ドイツ語質問箱

ドイツ語やドイツ語圏に関するご質問があればこちらにお書きください。できるだけ速やかに返信いたします。
また、メール送信フォームからも質問をお寄せいただけます。
New! ドイツ語特殊文字も入力・表示できるようになりました!!(入力はそれぞれのボタンを押下)
名前
Eメール 返信コール(コメントが付いたらメール連絡)
公開しないでメールを受けたい 公開する又は記入しない
タイトル
本文 改行無効 改行有効


title
本文中にURLがあれば自動的にアンカー(リンク)にする タグ(※1)を有効にする(投稿前に表示確認を)
暗証番号 ←この記事を削除するためです(変更可能)。4桁〜8桁の半角数字のみでご指定ください
設定保存     

(※1) 使えるタグは <B>(強調) <I>(斜体) <U>(下線) <FONT>(装飾) <A>(アンカー) のみです.
   タグを使用するときは「タグを有効にする」のラジオボックスを選択してください 閉じ忘れに注意.
(※2) 投稿後30分以内であれば編集(修正)が可能です.

全 1000 件 [ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 ] [最新の状態]
ページ 78 (771〜780)
Das Nibelungendlied 1 ( 3-46 ) 引用
  2005/10/11 (火) 03:26:34 - Ssai-to - No.1128968723
お願いします。

すみません、まず訂正です。
タイトルは、前々回から既に ・・・(3-44),・・・(3-45)、また本文中の
出だしは、3. Aventiure:・・・ となっています。( コピーしていたのですが、
うっかりしていました。 )では・・・


3. Aventiure:Wie Siegfried nach Worms kam

46 Wie viele Maenner auch um ihre Liebe werben mochten, Kriemhild
selbst schreckte in ihrem Innern davor zurueck, einen Mann lieb zu
gewinnen. Der, dem sie spaeter gehoeren sollte, war ihr noch unbekannt.


それゆえ数多の 男たち
彼女の愛を 得んとせば
クリームヒルトの 心中(しんちゅう)は
一人の男性 自らが
選ぶことには 瑶蕩(たゆた)いぬ

後(のち)には彼女 ある人に
ふさわしかれど そのときは
その人彼女に 知られざれ


(1) > Der, dem sie spaeter gehoeren sollte, war ihr noch unbekannt.
 の Der は、前の文中の Mann ですか。
(2) Der=dem ですか。

※ 先日の書き込みを少し書き替えました。

返信1 返信-1
 2005/10/12 (水) 19:08:44 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1128968723.1
>(1) > Der, dem sie spaeter gehoeren sollte, war ihr noch unbekannt.
> の Der は、前の文中の Mann ですか。

前の文中の Mann を直接受けているわけではありませんが、たしかに der (Mann) の省略
となっていますね。
 Der Mann, dem sie spaeter gehoeren sollte, war...
と表現しても同じことです。

> (2) Der=dem ですか。

そうですね。この【関係代名詞】の dem の先行詞が der (Mann) です。「彼女が後に属
することになる男性は・・・」

なお、最初の "Wie viele Maenner auch um ihre Liebe werben mochten" の部分につい
てですが、【疑問副詞 + auch】で「〜であろうとも」という意味の表現になります。
(例)Auch wenn es morgen regnet, findet die Zeremonie statt.「たとえ明日が雨でも」
   または、Wenn es morgen auch regnet,...
   Auch wer kein Geld hat, soll kommen. 「お金がない人も誰でも」
   Auch wie viele Politiker der Meinung sind, dass .... 「どれだけの政治家が
〜と言おうと」
   または、Wie viele Politiker auch der Meinung sind, dass...
※ 疑問副詞と auch は分離して配置されることもあります。

ですから、「たとえどれだけの男たちが彼女の愛を得ようと望んでも、彼女は尻込み
した(拒みつづけた)」

返信2 返信-2
 2005/10/13 (木) 05:20:18 - Ssai-to - No.1128968723.2
御説明を有難う御座います。

auch は、 譲歩、容認の副文 を形成することがあるのですね。


星の数ほど 男たち
彼女の愛を 得んとすも
クリームヒルトの 心中(しんちゅう)は
一人の男性 自らが
選ぶを 潔(いさぎよ)し とせず


で、良いですか。

(1) selbst の意味は合っていますか。
(2) davor の意味は 得んとすも に含まれていると思って良いですか。

返信3 返信-3
 2005/10/13 (木) 14:35:32 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1128968723.3
> auch は、譲歩、容認の副文を形成することがあるのですね。

