ドイツ語質問箱

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ページ 94 (931〜940)
意味教えてください 引用
  2004/12/9 (木) 22:35:54 - 翔平 - <メール送信> - No.1102599354
Freu

返信1 返信-1
 2004/12/9 (木) 23:55:36 - 田中雅敏 - <mtanaka@hiroshima-u.ac.jp> - No.1102599354.1
Freu という単語そのものはありませんので、これは
1) freuen という動詞(意味は「喜ばせる」)の一部
 たとえば、Ich freue mich. 「私は嬉しい」という文において、よく
  Ich freu' mich. のように、freue → freu に省略されることがあります。
  さらに言えば、ich も省略されて、Freu' mich. のようになることもあります。
 ですから、Freu は、この freuen の意味かもしれません。
 (<'> は、省略されていることを示す記号ですが、これは付いたり付かなかったり
  します)
2) Frau 「女性、レディ」という名詞のタイプミスの可能性

など、いくつか可能性は考えられます。この "Freud" という語が登場するテキスト、
前後の文脈を提示いただければ、もう少し明確に意味も予測できるかと思います。
いかがでしょうか。

返信2 返信-2
 2004/12/10 (金) 10:07:38 - katze - No.1102599354.2
翔平さん、田中先生、こんにちは。
お久しぶりです。
この「Freu」について、全く見当違いかもしれませんが補足(?)を。
よくチャットやBBSで「*Freu*」という表記を見掛けるのです。
日本語にすると顔文字の「(^_^)」(←ドイツではこれは:-) になりますね)
とか文末感情表現文字「(嬉)」などに相当するものなのかなーと
思っているのですが。
そういえばメールではまだこの「Freu」は見たことがありません。
いずれにしろ田中先生のおっしゃっているfreuenに由来するものですよね。



返信3 返信-3
 2004/12/10 (金) 22:59:38 - 田中雅敏 - <mtanaka@hiroshima-u.ac.jp> - No.1102599354.3
こんにちは。katze さん、補足をありがとうございます。

> よくチャットやBBSで「*Freu*」という表記を見掛けるのです。
> 日本語にすると顔文字の「(^_^)」(←ドイツではこれは:-) になりますね)
> とか文末感情表現文字「(嬉)」などに相当するものなのかなーと
> 思っているのですが。

これは、知りませんでした。知識不足で申し訳ないです。ドイツ人とメールをしていても、
この「*Freu*」というのは出てきたことがありませんでした。なるほど、私が目にした
ことがあるもので、同種のものといえば「*grin*」というものがあります。これは
grinsen 「ニヤニヤする」という動詞を元にした表現で、日本語で言うと「ニヤリ」と
いう感じでしょうか。「(笑)」とも似ています。
 そうしますと、「*Freu*」というのは、この手の表現で、「(嬉)」ということで、
katze さんの補足のとおりではないでしょうかね。「Ich freue mich!」というのを、
「*Freu*」で表しているように思えます。もちろん、Freu' というのは、(ich) freu(e)
(mich) の略としては、すでに通用しているものです(これは先に書いたとおり)。
 目からウロコでした。(田中)

語法 引用
  2004/12/9 (木) 13:11:19 - ゆうすけ - <メール送信> - No.1102565479
あるドイツ語の問題を解いていたところ、次の2問がよく分かりませんでした。
@Mit dem Bau des neuen Autobahnabschnitts soll noch in diesem Sommer
begonnen werden.
(1)この文章の主語は何でしょうか。
(2)意味は、「この夏また、新しいアウトバーンの建設が始まります。」でよいでしょう
か。

AEine sofort zu erledigende Aufgabe darf man nicht auf die lange Bank
schieben.

