ドイツ語質問箱

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ページ 75 (741〜750)
Das Nibelungenlied ( 3-70 ) 引用
  2006/2/2 (木) 08:47:05 - Ssai-to - No.1138837509
お願い致します。

3 Aventiure: Wie Siegfried nach Worms kam 

70 Den Recken wurde schwer ums Herz, viele junge Damen weinten sogar.
Wie ich meine, sagte ihnen ihr Herz bereits, dass dieses Unternehmen
vielen ihrer Verwandten und Freunde am Ende den Tod bringen sollte.
Mit Recht klagten sie da; sie hatten wirklich allen Grund dazu.


勇士らのその 心情も
胸にや重し と思われて
御婦人達も 若きまで
涙す人々 数多なり

是やを言わば もう既に
志士心奥に 告げたりき
この企てや 最後には
彼らが親族 友人に
数多なる死を 来たすべし

然るべくして 此処にてぞ
彼らの嘆き 悲しむは
全く一切 理(ことわり)に
適(かな)い至りて ありつしか


(1) Den Recken wurde schwer ums Herz,… は第一文中で
どういう役割となっているのですか。
(2) 第一文、第二文中の Herz は Herzen とはならないのですか。

※ 雑念に惑わされて、第三文などは最初ほとんど解りませんでしたので、
岩波文庫を参照しました。

返信1 返信-1
 2006/2/4 (土) 00:33:00 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1138837509.1
>(1) Den Recken wurde schwer ums Herz,… は第一文中で
> どういう役割となっているのですか。

文A:"Den Recken wurde schwer ums Herz" と 文B:"viele junge Damen weinten
sogar" は、単に並べてあるだけだと思います。"," の代わりに "und" としても同じで
す。2つの文を並列するとき、"und" を使わずに "," で次々に文をつないでいくことは
ドイツ語では珍しいことではありません。
特に、文Bの中に "sogar" があることで、文Aと並べて、もしくは文Aの補足として追
加されている感じが伝わってくると思います。
→文A〜,さらには文B

>(2) 第一文、第二文中の Herz は Herzen とはならないのですか。

Herz という名詞は、次のような格変化をします(便宜上、ここでは定冠詞がついた形を
提示します):
 1格 das Herz
 2格 des Herzens
 3格 dem Herzen
 4格 das Herz
赤字の部分が、特殊な変化をする部分です。
さて、第1文中の ums Herz は um (4格支配の前置詞)+ das Herz のことで、4格形が
使われていますので Herz のままで構いません。
また、第2文中の ihr Herz は、sagte (sagen) の主語ですので、つまりは1格形です。
こちらも Herz という形のままです。

返信2 返信-2
 2006/2/4 (土) 08:26:23 - Ssai-to - No.1138837509.2
御説明を有難うございます。訳出を改定清書してみます。


勇士ら心情 いや重く
御婦人達も 若きまで
涙す人々 数多なり

是やを言わば もう既に
志士心奥に 告げたりき
この企てや 最後には
彼らが親族 友人に
数多なる死を 招くべし

然るべくして 此処にてぞ
彼らの嘆き 悲しむは
全く一切 理(ことわり)に
至り適(かな)いつ ありてしか


※ これで良いようでしたら、次へ進みます。

2つの名詞にかかる一つの形容詞 引用
  2006/1/31 (火) 22:53:19 - 沢口 - <メール送信> - No.1138715599
2つの名詞の双方にkeinがかかるとき
語尾変化はどうなるのでしょうか?


例えば 
Ich habe kein Geld und Zeit.
Ich habe keine Zeit und Geld.
kein のすぐ後につく名詞にあわせるのでしょうか?
それともGeld und Zeitだから二つで複数ということで
Ich habe keine Geld und Zeit. (へん?)

それとも
Ich habe kein Geld und keine Zeit.
と、keinをそれぞれの名詞の前におくのですか?
そうなると「形容詞+2つの名詞」の疑問に
答えていただけなくなるのでこまりますが。


返信1 返信-1
 2006/2/1 (水) 17:24:52 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1138715599.1
こんにちは。

> 2つの名詞の双方にkeinがかかるとき
> 語尾変化はどうなるのでしょうか?