そうですね、条件文や疑問詞に導かれる副文で auch が用いられると、それは譲歩の意味
になります。

>(1)selbst の意味は合っていますか。

たしかに selbst の意味は「自身」ですが、ここでは「周りの男たちが言い寄ってきて
も、彼女自身は心を許すものがいなかった」といった具体の意味になると思います。男た
ちと彼女自身の対比が問題になっていると考えられます。

(2)davor の意味は 得んとすも に含まれていると思って良いですか。

ここで使われている vor は、zurueck|schrecken とセットになった前置詞です。
 vor etwas3 zurueck|schrecken 「〜にしりごみする、〜に驚いてひるむ」
(例) Er schreckte vor meiner Drohung nicht zurueck.
    「彼は私の脅しに対して少しもひるまなかった」

本文では davor になっており、da は "einen Mann lieb zu gewinnen" という zu不定
詞句を受けています。
→「彼女は、この人だ!と一人の男性を好きになることはなかった」

返信4 返信-4
 2005/10/13 (木) 16:36:25 - Ssai-to - No.1128968723.4
御説明を有難う御座います。解りました。次に清書して見ます。


46 Wie viele Maenner auch um ihre Liebe werben mochten, Kriemhild
selbst schreckte in ihrem Innern davor zurueck, einen Mann lieb zu
gewinnen. Der, dem sie spaeter gehoeren sollte, war ihr noch unbekannt.


星の数ほど 男たち
彼女の愛を 得んとすも
クリームヒルトの 心して
この人こそと 自らは
一人選ぶを 躊躇(ためらい)いぬ

後(のち)には彼女 ある人に
ふさわしかれど そのときは
その人彼女に 知られざれ


としましたが、合ってきましたか。 OK でしたら、次へ参ります。

返信5 返信-5
 2005/10/13 (木) 17:47:51 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1128968723.5
はい、きれいに原意に合っていると思います。

返信6 返信-6
 2005/10/14 (金) 06:00:20 - Ssai-to - No.1128968723.6
 OK の comment を有難う御座います。次へ進みます。

すみません 引用
  2005/10/11 (火) 00:46:26 - 須賀 - No.1128959186
インターウニの須賀です。
みなさんが高度なやり取りをなさっている中に失礼ですが
お教え願えませんでしょうか?

ドイツの友人とメールをやり取りすることがあるのですが、
その中に“Ironman”という単語が出てきます。
例えば、
Ich habe mich fuer naechstes Jahr zu einem Ironman angemeldet:
Der "Opel Ironman Frankfurt"

ひょっとして英語でトライアスロンでも意味しているのでしょうか?
そうだとすると外来語っぽくて面白いですね。

返信1 返信-1
 2005/10/11 (火) 02:42:40 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1128959186.1
こんにちは。
"Ironman" というイベントがあるのですね。知りませんでした。
たしかに、"Opel Ironman Frankfurt" というトライアスロン大会が、2006年6月23日に開
催されるようです。(大会公式サイト:http://www.opel-ironman.de/deutsch/default.htm

英語で iron man が直接「トライアスロン(Triathlon)を意味することはないみたいで
すが、この語には「鉄人」という意味がありますので、おそらくは「鉄人」を意味して、
このように命名されたのではないかと推測します。「トライアスロンを戦い抜く人たち」
は、たしかに「鉄人」であり、もの凄い頑丈な体の持ち主でしょうから。

社団法人日本トライアスロン連合のサイト(http://www.jtu.or.jp/index.html)により
ますと、「スイム1.5km、バイク40km、ラン10km」というのが最もバランスのとれた距離
で、これが国際的にスタンダードな距離として設定されているそうですが、この Ironman
Germany では、なんと「スイム3.8km、バイク180km、マラソン42.195km」のレースだそう
です。マラソンの部はフルマラソンですし、バイクの180km というのも気の遠くなるよう
な距離ですね。

ご友人はこの大会にエントリーされるということですので、文字通り「鉄人」のお一人で
すね。まだ先の話ですが、ご友人のご活躍・ご健闘をお祈りしています。須賀さんは参加
されないのですか?