(1)この文章で、Eine sofort zu erledigende Aufgabe の使い方がよく分かりません。
(2)意味がよくわかりません。

ご教示いただければ幸いです。


返信1 返信-1
 2004/12/9 (木) 16:03:36 - 田中雅敏 - <mtanaka@hiroshima-u.ac.jp> - No.1102565479.1
> @Mit dem Bau des neuen Autobahnabschnitts soll noch in diesem Sommer
> begonnen werden.
> (1)この文章の主語は何でしょうか。

一番簡単な答えとしては,「主語はありません」ということになりますが,これだと厳密
には不十分なので,正確にいうと「ここには主語は明示されていない」と書くべきでしょう。
 なぜこの@の文には,主語が明示されていないのか,それを確認するために「受動態」
(@の文は,いわゆる受動文ですね)の構造をおさらいしておきましょう。
(a) 受動態は,それに対応する能動態から作られる
(b) 助動詞 werden/sein が必要。本動詞は過去分詞になる
(c) 能動文の主語(動作主)は,受動文では格下げされ(=主語のステータスを失うとい
  う意味),前置詞句(〜によって)になる
(d) 能動文の4格目的語だけが,受動文で1格主語になれる
  能動文に目的語があっても,それが2格や3格目的語なのであれば,それらは受動態
  になっても1格にはなれない
  能動文が自動詞の構文の場合,もともと4格目的語はないのだから,受動文になって
  も1格主語は存在しないまま

今回ポイントとなるのは,(c) と (d) です。特に (d) です。
一口で目的語といっても,3格目的語や4格目的語があるわけで,受動態において主語
(1格)になれるのは4格目的語だけです。
(簡略化のために,以下,現在形の文を例として使用します)
(1) Alfred Nobel erfindet das Dynamit. 「ノーベルがダイナマイトを発明する」
これを受動態にすると,4格目的語 das Dynamit が1格主語に転じ,そして能動態の主語
Nobel は von Nobel 「ノーベルによって」という前置詞句に転じるのはご存知のとおり:
(2) Das Dynamit wird von Alfred Nobel erfunden. 「ダイナマイトはノーベルによって
  発明される」

さて,では,目的語が3格であるような動詞(たとえば helfen, danken など)の場合は?
(3) Ich helfe meiner Mutter. 「私は母を手伝う」
この (3) の能動文を,受動文にすると(「母は私に手伝ってもらう」)
(4) Meiner Mutter wird (von mir) geholfen.
となります。von mir は省略できます。ここで,英語式に考えてしまって間違えてはなら
ないのは,meiner Mutter は受動態になっても,そのままの格(3格)を保持しなければ
ならないということです。これは,上の (d) の規則に基づきます。

最後に,自動詞の受動態は?ドイツ語では,英語と違って,自動詞であっても受動文にで
きます。
(5) Man arbeitet in Japan auch am Sonntag. 「日本では,人は日曜日であっても働く」
英語では
(参考) It is worked in Japan ... ダメ!
(6) Es wird in Japan auch am Sonntag gearbeitet.
  「日本では,日曜日であっても働かれる」
または,
(6') Am Sonntag wird in Japan auch gearbeitet.
   In Japan wird auch am Sonntag gearbeitet. (意味は同上)
というように,受動態にできます。このとき,1格主語として現れうる要素がないため,
(6) のように仮主語 es を補うか,(6') のように,完全に主語なしの文になるわけです。

これが,上の@の種明かしです。@に対応すると思われる能動文は,
@' Man soll in diesem Sommer mit dem Bau des neuen Autobahnabschnitts beginnen.
※ beginnen という動詞は,mit A beginnen という形で「A をはじめる」という表現
(自動詞)

→この@' を受動態にしたくても,1格主語に転じうる要素がない!
だから,主語なしのままで良い。
Mit dem Bau des neuen Autobahnschnitts soll in diesem Sommer begonnen werden.

> (2)意味は、「この夏また、新しいアウトバーンの建設が始まります。」でよいでしょ
> うか。

はい,意味は,ここに書かれているとおりです。
(なお,「新しいアウトバーン(の区間)」)

> AEine sofort zu erledigende Aufgabe darf man nicht auf die lange Bank schieben.

