ドイツ語質問箱

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ページ 85 (841〜850)
Was ist denn Rechner? 引用
  2005/7/14 (木) 16:52:24 - Das Schiri - No.1121327544
こんにちは、

よく意味のわからない単語があったんですが、辞書やドイツ人の方に聞いてもよくわからなくて
質問させてください。コンピュータ用語であることは分かるのですが。。。

文を:

Die Animes bekomme ich meistens von meinem Freund oder anderen Freunden auf
DVD. Daher sitze ich viel am Rechner und schaue mir dort die Animes an *g*

ここで使われている am Rechner はPCとは違うのでしょうか? この方が書くとき、いつも使
い分けて書いていて、PC はパソコンと解釈しているのですが、Rechner て一体なんなのでしょ
うか?

よろしくお願いします。

返信1 返信-1
 2005/7/14 (木) 17:57:52 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1121327544.1
こんにちは。

PC と Rechner は、基本的には同じ意味で「コンピュータ」(通常はパソコンのこと)を
指します。Rechner は rechnen 「計算する」という動詞から出来た名詞(語尾に -er が
付くと「道具(または人)」を表す)です。「電算機」ということですね。ですから、英
語の computer と同義です。computer だって、compute 「計算する」という動詞から出
来た語ですので。

ここまでは語の意味の話です。後は、実用レベルの話になりますが、ドイツ人が PC とい
うときは「ウィンドウズ・パソコン」のことを指すことが多いです。ドイツでも、分野に
よっては Macintosh の使用シェアは高く、Windows マシンと区別する必要が出てきま
す。また、同時に、PC というと「デスクトップ・パソコン」のことも指すことがありま
す。PC は、イメージとしては、Betriebssystem (=OS) がウィンドウズで、デスクトップ
型の、いわゆる典型的なイメージのパソコンを PC と呼ぶのです(あくまでも「典型」の
はなしで、別に Macintosh が一般的なパソコンではないという意味ではありません。念
のため)。ノートパソコンはNotebook と呼んでいます。

それに対して、Rechner という語は、「パソコン全般」を指す言い方です。この表現に
は、Betriebssystem の違いや、形状の違いは含まれません。

今回の文面に am Rechner とあったのは、単に「DVD をパソコンで見る」という程度の意
味で、同じ人が時々 PC という語を用いるのは、そのときには「ウィンドウズ・パソコ
ン」か「デスクトップ・パソコン」ということを明確に表現したいのだと思います。

もうひとつの可能性としては、こちらが思っているような使い分けはなく、本人としては
まったくの無意識で PC と Rechner を使っているということがありますが、もしこの最
後の可能性が薄いのであれば、やはり PC という語を使うときには一定の意識が働いてい
ることになりますね。

返信2 返信-2
 2005/7/14 (木) 18:33:31 - Das Schiri - No.1121327544.2
ありがとうございます。

まさか、実用的なケースでそのような使い方がされているなんて想像もつきませんでした。
もう一度それを踏まえて、過去に書いてもらったメールを見返して、意識的に使い分けているか
読み返したほうがよさそうですね。

親切なご説明ありがとうございました。

Das Nibelungendlied 1 ( つづき−14 ) 引用
  2005/7/13 (水) 22:04:02 - Ssai-to - No.1121259605
お願いします。

I. Aventiure

14 Den Traum erzaehlte sie ihrer Mutter Ute. Die haette
ihrer lieben Tochter Den Traum nicht besser auslegen
koennen:"Der Falke, den Du aufziehst, das ist ein edler
Mann. Wenn Gott ihn nicht in seinen Schutz nimmt, dann
musst Du ihn bald wieder verlieren."


その夢のこと 母君の
ウオテに彼女 告げにけり

この夢の謂い 母君は
斯の愛娘に 聴かせたる
これより上手は 有る無かれ

「 その鷹汝 育てたる
それは高貴な 一男児
神その兵に その男児
取らざるときは また汝
直ちに彼を 失わん 」


※ Wenn Gott ihn nicht in seinen Schutz nimmt, dann
musst Du ihn bald wieder verlieren.
のところはあやふやです。どうして wieder なのか判然としなかった
ので、「 また 」などと、適当にくっつけました。

返信1 返信-1
 2005/7/14 (木) 01:18:57 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1121259605.1
> ※ Wenn Gott ihn nicht in seinen Schutz nimmt, dann
> musst Du ihn bald wieder verlieren.
> のところはあやふやです。どうして wieder なのか判然としなかった
> ので、「 また 」などと、適当にくっつけました。

たしかに、verlieren 「失う」という語があるからには、それに対応する「手に入れる」
といった語があったほうが、wieder の意味(「また、再び」)が明確になりますね。こ
こでは、「手に入れる」という具体的な語はないものの、「鷹をお前は育てている」とい
うくだりがあります(Der Falke, den du aufziehst)ので、それは「手元においてい
る」という意味に他なりません。ですから、wieder というのは、「手に入れたものを再
び失ってしまう」ということが言われているのだと思います。

『あなたが手元において大切にしているその鷹とは、一人の高貴な男性である。
神がその鷹(その人)をお護りくださらなければ、お前はその人を(せっかく手に入れた
のに)また失ってしまうことになるだろう』

という感じだと思います。aufziehen は、いま訳してみて思いましたが、「(原義の「育
てる」という意味から転じて)手元で大切にする」と訳すとピッタリのような気がしまし
たが、いかがでしょうか?

