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ページ 86 (851〜860)
Das Nibelungendlied 1 ( つづき−11 ) 引用
  2005/7/9 (土) 05:36:31 - Ssai-to - No.1120854992
お願いします。

I. Aventiure

11 Dankwart war Stallmeister, sein Verwandter Ortwin
von Metz Truchsess des Koenigs. Sindold wiederum, ein
hervorragender Held, war Schenke, Hunold schliesslich
Kaemmerer. Sie alle verstanden sich auf angemessene
hoefische Formen.


ダンクワルトは 主馬頭
同じ血筋の オルトウィーン
国王さまの 内膳頭
一方精鋭 ジンドルト
献酌侍臣で おしまいは
財宝官なり フーノルト

自ずと皆は 無理もなく
騎士の礼儀 弁えり


・・・ sein Verwandter Ortwin von Metz Truchsess des Koenigs.
・・・ Hunold schliesslich Kaemmerer.
の二箇所は、 war が省略されているものと見ましたが、良いですか。

返信1 返信-1
 2005/7/10 (日) 20:36:05 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1120854992.1
コメントが遅くなりました。

> ・・・ sein Verwandter Ortwin von Metz Truchsess des Koenigs.
> ・・・ Hunold schliesslich Kaemmerer.
> の二箇所は、 war が省略されているものと見ましたが、良いですか。

はい、そうですね。たしかに war が省略されています。
Dankwart と Ortwin von Metz について書かれているのが1つの文。そして、Sindold と
Hunold について書かれているのが1つの文。それぞれの文において、2人目として挙げ
られているほうは、1人目と同じ動詞を使えば良いわけですから、省略されています。

[[Dankwart war Stallmeister], [sein Verwandter Ortwin von Metz (war) Truchsess
des Koenigs.]]
[[Sindold wiederum, ein hervorragender Held, war Schenke], [Hunold (war)
schliesslich Kaemmerer.]]

返信2 返信-2
 2005/7/10 (日) 22:09:44 - Ssai-to - No.1120854992.2
返信を有難う御座います。

また、続けます。

Das Nibelungendlied 1 ( つづき−12 ) 引用
  2005/7/9 (土) 21:14:14 - Ssai-to - No.1120911254
お願いします。

I. Avetiure

12 Von der Bedeutung ihres Hofes und ihrer weitreichenden
Macht, von ihrer Wuerde und dem herrlichen, ritterlichen
Leben, wie es die Fuersten allezeit in ungetruebtem Glueck
fuehrten, koennte Euch wirklich niemand einen vollstaendigen
Bericht geben!


宮廷臣下の 声望と
彼ら無辺の 力量と
ついては彼らの その品位
みごとな騎士の 生き様(ざま)は
王らをいつも 完璧な
至福の域に 導きぬ

然るを余さず 皆さんに
誰が一体 伝え得ん


(1) allezeit は辞書に有りませんでしたので、意味を合成しましたが
良いですか。
(2) Euch の頭が大文字になっている理由は何ですか。

返信1 返信-1
 2005/7/10 (日) 20:52:04 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1120911254.1
> (1) allezeit は辞書に有りませんでしたので、意味を合成しましたが良いですか。

はい。allezeit は、意味を分解した上で合成して訳されたということですが、まさしく
その発想で immer と同等の意味の副詞です。

> (2) Euch の頭が大文字になっている理由は何ですか。

これは、間もなく正式に施行されることになっている「ドイツ語新正書法」では廃止され
たルールなのですが、「旧正書法」では、手紙や電子メールにおいて、du と ihr の2つ
(いわゆる、「敬称」の Sie に対して、「親称」と呼ばれているもの)は、その変化形
(dein-, dir, dich や euer-, euch など)も含めて、大文字で書きはじめるのが慣例と
なっていました。Sie を常に大文字で書くのなら、du/ihr も大文字で書いて、相手に呼
びかける意味合いを明示しようとしたものです。今回の Nibelungenlied も、書き手(語
り手)が私たち読み手に呼びかけて訴えかけて語ってくれる口調になっていますので、同
じように Euch と書いてあるのでしょう。この場合の Euch は、語り手から見て、私たち
読み手のことですから。「ドイツ語新正書法」に厳密に従うならば、もはやこの du/ihr
の大文字表記は使われません。ただし、現代に目を戻すと、どこまで「新正書法」に忠実
に倣うかは、結局は個人に任されている部分が大きいですし、いよいよ正式施行が間近で
すが、まだまだ賛成・反対意見が対立して議論が続けられています。

返信2 返信-2
 2005/7/10 (日) 22:06:15 - Ssai-to - No.1120911254.2
返信を有難う御座います。

御解説を感謝致します。

Das Nibelungendlied 1 ( つづき−10 ) 引用
  2005/7/7 (木) 23:14:56 - Ssai-to - No.1120745503
お願いします。

I. Aventiure

10 Der Hofkoch Rumold, ein hervorragender Held, und
Sindold sowie Hunold, die Dienstleute der drei Koenige,
hatten fuer eine angemessene Hofhaltung zu sorgen.
Sie besassen noch viele andere Recken, die ich aber nicht
alle mit Namen auffuehren kann.