> (1)この文章で、Eine sofort zu erledigende Aufgabe の使い方がよく分かりません。
> (2)意味がよくわかりません。

これはちょっと特殊な構文です。この文全体の主語は
[Eine sofort zu erledigende Aufgabe] です。これを,さらに簡略化すると,単に
(参考) Eine Aufgabe darf man nicht auf die lange Bank schieben.
という文になるわけです。
 "etwas auf die lange Bank schieben" というのは,慣用句で,「〜を延期する」とい
う表現です。ここでの Bank は「ベンチ」という意味です。
 ですから,「課題を延期してはならない」という文意になるわけですね。

さて,[ (eine) sofort zu erledigende (Aufgabe)] の部分についてですが,実は,これ
は,"zu + 動詞の現在分詞" で「〜されるべき・〜されうる」という構文になっているの
です。「動詞の現在分詞」とは,動詞の原形(不定形)に -d をつけたもので,英語の
-ing形に相当します(ただし,ドイツ語の現在分詞は,現在進行形には用いません。さら
に,ドイツ語には,そもそも現在進行形がなく,現在形で代用します)。
(例) Sie hat lachend geweint. 「彼女は,笑いながら泣いていた」
   *lachend = lachen + -d … これが現在分詞
 この現在分詞のひとつの構文として,zu とともに用いて,それ全体を形容詞として用
い,「〜されるべき,〜されうる」という意味になると覚えていただければと思います。

ein leicht zu lesendes Buch 簡単に読める本
などという具合です。
 ですから,eine sofort zu erledigende Aufgabe とは,「すぐさま片付けられるべき
課題」「すぐに処理すべき問題」などと訳せば良いでしょう。

Traumの語源 引用
  2004/12/8 (水) 20:30:44 - ゆうすけ - <fortlee@mail.goo.ne.jp> - No.1102505444
いつも大変丁寧なコメントをありがとうございます。
さて、日本語にもなっている外来語、トラウマ(心的外傷)は英語の辞書にも出ていますが、も
とは、ラテン語とギリシア語からきたものだと聞きました。ギリシア語では、体の傷のことをト
ラウマというらしいので、語源というより、その国の言葉そのもののようでですが。
ところで、Traumaはオーストリアの精神医学者フロイトが唱えた言葉だと聞きましたが、これ
はTraum(夢)と何か関係あるのでしょうか。フロイトの夢占いからそのように想像してしまい
ます。
もし、子どもの可愛らしい夢であるトロイメライ(Traeumelei)が「傷」から来た・・・と言
われたとしたらちょっとショックなのですが。

返信1 返信-1
 2004/12/9 (木) 15:17:07 - 田中雅敏 - <mtanaka@hiroshima-u.ac.jp> - No.1102505444.1
「トラウマ(Trauma)」という語と,ドイツ語の Traum(夢)という語の関係について
ですが,語源の上ではまったく別物です。ご指摘のとおり,Trauma のほうはギリシア語
で,trauma (τραυμα) と書き,意味は「傷」です。まったく,ご指摘のとおりです
ね。
 他方,Traum 「夢」のほうは,ゲルマン語起源のものです。古いドイツ語では,troum
と書いていて,元になったのは,現代ドイツ語でいえば truegen という動詞です。この動
詞は「だます,欺く,惑わす」という意味で,「夢を見た人は,夢と現実の錯覚に陥る」
というところから来ているようです。
 従って,Traum と Trauma は表面上とてもよく似ていますが,一方はドイツ語(ゲルマ
ン語派),もう一方はギリシア語(単独で一語派をなす)ですから,別物として考える
ほうが良いでしょう。

最後のトロイメライ (Traeumerei)ですが,こちらはドイツ語の Traum から派生したも
のですので,傷ではなくて,ちゃんと「夢」が語源となっています。ご安心を。
Traeumerei は,分解すると,Traum + -er + -ei という3つの部分(形態素)に分けら
れます。末尾の "-ei" というのは,「行為」や「場所」をあらわすものです。
 ・行為: Kinderei 子供じみた行為(子供 Kind/Kinder より)
      Spielerei ふざけ・冗談,もてあそぶこと(遊ぶ spielen より)
 ・場所: Baeckerei パン屋(焼く backen → Baecker パン職人 → -ei 場所)
      Brauerei 醸造所(醸造する brauen より)
 真ん中の形態素 "-er" は,「〜する人」という意味のもので,Traum + -er = Traeumer
「夢見る人」という語になるわけです。
 つまり,全体として,「夢見る人のような行為」というわけで,「夢想・空想(にふける
こと)」という語の成り立ちを見てとることができます。

ab- 引用
  2004/12/8 (水) 12:44:32 - ゆうすけ - <メール送信> - No.1102477472
接頭語のab-は、abfahrenやabgebenのように「離れて」という意味を持っていると思う
のですが、abfindenは、満足させる、という意味になっています。
ab-は他にも意味があるのでしょうか。
ご教示いただければ幸いです。