返信2 返信-2
 2005/10/12 (水) 02:15:11 - 須賀 - No.1128959186.2
変な質問、ご丁寧にありがとうございます。
この友人、実は軍隊経験者でしかも独逸陸軍の空挺師団所属だったそうです。

自分も「指宿なのはなマラソン」という、九州では比較的有名なイベントで、
過去2回42,195kmを完走したことがありますが、3日くらい筋肉痛でした。笑
(タイムはなんとか6時間以内です…)
それに加えて、3,8kmの水泳と180kmの自転車とは!?
恐ろしい大会があるものですね。

返信3 返信-3
 2005/10/12 (水) 02:51:28 - 須賀 - No.1128959186.3
友人の名前がありました。凄い! CUNCIC Daniel 81 Frankfurt M

http://services.datasport.com/2006/triathlon/ironman_germany/START202.HTM

返信4 返信-4
 2005/10/13 (木) 14:14:22 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1128959186.4
こんにちは。ひとつ訂正です。

> ひょっとして英語でトライアスロンでも意味しているのでしょうか?

iron man: 鉄人,鉄人レースまたその選手《トライアスロンなどの競技・選手》、
      鉄腕投手、ロボット 〔ジーニアス英和大辞典〕

という辞書の記載がありましたので補足します。

アムーザについて 御礼 引用
  2005/10/6 (木) 04:18:36 - 藤田伊織 - No.1128539916
質問に答えていただき、ありがとうございました。
なんとかわかる範囲でホームページにまとめました。
As I said, in 1731 I saw the letter which had the phrase, "Princess might be
eine Amusante". But now, in 1744, people were talking as if to say that Johann
Sebastian Bach had named Princess as eine Amusa which is strained to "a - Muse
= someone not interested in the Muses or a lady against the muses", "an anti-
musical persona" or "unmusikalisch", in other words, "a person who hates
music". It is believed that he wrote in the letter, "Princess might be eine
Amusa". It is ridiculous. My Friend never wanted to insult a high personage
like Princess this way. Actually Johann Sebastian told me that he did not know
the word "Amusa" at all. Unfortunately Mr. Georg Erdmann passed away in 1736,
so I can not ask him what happened. And I could not find the letter. I do not
know where it is.
その後に謎解きをしました。
ホームページはここです> http://www.geocities.jp/imyfujita/wtcpage2152.html
エルトマンが amusante を amusa に善意で改ざんしてしまったのではないか、という内容
です。

返信1 返信-1
 2005/10/6 (木) 16:38:04 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1128539916.1
こんにちは。早速読ませていただきました。ドイツ語の文書の中にひとつだけフランス語
の単語が混じっていては具合が悪いので、"Amusante" を消そうとしたところ、消すまで
もなく "nte" を削除して "Amusa" にすればよいとの進言もあり、そのようになってし
まったといういきさつですね。大変面白く読ませていただきました。

あと、数箇所タイプミスを見つけましたので記しておきます。
1) 最初から14行目、Pince → Prince Leopld → Leopold
2) There are some doubts here.
Who
Who
And why?
の下、Amusante is a French word, のところの2行目 poeple → people
3) I guessed; のところから11行目、If we wirte something in German
  wirte → write

すごく綿密に分析してあり、感銘を受けました。ありがとうございました。私が前に紹介
した Amoralismus や Asymmetrie なども登場していますね。少し貢献できたような気持
ちになりました。

返信2 返信-2
 2005/10/8 (土) 04:31:41 - 藤田伊織 - No.1128539916.2
再度御礼
できたので、うれしくなって誤字をチェックしきれていませんでした。ご指摘ありがとうござい
ます。さっそく修正いたします。

Das Nibelungendlied 1 ( 2-45 ) 引用
  2005/10/6 (木) 10:31:24 - Ssai-to - No.1128562284
お願いします。

2. Aventiure:Wie Siegfried nach Worms kam

45 Ihre unbeschreibliche Schoenheit war weithin bekannt, zugleich aber
blieb keinem Helden der hohe Adel ihrer Gesinnung verborgen. Viele
Fremde wurden dadurch angelockt, in das Land Gunthers zu reiten.