宮廷コックの ルモルトは
卓越勇士の 一人なり
ジンドルトそれ フンノルト
並んで三王の 家臣にて
王侯貴族の 暮らしをば
手中にするに ふさわしき

皆さんいまだ その他に
数多の英雄 有るなれど
その名こぞりて 挙げも得ず


(1) > Hofkoch は辞書には有りませんでしたので、意味を
組み合わせて、「 宮廷コック 」として見ましたが良いですか。
(2) > besassen は、辞書ではハッキリしませんでしたので、
多分 besitzen の変化であるだろうと推定致しましたが良いですか。

※ 登場人物の名前の濁点など不安が有りますので、変でしたら御指摘
下さいますよう。

返信1 返信-1
 2005/7/8 (金) 18:23:05 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1120745503.1
> (1) > Hofkoch は辞書には有りませんでしたので、意味を
> 組み合わせて、「 宮廷コック 」として見ましたが良いですか。

私としても専門外のことですので、細かい部分まではわかりませんが、「宮廷」+「コッ
ク(調理人)」で良いのではないかと思います。

> (2) > besassen は、辞書ではハッキリしませんでしたので、
> 多分 besitzen の変化であるだろうと推定致しましたが良いですか。

これは、文法的なことですので、むしろ私の分野ですね。
そうですね。sitzen という動詞「座っている」の過去形が sass ですので、それに be-
がついた besitzen 「所有する」の過去形は besass です。ここでは主語が複数形ですの
で、besass-en となっています(-en は複数形主語のための語尾)。

> ※ 登場人物の名前の濁点など不安が有りますので、変でしたら御指摘
> 下さいますよう。

実は私も、名前をどのように表記したら良いのか、細かい部分まではわかりませんので、
専門書や翻訳本で訳されている(専門家が訳した)ものに従うことにしましょう。

返信2 返信-2
 2005/7/8 (金) 20:52:04 - Ssai-to - No.1120745503.2
suggestion 有難う御座います。名前の訳語は、翻訳書を見てみますと、
やはり違っていますね。


10 Der Hofkoch Rumold, ein hervorragender Held, und
Sindold sowie Hunold, die Dienstleute der drei Koenige,
hatten fuer eine angemessene Hofhaltung zu sorgen.
Sie besassen noch viele andere Recken, die ich aber nicht
alle mit Namen auffuehren kann.


大膳職の ルーモルト
卓越勇士の 一人なり
ジンドルトそれ フーノルト
並んで三王の 家臣にて
王侯貴族の 暮らしをば
手中にするに ふさわしき

皆さんいまだ その他に
数多の英雄 有るなれど
その名こぞりて 挙げも得ず

※ Hofkoch は 大膳職 と云う訳語が充ててありました。
他のことにしても、結局専門の方の解釈に倣う方が良いので
しょうが、まずは自分なりに訳して見るのも楽しいですね。

返信3 返信-3
 2005/7/9 (土) 05:58:28 - Ssai-to - No.1120745503.3
すみません。改訂版です。

・・・hatten fuer eine angemessene Hofhaltung zu sorgen.

のところは、

王侯貴族の 暮らしをば
それふさわしく 仕切りたり

として見たいと思います。

※ 虎の巻を読みまして、 11 との釣り合いを考えました。

Das Nibelungendlied 1 ( つづき−9 ) 引用
  2005/7/6 (水) 22:12:14 - Ssai-to - No.1120655534
お願いします。

I. Aventiure

9 Da war Hagen von Tronje und auch sein Bruder,
der tapfere Dankwart; da waren Ortwin von Metz,
die beiden Markgrafen Gere und Eckewart und Volker
von Alzey, kraftvoll wie es ein Mann nur sein konnte.


此処に如くあり トロニエの
ハーゲンさてまた きょうだいの
ダンクヴァルトは 勇敢で

此処に如くあり メッツの在
オルトヴィンと そしてまた
マルクグラフェン ゲーレの二人
アルツェイ在の フォルケルと
エッケヴァルトは 戦人(いくさびと)
有り得る極みの 強さなれ


※ Da は前段までの勇士たちの勇敢な有り様などを受けているように
解釈しました。
※ この段は、名前とか土地の名が錯綜していて、合っているかどうか
あやふやです。どうでしょうか。まだ、虎の巻は見ていません。

返信1 返信-1
 2005/7/7 (木) 15:08:14 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1120655534.1
> ※ Da は前段までの勇士たちの勇敢な有り様などを受けているように
> 解釈しました。