返信1 返信-1
 2004/12/8 (水) 16:50:51 - 田中雅敏 - <mtanaka@hiroshima-u.ac.jp> - No.1102477472.1
こんにちは。たしかに ab|finden は,「満足してもらう」という意味で使われます。
ただし,「相手の要求・希望どおりのことをして,100%の満足を得てもらう」という
感覚ではなく,「相手とこちらの希望の折衷案でもって,(不本意な部分も残しながら
も)その状態で満足<我慢>してもらう」というニュアンスのものです。そのため,
ab|finden は,よく muessen という助動詞とともに用いられます。「〜の状態で
満足せざるをえない,満足するしかない」という感覚です。他に,「我慢する,折り合いを
つける」などと訳せば良い場合もあります。

さて,分離動詞の前つづりとしての ab- の持つ意味合いについてですが,
大原則は「離れる」という意味でしょう(仰るとおり)。

「離れる」という部類に分類できるもの:
・出発 abfahren
・離脱 abfallen
・手放す absenden
・分離 abschneiden
・遮断 absperren
・剥奪 abkaufen
・(下へ)離れて abwaerts
・減少 abnehmen

また,以下は,直接「離れる」というニュアンスはないが,少し考えると「離れる」と
関係つけられそうなもの:

・模写 abbilden
 (オリジナルをそのまま切り離して,複写を作りだすイメージ)
・完結 abnutzen 使い古す
 (終わり・完了を表す。後には何も続かない。続きがない,別離のイメージ。)

最後に,今回の abfinden のような ab- は,「部分的」という分類ができるかも
しれません。

「部分的に,少し」
abfinden 慣れさせる,なじませる/〜の状態で満足させる,折り合いをつける
     (折衷の部分を見出す)
abstimmen 採決する,調和させる(部分=調子をあわせる)
abaendern 部分的に変更する
abwechseln 交代する(部分=立場を変える)

ちょっと強引かもしれませんが,ab- の分類として「少しの」と書いてある辞書も
あるのも事実です。

(たとえば,以下の 3. に相当)
Hueber Verlag (2003): Hueber Woerterbuch - Deutsch als Fremdsprache
77ページ.
見出し語 "ab-" <trennbares, betontes verbales Praefix>
1. weg: abbuersten, abreisen, abschalten
2. zu Ende, ganz: abarbeiten, absitzen, abtelefonieren
3. ein wenig: abaendern, abwandeln
4. etwas widerrufen: abbestellen, absagen

大学名 引用
  2004/12/6 (月) 17:10:48 - ssaito - No.1102320648
お願いします。テキストの、

(1) Ich studiert an der Universitaet Hamburg.



(2) Ich studiert an der Hamburg Universitaet.

もありますか。
定冠詞は 3 格のままで良いですか。
文の雰囲気、感触に変化はありますか。

返信1 返信-1
 2004/12/7 (火) 18:19:40 - 田中雅敏 - <mtanaka@hiroshima-u.ac.jp> - No.1102320648.1
こんにちは。ドイツ語では,大学名や町の名前,駅の名前などは,
die Universitaet Hamburg (もしくは Uni Hamburg),die Stadt Hamburg,
der Bahnhof Altona などのように,地名が後ろに来ることが慣例となっています。

地名を先に持ってくる場合は,die Hamburg-Universitaet, die Hamburg-Stadt の
ように "-" (Bindestrich) でつなぎます。もしくは,地名を形容詞にしてしまって,
die Hamburger Universitaet, der Hamburger Hauptbahnhof, der Muenchner
Flughafen などとする方法もあります。

> 定冠詞は 3 格のままで良いですか

いずれの場合も,前置詞 an の効力があるので,定冠詞は3格のままです。
an der Hamburger Universitaet / an der Hamburg-Universitaet
am Muenchner Hauptbahnhof / am Muenchen-Hauptbahnhof
am Bremer Flughafen / am Bremen-Flughafen

※もちろん,an の後ろに来る名詞句は,3格だけでなく4格になる場合もありますね。
「移動」を表す場合です。たとえば,「私はハンブルク大学に行く(大学図書館で
勉強するためなどで)」
Ich gehe heute an *die* Universitaet Hamburg / Hamburger Universitaet.