返信2 返信-2
 2005/7/14 (木) 05:51:26 - Ssai-to - No.1121259605.2
suggestion を有難う御座います。

(1) 訳文では Schutz を辞書で Schuetz《古》 と見まちがえて、
 Schutze に取りましたが、先生の訳を見まして辞書の Schutz 
の例文を探しましたら、 j(4) in Schutz nehmen で j(4) を
弁護(擁護、保護)する とありました。ですから・・・


「 神その兵に その男児
取らざるときは また汝 」 を

「 神の護り 斯の男児
有らざるときは 汝また 」 としたいと思います。

(2) 飼っている鷹が夢に出て来て、この夢の鷹はやがての
 ジークフリート の象徴であろうことはすぐに頷けますが、
このとき姫の近辺に既に彼は仕えていたのですか。すなわち、
前段13で飼っている鷹というのは、「 一人の気高い勇士
( ジークフリート )を傍に置いていた 」と既に象徴的に
述べているのですか。したがって、この鷹を「 一人の勇士 」と
訳出してしまわなくてはなりませんか。僕の訳文では、
 ジークフリート はまだ姫の目の前には姿を現していなくて、
側近の兵士の中に既に彼が居て、やがて姫の意中の人となるべく、
鷹の姿として飼われていたというような情況のつもりです。

返信3 返信-3
 2005/7/14 (木) 09:00:53 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1121259605.3
> このとき姫の近辺に既に彼は仕えていたのですか
> ジークフリート はまだ姫の目の前には姿を現していなくて、
> 側近の兵士の中に既に彼が居て、やがて姫の意中の人となるべく、
> 鷹の姿として飼われていたというような情況のつもりです。

 クリームヒルトはブルグント国の姫、ジークフリートはニーデルラント国の王子という
ことになっています。つまり、まだこの時点では、2人の間には接点はありません。やが
て、クリームヒルトという美しい姫がいることがジークフリートの耳に入り、話が展開し
ていきます。
 ですから、「鷹」は、夢の中では「飼っている状態」で話がされていますが、もちろ
ん、いますでに飼っているわけではなくて、「いずれ飼うことになる」ということの暗示
です。「クリームヒルトは気高い鷹を飼うことになる。しかし、その鷹もいずれは殺され
てしまい、せっかく幸せだったのに、それを失うことになるだろう」という、鷹の最期の
予言が夢に現れています。(この「鷹」を「夫」、「飼う」を「大切にする、愛する」な
どと置き換える。)
 そうですね、だから、この夢には@クリームヒルトが鷹を飼うこと、と、Aその鷹は無残
にも殺されてしまうこと、の2つが込められているということでしょうかね?

> 前段13で飼っている鷹というのは、「 一人の気高い勇士
> ( ジークフリート )を傍に置いていた 」と既に象徴的に
> 述べているのですか。したがって、この鷹を「 一人の勇士 」と
> 訳出してしまわなくてはなりませんか。

ein Falke ではなくて ein edler Mann を「一人の勇士」と訳出したほうが良いかどうか
ということでしょうか。「鷹」は「鷹」で訳したほうが良いと思います。Mann のほう
は、この時点では、たしかに、まだ「勇士」などと訳出する必要はないかもしれません。
この時点ではこの「男」の身分・地位は分からないからです。この詩を聞いたり読んだり
した当時の人たちは(当時は文字を読める人が少なかったので、おもにこの歌は語り部に
よって語られたと伝えられています)、鷹が「愛の象徴」であること、また鷹の勇猛な姿
から、きっとこれは「たいへん素晴らしい勇者」を指しているんだろうとわかったはずで
す。ですから、私たちも、そのようにほのめかすに留め、具体的に訳出してしまう必要は
ないと思いますよ。

返信4 返信-4
 2005/7/14 (木) 13:14:24 - Ssai-to - No.1121259605.4
返信を有難う御座います。 suggestion の方向で、 aufziehen 
を 「 傍らに愛で置く 」 と云う表現にしました。


14 Den Traum erzaehlte sie ihrer Mutter Ute. Die haette
ihrer lieben Tochter Den Traum nicht besser auslegen
koennen:"Der Falke, den Du aufziehst, das ist ein edler
Mann. Wenn Gott ihn nicht in seinen Schutz nimmt, dann
musst Du ihn bald wieder verlieren."


その夢のこと 母君の
ウオテに彼女 告げにけり

この夢の謂い 母君は
斯の愛娘に 聴かせたる
これより上手は 有る無かれ

「 その鷹汝が 愛で置くは
それは高貴な 一男児
神の護り 斯の鷹に
及ばざるとき 汝また
直ちに彼を 失わん 」


※ 「 斯の男児 」 を 「 斯の鷹に 」 と変えて見ました。鷹と男児を
交互に入れて、象徴性を強調して見ました。

Das Nibelungendlied 1 ( つづき−13 ) 引用
  2005/7/11 (月) 00:09:08 - Ssai-to - No.1121008040
お願いします。

I. Aventiure

13 In solch einer herrlichen Umgebung wuchs Kriemhild
auf. Eines Nachts traeumte ihr, sie zoege einen starken,
praechtigen und wilden Falken auf, den ihr zwei Adler
zerfleischten. Dass sie das mitansehen musste! Niemals
haette ihr auf dieser Welt etwas Schmerzelicheres
geschehen koennen.