そうですね。da は「三人の王に使える勇敢な戦士たちがいる」ということを指して、
「そこに名を連ねるのは」という感じですね。「そこに居るは・・・」

> ※ この段は、名前とか土地の名が錯綜していて、合っているかどうか
> あやふやです。どうでしょうか。

たしかに、普通名詞と人名(及び土地の名前つきの人名)が錯綜していますね。
"von 地名" の部分は人名と一緒になって「〜の誰々」という意味の「人名」になりま
す。今回登場する名詞の中で人名でなく普通名詞なのは、

Markgrafen です。「辺境伯」と訳されます。Mark は「国境地域、辺境」、Graf は「伯
爵」です。テニスプレーヤーで Steffi Graf という人がいましたが(もう現役を引
退)、苗字が「伯爵」ですからすごい名前ですね。

それ以外の固有名詞は、すべて人名です。
Hagen von Tronje, Dankwart, Ortwin von Metz, Gere, Eckewart, Volker von Alzey
6人が登場しています。

紛らわしいですが、一度登場した人物はもう迷うことがありませんので、しばらく主要な
人物が一通り登場するまでは仕方がないかもしれませんね。

返信2 返信-2
 2005/7/7 (木) 16:06:52 - Ssai-to - No.1120655534.2
御説明有難う御座います。やはり、間違っていたのですね。
次に直して見ました。


9 Da war Hagen von Tronje und auch sein Bruder,
der tapfere Dankwart; da waren Ortwin von Metz,
die beiden Markgrafen Gere und Eckewart und Volker
von Alzey, kraftvoll wie es ein Mann nur sein konnte.


そこに居たるは トロニエの
ハーゲンさてまた きょうだいの
ダンクヴァルトは 勇敢で

そこに居たるは メッツの在
オルトヴィンと そしてまた
辺境伯の エケヴァルト
並びにゲーレの 二人なり
また、アルツェイの フォルケルも

戦士極みの 強さなれ


※ 登場キャラクターをみんな覚えておかなくてはなりませんね。
( 人物、土地名は、七五調にはめ込む為、ちょっと無理するように
なるものも出て来るようですが、物語に許して頂けますように。 )

辞典にのってない、熟語について。 引用
  2005/7/4 (月) 17:27:35 - 愛子 - <メール送信> - No.1120465655
多くのAusdrucke が辞典に載っていか、例文が載っていませんので、どのように使った
らよいかわかりません。ので、質問させていただけます。
とりあえず、これからその熟語を書きます。

die Brick oeffnen fur ..
im Einsatz sein ..
unter Berufung auf..
den Beleidigten spielen
der Funke springt ueber auf...
einer Sache eine persenlich Note geben,,
etwas zum Bewusstsain bringen..
Hinweise liefern auf ...
sich in Einklang fuelen mit
etwas auf sich nehmen..
etwas mit gemeinsam leben..
eine Wende einleiten ..
jemandem gelingt einwurf..

これらの熟語を使って例文を作って説明していただけますか?
また、自分で例文を作ったのでチェックしてください。
Euro hat einen grossen Einfluss auf Europaeer ausgeuebt.
DAs bringt mich zu Depression.

また、anschmiegsam は、意味はpositive かnegativeかどちらですか?

以上です。宜しくお願いします。


返信1 返信-1
 2005/7/7 (木) 12:12:43 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1120465655.1
こんにちは。熟語というのはなかなか難しいですね。単語の意味から全体像が分かる場合
もあれば,Kater (オス猫)haben で「二日酔いである」や Das Wetter ist zum Maese
melken. (ネズミの乳搾り) 「天気が最悪」のように意味がわかりにくいものもありますね。

さて,提示いただいた慣用句の意味と例文をご紹介します。これらは,それほど一つ一つ
の単語の意味からかけ離れていないかもしれません。

die Brick oeffnen fur .. ※ Brick という単語はないので Blick でしょうね
「〜に目を向ける,視野を開く」
Blick は「視線,視野,まなざし」,oeffnen は「開く」です。
(例)Man muss den Blick fuer die Probleme oeffnen. 「目の前の問題に目を向けなけ
ればならない」

im Einsatz sein ..
「出動している」
Einsatz は「(人員・機械などの)投入」の意味で,全体で「投入・出動中だ」という意
味。(例)Damals waren dort ueber 3000 deutsche Soldaten im Einsatz. 「当時,そ
こには,3000名を超えるドイツ軍兵士が出動していた」

unter Berufung auf..
「〜を援用して(引き合いに出して)」
Berufung は「任命,任用,(そこから転じて援用)」,unter は「〜の下で」。
(例)Die Medien hat das unter Berufung auf eine Statistik berichtet. 「メディア
は,それを統計データを引き合いに出して報じた」