> Ich habe kein Geld und keine Zeit.
> と、keinをそれぞれの名詞の前におくのですか?
> そうなると「形容詞+2つの名詞」の疑問に
> 答えていただけなくなるのでこまりますが。

困らせるつもりはありませんが、

(1) Ich habe kein Geld und keine Zeit.

のようになります。名詞の性が違うと、kein- の形が違うため、その都度 kein- を正し
い形に変化させて配置する必要があります。kein- だけではなく、mein- などでも同じです。

(参考)(2) Mein Vater und meine Mutter wohnen in Tokyo.
    (3)(?)Mein Vater und Mutter wohnen in Tokyo.

もちろん、(3) のようにまったく言わないわけではありません。ただ、より自然
に表現するなら、面倒でも、性別が違えばその都度冠詞や修飾語をつけます。(1) や (2)
のような形式です。以下の説明もすべて同様です。

なお、性別が同じ2つ以上の名詞が並ぶ場合には、先頭に kein- を配置したら残りは省
略できます:

(参考)Ich bekomme heute [kein Bier und (kein) Essen] mehr.
  「今日はもうこれ以上ビールも食事もない」

Bier も Zeit も、複数概念ではなく集合名詞(Zeit は抽象名詞)として単数形で用いま
すので、複数形としてまとめてしまって [keine Bier und Zeit] のようにすることはで
きません。可算名詞であれば複数形にして keine をつけるのが普通ですが:

(参考)Du darfst [keine DVDs und (keine) CDs] kopieren.
   「DVDもCDも複製してはいけないよ」

なお、複数の名詞を一度に打ち消す場合には、weder A noch B noch C... という表現も
あります。

(参考)Ich habe weder Geld noch Zeit noch Glueck.
  「私にはお金もなければ時間も運もない」

>「形容詞+2つの名詞」の疑問に

2つ(以上)の名詞をひとつの形容詞で修飾する場合も同様に、名詞の性が違う場合に
は、形容詞の変化語尾がその都度違うわけですから、その都度正しい形で表現する必要が
あります:

 Guter Wein und gutes Bier sind immer teuer.
 「おいしいワインとおいしいビールはいつでも高いものだ」

同じ性別の名詞ならば:

 [Gutes Bier und (gutes) Essen] sind da! 「おいしいビールと食事が並んでいる」

参考になれば幸いです。

Das Nibelungenlied ( 3-69 ) 引用
  2006/1/31 (火) 06:16:49 - Ssai-to - No.1138655809
お願い致します。

3 Aventiure: Wie Siegfried nach Worms kam 

69 Der Koenig und die Koenigin gewaehrten ihm den Abschied unter
Traenen. Da troestete er die beiden sehr liebevoll. Er sagte:
"Ich moechte nicht, dass Ihr traurig seid! Ihr braucht niemals
eine Gefahr fuer mich zu befuerchten."


王と王妃は 王子との
此処なる別離 聞き入れて
涙ながらに 許されぬ

然れば王子 情愛を
込めてや二人を 慰めぬ
彼言うならく 「 父君や
母君悲しみ な召されそ
我に危うき 懸念など
一切無用と なさるべし 」


※ 第一文中の gewaehrten は wahren 或いは waehren かと
迷っていましたが、 gewaehren という単語があるのですね。
※ 訳出がこれで良いようでしたら次へ参ります。

返信1 返信-1
 2006/1/31 (火) 12:10:31 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1138655809.1
訳はこれで良いと思います。原義に従って解釈されていると思います。

> ※ 第一文中の gewaehrten は wahren 或いは waehren かと
> 迷っていましたが、 gewaehren という単語があるのですね。

動詞の【過去形】は、動詞の語幹に -te をつけて、あとは主語に応じた人称変化をさせ
るだけですので、元の動詞が wahren や waehren だとして、語頭に ge- が付くことはあ
りません。ge- が付くのは【完了形】の場合ですが、それには【完了の助動詞 haben】が
必要になってきます。ここには完了の助動詞は見当たりませんので、【過去形】で記述さ
れていることになります。そうしますと、"gewaehrten" の語頭に見られる ge- は最初か
ら付いているもの、つまり動詞の不定形は gewaehren であるということになります。