今回は、読解不能です。クリームヒルトが一羽の鷹と二羽の鷲が
争っているところを夢に見たようですが・・・

(1) Nacht は女性名詞のはずですが、 Eines Nachts と
なっているところが判りません。
(2)  sie zoege einen starken, praechtigen und wilden
Falken auf の sie はクリームヒルトだと思うのですが、 
aufziehen をどう訳して良いか判りません。
(3) den ihr zwei Adler zerfleischten. の den と ihr
 が何の代名詞か判りません。
(4) Dass sie das mitansehen musste! の Dass と das
 が判りません。
(5) Niemals haette ihr auf dieser Welt etwas Schmerzelicheres
geschehen koennen. もハッキリしません。

この段は、物語の先の方の何らかの暗示、伏線なのでしょうか。

返信1 返信-1
 2005/7/12 (火) 15:33:26 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1121008040.1
>(1)Nacht は女性名詞のはずですが、 Eines Nachts と
> なっているところが判りません。

たしかに Nacht は女性名詞ですが、副詞的用法の場合(他には eines Tages 「ある日」
や jeden Tag 「毎日」などの用法)では、男性名詞扱いになり、eines Nachts として使
われることがあります。一日の時間区分のうち、Morgen, Tag, Abend らは男性名詞で、
Nacht だけが女性名詞なので、他の男性名詞に合わせるのでしょうか。理由は定かではあ
りませんが、eines ---s の形で「副詞的2格」を作ることがポイントのようですね。

>(2)sie zoege einen starken, praechtigen und wilden
> Falken auf の sie はクリームヒルトだと思うのですが、 
> aufziehen をどう訳して良いか判りません。

aufziehen には「引き上げる、持ち上げる、開ける」などの意味もありますが、「育て
る」という意味もあります。ここでは目的語が Falke ですので、その「育てる、養育す
る、飼育する」という解釈でいかがでしょうか。「育てている、飼っている」という感じ
です。

>(3) den ihr zwei Adler zerfleischten. の den と ihr
> が何の代名詞か判りません。

den は、直前の Falke(n) を受ける関係代名詞です。[Falken, den ihr zwei Adler
zerfleischten] 「鷹、それを2羽の鷲が引き裂いた」

ihr は「利害の3格」と呼ばれたりするもので、ここでは本来は無くても良い随意的な要
素です。これがあると、「2羽の鷲が(クリームヒルトの)鷹を噛み裂いたのがクリーム
ヒルト(彼女)にとって損害だった」ということです。ihr は女性名詞(単数)の3格の
人称代名詞です。他の例を挙げますと:
(例) Ich kaufe (mir) ein Auto. 「車を(自分に)買う(車を買って利益となるのは
自分だ)
    Ich habe (mir) einen Film angesehen. 「映画を見る(それが自分に利益となる)」
これらの「利害の3格」は省略されることもあります。また、訳をする必要がないことも
多いです。

>(4)Dass sie das mitansehen musste! の Dass と das が判りません。

das は「それ」ですから、夢の内容ですね。ここでは「鷹が鷲に殺される」という内容で
すが、中世では「鷹」は「愛の象徴」です。つまり、「鷹」は後にクリームヒルトの心を
奪う男性のこと(ジークフリート)のことを暗示しているのでしょう。そうしますと、
das は「夢で見たようなこと」といった意味合いになります。
 dass は普段目にする接続詞「〜こと」という意味で構わないのですが、ここでは感嘆
文になっています(文末が "!")。「彼女がそれを目にする羽目になろうとは!」という
感じだと思います。musste は muessen の過去形ですので、それが事実として本当に起
こってしまうことを表しています。

>(5)Niemals haette ihr auf dieser Welt etwas Schmerzelicheres
> geschehen koennen. もハッキリしません。

ここの ihr も「利害の3格」といっても構いませんね。「何かそれよりも痛みの大きな
ことが(etwas Schmerzlicheres)が主語で、動詞は geschehen koennen 「起こりう
る」、さらに接続法表現 haette がありまして、全体は niemals で「決して〜ない」と
打ち消されています。

etwas Schmerzlicheres は「etwas 形容詞2格(中性名詞扱い)」という決まった表現
で、ここでは schmerzlich → schmerzlicher という比較級の形容詞が用いられていま
す。比較級だろうが原級だろうが、形容詞は形容詞ですので、このように「何か〜なこ
と」という形に当てはめることができます。「何かより一層痛々しいこと」

「(クリームヒルトにとって)それよりも痛みの大きなことが起こりえただろうか。(い
や、起こりえない。鷹の死は彼女にとってそれに勝るもののない痛恨のきわみだった)」

> この段は、物語の先の方の何らかの暗示、伏線なのでしょうか。

そうだと思いますよ。

返信2 返信-2
 2005/7/12 (火) 23:45:27 - Ssai-to - No.1121008040.2
詳しい御説明の返信を有難う御座います。

13 In solch einer herrlichen Umgebung wuchs Kriemhild
auf. Eines Nachts traeumte ihr, sie zoege einen starken,
praechtigen und wilden Falken auf, den ihr zwei Adler
zerfleischten. Dass sie das mitansehen musste! Niemals
haette ihr auf dieser Welt etwas Schmerzelicheres
geschehen koennen.


斯く申し分なき 環境に
クリームヒルトは 育ち来ぬ

力強くも 荒荒し
みごとな一羽の 鷹飼うを
或る夜の夢に 二羽の鷲
鷹引き裂くは これしたり

なんと彼女が 斯かる夢
見るが定めと なろうとは

これほど辛い 出来事が
この世に彼女に 有り得よか


として見ましたが、全部記述出来ていますか。

返信3 返信-3
 2005/7/13 (水) 09:12:22 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1121008040.3
全部、盛り込まれて訳されているように思います。

返信4 返信-4
 2005/7/13 (水) 16:13:32 - Ssai-to - No.1121008040.4
authorization を有難う御座います。

また、先へと進みます。

返信5 返信-5
 2005/7/14 (木) 12:53:46 - Ssai-to - No.1121008040.5
p.s. 改訂版です。 つづき−14 の suggestion で、僕は
姫がいま鷹を飼っているものと錯覚していたことが判りました。


13 In solch einer herrlichen Umgebung wuchs Kriemhild
auf. Eines Nachts traeumte ihr, sie zoege einen starken,
praechtigen und wilden Falken auf, den ihr zwei Adler
zerfleischten. Dass sie das mitansehen musste! Niemals
haette ihr auf dieser Welt etwas Schmerzelicheres
geschehen koennen.