den Beleidigten spielen
「気を悪くする,むくれる」
den Beleidigten は,beleidigt という形容詞を名詞化したもの(名詞)ですが,この
beleidigt は beleidigen 「侮辱する,感情を傷つける」という動詞の過去分詞から来て
います。「侮辱された人を演じる」というのが元の意味です。
(例)Er hat bei jeder Kleinigkeit den Beleidigten gespielt. 「彼はいちいち小さ
なことでもむくれた」

der Funke springt ueber auf...
「火花が〜の上へと飛び移る」
(比喩的に「興奮が広がる」)
Funke は「火花」,ueber|springen は「飛び超える,飛び移る」
(例)Der Funke springt von einem bis zum anderen Pol ueber. 「火花が一方の電極
からもう一方の電極へ飛ぶ」
Der Funke springt aufs Publikum ueber. 「会場(観客)が興奮に包まれる」

einer Sache eine persenlich Note geben ※ persenlich は persoenlich
「〜に個人的な評価を与える,個人的に評価する」
Note は「評価,評点」ですので,「個人的な(自分の価値で判断する)評点を与える」
という意味でしょう。
(例)Ich gebe meinem Leben die persoenliche Note. 「私は自分の人生を自分で評価
する」

etwas zum Bewusstsain bringen.. ※Bewusstsain は Bewusstsein
「〜を正気に戻す,正しい状態に戻す」
Bewusstsein は「自覚,意識」ですので,「〜を正気の状態にもっていく」ということで
す。(例)Wir bringen das ganze Europa ins kollektive Bewusstsein. 「ヨーロッパ
全体を集合的な,力を合わせる意識へと運ぶ」

Hinweise liefern auf ...
「ヒントを与える,指摘する」
Hinweis は「指摘,ヒント」,liefern は「供給・提供する」
(例)Eine vorsichtige Beobachtung liefert wertvolle Hinweise. 「慎重に観察する
ことで貴重なヒントが見えてくる」

sich in Einklang fuelen mit
「〜と協調・調和していると感じる」
Einklang は「調和,一致,協調」,mit 〜 in Einklang stehen という「〜と協調して
いる」という表現があり,そこへ sich fuehlen 「感じる」という表現が合わさって,全
体として「〜と協調できていると感じる」という意味になります。
(例)Ich fuehle mich im besten Einklang mit meinen Kollegen. 「自分の同僚たちと
この上なく協調できていると感じている」

etwas auf sich nehmen..
「自分に受け入れる」
nehmen は「取る,受け取る」,sich は「自分」,auf は「〜の上」ですので,「自分の
上へと受け取る」というのが元の意味です。
(例)Ich nehme die Schuld auf mich nehmen. 「その責任を自分で引き受ける」

etwas mit gemeinsam leben..
「〜と一緒に暮らす」
leben 「暮らす,生きる」は自動詞ですので,ここにある etwas のような目的語は取れ
ないのですが,それを置いておけば,mit 〜 gemeinsam 「〜と一緒に(共同で)」とい
う語句を伴って「〜と一緒に(共同で)暮らす」という意味。
(例)Bei uns leben alte und junge Menschen gemeinsam unter einem Dach. 「我が家
では,年寄りも若いのも(何世代もが)一緒に一つ屋根の下に暮らしている」

eine Wende einleiten ..
「変化を取り入れる(導入する)」
Wende は「変化,変遷」,einleiten は「導入する,始める」
(例)Die neue Mannschaft hat eine Wende eingeleitet. 「この新しいチームは変化を
取り入れた(今までとは違う意識を持っている)」

jemandem gelingt einwurf ※ einwurf は Einwurf(名詞)でしょうか?
「抗議が功を奏する」
Einwurf は「抗議,(サッカーなどの)スローイン,手紙の投函」などの意味がありま
す。gelingen は自動詞で jemandem を伴って「〜にとって成功する」という意味。
(例)Es hat uns der Einwurf gegen einen Politiker gelungen. 「ある政治家に対す
る私たちの抗議は成功した」

> また、自分で例文を作ったのでチェックしてください。
> Euro hat einen grossen Einfluss auf Europaeer ausgeuebt.

auf Europaeer の部分は,auf die Europaeer とするほうが自然でしょう。ここでは,
「ユーロ(導入)の影響を受けた人々」のことが念頭にあるからです(たとえ,それが
ヨーロッパの人全体を指しているとしても)。(だから定冠詞)

> DAs bringt mich zu Depression.

zu Depression を zur Depression にすれば,これで良いと思います。また,Das bringt
mir die Depression. という表現方法もありますね。

> また、anschmiegsam は、意味はpositive かnegativeかどちらですか?

anschmiegen 「ぴったりと適合する」という動詞からできた形容詞で,意味は positiv
です。「柔軟に対応できる,順応性のある,しなやかな」といった意味です。
 以上,参考になれば幸いです。

Das Nibelungendlied 1 ( つづき−8 ) 引用
  2005/7/5 (火) 22:16:20 - Ssai-to - No.1120569380
お願いします。

I. Aventiure

8 Wie ich erzaehlt habe, waren die drei Koenige sehr
kraftvoll. Ihnen dienten die hervorragendsten Recken,
von denen man berichtet hat, starke und tapfere Kaenpfer,
die im harten Streit ihren Mann standen.