筆舌及ばぬ 斯の絶美
世にこそ既に 普(あまね)くす

それはそれとて また此れぞ
彼女の志操の 気高さは
数ある勇士の 一人とて
耐え得る者や 無からしむ

斯くて外国(とつくに) 諸々は
ブルグント王 グンターの
土地に魅せられ 馬向ける


※ > ・・・blieb keinem Helden der hohe Adel ihrer Gesinnung verborgen.
の主語は Adel だと思うのですが、どうして目的語 Helden の後に
来ているのですか。動詞の bleiben や verbuergen の意味との、
夫々の連携の為ですか。

返信1 返信-1
 2005/10/6 (木) 15:15:39 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1128562284.1
> ※ ・・・blieb keinem Helden der hohe Adel ihrer Gesinnung verborgen.
> の主語は Adel だと思うのですが、どうして目的語 Helden の後に
> 来ているのですか。動詞の bleiben や verbuergen の意味との、
> 夫々の連携の為ですか。

そうですね、この文の主語は der hohe Adel ですね。
ドイツ語では、必ずしも主語が目的語の前に来なければならないということはありませ
ん。主語が目的語の後ろに来ることもあります。

語順の(ごく簡単な)規則としては、
@形態によるもの(語の長さ)
A情報構造(旧情報>新情報)
があります。
@が、今回の例に当てはまると思いますが、仮に「主語>目的語」の順に名詞を配置しよ
うとした場合、主語のほうが長さが長く、目的語が短い語だった場合、先に長い語句が並
んで、次に短い語が来ると“頭でっかち”のようなバランスになります。「長い語句」と
は、通常は関係代名詞や前置詞句、あるいは2格名詞句で修飾された名詞句であることが
多いです。
・主語と目的語の“長さ”が同じぐらいの場合:「主語>目的語」
 Gestern hat [ein Mann] [einer Oma] geholfen.
・主語が短く、目的語が長い場合:「主語>目的語」
 Gestern hat [ein Mann] [der Oma mit ihrem schweren Koffer] geholfen.
・主語が長く、目的語が短い場合:「目的語>主語」
 Gestern hat [einer Oma] [der Mann mit der gelben Krawatte und schwarzen
Brille] geholfen.
@のルールは、要するに「短い名詞句>長い名詞句」の順に並べるというものです。

Aは、「人間は、(時間的に)前に聞いた情報よりも、時間的に後ろ(新しく)で聞いた
情報のほうがよく記憶に残る」という認知的な事実に関係するものです。ある問いに対す
る答えの文を発する場合、その問われた内容(答えの部分)を後ろに持ってきたほうが、
聞き手の記憶に対して強く訴えかけることができます。そこで、「新情報は後ろ」という
傾向が生まれます。
たとえば、
 Wohin bist du im Sommer geflogen?
という問いに対しては [wohin] と問われているのですから、
 Ich bin (im Sommer) nach Deutschland geflogen.
と答えるのが自然です。[ich] だとか [im Sommer] というのは、言わなくても分かって
いる情報です。[nach Deutschland] をしっかりと伝えることが、質問の答えとしては自
然な発話になると思います。同様に、
 Wann bist du nach Deutschland geflogen?
という問いに対しては、[wann] が問われているのですから、
 Ich bin (nach Deutschland) am 20. August geflogen.
などとなります。
 そのためには、伝えたい情報ほど(相手の記憶に残りやすいように)時間的に後ろで発
話するというのが一つの可能性であるわけです。

語順を決める要因は他にもありますが、大きな部分ではこの2点が挙げられるでしょう。

それから、

> blieb keinem Helden der hohe Adel ihrer Gesinnung verborgen
> 彼女の志操の 気高さは
> 数ある勇士の 一人とて
> 耐え得る者や 無からしむ

という部分は、原義に沿えば、ひとまずは "keinem Helden verborgen bleiben" 「どの
勇士にも隠された状態にない」と解釈でき、もう少し日本語らしく訳せば「どの勇士も
知っているほど有名である」などのように訳せるでしょう。「耐え得る者や 無からし
む」というのがそのような意味になっているのでしたら訂正の必要はありません。

他の部分はきちんと訳されていると感じました。

返信2 返信-2
 2005/10/6 (木) 17:01:38 - Ssai-to - No.1128562284.2
御説明、 suggestion を有難う御座います。

verborgen を勘違いしていました。

> ・・・war weithin bekannt, zugleich aber blieb keinem Helden der hohe
Adel ihrer Gesinnung verborgen.