斯く申し分なき 環境に
クリームヒルトは 育ち来ぬ

或る夜彼女は 夢を見ぬ
力強くも 荒荒し
みごとな姫の 愛でる鷹
なんと引き裂く 二羽の鷲

したが彼女が 斯かる夢
見るが定めで あったとは

これほど辛い 出来事が
この世に彼女に 有り得よか


と訂正致します。

Das Nibelungendlied 1 ( つづき−11 ) 引用
  2005/7/9 (土) 05:36:31 - Ssai-to - No.1120854992
お願いします。

I. Aventiure

11 Dankwart war Stallmeister, sein Verwandter Ortwin
von Metz Truchsess des Koenigs. Sindold wiederum, ein
hervorragender Held, war Schenke, Hunold schliesslich
Kaemmerer. Sie alle verstanden sich auf angemessene
hoefische Formen.


ダンクワルトは 主馬頭
同じ血筋の オルトウィーン
国王さまの 内膳頭
一方精鋭 ジンドルト
献酌侍臣で おしまいは
財宝官なり フーノルト

自ずと皆は 無理もなく
騎士の礼儀 弁えり


・・・ sein Verwandter Ortwin von Metz Truchsess des Koenigs.
・・・ Hunold schliesslich Kaemmerer.
の二箇所は、 war が省略されているものと見ましたが、良いですか。

返信1 返信-1
 2005/7/10 (日) 20:36:05 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1120854992.1
コメントが遅くなりました。

> ・・・ sein Verwandter Ortwin von Metz Truchsess des Koenigs.
> ・・・ Hunold schliesslich Kaemmerer.
> の二箇所は、 war が省略されているものと見ましたが、良いですか。

はい、そうですね。たしかに war が省略されています。
Dankwart と Ortwin von Metz について書かれているのが1つの文。そして、Sindold と
Hunold について書かれているのが1つの文。それぞれの文において、2人目として挙げ
られているほうは、1人目と同じ動詞を使えば良いわけですから、省略されています。

[[Dankwart war Stallmeister], [sein Verwandter Ortwin von Metz (war) Truchsess
des Koenigs.]]
[[Sindold wiederum, ein hervorragender Held, war Schenke], [Hunold (war)
schliesslich Kaemmerer.]]

返信2 返信-2
 2005/7/10 (日) 22:09:44 - Ssai-to - No.1120854992.2
返信を有難う御座います。

また、続けます。

Das Nibelungendlied 1 ( つづき−12 ) 引用
  2005/7/9 (土) 21:14:14 - Ssai-to - No.1120911254
お願いします。

I. Avetiure

12 Von der Bedeutung ihres Hofes und ihrer weitreichenden
Macht, von ihrer Wuerde und dem herrlichen, ritterlichen
Leben, wie es die Fuersten allezeit in ungetruebtem Glueck
fuehrten, koennte Euch wirklich niemand einen vollstaendigen
Bericht geben!


宮廷臣下の 声望と
彼ら無辺の 力量と
ついては彼らの その品位
みごとな騎士の 生き様(ざま)は
王らをいつも 完璧な
至福の域に 導きぬ

然るを余さず 皆さんに
誰が一体 伝え得ん


(1) allezeit は辞書に有りませんでしたので、意味を合成しましたが
良いですか。
(2) Euch の頭が大文字になっている理由は何ですか。

返信1 返信-1
 2005/7/10 (日) 20:52:04 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1120911254.1
> (1) allezeit は辞書に有りませんでしたので、意味を合成しましたが良いですか。

はい。allezeit は、意味を分解した上で合成して訳されたということですが、まさしく
その発想で immer と同等の意味の副詞です。

> (2) Euch の頭が大文字になっている理由は何ですか。

これは、間もなく正式に施行されることになっている「ドイツ語新正書法」では廃止され
たルールなのですが、「旧正書法」では、手紙や電子メールにおいて、du と ihr の2つ
(いわゆる、「敬称」の Sie に対して、「親称」と呼ばれているもの)は、その変化形
(dein-, dir, dich や euer-, euch など)も含めて、大文字で書きはじめるのが慣例と
なっていました。Sie を常に大文字で書くのなら、du/ihr も大文字で書いて、相手に呼
びかける意味合いを明示しようとしたものです。今回の Nibelungenlied も、書き手(語
り手)が私たち読み手に呼びかけて訴えかけて語ってくれる口調になっていますので、同
じように Euch と書いてあるのでしょう。この場合の Euch は、語り手から見て、私たち
読み手のことですから。「ドイツ語新正書法」に厳密に従うならば、もはやこの du/ihr
の大文字表記は使われません。ただし、現代に目を戻すと、どこまで「新正書法」に忠実
に倣うかは、結局は個人に任されている部分が大きいですし、いよいよ正式施行が間近で
すが、まだまだ賛成・反対意見が対立して議論が続けられています。

返信2 返信-2
 2005/7/10 (日) 22:06:15 - Ssai-to - No.1120911254.2
返信を有難う御座います。

御解説を感謝致します。

Das Nibelungendlied 1 ( つづき−10 ) 引用
  2005/7/7 (木) 23:14:56 - Ssai-to - No.1120745503
お願いします。

I. Aventiure

10 Der Hofkoch Rumold, ein hervorragender Held, und
Sindold sowie Hunold, die Dienstleute der drei Koenige,
hatten fuer eine angemessene Hofhaltung zu sorgen.
Sie besassen noch viele andere Recken, die ich aber nicht
alle mit Namen auffuehren kann.


