verlasse das Haus um halb neun.
Ich fahre mit dem Zug und komme um neun Uhr zur Uni.
Ich esse zu Mittag um halb zwölf.
Ich gehe in die Bibliothek um fünf Uhr.
Ich gehe nach Hause um achtzehn.
Dann esse ich zu Abend um neunzehn Uhr.
Ich dusche um zehn Uhr.
Um zwölf Uhr gehe ich zu Bett.

返信1 返信-1
 2008/1/12 (土) 10:09:23 - 田中雅敏 - <mail@deutsch-aktiv.info> - No.1200059921.1
はじめまして。ご質問をありがとうございました。
関が原の戦いについてドイツ語で表現するということですが、どの程度までの文法で表現
するのが良いのかにつきまして(まだ習っていないような文法は盛り込まないほうが良い
のか、それともどんどん盛り込んで表現しても良いのか)、もしご希望がありましたら、
追ってメッセージをくださいますか。たとえば、関係代名詞を用いて良いのでしたら、表
現が豊かになりますが、同時に複雑になります。

では、作文されているものを極力変えないように、文法も変えないようにして、気がつい
た点をコメントしていきます。

> 1600 gab es die Schlacht von Sekigahara.

以下に続く関が原の戦いについての文章の出だしですので、「昔、1600年に関が原の戦い
がありました」という感じで始めるのが良いと思います。そのためには、
Es gab 1600 die Schlacht von Sekigahara.
とします。"1600" を前に持ってくると、文法的には正しいのですが、ニュアンス的には
話の流れが西暦1600年についての話になっていて、「その年にはある戦いがあった、それ
は関が原の戦いという戦いだった」という意味合いが強くなってしまいます。物語や文章
の出だしには、そのような「話の流れ」はないわけですから(出だしなので)、こういう
場合には主語を先頭に置くのが自然です。主語以外のものが先頭に来る場合には、何か
「話の流れ」に関わる比重がかかっているとお考えください。その範囲内で、自由に主語
意外物を先頭においても、ドイツ語では文法的にオッケーです。

> Sie stellte einen Wendepunkt in der japanischen Geschichte.

文末に dar という語を書き添えてください。これは dar|stellen という分離動詞の前つ
づりです。ここで意図されていることは「それ(=関が原の戦い)は日本史においてひと
つの転換点であった」ということでしょうから、dar|stellen がぴったりきます。
→ Sie stellte einen Wendepunkt in der japanischen Geschichte dar.

> Am 21. Oktober 1600 besiegte TOKUGAWA Ieyasu seine Gegner unter Fuhrung
> des ISHIDA Mitsunari.

1) Fuhrung → Führung
2) des ISHIDA Mitsunari → von ISHIDA Mitsunari
 # 人名には原則として冠詞はつきませんので、des という定冠詞を用いた
  2格表現はできません。その代わりに von という前置詞を使います。

ここでは、「徳川家康が、石田光成率いる軍を破った」と表現されていますが、徳川家康
のほうにも軍がいるわけで、「軍 対 軍」にはしなくてよいのでしょうか?(…でも、た
しかに、心情的には、後に徳川家康は征夷大将軍になるわけですので、徳川家康が石田光
成軍を散らしたという気持ちになりますね)

> Drei Jahre später wurde Ieyasu zum Shogun ernannt.

これは完璧な文ですので、コメントする箇所は見当たりません。
補足するとすれば(訂正ではなく)、征夷大将軍は天皇より任命を受けますので、vom
Kaiser を添えても良いですし(その場合は [...] Ieyasu vom Kaiser zum Shogun
ernannt)、もちろん省略しても構いません。

> Und seine Nachfahren beherrschten Japan bis yur Meiji-Restauration 1868.