> 文の雰囲気、感触に変化はありますか。

"Universitaet Hamburg"式の順序と,"Hamburger Universitaet"式の順序は,
どちらも感触に違いなく使うことができますが,"Hamburg-Universitaet"の表現方法
は,どちらかというと稀です。ハイフンなし("Hamburg Universitaet")だと,さらに
稀になります。

返信2 返信-2
 2004/12/7 (火) 20:59:54 - ssaito - No.1102320648.2
返信有難う御座います。

判りました。
東京大学、東京都 などの日本の大学や、都市の
呼称方法と逆なのですね。

フランス語から 引用
  2004/12/3 (金) 11:29:12 - ゆうすけ - <メール送信> - No.1102040952
田中先生、こんにちは。ドイツに住んでいた頃、Restaurantの発音が、全くフランス語
的で、最後のaにイントネーションがあり、鼻にかかった発音であるのに驚きました。同
じく、フランスの前大統領 Mitterrand氏の発音も、鼻にかかって、3音節目のaにイント
ネーションがありました。
他にドイツ語で、フランス語をそのままの形で取り入れた言葉ってあるのでしょうか?
英語がフランス語から数多くの言葉を取り入れたのは、フランスにあったノルマン王朝
に支配されたためだと思いますが、ドイツ語とフランス語の関係はどのようになってい
るのでしょうか?ご教示ください。
 

返信1 返信-1
 2004/12/5 (日) 12:57:38 - 田中雅敏 - <mtanaka@hiroshima-u.ac.jp> - No.1102040952.1
こんにちは。
そうですね、ドイツ語にはフランス語から取り入れられた語彙によくお目にかかります
ね。このように、ある言語が、別の言語から語彙を借りてきて使用することを「借用」、
そしてそれらの語彙のことを「借用語(Lehnwoerter)」と呼んでいます。

ドイツ語におけるフランス語の借用語の例としては、提示いただいた Restaurant の他
に、Chef, Genie, Garage, Passagier, Passage, Chaussee, Chance, Friseur,
Regisseur, Pommes Frites などなどたくさんあります。いずれの語も、フランス語オリジ
ナルの発音をします。(ドイツ語の電子辞書をお持ちであれば、検索機能を使って "frz"
のようなキーワードで検索されると、ずらっとフランス語からの借用語が見つかると思い
ます。たいてい、その語彙の項目の最後に [frz.] などと記載があり、それがフランス語
からの借用語であることが明記されているからです)。

2つの国の間で戦争(や支配関係)があると、その2つの国の母語が接すると言われてい
ますが、ドイツとフランスの場合、プロイセン王国(宰相ビスマルクなどで有名)とフラ
ンスの間に繰り広げられた普仏戦争(1870〜71年)があります。ベルリンに行かれたこと
があれば、Siegessaeule と呼ばれる「勝利の女神像」を中心に放射線状にのびる道がベル
リン市内を走っているのを目にされたかもしれません。この Siegessaeule は、普仏戦争
でプロイセンが勝利した際の「勝利の女神像」なのです。
なぜプロイセンが普仏戦争の勝利をここまで大々的に喜んだかということ、さかのぼって
1806年にプロイセンはフランスのナポレオンに屈し、ナポレオンがプロイセンの首都ベル
リンに入城し、「ベルリン勅令」とも呼ばれる「大陸封鎖令」(ヨーロッパ大陸がイギリ
スと貿易をするのを禁じたもの)を発しているからです。ナポレオンに屈した屈辱もあっ
たのでしょう。後の普仏戦争の勝利の意味は大きかったものと思われます。