宮廷コックの ルモルトは
卓越勇士の 一人なり
ジンドルトそれ フンノルト
並んで三王の 家臣にて
王侯貴族の 暮らしをば
手中にするに ふさわしき

皆さんいまだ その他に
数多の英雄 有るなれど
その名こぞりて 挙げも得ず


(1) > Hofkoch は辞書には有りませんでしたので、意味を
組み合わせて、「 宮廷コック 」として見ましたが良いですか。
(2) > besassen は、辞書ではハッキリしませんでしたので、
多分 besitzen の変化であるだろうと推定致しましたが良いですか。

※ 登場人物の名前の濁点など不安が有りますので、変でしたら御指摘
下さいますよう。

返信1 返信-1
 2005/7/8 (金) 18:23:05 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1120745503.1
> (1) > Hofkoch は辞書には有りませんでしたので、意味を
> 組み合わせて、「 宮廷コック 」として見ましたが良いですか。

私としても専門外のことですので、細かい部分まではわかりませんが、「宮廷」+「コッ
ク(調理人)」で良いのではないかと思います。

> (2) > besassen は、辞書ではハッキリしませんでしたので、
> 多分 besitzen の変化であるだろうと推定致しましたが良いですか。

これは、文法的なことですので、むしろ私の分野ですね。
そうですね。sitzen という動詞「座っている」の過去形が sass ですので、それに be-
がついた besitzen 「所有する」の過去形は besass です。ここでは主語が複数形ですの
で、besass-en となっています(-en は複数形主語のための語尾)。

> ※ 登場人物の名前の濁点など不安が有りますので、変でしたら御指摘
> 下さいますよう。

実は私も、名前をどのように表記したら良いのか、細かい部分まではわかりませんので、
専門書や翻訳本で訳されている(専門家が訳した)ものに従うことにしましょう。

返信2 返信-2
 2005/7/8 (金) 20:52:04 - Ssai-to - No.1120745503.2
suggestion 有難う御座います。名前の訳語は、翻訳書を見てみますと、
やはり違っていますね。


10 Der Hofkoch Rumold, ein hervorragender Held, und
Sindold sowie Hunold, die Dienstleute der drei Koenige,
hatten fuer eine angemessene Hofhaltung zu sorgen.
Sie besassen noch viele andere Recken, die ich aber nicht
alle mit Namen auffuehren kann.


大膳職の ルーモルト
卓越勇士の 一人なり
ジンドルトそれ フーノルト
並んで三王の 家臣にて
王侯貴族の 暮らしをば
手中にするに ふさわしき

皆さんいまだ その他に
数多の英雄 有るなれど
その名こぞりて 挙げも得ず

※ Hofkoch は 大膳職 と云う訳語が充ててありました。
他のことにしても、結局専門の方の解釈に倣う方が良いので
しょうが、まずは自分なりに訳して見るのも楽しいですね。

返信3 返信-3
 2005/7/9 (土) 05:58:28 - Ssai-to - No.1120745503.3
すみません。改訂版です。

・・・hatten fuer eine angemessene Hofhaltung zu sorgen.

のところは、

王侯貴族の 暮らしをば
それふさわしく 仕切りたり

として見たいと思います。

※ 虎の巻を読みまして、 11 との釣り合いを考えました。

Das Nibelungendlied 1 ( つづき−9 ) 引用
  2005/7/6 (水) 22:12:14 - Ssai-to - No.1120655534
お願いします。

I. Aventiure

9 Da war Hagen von Tronje und auch sein Bruder,
der tapfere Dankwart; da waren Ortwin von Metz,
die beiden Markgrafen Gere und Eckewart und Volker
von Alzey, kraftvoll wie es ein Mann nur sein konnte.


此処に如くあり トロニエの
ハーゲンさてまた きょうだいの
ダンクヴァルトは 勇敢で

此処に如くあり メッツの在
オルトヴィンと そしてまた
マルクグラフェン ゲーレの二人
アルツェイ在の フォルケルと
エッケヴァルトは 戦人(いくさびと)
有り得る極みの 強さなれ


※ Da は前段までの勇士たちの勇敢な有り様などを受けているように
解釈しました。
※ この段は、名前とか土地の名が錯綜していて、合っているかどうか
あやふやです。どうでしょうか。まだ、虎の巻は見ていません。

返信1 返信-1
 2005/7/7 (木) 15:08:14 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1120655534.1
> ※ Da は前段までの勇士たちの勇敢な有り様などを受けているように
> 解釈しました。

そうですね。da は「三人の王に使える勇敢な戦士たちがいる」ということを指して、
「そこに名を連ねるのは」という感じですね。「そこに居るは・・・」

> ※ この段は、名前とか土地の名が錯綜していて、合っているかどうか
> あやふやです。どうでしょうか。

たしかに、普通名詞と人名(及び土地の名前つきの人名)が錯綜していますね。
"von 地名" の部分は人名と一緒になって「〜の誰々」という意味の「人名」になりま
す。今回登場する名詞の中で人名でなく普通名詞なのは、

Markgrafen です。「辺境伯」と訳されます。Mark は「国境地域、辺境」、Graf は「伯
爵」です。テニスプレーヤーで Steffi Graf という人がいましたが(もう現役を引
退)、苗字が「伯爵」ですからすごい名前ですね。

それ以外の固有名詞は、すべて人名です。
Hagen von Tronje, Dankwart, Ortwin von Metz, Gere, Eckewart, Volker von Alzey
6人が登場しています。

紛らわしいですが、一度登場した人物はもう迷うことがありませんので、しばらく主要な
人物が一通り登場するまでは仕方がないかもしれませんね。

返信2 返信-2
 2005/7/7 (木) 16:06:52 - Ssai-to - No.1120655534.2
御説明有難う御座います。やはり、間違っていたのですね。
次に直して見ました。


9 Da war Hagen von Tronje und auch sein Bruder,
der tapfere Dankwart; da waren Ortwin von Metz,
die beiden Markgrafen Gere und Eckewart und Volker
von Alzey, kraftvoll wie es ein Mann nur sein konnte.