返信2 返信-2
 2006/1/31 (火) 20:03:04 - Ssai-to - No.1138655809.2
御説明の返信を有難う御座います。

やはり文法は大切なのですね。すっきりと、判断が出来るのですね。
また、よろしくお願い致します。

Das Nibelungenlied ( 3-68 ) 引用
  2006/1/26 (木) 13:12:57 - Ssai-to - No.1138248778
お願い致します。

3 Aventiure: Wie Siegfried nach Worms kam ( 訂正です。いままで、 Siegflied 
になっていました。 )

68 Ihre Pferde waren praechtig, ihr Sattelzeug rot von Gold. Niemand
hatte mehr Anlass, stolz zu sein als Siegfried und seine Gefolgsleute.
Da nahm er nun Abschied, um ins Land der Burgunden zu reiten.


彼らが馬匹 見事なり
その鞍金無垢 造りなり

ジークフリート 従者らごと
豪儀の姿 為し得しは
未だ嘗てぞ 誰かある

ここにはやくも 別れ告げ
彼は馬向け 乗り行かん
其れなる王国 ブルグント


※ 第2文ですが、 Anlass と , 以下の zu 不定詞句は
同格ですか。

返信1 返信-1
 2006/1/26 (木) 17:28:40 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1138248778.1
> ※ 第2文ですが、 Anlass と , 以下の zu 不定詞句は同格ですか。

はい。正確には、同格ではなく、[stolz zu sein] は Anlass の修飾部です(同格なら
ば、Anlass が名詞なのですから、zu不定詞句も名詞でなければなりません。【同格】と
いう用語は、元々は、名詞句Aに対する言い換えの句Bが並列してあるときに、それらの
格が同じところから来ています)。ここでは、【修飾・被修飾】の関係であると理解した
ほうが良いでしょう。

[Anlass, stolz zu sein] 「誇るにたる理由・いわれ」

なお、訳されている内容を見ますときちんと抑えられてあると思いますが、この部分は

[mehr Anlass als Siegfried 〜]

という形容詞の比較級 (mehr als) が共存していて、少しややこしい構文になっています。

[mehr [Anlass, stolz zu sein] als Siegfried 〜]

返信2 返信-2
 2006/1/26 (木) 20:50:29 - Ssai-to - No.1138248778.2
解説の返信を有難う御座います。
構文の理解がちょっとあやふやだった訳ですが、それでは…

> Niemand hatte mehr Anlass, stolz zu sein als Siegfried und seine
Gefolgsleute. の部分は…

ジークフリート 従者がごと
豪儀の有様(ありよう) 凌ぎしは
未だ嘗てぞ 誰やある


として見たいと思います。良いようでしたら、次へ進みます。

返信3 返信-3
 2006/1/27 (金) 05:29:18 - Ssai-to - No.1138248778.3
p.s. 改訂版です

> ジークフリート 従者がごと

は、

ジークフリート 従者ごとの

の方が適切かと思われました。

文法について 引用
  2006/1/23 (月) 13:03:44 - S.S - <メール送信> - No.1137989024 - 返信コールON
こんにちは。ドイツ語文法について2つ教えてください。

  1、wir alten Leuteは、どうしてwirの後に形容詞の弱変化がくるのですか?

  2、weilとdennの違いについてなのですが、weilは周知の理由のときとよく書かれていま
    すが、よくわかりません。できたら詳しく違いを教えてください。


1、2に共通して、これらの説明が載っている文献を教えていただけたら嬉しいです。よろしく
お願いします。

返信1 返信-1
 2006/1/24 (火) 14:47:36 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1137989024.1
こんにちは。
参考文献を合わせて教えてくださいということでしたので、今回は出典を示した上で、記
述をそのまま引用することにします。(私の回りくどい解説よりもよっぽど分かりやすい
と思います。)参考にしてください。

> 1、wir alten Leuteは、どうしてwirの後に形容詞の弱変化がくるのですか?