・・・
世にこそ既に 普(あまね)くし

それにしてはも 即ちは
彼女の志操の 気高さや
数ある勇士の 一人とて
知らずて在るを 無からしむ


で表現できていますか。

返信3 返信-3
 2005/10/6 (木) 22:24:24 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1128562284.3
よく表現されていると思います。

返信4 返信-4
 2005/10/7 (金) 08:26:19 - Ssai-to - No.1128562284.4
有難う御座います。一応、清書しておきます。

45 Ihre unbeschreibliche Schoenheit war weithin bekannt, zugleich aber
blieb keinem Helden der hohe Adel ihrer Gesinnung verborgen. Viele
Fremde wurden dadurch angelockt, in das Land Gunthers zu reiten.


筆舌及ばぬ 斯の絶美
世にこそ既に 普(あまね)くし

それにしてはも 即ちは
彼女の志操の 気高さや
数ある勇士の 一人とて
知らずて在るを 無からしむ

斯くて外国(とつくに) 諸々は
ブルグント王 グンターの
土地に魅せられ 馬向けぬ


※ ということで、次へ参ります。

Das Nibelungendlied 1 ( 2-44 ) 引用
  2005/10/4 (火) 17:21:39 - Ssai-to - No.1128413993
お願いします。

2. Aventiure:Wie Siegfried nach Worms kam

44 Den jungen Herrn konnte so gut wie gar nichts bekuemmern. Eines
Tages hoerte er davon berichiten, dass im Land der Burgunden ein
schoenes Maedchen, ein Inbild der Vollkommenheit, aufwuechse. Durch
sie sollte er spaeter viel Glueck, aber auch Leid erlangen.


幸いにして 若君に
心配何も 及ばざれ

ある日若君 聞き及び
ブルグント国に 美姫ありて
育ちたりしも 育ちたり
完全無欠の 姿にと

彼女あってぞ やがて彼
幸多かりきも またしかし
悲痛の果てにも 至るべし


> Den jungen Herrn konnte so gut wie gar nichts bekuemmern. は、
勘で訳したのですが、文法はどうなっているのですか。主語は nichts
 ですか。

返信1 返信-1
 2005/10/5 (水) 14:04:57 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1128413993.1
> Den jungen Herrn konnte so gut wie gar nichts bekuemmern. は、
> 勘で訳したのですが、文法はどうなっているのですか。主語は nichts ですか。

はい、主語は nichts で合っています。
普通に主語を nichts にすれば、この文は

Den jungen Herrn konnte nichts bekuemmern. 「この若き君を悩ませるものは何もな
かった」

となります。
nichts に "so gut wie" という修飾語句がついているのは、修飾語句としては少し特殊
なものですが、文法的には「〜と同じぐらいの」という同程度(程度がほぼ同等である)
ことを表現するものです。

一般的に "(A ist) so 形容詞 wie B." のように使って、「A と B を比べると同等レベ
ルで〜(形容詞)である」ということを表現できるのはご存知のとおりです。
この形容詞の部分を gut にしておけば、「〜といっても良いほどの」といったような意
味合いになります。文法的にはそうですが、ここでは "so gut wie" で "fast 「ほぼ
〜」" のような意味合いで捉えておけばいかがでしょうか。これぐらいの副詞的な意味で
考えておけば、文の解釈も簡単になると思います。

全体の翻訳は、直す必要のある箇所はないと思います。

返信2 返信-2
 2005/10/5 (水) 17:00:46 - Ssai-to - No.1128413993.2
御説明を有難う御座います。 OK ということで、次へ参ります。

Das Nibelungendlied 1 ( 2-43 ) 引用
  2005/9/30 (金) 10:36:49 - Ssai-to - No.1128043277
お願いします。

2. Aventiure:Ueber Siegfried

43 Solange seine beiden Eltern, Siegmund und Sieglinde, noch am
Leben waren, wollte ihr geliebter Sohn die Krone nicht tragen.
Seinen Herrschaftsanspruch wollte der tapfere und kuehne Held
nur wahrnehmen, um alle gewalttaetigen Uebergriffe, von denen
er eine Bedrohnung des Landes befuerchtete, abzuwehren.