そこに居たるは トロニエの
ハーゲンさてまた きょうだいの
ダンクヴァルトは 勇敢で

そこに居たるは メッツの在
オルトヴィンと そしてまた
辺境伯の エケヴァルト
並びにゲーレの 二人なり
また、アルツェイの フォルケルも

戦士極みの 強さなれ


※ 登場キャラクターをみんな覚えておかなくてはなりませんね。
( 人物、土地名は、七五調にはめ込む為、ちょっと無理するように
なるものも出て来るようですが、物語に許して頂けますように。 )

辞典にのってない、熟語について。 引用
  2005/7/4 (月) 17:27:35 - 愛子 - <メール送信> - No.1120465655
多くのAusdrucke が辞典に載っていか、例文が載っていませんので、どのように使った
らよいかわかりません。ので、質問させていただけます。
とりあえず、これからその熟語を書きます。

die Brick oeffnen fur ..
im Einsatz sein ..
unter Berufung auf..
den Beleidigten spielen
der Funke springt ueber auf...
einer Sache eine persenlich Note geben,,
etwas zum Bewusstsain bringen..
Hinweise liefern auf ...
sich in Einklang fuelen mit
etwas auf sich nehmen..
etwas mit gemeinsam leben..
eine Wende einleiten ..
jemandem gelingt einwurf..

これらの熟語を使って例文を作って説明していただけますか?
また、自分で例文を作ったのでチェックしてください。
Euro hat einen grossen Einfluss auf Europaeer ausgeuebt.
DAs bringt mich zu Depression.

また、anschmiegsam は、意味はpositive かnegativeかどちらですか?

以上です。宜しくお願いします。


返信1 返信-1
 2005/7/7 (木) 12:12:43 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1120465655.1
こんにちは。熟語というのはなかなか難しいですね。単語の意味から全体像が分かる場合
もあれば,Kater (オス猫)haben で「二日酔いである」や Das Wetter ist zum Maese
melken. (ネズミの乳搾り) 「天気が最悪」のように意味がわかりにくいものもありますね。

さて,提示いただいた慣用句の意味と例文をご紹介します。これらは,それほど一つ一つ
の単語の意味からかけ離れていないかもしれません。

die Brick oeffnen fur .. ※ Brick という単語はないので Blick でしょうね
「〜に目を向ける,視野を開く」
Blick は「視線,視野,まなざし」,oeffnen は「開く」です。
(例)Man muss den Blick fuer die Probleme oeffnen. 「目の前の問題に目を向けなけ
ればならない」

im Einsatz sein ..
「出動している」
Einsatz は「(人員・機械などの)投入」の意味で,全体で「投入・出動中だ」という意
味。(例)Damals waren dort ueber 3000 deutsche Soldaten im Einsatz. 「当時,そ
こには,3000名を超えるドイツ軍兵士が出動していた」

unter Berufung auf..
「〜を援用して(引き合いに出して)」
Berufung は「任命,任用,(そこから転じて援用)」,unter は「〜の下で」。
(例)Die Medien hat das unter Berufung auf eine Statistik berichtet. 「メディア
は,それを統計データを引き合いに出して報じた」

den Beleidigten spielen
「気を悪くする,むくれる」
den Beleidigten は,beleidigt という形容詞を名詞化したもの(名詞)ですが,この
beleidigt は beleidigen 「侮辱する,感情を傷つける」という動詞の過去分詞から来て
います。「侮辱された人を演じる」というのが元の意味です。
(例)Er hat bei jeder Kleinigkeit den Beleidigten gespielt. 「彼はいちいち小さ
なことでもむくれた」

der Funke springt ueber auf...
「火花が〜の上へと飛び移る」
(比喩的に「興奮が広がる」)
Funke は「火花」,ueber|springen は「飛び超える,飛び移る」
(例)Der Funke springt von einem bis zum anderen Pol ueber. 「火花が一方の電極
からもう一方の電極へ飛ぶ」
Der Funke springt aufs Publikum ueber. 「会場(観客)が興奮に包まれる」

einer Sache eine persenlich Note geben ※ persenlich は persoenlich
「〜に個人的な評価を与える,個人的に評価する」
Note は「評価,評点」ですので,「個人的な(自分の価値で判断する)評点を与える」
という意味でしょう。
(例)Ich gebe meinem Leben die persoenliche Note. 「私は自分の人生を自分で評価
する」

etwas zum Bewusstsain bringen.. ※Bewusstsain は Bewusstsein
「〜を正気に戻す,正しい状態に戻す」
Bewusstsein は「自覚,意識」ですので,「〜を正気の状態にもっていく」ということで
す。(例)Wir bringen das ganze Europa ins kollektive Bewusstsein. 「ヨーロッパ
全体を集合的な,力を合わせる意識へと運ぶ」