語りし如く 三王は
力は凡(なみ)に 非ざりき

王らに仕えし 勇士たち
群を抜きん出 極まりて
人の伝える ところでは
強靭勇敢 戦(いくさ)人(びと)
激戦さ中(なか) 武士(もののふ)の
有り様(よう)持(じ)して 居たと云う


(1) > ・・・, von denen man berichtet hat,・・・
の、 denen は Recken を受けていると思うのですが、後方の
 Kaenpfer をも受けとり、その辺の文意全体を受けているようにも
読めましたが、この感覚は文法的に許容されますか。


※ 最後のくだりがちょっとあやふやでしたので、虎の巻( 岩波文庫 )
をちょっと見せて頂きました。

返信1 返信-1
 2005/7/6 (水) 19:50:34 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1120569380.1
> (1) > ・・・, von denen man berichtet hat,・・・
> の、denen は Recken を受けていると思うのですが、後方の
> Kaenpfer をも受けとり、その辺の文意全体を受けているようにも
> 読めましたが、この感覚は文法的に許容されますか。

たしかに、そもそもが [die hervorragendsten Recken] と [starke und tapfere
Kaempfer] は同じものの言い換え(同格)ですので、論理的には、Recken を修飾してい
る関係代名詞も [Kaempfer] を修飾していることと同じになりますね。もし同格でなけれ
ば、[A] und [B] と並列させて書かれているはずですが、[A], [B] となっていますの
で、同格を表しているものと思います。その [A] と [B] それぞれに関係代名詞がかかり
修飾されているのでしょうね。

ただ、文の成り立ちから言って、それぞれ [A] と [B] に別々の関係節を結んで表現して
あるのですから、

[die hervorragendsten Recken, von denen man berichtet hat]
 と
[starke und tapfere Kaempfer, die im harten Streit ihren Mann standen]

を分けて訳せばいかがでしょうか。

なお、

> 最後のくだりがちょっとあやふやでしたので

最後の ihren Mann standen (stehen の過去形)は、慣用句で、seinen Mann stehen
「がんばりぬく、立派に任を果たす」という意味のものです(seinen の部分は、人称代
名詞によって変化します。ihren とか unseren とか)。ですから、「その強く勇敢な戦
士たちは激しい戦いにおいてもひるまず戦いぬいた」ということです。

返信2 返信-2
 2005/7/6 (水) 21:19:35 - Ssai-to - No.1120569380.2
suggestion 有難う御座います。以下のように直して見ました。

I. Aventiure

8 Wie ich erzaehlt habe, waren die drei Koenige sehr
kraftvoll. Ihnen dienten die hervorragendsten Recken,
von denen man berichtet hat, starke und tapfere Kaenpfer,
die im harten Streit ihren Mann standen.


語りし如く 三王の
力は凡(なみ)に 非ざりき

王らに仕えし 戦士たち
群を抜きん出 極まるは
人の伝えし ところなり

強靭勇敢 戦人(いくさびと)
激戦さ中(なか) 武士(もののふ)の
有り様(よう)弁(べん)じ 果たしたり


どうでしょうか。
なるべく虎の巻を見ないで訳しますので、変なところがあったときは、
是非御指摘下さいますよう。

Der Dativ ist dem Genitiv sein Tod 引用
  2005/7/5 (火) 06:58:36 - LIDL - No.1120514316
こんにちは、
標記のタイトルの本がこちらドイツではベストセラーのようで、
本屋にも平積みで置いてあります。田中先生はお読みになりましたか?
乱れたドイツ語の使われ方を紹介しているようで、
ドイツ語学校で所有格を習っていたときに先生がこの本のタイトルを口にした
記憶があります。話の流れから、勝手に「3格は2格の終焉だ」と解釈したの
ですが、今になって考えるとこのタイトル文の構造がよく分かりません。
とりあえず、

Dativ ist / dem Genitiv /sein Tod.
Dativは/Genitivにとって/彼(=Genitiv)の死だ。

としてみましたが、
seinが所有の冠詞なのか、動詞seinなのか?
dem Genitivで「所有の3格」をあらわしているのでしょうか?
そもそもこの文自体が乱れたドイツ語なんでしょうか?
など疑問がいっぱいです。よろしくご教授願います。

返信1 返信-1
 2005/7/5 (火) 18:26:43 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1120514316.1
こんにちは。この本,そんなにドイツでは爆発的に(?)売れているんですね。本のこと
は知っていますが,残念ながらまだ読んでいません。この本は,Spiegel.Online に連載
中の "Zwiebelfisch" というコーナーで掲載されたものをまとめたものです。
http://www.spiegel.de/zwiebelfisch
読者から寄せられる「ドイツ語に関する(文法などの)質問&回答」コーナーです。