ジグムント また ジグリンデ
王子の両親 いま在れば
この愛息子 その間
王冠戴すは 望まざれ

この大胆勇敢 なる英雄
あらゆる暴力 侵害の
脅威危険が 懸念され
王国これを 防御する
時だけ王位 継承権
行使するを 期するのみ


(1) Herrschaftsanspruch は辞書にありませんでしたので、 「 王位
継承権 」 のように訳して見ましたが良いですか。
(2) abzuwehren はどこに掛かるのですか。意味的には上のようなことで
良いかなと思ったのですが、文法的な構造の方は実ははっきりとは判らないのです。

返信1 返信-1
 2005/9/30 (金) 18:25:05 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1128043277.1
> (1) Herrschaftsanspruch は辞書にありませんでしたので、
> 「 王位継承権 」 のように訳して見ましたが良いですか。

「王位」は、Siegfried は、両親が存命のうちは継がないと決めているようですので、こ
こでは Herrschaft は「統率(リーダーシップ)」という程度で解釈するのはいかがで
しょうか。
nur 〜 とありますので、「両親の存命中は王位を継ぐつもりはないが、それでも人々か
ら統率することを要求されるのであれば、彼は国を脅かすものに対して立ち向かうために
なら、それを引き受ける(=進んで先頭に立って国を守る)」という感じになるかもしれ
ません。

> (2) abzuwehren はどこに掛かるのですか。意味的には上のようなことで
> 良いかなと思ったのですが、文法的な構造の方は実ははっきりとは判らないのです。

(1) のところで説明したことと関連しますが、nur um alle gewalttaetigen Uebergriffe
abzuwehren という構文になっています。um があると、この um は前置詞であるかもしれ
ませんし、同時に um 〜 zu 不定詞 の構文(「〜するために」)であるかもしれないと
いうことにも注意を払う必要があるでしょう。実際、ここでは、間に関係節が挟まれてい
ますが um 〜 abzuwehren となっています。この abzuwehren の zu が、先の um と呼応
しているというわけです。

um [alle gewalttaegigen Uebergriffe [von denen er eine Bedrohnung des
Landes befuerchtete]] abzuwehren

全体の意味は、先に書いた通りになると思います(というのが私の解釈):
→「両親の存命中は王位を継ぐつもりはないが、それでも人々から統率することを要求さ
れるのであれば、彼は国を脅かすものに対して立ち向かうためになら、国を統率するつも
りはある(=進んで先頭に立って国を守る。ただし、これは別に王位を継ぐというのでは
なく、民衆の先頭に立ってリーダーシップを発揮するという意味)」

返信2 返信-2
 2005/9/30 (金) 22:33:53 - Ssai-to - No.1128043277.2
御説明、有難う御座います。解釈がずれていました。


ジグムント また ジグリンデ
王子の両親 いま在れば
彼の愛息子 その間
王冠戴すは 望まざれ

大胆不敵 斯の英雄
聊か無法な 侵略の
脅威危険が 懸念され
王国防御の 要有るの
暁のみぞ 知(し)ろし食(め)し
いでや握らん 天下の権


※ ちょっと派手にして見ましたが良いですか。

返信3 返信-3
 2005/10/1 (土) 14:22:36 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1128043277.3
> 王国防御の 要有るの
> 暁のみぞ 知(し)ろし食(め)し
> いでや握らん 天下の権

参考にはならないと思いますが、またまた“私の解釈では”という前提に基づいて書きます
と、「王国防御の要」はすでにあるのだと思います。つまり、“王国防御の必要が出てき
たときには人々を統率しよう”というのではなく、Siegfried は(王位を継ぐつもりはな
いが、その代わり、)今の国内の状況を見て、外圧に負けないように国を守るという任務
に力を注ぎ、人々の期待にこたえようとしているのではないかという印象を受けました。