--- 引用 ---
Duden (1995): Die Grammatik (Duden Band 4), 281ページ
(※新しい版も出ています。Duden の辞書シリーズのうちの「文法」編です)
"Das Adjektiv nach Personalpronomen"
[...] Im Nom. Plur. wird heute das Adjektiv im allgemeinen nach Typ II, also wie
nach diese, gebeugt, bei ihr noch haeufiger als bei wir.
--- ここまで ---
以下、要約しますと、「こんにちでは、複数形1格の人称代名詞(※ wir, ihr, sie,
Sie)と並んで同格的に使われる形容詞は弱変化(この辞書では Typ II という用語で説
明されている)になる。つまり、ちょうど、人称代名詞の部分に diese が来ているのと
同じ状態になる。とくに、wir よりも ihr に後続する場合にこの弱変化はよく見られる」

[die/diese] alten Leute 「これら年配の人たち」
 ||
[ wir ] alten Leute 「私たち年配の人たち」

のように、冠詞の部分にちょうど人称代名詞(複数・1格)が代入されるような感じで
す。これは、wir als diese alten Leute 「年配の人々としての私たち」のように "als"
を用いた表現から、"als diese" の部分が脱落したとも考えられるでしょう。

> 2、weilとdennの違いについてなのですが、weilは周知の理由のときとよく書かれてい
> ますが、よくわかりません。できたら詳しく違いを教えてください。

解説を引用する前に、一言だけ。
weil が周知の理由のときに使われるというのはあまり一般的な考え方ではないと思いま
す。weil と似た意味を持つ従属接続詞に da というのがありますが、この da が、weil
と比べて「その理由が既知である」性格が強いときに使われるという説はあります。
以下、まず、weil と denn の違いについての記述を引用した後、weil と da の違いにつ
いての記載も引用しておきます。

--- 引用 ---
『独和大辞典』(小学館、1999年)
"denn" の項目
☆denn と weil の違い: 並列接続詞 denn は主文と主文をつなぐが、従属接続詞 weil
に導かれる副文は主文の一成分である。従って weil副文の内容と主文の内容との間には
因果関係が成立しなければならないが、denn に続く文は先行する発言に対する話し手の
判断の根拠を述べるもので、文内容自体の因果関係は必ずしも要求されない。従って
weil副文はつねに denn に続く文で言いかえられるが、その逆はありえないことがある。
たとえば、denn を用いると
(a) Die Sonne scheint, denn der Baum wirft Schatten. 「太陽が照っている。それは
木が影を投げていることからわかる)
(b) Der Baum wirft Schatten, denn die Sonne scheint. 「木が影を投げている。太陽
が照っているからだ)
という2つの意味の異なる文ができるが、weil を用いると (b) の意味に対応する文
(Der Baum wirft Schatten, weil die Sonne scheint) しかできない。
--- 引用ここまで ---
つまり、weil は「因果関係」、denn は「話し手の判断の根拠」を示す働きの部分で大き
く違いがあるということになります。たしかに、(a) に対応する weil副文を作ることは
できませんね(参考: Die Sonne scheint, weil der Baum Schatten wirft. 「木が影を
投げてくれているおかげで太陽は輝ける」という意味になりますが、これは科学的に偽で
す)。

さらに、weil と da の違い:
--- 引用 ---
『独和大辞典』(小学館、1999年)
"weil" の項目
☆weil と da の違い: da がどちらかというと聞き手も知ってるあまり重要ではない事
柄・事実を理由・原因として、正面からというより付随的に述べるのに対して、weil は
"warum?" という問いに対して答える場合にも用いることで分かるように、直接の論理的
な理由・原因である重要な新しい事実を述べるのに用いられることが多い。従って主文に
対して、da副文は先行することが多く、weil副文は後続することが多い。
--- ここまで ---

以上、参考になれば幸いです。(田中)