1) yur → zur

いわゆる江戸幕府として日本を統治したのは、徳川家康自身と、彼の後継者たちですので、
Er und seine Nachfahren (Nachfolger) beherrschten Janan bis zur [...]
と表現するのはいかがでしょうか。
あとは、コメントの必要がありません。よい作文がなされていると思います。

---

以下は、「一日の生活」についての作文へのコメントです。全体的に、主語 ich ではじ
まる文が多用されていますが、あまり同じ形式を繰り返さずに、ときどきは副詞を前に
もってくるというように変化をつけたほうが、全体としては流れのある文章になると思い
ます(あまり同形式が連続すると、くどくなってしまうかもしれません)。あるいは、
ich ではじまる文は、und でつないで、2つ以上の文をひとつにしてしまうということも
できます。
(例) Ich komme aus Tokyo. Ich wohne in Osaka. Ich studiere Musik.
(変化1)Ich komme aus Tokyo. Und jetzt wohne ich in Osaka.
     Hier studiere ich Musik.
(変化2)Ich komme aus Tokyo, wohne in Osaka und studiere Musik.

> Ich stehe um halb acht auf.

オッケーです。

> Danach frühstück ich.

1) frühstück → frühstücke # 定動詞の語尾

> Ich verlasse das Haus um halb neun.

1) das Haus → mein Haus # das Haus だと「その家」という意味合いだが、それだと
 どの家かわからないので、「自分の家(を出る)」とするほうがよい
2) Haus の代わりに Wohnung でも良い # Haus は「建物全体」を指し、Wohung は
 「居住空間」を指すので、建物から出て行くイメージでは Haus を、家を居住空間と
 とらえ、そこから出て行くイメージでは Wohnung が使えます

> Ich fahre mit dem Zug und komme um neun Uhr zur Uni.

前半 (Ich fahre mit dem Zug) は良いですが、後半に使われている zur Uni kommen
「大学に行く」というのは、「大学に向かって移動している」様子を指します。「移動」
を指して um neun Uhr 「9時に」ということはいえませんので、「9時に大学に着く」
という意味であれば an|kommen 「到着する」という分離動詞を使ってください(到着す
るということなら9時という時刻を指すことができますね)。その場合は、zur Uni は使
えませんので an der Uni にします(in der Uni でも可)。
zur Uni という句を使いたい場合は、次のようにすると良いでしょう:
→ Ich fahre mit dem Zug zur Uni und komme um neun Uhr an der Uni an.

> Ich esse zu Mittag um halb zwölf.

これで良いですが、細かいことをいえば、
→ Ich esse um halb zwölf zu Mittag.
とするほうが自然です。これは zu Mittag essen というのが「昼食をとる、お昼を食べ
る」という熟語になっていますので、ちょうど分離動詞のように“まとまったかたまり”と
してとらえます。そのため、zu Mittag が定動詞から分離して文末に置かれます。

> Ich gehe in die Bibliothek um fünf Uhr.

これも、これでも良いですが、うえの zu Mittag essen と同様に、
→ Ich gehe um fünf Uhr in die Bibliothek.
とするほうが自然です。動詞 gehen は、通常「どこに行くのか」を意味する前置詞句を
伴います。つまり in die Bibliothek と gehen は“まとまったかたまり”として見なせま
す。ですから、分離動詞と同様の感覚で、分離させます。

> Ich gehe nach Hause um achtzehn.

上記と同様です。
もちろん、書かれている語順でも、決して誤りではありません。

> Dann esse ich zu Abend um neunzehn Uhr.

上記と同様です。なぜそうなるのかという理屈だけご理解ください。

> Ich dusche um zehn Uhr.

これでオッケーです。

> Um zwölf Uhr gehe ich zu Bett.

この文については、前置詞句が前にもってきてあって、工夫が見られます。なお、zu
Bett は ins Bett としてください。ins Bett gehen で「就寝する」という熟語です
(ふかふかのベッドの中に入りこむイメージ)。

不明な点、さらなる疑問などありましたら、また書き込んでください。

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