あと、このプロイセン王国のフリードリヒ大王が大のフランス好きだったということもあ
ります。彼自身は、ドイツ語よりもフランス語を好んで使用していたようです。自分の宮
殿の名前もフランス語、宮殿内での公用語もフランス語、という具合です。有名なのは、
当時のプロイセン王国の中心地として栄えたポツダム(Potsdam)(首都はベルリン)にあ
るフリードリヒ大王の宮殿「サンスーシ宮殿」です。Sanssouci とつづられていますが、
これはフランス語の sans souci 「憂い・心配がない」という意味です。日本語ではこの
宮殿のことを「無憂宮」と訳すこともあるようです。また、ベルリンにあるブランデンブ
ルク門のすぐ東側(つまり旧東ベルリン側)の広場は、「パリ広場」(Pariser Platz)と
呼ばれています。

もっとも、フリードリヒだけでなく、18〜19世紀のヨーロッパは、高級階層は好んでフラ
ンス語を使っていました。ですから、ある程度のフランス語の語彙がドイツに持ち込まれ
るのは当然でした。ただ、ドイツには、ノルマンコンクェストほどドイツ語がフランス語
に強く影響を受ける機会はなく、ドイツ語に取り入れられた語彙は一部のものにとどまっ
ています。同じフランス・フランス語からの影響を論じるにしても、ドイツとイギリスで
は事情が違います。

正確な答えにはなっていませんが、少しでもヒントになれば幸いです。(田中)

返信2 返信-2
 2004/12/6 (月) 09:37:30 - ゆうすけ - <メール送信> - No.1102040952.2
有難うございました。
いつもながら、田中先生の博学には感心しました。ベルリン関係についてはポツダムに
住まわれたこともあって、やはりお詳しいですね。
私にとっては、ドイツのマクドナルドで、フライド・ポテトをポンフリ(Pommes
Frites)と言って注文していたのを思い出しました。もっとも、アメリカで、これをフ
レンチ・フライと呼ぶのもここから来ていると聞いたことがあります。一度、日本のマ
クドナルドで「ポンフリ」と注文して、分かってもらえず、やはり無理かと笑ってしま
ったことがあります。フレンチフライは何とか通じたことがありますけど・・・。

Gedicht 引用
  2004/12/2 (木) 11:03:28 - ssaito - No.1101953008
お願いします。

NHK のラジオドイツ語講座では、毎週金曜日に
応用編として「 歌で楽しむドイツ語 」というのを
聞かせてもらっているのですが、その歌詞の解説を
聞いたりしていると、そのうち僕もドイツ語の詩を
作って見ようかなあなどと、不遜な考えを持ったり
します。そこで、ドイツ語の詩の作り方のルールが
ありましたら、やがて力の付いた日のために教えて
頂けませんでしょうか。

返信1 返信-1
 2004/12/2 (木) 15:34:53 - 田中雅敏 - <mtanaka@hiroshima-u.ac.jp> - No.1101953008.1
ドイツ語の詩には,韻律詩と自由詩があります。自由詩は,文字通り,本当に作者の思い
のままにつづるもので,韻律詩は「押韻」という最大の特徴があります。ドイツ語のポッ
プス音楽の歌詞などを見ていても分かるように,ドイツ語の詩は韻律詩のほうが多く,こ
ちらのほうが好まれるようです。詩や文学は私の専門ではありませんので,あまり詳しい
ルールは分かりませんが,韻律詩について少しだけ書きます。
 押韻には,さらに「頭韻」(文のはじめのリズムを揃える)と「脚韻」(文の末尾を押
韻させリズムを揃える)があります。このどちらの手法でも構いません。多いのは脚韻タ
イプでしょう。
 韻をふませようとすると,若干の語順の調整が必要になることがあります。たとえば,
以下は,私がいま即興で作った何のストーリー性もない2つの詩行(脚韻)ですが,

 Draussen war es schon ganz finster.
 Da konnte ich nichts sehen aus dem Fenster.