私個人の解釈ですので、これが正しい解釈だということはありません。念のため。

返信4 返信-4
 2005/10/1 (土) 14:42:24 - Ssai-to - No.1128043277.4
comment を有難う御座います。

返信−1 で御説明頂きました、

> ・・・nur um alle gewalttaetigen Uebergriffe abzuwehren という
構文・・・

の nur に拘ったのですが、 nur um・・・ は ・・・の時だけ とは
ならないのですか。

返信5 返信-5
 2005/10/1 (土) 15:21:11 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1128043277.5
> nur に拘ったのですが、 nur um・・・ は ・・・の時だけ とは
> ならないのですか。

「um 〜 zu不定詞」は、「〜のとき」というよりは、「〜するため」という【目的・目
標・動機・理由」などを表しますので、「〜することのためにのみ」と解釈しました。

→ Siegfried は、王位に就くことは論外であるが、国を強固に守ることのためにであれば
自分の身を捧げても良いと思っている

---
「〜のとき」ということを表すのであれば、
nur (dann), wenn 〜
という表現を使うことができます。

返信6 返信-6
 2005/10/1 (土) 17:07:06 - Ssai-to - No.1128043277.6
御説明を有難う御座います。解りました。後半の訳出を・・・


如くはあれども ここに来て
大胆不敵 斯の英雄
聊か無法な 侵略の
脅威危険が 懸念され
王国防御の 要有れば
他事にあらぬと 知(し)ろし食(め)し
いでや握らん 天下の権


として見ましたが良いですか。

返信7 返信-7
 2005/10/1 (土) 20:22:49 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1128043277.7
人によって解釈は様々でしょうから、私の解釈で参考にできる部分は参考にして、そうで
ない部分はご自身の解釈を大切にしてくださいね。
最新の一連の訳は「彼は王位に就く志はないが、その代わり…」というのがよく表現され
ていると思います。

返信8 返信-8
 2005/10/1 (土) 20:34:42 - Ssai-to - No.1128043277.8
comment と authorization を有難う御座います。

それでは、 OK が出たということで、次へ参ります。

Das Nibelungendlied 1 ( 2-42 ) 引用
  2005/9/29 (木) 17:05:04 - Ssai-to - No.1127980947
お願いします。( すみません。前回の質問の原文の番号は
誤っていました。 41 でした。 )

2. Aventiure:Ueber Siegfried

42 Mit Ruhm und Ehren gingen die Teilnehmer des Festes auseinander.
Die maechtigen Herren des Landes hoerte man spaeter mit Ueber-
zeugung sagen, dass sie den jungen Siegfried zum Herrn haben wollten.
Doch Herr Siegfried, der schoene Held, wollte davon nichts wissen.


祝典列席 各侯は
名誉、栄誉に 浴しつつ
順に次々 別れ行く

後日談に 聞くならく
有力各侯 若君の
ジークフリートして 領主にと
確かに語り 望みしと

ジークフリート 君(ぎみ) したが
彼の快勇士 此れなるを
何一つ意に 介せざれ


※ > Die maechtigen Herren des Landes hoerte man spaeter・・・. は、
man が主語で良いですか。

返信1 返信-1
 2005/9/29 (木) 20:24:58 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1127980947.1
> ※ > Die maechtigen Herren des Landes hoerte man spaeter・・・. は、
> man が主語で良いですか。

はい、そうですね。動詞の形が単数形の語尾をしていますので(もし複数形ならば
hoerten)、単数形の主語を探さなければなりません。→ man しかありません。
もし die maechtigen Herren des Landes が主語ならば、上述のように hoerten という
動詞の形になるはずです。
そもそも、man という語は文法形式上、主語(1格)としてしか現れないものですので
(3格は einem, 4格は einen という具合)、ほぼ自動的に man を見たら主語として解
釈してよいでしょう。

訳も、これで良いのではないかと思います。
日本語訳をつけることと、それを七五調のリズムにしたためることは違いますので、原文
を訳するという労力のほかに、リズムに合わせてそれを表現するという2重の工夫をされ
ていますので、いつも感激しています。