返信2 返信-2
 2006/1/25 (水) 12:22:42 - S.S - No.1137989024.2
早速のお返事ありがとうございました。Dudenに載っていたのですね。訳せるだけの実力
がまだないため、日本語訳していただけてとても助かりました。またわからないことが
あったときは、お力をお借りしたいと思いますので、よろしくお願いします。ありがと
うございました。

Das Nibelungenlied ( 3-67 ) 引用
  2006/1/20 (金) 21:50:56 - Ssai-to - No.1137761456
お願い致します。

3 Aventiure: Wie Siegflied nach Worms kam

67 Da kam fuer sie der Tag heran, an dem sie in das Land der Burgunden
aufbrechen wollten. Jeder fragte sich besorgt, ob sie wohl wieder in
ihr Heimatland zurueckkehren wuerden. Doch die Helden liessen sich
unbesorgt ihre Waffen und ihre Ausruestung auf die Saumtiere laden.

斯くして一行 いよいよの
その日となりて ブルグント
彼の地に向かい 出で発たん
まさにその日と なりにけり

人それぞれに 気遣いつ
此処なる故郷に 一行の
めでたき帰還を 占いぬ

一方、勇士の 面々は
臆せず意にも 介せずと
武具武器ロバに 積み載せり


※ die Helden は別に馬で行き、 die Saumtiere は同行の荷駄用で
ロバとして見ましたが良いですか。

返信1 返信-1
 2006/1/23 (月) 02:00:23 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1137761456.1
> ※ die Helden は別に馬で行き、die Saumtiere は同行の荷駄用で
> ロバとして見ましたが良いですか。

堅い話をすれば、作品の設定の中で荷物を運ばせたのがロバなのか、それとも馬なのか、
色々と文献を読み当たらないと分からないことですので、ロバだとは断定できません。た
だ、この作品をどこまで歴史的な背景や当時の状況に即して忠実に訳すかによりますので
(たとえば学術的に発表する?)、ひとまず作品を順に訳していくのが主眼なのであれ
ば、ロバということにして、騎士(英雄)たちが乗っていった馬と、荷物用の動物を分け
て表現することはとても分かりやすい手法だと思います。

あと、第2文中の besorgt と第3文中の unbesorgt は反義語で、それぞれ「心配して」
「心配することなく」という意味です。第2文は「自分たちが果たして祖国の地を踏むこ
とができるのか心配で自分に問いかけた」ということが述べられています。そのことをふ
まえて「めでたき帰還を占いぬ」とされているのだと思いますが、念のため。

返信2 返信-2
 2006/1/23 (月) 18:03:56 - Ssai-to - No.1137761456.2
suggestion を有難うございます。

また、勘違いしていました。
第2文ですが第3文の Doch die Helden の Doch が大きく目に入り、
 Jeder は一般の人々で sie が Helden と対照的に取っていたのです。


一行それぞれ 気になるは
彼らが故国に 再びの
めでたき帰還の 成否なれ

しかれど勇士の 面々は
己を奮いて 臆せずと
武具武器ロバに 積み載せり


として見ました。これで良いようでしたら次へ参ります。

返信3 返信-3
 2006/1/24 (火) 00:53:43 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1137761456.3
こんにちは。
すみません、こちらこそ間違っていました。

> 第2文ですが第3文の Doch die Helden の Doch が大きく目に入り、
> Jeder は一般の人々で sie が Helden と対照的に取っていたのです。

> Jeder fragte sich besorgt, ob sie wohl wieder in ihr Heimatland zurueckkehren
> wuerden. Doch die Helden liessen sich unbesorgt ihre Waffen und ihre
> Ausruestung auf die Saumtiere laden.