Hinweise liefern auf ...
「ヒントを与える,指摘する」
Hinweis は「指摘,ヒント」,liefern は「供給・提供する」
(例)Eine vorsichtige Beobachtung liefert wertvolle Hinweise. 「慎重に観察する
ことで貴重なヒントが見えてくる」

sich in Einklang fuelen mit
「〜と協調・調和していると感じる」
Einklang は「調和,一致,協調」,mit 〜 in Einklang stehen という「〜と協調して
いる」という表現があり,そこへ sich fuehlen 「感じる」という表現が合わさって,全
体として「〜と協調できていると感じる」という意味になります。
(例)Ich fuehle mich im besten Einklang mit meinen Kollegen. 「自分の同僚たちと
この上なく協調できていると感じている」

etwas auf sich nehmen..
「自分に受け入れる」
nehmen は「取る,受け取る」,sich は「自分」,auf は「〜の上」ですので,「自分の
上へと受け取る」というのが元の意味です。
(例)Ich nehme die Schuld auf mich nehmen. 「その責任を自分で引き受ける」

etwas mit gemeinsam leben..
「〜と一緒に暮らす」
leben 「暮らす,生きる」は自動詞ですので,ここにある etwas のような目的語は取れ
ないのですが,それを置いておけば,mit 〜 gemeinsam 「〜と一緒に(共同で)」とい
う語句を伴って「〜と一緒に(共同で)暮らす」という意味。
(例)Bei uns leben alte und junge Menschen gemeinsam unter einem Dach. 「我が家
では,年寄りも若いのも(何世代もが)一緒に一つ屋根の下に暮らしている」

eine Wende einleiten ..
「変化を取り入れる(導入する)」
Wende は「変化,変遷」,einleiten は「導入する,始める」
(例)Die neue Mannschaft hat eine Wende eingeleitet. 「この新しいチームは変化を
取り入れた(今までとは違う意識を持っている)」

jemandem gelingt einwurf ※ einwurf は Einwurf(名詞)でしょうか?
「抗議が功を奏する」
Einwurf は「抗議,(サッカーなどの)スローイン,手紙の投函」などの意味がありま
す。gelingen は自動詞で jemandem を伴って「〜にとって成功する」という意味。
(例)Es hat uns der Einwurf gegen einen Politiker gelungen. 「ある政治家に対す
る私たちの抗議は成功した」

> また、自分で例文を作ったのでチェックしてください。
> Euro hat einen grossen Einfluss auf Europaeer ausgeuebt.

auf Europaeer の部分は,auf die Europaeer とするほうが自然でしょう。ここでは,
「ユーロ(導入)の影響を受けた人々」のことが念頭にあるからです(たとえ,それが
ヨーロッパの人全体を指しているとしても)。(だから定冠詞)

> DAs bringt mich zu Depression.

zu Depression を zur Depression にすれば,これで良いと思います。また,Das bringt
mir die Depression. という表現方法もありますね。

> また、anschmiegsam は、意味はpositive かnegativeかどちらですか?

anschmiegen 「ぴったりと適合する」という動詞からできた形容詞で,意味は positiv
です。「柔軟に対応できる,順応性のある,しなやかな」といった意味です。
 以上,参考になれば幸いです。

Das Nibelungendlied 1 ( つづき−8 ) 引用
  2005/7/5 (火) 22:16:20 - Ssai-to - No.1120569380
お願いします。

I. Aventiure

8 Wie ich erzaehlt habe, waren die drei Koenige sehr
kraftvoll. Ihnen dienten die hervorragendsten Recken,
von denen man berichtet hat, starke und tapfere Kaenpfer,
die im harten Streit ihren Mann standen.


語りし如く 三王は
力は凡(なみ)に 非ざりき

王らに仕えし 勇士たち
群を抜きん出 極まりて
人の伝える ところでは
強靭勇敢 戦(いくさ)人(びと)
激戦さ中(なか) 武士(もののふ)の
有り様(よう)持(じ)して 居たと云う


(1) > ・・・, von denen man berichtet hat,・・・
の、 denen は Recken を受けていると思うのですが、後方の
 Kaenpfer をも受けとり、その辺の文意全体を受けているようにも
読めましたが、この感覚は文法的に許容されますか。


※ 最後のくだりがちょっとあやふやでしたので、虎の巻( 岩波文庫 )
をちょっと見せて頂きました。

返信1 返信-1
 2005/7/6 (水) 19:50:34 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1120569380.1
> (1) > ・・・, von denen man berichtet hat,・・・
> の、denen は Recken を受けていると思うのですが、後方の
> Kaenpfer をも受けとり、その辺の文意全体を受けているようにも
> 読めましたが、この感覚は文法的に許容されますか。

たしかに、そもそもが [die hervorragendsten Recken] と [starke und tapfere
Kaempfer] は同じものの言い換え(同格)ですので、論理的には、Recken を修飾してい
る関係代名詞も [Kaempfer] を修飾していることと同じになりますね。もし同格でなけれ
ば、[A] und [B] と並列させて書かれているはずですが、[A], [B] となっていますの
で、同格を表しているものと思います。その [A] と [B] それぞれに関係代名詞がかかり
修飾されているのでしょうね。

ただ、文の成り立ちから言って、それぞれ [A] と [B] に別々の関係節を結んで表現して
あるのですから、

[die hervorragendsten Recken, von denen man berichtet hat]
 と
[starke und tapfere Kaempfer, die im harten Streit ihren Mann standen]

を分けて訳せばいかがでしょうか。

なお、

> 最後のくだりがちょっとあやふやでしたので

最後の ihren Mann standen (stehen の過去形)は、慣用句で、seinen Mann stehen
「がんばりぬく、立派に任を果たす」という意味のものです(seinen の部分は、人称代
名詞によって変化します。ihren とか unseren とか)。ですから、「その強く勇敢な戦
士たちは激しい戦いにおいてもひるまず戦いぬいた」ということです。

返信2 返信-2
 2005/7/6 (水) 21:19:35 - Ssai-to - No.1120569380.2
suggestion 有難う御座います。以下のように直して見ました。

I. Aventiure

8 Wie ich erzaehlt habe, waren die drei Koenige sehr
kraftvoll. Ihnen dienten die hervorragendsten Recken,
von denen man berichtet hat, starke und tapfere Kaenpfer,
die im harten Streit ihren Mann standen.