返信2 返信-2
 2005/9/29 (木) 21:26:45 - Ssai-to - No.1127980947.2
解説とお褒めの comment を有難う御座います。
畏れ多くもまた、励みとなります。次へ進みます。

Das Nibelungendlied 1 ( 2-41 ) 引用
  2005/9/26 (月) 05:34:03 - Ssai-to - No.1127680443
お願いします。

2. Aventiure:Ueber Siegfried

40 Kein einziger der Fahrenden ging da leer aus. Verschwenderisch
gaben die Koenige Pferde und Kleider aus ihren Haenden, als ob sie
danach nicht einen Tag mehr zu leben haetten. Ich glaube, niemals
zuvor hat sich eine koenigliche Hofhaltung so freigebig erwiesen.

※ 今回は、 文法・文意 ともほとんど解りません。文意にして想像も
つきませんので、なにとぞよろしくお願いします。

返信1 返信-1
 2005/9/27 (火) 14:38:42 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1127680443.1
> Kein einziger der Fahrenden ging da leer aus.

主語 kein einziger der Fahrenden
 = [ kein einziger [2格 der Fahrenden]] 「吟遊楽士たちのうちの誰一人も〜ない」
動詞 aus|gehen
 結果状態を表す副詞を伴った場合「〜の結果になる」
 leer = 空っぽ、一文無し(貧しい)
→「吟遊楽士たちは誰一人として貧しい者はいなくなった

> Verschwenderisch gaben die Koenige Pferde und Kleider aus ihren Haenden

verschwenderisch = 惜しげもなく、あり余るほど、ぜいたくに
gaben = geben の過去形(主語 die Koenige が複数なので語尾 -en)
aus ihren Haenden = 自らの手(=持ち物)から
→「王たちは自らの持ち物から、惜しげもなく馬や衣服を与えた」

> als ob sie danach nicht einen Tag mehr zu leben haetten.

als ob 〜 「まるで〜であるかのように」
 「まるで〜のように」という比喩で使いますので、【非現実話法】で表されることが
  ほとんど。ここでは haetten というのが、haben の接続法U式(=非現実話法)
nicht einen Tag mehr = 「これ以上の一日がない」(今日はあるが、明日がない)
→「(惜しげもなく与える様子を指して)まるで王たちはもはや今日までの命であるかの
ように」

> Ich glaube, niemals zuvor hat sich eine koenigliche Hofhaltung so freigebig
> erwiesen.

niemals zuvor = それ以前には一度も〜ない
Hofhaltung = 宮廷生活
sich erweisen = 〜であることが示される(erweisen そのものは「示す」)
→「王の宮廷がこんなにも気前よく惜しみなく物を恵み与えたことはいまだかつてなかっ
た、と私は思う」

Das Nibelungenlied は叙事詩ですが、物語の記述の中に書き手(作者は不詳)が「1人
称」として登場(ich glaube など)するのは面白いですね。

返信2 返信-2
 2005/9/27 (火) 21:23:29 - Ssai-to - No.1127680443.2
解り易い解説を有難う御座います。すみません、そっくり七五調に
何とか変換して見ますと・・・


吟遊楽士 誰一人
貧しきはこれ 無くなりぬ

王らは手持ちの 馬、衣装
惜しむことなく 与えしは
この世の名残と 言わんまで

王宮、曾(かつ)て 未だにも
斯かる奢りを 見せたるは
一度も無きと 我言わん


で良いですか。

返信3 返信-3
 2005/9/28 (水) 14:06:39 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1127680443.3
素敵な七五調の詩になりましたね。
良いと思います。間もなく第二章も終わりますね。
引き続き、楽しみながら進めていきましょう。

返信4 返信-4
 2005/9/28 (水) 16:18:19 - Ssai-to - No.1127680443.4
先生の訳を変換しただけでしたのに、お褒め頂き恐縮致します。
また、先へ進みます。

全1000件(返信記事を除く) | ページ間移動→[ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 ]


最大1000件保持 | 投稿レポートON | 管理者宛てEメール | ?ヘルプ

MiniBBS-EX 1.19