たしかに、おっしゃるとおりです。ここは doch の前後で「対比」がなされているからこ
そ、doch の直後で die Helden と表現されているのだと思います。もし特別な対比がこ
こで意図されていないのであれば、第2文の ob sie ... の sie は die Helden のこと
ですから、一度ここで人称代名詞化されている以上、第3文でも sie のまま使えば良い
のですが、die Helden 「英雄たちは…」と改めて表現されている効果を意識すれば、
jeder は jeder im Land 「国のみんな」と解釈したほうが適切です。

ここの部分の解釈は、以下のように訂正させてください。
→第2文は「勇敢なる騎士たちが果たして再び祖国の地を踏むことができるのか、国のみ
んなは問いかけて心配になった」

貴重なご指摘をありがとうございました。

返信4 返信-4
 2006/1/24 (火) 06:41:32 - Ssai-to - No.1137761456.4
文法的な正しい解釈法の説明を有難う御座います。
では最初の訳文もちょっと改訂しまして…

> 人それぞれに 気遣いつ
> 此処なる故郷に 一行の
> めでたき帰還を 占いぬ のところは、

人々それぞれ 気遣いつ
彼らが故国に 一行の
めでたき帰還を 占いぬ


として、次へ進みたいと思います。

※ お気づきかと思われますところを差し出がましいのですが、一件
他の方の質問スレッドを下げていますので、見てあげて下さいますよう。

冠詞の用法で質問します 引用
  2006/1/18 (水) 13:48:52 - おっさん - No.1137559732
初めて投稿いたします。

冠詞の用法に関して、分からないところがあります。もしお分かりの方がいらっしゃった
ら教えてください。

分からないところは、猫の体の部分を列挙している、以下の文章の最後の太字にした
「wiches Fell」に不定冠詞を伴っていないのはなぜか、というものです。

(ドイツ語)
Sie (Katze) ist relative klein und hat einen schlanken Koerper, einen kleinen
runden Kopf, einen langen Schwanz und weiches Fell.

(日本語)
猫は比較的小型で、ほっそりした体、小さくて丸い頭部、長いしっぽと柔らかい毛皮を持
つ。

後半部分の hat einen schlanken Koerper, einen kleinen runden Kopf, einen langen
Schwanz und weiches Fell の最後の Fell のみ不定冠詞を伴わないのはなぜでしょうか


返信1 返信-1
 2006/1/18 (水) 15:27:04 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1137559732.1
こんにちは。

> Sie (Katze) ist relative klein und hat einen schlanken Koerper, einen kleinen
> runden Kopf, einen langen Schwanz und weiches Fell.

とても興味深い、鋭いご指摘だと思います。
結論から先に言うと、ここは ein を付けても同じです。どちらでも構いません。

Fell のほか、Haut 「人間の皮膚」, Pelz 「(Fell の類義語)毛皮」、Haar 「毛髪」
など一部の語は、1つ1つを数えあげて使う場合と、それから集合的に(一本一本、一枚
一枚に目を向けるのではなく全体として)用いる場合の2通りがあります。特に Haar の
場合は顕著ですが、普通は毛の本数は見ず、全体で「毛・髪の集合・かたまり」として認
識すると思います。その点が、上記の他の名詞 Koerper, Kopf, Schwanz とは違う点で
す。「体、頭部、尻尾」は1体、1本のように数えることができます。そしてネコという
動物は体を2つ以上持つわけでもなく、頭も1つだけ、尻尾も1本だけであると「1」と
いうことをしっかり言う必要がありますのでいずれも einen を付けないといけません。

Haar ほど明確ではないにせよ、Fell も Haut も、無冠詞で集合的に使うことができるわ
けです。Geld 「お金」や Zeit 「時間」のように、抽象名詞で数えられない場合にも無
冠詞になりますが、それを裏返せば、数えられる名詞(可算名詞)の場合には冠詞がつけ
ば数えられることになります(当然ですが)。可算名詞を集合的に使って、数える対象と
して見ない場合には、反対に無冠詞にすることによって表すという手法が必要になるとい
うのが今回のポイントです。

なお、Haar は

Er hat ein graues Haar. 「彼は一本だけ白髪がある」
Er hat graues Haar (= graue Haare). 「彼は白髪だ」

のように、ein の有無で意味が違ってきます。Haar の場合は、本来は「髪の一本」を指
すために、集合的に使うときには無冠詞化します。Fell はそこまで厳密ではなく、ein
weiches Fell と表現しても意味の違いはありません。