このコーナーは,ドイツ人たちが自分の言語について「普段からそのように使う(言う)
けど,いざとなると説明できない」とか「外来語をドイツ語に取り入れたときに,その名
詞の性の割り当てはどうなるの?」のように時代に応じて変化する「ドイツ語」について
の素朴な疑問を扱ったもので,今回の本 "Der Dativ ist dem Genitiv sein Tod" は,私
は直接この題目の投稿を読んだことはありませんが,きっと寄せられた質問に基づくもの
なのでしょうね。
・・・と思って,探してみました。
http://www.spiegel.de/kultur/zwiebelfisch/0,1518,267725,00.html
(本の題名とまったく同じ記事がありました。ただし,これは読者からの質問に基づく記
事ではなく,Zwiebelfisch こと Bastian Sick さん本人によるもののようです)

前置きが長くなりましたが,この文章は,俗語 (umgangsprachlich) の表現です。俗語で,

Bastians Uhr → Bastian seine Uhr
Bastians Computer → Bastian sein Computer

のように,2格 (Genitiv) を sein- という人称代名詞で受けることによって表現する形
式があります。なお,これは先行詞(ここでは Bastian)が男性名詞(か中性名詞)のと
きに限ります。
(例) Ich habe Bastians seine Uhr geklaut. 「バスティアンの時計を盗んだ」

この例ですと,Bastian は人名なので格がよくわかりませんが,3格です。
つまり,「2格」→「3格を用いて,しかも sein- のサポート付きという形が(俗語では
あるが)存在する」→「2格の衰退」(および「3格の使用範囲の増加?」)を顕著に表
している一文だと言いたいのでしょうね。

したがって,表題の文も,

[dem Genitiv sein] Tod → Tod [des Genitivs] というのと同義です。

意味は,

> 「3格は2格の終焉だ」と解釈した

ですね。(「3格(の増加)は同時に2格の終焉だ」)

> そもそもこの文自体が乱れたドイツ語なんでしょうか?

まさしくそうですね。敢えて,本にこのようなタイトルをつけたんですね。

最後に,最近の変化しつつあるドイツ語に関するクイズがオンラインでできるようですの
でご紹介します(実際には,崩れつつある文法に惑わされず,正しいドイツ語を確認する
ためのものです。日本でもここ数年で「本当は知っておきたい正しい日本語」のような主
旨の本がたくさん出ています)。
http://www1.spiegel.de/active/zwiebelfischquiz/fcgi/zwiebelfischquiz.fcgi

あと,"Zwiebelfisch" は,そもそもは,印刷業界用語で,「文の中にまぎれてしまって
いる,フォントやポイント数が違う字母のこと」だそうです)

返信2 返信-2
 2005/7/6 (水) 05:04:34 - LIDL - No.1120514316.2
いつも分かりやすい解説を有難うございます。
連載をまとめた本だったのですね。

> (「3格(の増加)は同時に2格の終焉だ」)

私は昔からあるドイツ語文法の格言のようなものだと思っていたのですが、
筆者が作ったのですね。
文章の皮肉を文の構造自体でも表していて、面白いです。

さてこの本、昨年秋の出版ですが、いまだベスト10に入っています。(現在7位)
爆発的かどうかは分かりませんが、売れていることは間違いないと思います。
<amazon.de週間ベストセラー>
http://www.amazon.de/exec/obidos/tg/browse/-/525848/ref%3Dac%5Fhotlist%5F2%5F1/028-2858462-2084544
本屋さんで読んでみて、分かりやすそうだったら買ってみようかと思います。
#クイズのほうはさっぱりでしたが・・・・・。

どうもありがとうございました。

Das Nibelungendlied 1 ( つづき−7 ) 引用
  2005/7/5 (火) 03:41:49 - Ssai-to - No.1120502509
お願いします。

I. Aventiure

7 Ihre Mutter, eine maechtige Koenigin, hiess Ute;
ihr Vater, der ihnen nach seinem Tode die Laender und
Schaetze als Erbe hinterlassen hatte, war Dankrat, ein
kraftvoller Mann; auch er hatte sich in seinen frueheren
Jahren bedeutendes Ansehen erworben.