語りし如く 三王の
力は凡(なみ)に 非ざりき

王らに仕えし 戦士たち
群を抜きん出 極まるは
人の伝えし ところなり

強靭勇敢 戦人(いくさびと)
激戦さ中(なか) 武士(もののふ)の
有り様(よう)弁(べん)じ 果たしたり


どうでしょうか。
なるべく虎の巻を見ないで訳しますので、変なところがあったときは、
是非御指摘下さいますよう。

Der Dativ ist dem Genitiv sein Tod 引用
  2005/7/5 (火) 06:58:36 - LIDL - No.1120514316
こんにちは、
標記のタイトルの本がこちらドイツではベストセラーのようで、
本屋にも平積みで置いてあります。田中先生はお読みになりましたか?
乱れたドイツ語の使われ方を紹介しているようで、
ドイツ語学校で所有格を習っていたときに先生がこの本のタイトルを口にした
記憶があります。話の流れから、勝手に「3格は2格の終焉だ」と解釈したの
ですが、今になって考えるとこのタイトル文の構造がよく分かりません。
とりあえず、

Dativ ist / dem Genitiv /sein Tod.
Dativは/Genitivにとって/彼(=Genitiv)の死だ。

としてみましたが、
seinが所有の冠詞なのか、動詞seinなのか?
dem Genitivで「所有の3格」をあらわしているのでしょうか?
そもそもこの文自体が乱れたドイツ語なんでしょうか?
など疑問がいっぱいです。よろしくご教授願います。

返信1 返信-1
 2005/7/5 (火) 18:26:43 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1120514316.1
こんにちは。この本,そんなにドイツでは爆発的に(?)売れているんですね。本のこと
は知っていますが,残念ながらまだ読んでいません。この本は,Spiegel.Online に連載
中の "Zwiebelfisch" というコーナーで掲載されたものをまとめたものです。
http://www.spiegel.de/zwiebelfisch
読者から寄せられる「ドイツ語に関する(文法などの)質問&回答」コーナーです。

このコーナーは,ドイツ人たちが自分の言語について「普段からそのように使う(言う)
けど,いざとなると説明できない」とか「外来語をドイツ語に取り入れたときに,その名
詞の性の割り当てはどうなるの?」のように時代に応じて変化する「ドイツ語」について
の素朴な疑問を扱ったもので,今回の本 "Der Dativ ist dem Genitiv sein Tod" は,私
は直接この題目の投稿を読んだことはありませんが,きっと寄せられた質問に基づくもの
なのでしょうね。
・・・と思って,探してみました。
http://www.spiegel.de/kultur/zwiebelfisch/0,1518,267725,00.html
(本の題名とまったく同じ記事がありました。ただし,これは読者からの質問に基づく記
事ではなく,Zwiebelfisch こと Bastian Sick さん本人によるもののようです)

前置きが長くなりましたが,この文章は,俗語 (umgangsprachlich) の表現です。俗語で,

Bastians Uhr → Bastian seine Uhr
Bastians Computer → Bastian sein Computer

のように,2格 (Genitiv) を sein- という人称代名詞で受けることによって表現する形
式があります。なお,これは先行詞(ここでは Bastian)が男性名詞(か中性名詞)のと
きに限ります。
(例) Ich habe Bastians seine Uhr geklaut. 「バスティアンの時計を盗んだ」

この例ですと,Bastian は人名なので格がよくわかりませんが,3格です。
つまり,「2格」→「3格を用いて,しかも sein- のサポート付きという形が(俗語では
あるが)存在する」→「2格の衰退」(および「3格の使用範囲の増加?」)を顕著に表
している一文だと言いたいのでしょうね。

したがって,表題の文も,

[dem Genitiv sein] Tod → Tod [des Genitivs] というのと同義です。

意味は,

> 「3格は2格の終焉だ」と解釈した

ですね。(「3格(の増加)は同時に2格の終焉だ」)

> そもそもこの文自体が乱れたドイツ語なんでしょうか?

まさしくそうですね。敢えて,本にこのようなタイトルをつけたんですね。

最後に,最近の変化しつつあるドイツ語に関するクイズがオンラインでできるようですの
でご紹介します(実際には,崩れつつある文法に惑わされず,正しいドイツ語を確認する
ためのものです。日本でもここ数年で「本当は知っておきたい正しい日本語」のような主
旨の本がたくさん出ています)。
http://www1.spiegel.de/active/zwiebelfischquiz/fcgi/zwiebelfischquiz.fcgi

あと,"Zwiebelfisch" は,そもそもは,印刷業界用語で,「文の中にまぎれてしまって
いる,フォントやポイント数が違う字母のこと」だそうです)

返信2 返信-2
 2005/7/6 (水) 05:04:34 - LIDL - No.1120514316.2
いつも分かりやすい解説を有難うございます。
連載をまとめた本だったのですね。

> (「3格(の増加)は同時に2格の終焉だ」)

私は昔からあるドイツ語文法の格言のようなものだと思っていたのですが、
筆者が作ったのですね。
文章の皮肉を文の構造自体でも表していて、面白いです。

さてこの本、昨年秋の出版ですが、いまだベスト10に入っています。(現在7位)
爆発的かどうかは分かりませんが、売れていることは間違いないと思います。
<amazon.de週間ベストセラー>
http://www.amazon.de/exec/obidos/tg/browse/-/525848/ref%3Dac%5Fhotlist%5F2%5F1/028-2858462-2084544
本屋さんで読んでみて、分かりやすそうだったら買ってみようかと思います。
#クイズのほうはさっぱりでしたが・・・・・。

どうもありがとうございました。

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