Sie hat weiches Fell. = Sie hat ein weiches Fell.
Sie hat zarte Haut. = Sie hat eine zarte Haut. など・・・

ちょっと特殊な部類の名詞です。その語自体が本来集合的な意味合いを持ち合わせている
のに、さらに無冠詞化して集合的な意味合いを強めているという感じでしょうか。

返信2 返信-2
 2006/1/18 (水) 15:55:39 - おっさん - No.1137559732.2
田中様

ご丁寧に回答していただいてありがとうございます。大変よく分かりました。

おっさん。

Das Nibelungenlied ( 3-66 ) 引用
  2006/1/14 (土) 17:54:55 - Ssai-to - No.1137228896
お願い致します。

3 Aventiure: Wie Siegflied nach Worms kam

66 Sein Vater liess ihm die ritterliche Ausruestung, die er bei seinem
Aufbruch aus dem Land Siegmunds mit sich fuehren wollte, auf das schoenste
schmuecken; er liess den Helden schimmernde Brustpanzer, feste Helme und
strahlende, maechtige Schilde anfertigen.


彼(か)の父 王子の 武具装具
騎士ふさわしく 調えき
華の極みの 地を目指し
ジグムント国 出で発つの
王子の欲し たればなり

光つややか 胸鎧
堅固なかぶとに 輝ける
頑丈丈夫な 盾の類
従卒勇士に また父は
作らせ調え 給いたり


(1) …, auf das schoenste schmuecken;… は Land が
略されているのですか。
(2) 最初の Sein は Siegfried として、後の ihm や er,
seinem, sich, er は誰になりますか。

返信1 返信-1
 2006/1/15 (日) 17:45:55 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1137228896.1
>(1) …, auf das schoenste schmuecken;… は Land が
> 略されているのですか。

auf には「〜の方法で」という意味の用法があります。auf diese Weise 「この具合
に」、auf eigene Gefahr 「自分の危機責任で」などがその一例です。
ここでは "auf das schoenste" となっていますが、これは「最も美しい具合に」という
意味になります。"das schoenste" は一種の【形容詞の名詞化】です。

→「最も美しく着飾る」(auf das schoenste schmuecken)

>(2) 最初の Sein は Siegfried として、後の ihm や er, seinem, sich,
> er は誰になりますか。

 そうですね。最初の sein は Siegfried を指しています。
 次の ihm は、lassen の目的語ですが、もし sein Vater が自分自身に命じるのであれ
ば (再帰的)sich が使われるはずです(=彼の父君は自分自身に命じた)。しかし ihm
になっているということは、Siegfried に命じているのであり、ihm = Siegfried です。
 次の er は、bei seinem Aufbruch の seinem と同一人物で、「出発 (Aufbruch) す
る」人その人ですのでやはり Siegfried を指します。ついでに mit sich も Siegfried
です。sich は再帰代名詞で、主語と同じ人を指すときに使われますので、主語が
Siegfried であるこの状況下では sich も Siegfried しかありえません。「再帰」と
は、主語と目的語が同じ場合に「主語⇔目的語」が相互に関連づけられる状況を言います
(主語→目的語→再び主語に帰ってくる)。
 最後の er liess den Helden の er は、今までとは別の文章になっていますので、一
度状況はリセットされます。英雄兵士たち (den Helden) に命じる (lassen) のは、もう
一度父君である国王ですので、最後の er は Siegmund です。

返信2 返信-2
 2006/1/16 (月) 10:05:45 - Ssai-to - No.1137228896.2
御説明を有難うございます。勘違いしていました。

> "das schoenste" は一種の【形容詞の名詞化】 だったのですね。そうしますと、

Sein Vater liess ihm die ritterliche Ausruestung, die er bei seinem
Aufbruch aus dem Land Siegmunds mit sich fuehren wollte, auf das schoenste
schmuecken; … のところは、

父君(ちちぎみ) 王子に 武具装具
騎士ふさわしく 支度させ
華の極みと 着飾りて
ジグムントの地 出で発つや
王子の望み なればなれ


というようなことで、良いようでしたら次へ参ります。

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