王らの母は ウーテとて
力も響く 女王様

王らの父は ダンクラート
死したる後は 王らへの
遺産なりとて 国と富
力甚(はなは)だ 大な人
御幼少なる 砌にも
名に負う威信 身に備う


(1) ・・・, der ihnen nach seinem Tode die Laender und
Schaetze als Erbe hinterlassen hatte, ・・・
の、 nach は三格支配ですから Tod は男性で seinem と
なるのは解るのですが、 Tode という複数との組合せが解りません。
Tode が王と女王との複数のことを言っているのであれば、 seinen
 となりませんか。

※ 今回は、上の一つだけが解りませんでした。

返信1 返信-1
 2005/7/5 (火) 16:05:05 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1120502509.1
> (1) ・・・, der ihnen nach seinem Tode die Laender und
> Schaetze als Erbe hinterlassen hatte, ・・・
> の、 nach は三格支配ですから Tod は男性で seinem と
> なるのは解るのですが、 Tode という複数との組合せが解りません。
> Tode が王と女王との複数のことを言っているのであれば、seinen
> となりませんか。

この語末の -e は「(男性名詞・中性名詞)3格」につくことのあるものです。現在で
も,中性名詞の Haus の3格に対して,nach Haus でも良いのですが,nach Hause とい
う形も残っているのはこれと同じものです。この,語末の -e は歴史的なものなので,同
時に nach Haus という形もよく耳にすることは言うまでもありません(歴史的な語末の
-e を残すか残さないかの話)。
 ここも,ご指摘のように nach は3格支配ですから Tod も3格の形で使われていま
す。そのときに Tode のように -e が付いているというわけです。たまたま Tod の複数
形も Tode ですので区別がつきませんが,意味的には「単数形のはずだ」というご指摘は
まさしくその通りで,そのような感覚が非常に大切だと思います。

返信2 返信-2
 2005/7/5 (火) 17:12:21 - Ssai-to - No.1120502509.2
御説明有難う御座います。では訳出は、このままで行きます。

こうして訳し出しますと思うのですが、最後にはいろいろな、
また相当量の勉強になりますね。思い切って始めて良かったです。

今後とも御指導、宜しくお願い致します。

※ 今日、 「 ニーベルンゲンの歌/前編(290.-)、後編(155.-)
(岩波文庫) 」 が手元に届きました。 net の remarks に
使用感なし とありましたが、そのとおり綺麗で感激致しました。
書籍の net 購入は、初めてなのでちょっと心配していましたが、
嬉しかったです。御紹介頂き、有難う御座いました。

Das Nibelungendlied 1 ( つづき−6 ) 引用
  2005/7/4 (月) 09:21:46 - Ssai-to - No.1120436176
お願いします。

I. Aventiure

6 In Worms am Rhein hielten sie machtvoll hof. Die herrliche
Ritterschaft des Landes diente ihnen bis zu ihrem Tod und
erwarb sich und ihnen Ruhm und Ehre. Sie starben spaeter
elendiglich, weil zwei edle Frauen einander feind waren.

ライン河畔の ヴォルムスに
王ら構えし 館(たち)宏し

士気もみごとな 国の騎士
王らに仕えて 死に及び
自ら共々 王らにも
名声名誉 贏(かち)得たり

後々王ら 哀れにも
貴婦人二人の 仲違い
それがためにぞ 滅びけり


(1) > Rittershaft の後 ihnen, ihrem, sich, ihnen, Sie
 ・・・ と代名詞が続出しますが、上の訳出は適正ですか。

(2) > ・・・, weil zwei edle Frauen einander feind waren.
の feind は辞書には Feind しかなかったのですが、形容詞の
気持ちで訳しました。 einander は代名詞と云うことで、 zwei
edle Frauen と同格と見てみましたが、しかしここのところは文法が
良く判りませんでした。御説明頂けませんか。

返信1 返信-1
 2005/7/5 (火) 15:58:08 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1120436176.1
6 In Worms am Rhein hielten sie [= Herren] machtvoll hof.
Die herrliche Ritterschaft des Landes diente ihnen [= Herren]
bis zu ihrem [= Ritterschaft] Tod und erwarb sich [= Ritterschaft] und ihnen [=
Herren] Ruhm und Ehre.
Sie [= Herren] starben spaeter elendiglich, weil zwei edle Frauen einander feind
waren.

> (1) > Rittershaft の後 ihnen, ihrem, sich, ihnen, Sie
> ・・・ と代名詞が続出しますが、上の訳出は適正ですか。

それぞれの代名詞(人称代名詞,再帰代名詞)が何を指すのか,[  ] の形で書いてお
きます。Herren は直前の節で出てきたものがそのまま続いて使われていて,グンテル,
ゲールノート,ギーゼルヘルのことです。Herren を受ける代名詞は複数形,他方,die
Ritterschaft を受ける代名詞は女性名詞単数の形になっています。

訳されている詩は,これらの代名詞の関係をきちんととらえられていると思いますが,

Die herrliche Ritterschaft des Landes diente ihnen bis zu ihrem Tod

の部分は,「死におよび」ですと「死に直面している様」が表されています。それより
は,「死ぬまで仕える」という原文に近い形で訳されたらいかがでしょうか。

> (2) > ・・・, weil zwei edle Frauen einander feind waren.
> の feind は辞書には Feind しかなかったのですが、形容詞の
> 気持ちで訳しました。
> einander は代名詞と云うことで、zwei edle Frauen と同格と見てみましたが、
> しかしここのところは文法が良く判りませんでした。御説明頂けませんか。

Feind は名詞ですが,feind という形容詞もありまして,jemandem feind sein 「〜に対
して敵意をもつ,憎んでいる」という表現があります。「敵意を持っている相手(対
象)」を3格(ここでは jemandem がそれに当たる)で表します。本文では,それが
einander という語で表されています。einander は「相互代名詞」とも呼ばれ,「お互い
に」という意味ですね。「二人は(お互いが)お互いに対して敵意をもっていた」という
ことです。

返信2 返信-2
 2005/7/5 (火) 16:53:15 - Ssai-to - No.1120436176.2
suggestion 有難う御座います。以下に清書して見ました。

I. Aventiure

6 In Worms am Rhein hielten sie machtvoll hof. Die herrliche
Ritterschaft des Landes diente ihnen bis zu ihrem Tod und
erwarb sich und ihnen Ruhm und Ehre. Sie starben spaeter
elendiglich, weil zwei edle Frauen einander feind waren.


ライン河畔の ヴォルムスに
王ら構えし 館(たち)宏し

士気もみごとな 国の騎士
王らに死ぬまで 奉公し
自ら共々 王らにも
名声名誉 贏(かち)得たり

後々王ら 哀れにも
貴婦人二人の 仲違い
それがためにぞ 滅びけり

Das Nibelungendlied 1 ( つづき−5 ) 引用
  2005/7/3 (日) 17:35:19 - Ssai-to - No.1120379719
お願いします。さっそく、 Etzel が出て来ました。

I. Aventiure

5 Die Herren, die auserlesenen Recken, waren freigebig,
von hoher Abstammung, sehr kraftvoll und tapfer. Ihr Land
hiess Burgund. Im Lande Etzels vollbrachten sie spaeter
wunderbare Taten.


彼ら領主は 精勇士
気前が良いは 家柄の
高貴なゆえの ものにして
膂力気力が 溢れたり

王らの国は ブルグント
エッツェル国で 王たちは
やがて偉業を 遂げ給う


> Im Lande Etzels・・・ の Etzels は Etzel のニ格で、
Lande を後ろから修飾しているものと解釈しましたが、良いですか。

返信1 返信-1
 2005/7/3 (日) 23:15:30 - 田中雅敏 - <mail@daisuki-doitsu.info> - No.1120379719.1
こんにちは。

> Im Lande Etzels・・・ の Etzels は Etzel のニ格で、
> Lande を後ろから修飾しているものと解釈しましたが、良いですか。

はい、そうですね。2格名詞句が後ろから修飾するのは普通の名詞と同じですが、ここで
は人名(固有名詞)ですので、冠詞がない分、見た目が少し違って見えます。しかし、本
質は同じで、

 Im Lande (Land) des Koenigs 「その王様の国」
 Im Lande (Land) Etzels 「エッツェルの国」

このように見ますと、その平行性が見て取れると思います。もともと無冠詞で用いる名詞
の場合、これと同じ構文になります。たとえば:
 Die Hauptstadt Japans ist Tokyo.
(もちろん Die japanische Hauptstadt ist Tokyo. と言っても同じですけど)
(また Die Hauptstadt von Japan ... とか、Im Lande von Etzel などのように von を
使う手もあり、表現方法は様々です)

> カタカナにした名前はただのドイツ語読みとは違うところもあるようですが、
> 名前をカタカナ表現にするには、翻訳界ではルールがあるのでしょうか。

翻訳界全体のルールについては分かりませんが、今回の Nibelungenlied の場合は、当時
の中高ドイツ語における(表記に基づく)発音方法に従って訳すことになっているようで
す。Gunther は現代では「グンター」に近い発音になるでしょうが、当時は「グンテル」
でした。少し古い時代のドイツ語で、語末の -er が「エル」と訳される例としては、た
とえば、ゲーテの『若きウェルテルの悩み』のウェルテル(Werther)です。現代ですと
「ヴェルター」でしょうね。

> 和訳してあるもので、権威のあるものを一冊準備する必要を感じます。

とにかく壮大な、中世騎士文学の超大作ですので、ぜひ翻訳されたものもご覧になってく
ださい。読み始めると止まらない…と思いますよ。たとえば、
 相良守峯『ニーベルンゲンの歌〈前編〉〈後編〉』(岩波文庫)
 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4003240111/
などがあります。

返信2 返信-2
 2005/7/4 (月) 04:59:51 - Ssai-to - No.1120379719.2
返信有難う御座います。

さっそく御紹介頂いた、 岩波文庫の前・後編 を
http://www.amazon.co.jp で、注文致しました。

※ みなさん net で古本を買い求めていらっしゃるのですね。
ここ数年来、神田の古本屋街を歩いても、何だか昔より人出の
具合が閑散としているなあと思って見ていたのですが、此処へ
来てその理由が判りました。

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