第2詩行は,本来ならば "Da konnte ich aus dem Fenster nichts sehen." などのよう
な語順になるべきです(話法の助動詞があれば,本動詞は不定形にして文末に置く;
枠構造)。しかし,韻をふむために,あえてこの「枠構造」を崩すことも時には必要だと
いうことです。

恋愛詩(Liebesgedichte)や風刺詩(Spottgedichte),叙事詩(epische Gedichte)な
ど,テーマを決めて,押韻のリズムを大切にしつつ,ぜひ素敵な詩をつくってください
ね。そのときは私にもぜひお聞かせください。 (田中)

返信2 返信-2
 2004/12/2 (木) 17:21:14 - ssaito - No.1101953008.2
返信有難う御座います。

> Draussen war es schon ganz finster.
> Da konnte ich nichts sehen aus dem Fenster.

外はも すでに 暮れなずみ
まがきの向こうの 何も見ず

脚韻が上手く行きませんが、お気持ちに沿えているでしょうか。

返信3 返信-3
 2004/12/2 (木) 17:55:21 - 田中雅敏 - <mtanaka@hiroshima-u.ac.jp> - No.1101953008.3
> 外はも すでに 暮れなずみ
> まがきの向こうの 何も見ず

"何のストーリー性もない"ものに,素敵な訳をつけていただいて恐縮です。
見事な「七五調」です。
 日本語の場合,このように「七五(五七)調」「五七五」などのリズムが重視されます
ね。脚韻は,意外に日本語は難しいものです。
(またまた,ストーリー性のない即興の脚韻:
   「あなたの満足 わたしの努力」
才能がないので,この辺でやめておきます)
 ドイツ語の詩でも,あまりにも文の長短がアンバランスなものは好まれませんので,
文のリズムもたしかに気をつけるポイントです。それに加えて,押韻が大きな比重を占め
ますね。これは,まだ字を読み書きできる人が少なかった時代(中世以前にさかのぼりま
す),字を読める人が民衆に「叙事詩」など(たとえば『ニーベルンゲンの歌』など)を
読んで聞かせたことに関係があります。人に詩を読み聞かせてもらう立場になってみる
と,やはりその詩が押韻してリズムよく聞こえるほうが覚えやすいものです。

返信4 返信-4
 2004/12/2 (木) 22:13:28 - ssaito - No.1101953008.4
再度の返信有難う御座います。

押韻は語り手にも聞き手にも大事だったのですね。
明日のラジオのドイツ語の歌も韻律に注意して、
楽しみに聴きたいと思います。

語順 引用
  2004/11/23 (火) 22:06:09 - ssaito - No.1101215169
お願いします。
語順に付いては何度かお聞きしていますが、また・・・

(1) Er kann gut Tennis spielen.
(2) Ich kann Christine nichit sehen.

と言う文章がテキストにあるのですが、

(1)’ Er kann Tennis gut spielen.
(2)’ Ich kann nicht Christine sehen.

という語順は在りますか。
意味が違って来ますか。

返信1 返信-1
 2004/11/24 (水) 16:41:54 - 田中雅敏 - <mtanaka@hiroshima-u.ac.jp> - No.1101215169.1
> (1)’ Er kann Tennis gut spielen.
> (2)’ Ich kann nicht Christine sehen.

いずれの語順も可能です。意味は少し違ってきます。

(1)Er kann gut Tennis spielen.
は,「上手にテニスができる」ということを言っているだけなのに対し,
 → Er kann [ gut [ Tennis spielen ]]
(1)’は,「上手に(gut)」という部分が強調されています。
 → Er kann [ Tennis [ gut spielen ]]
これは,「gut spielen」のように「上手にプレイするのだ」ということがひとまとまり
になっているからです。Tennis と gut の間に軽い間をおけば分かりやすいでしょう。

(2)も,同様に考えて,「nicht sehen」(「見えない」)ということが言いたいので
あって(nicht は sehen を否定),
 → Ich kann [ Christine [ nicht sehen ]]
(2’)のほうは「(見えるのは)クリスティーネではない(そうじゃなくて,他の誰か
だ)」ということを言わんとする語順です。
 → Ich kann [[ nicht Christine ] sehen ]
(nicht は Christine を否定。sehen は否定されていないため,誰かしらが見えることに
は変わりない)
たいていの場合,(2’)には,続けて,sondern Marie などが来ます。
nicht A sondern B の構文です。
(参考)Ich kann nicht Christine sehen, sondern nur Marie.
「私が見ることができるのはクリスティーネではない(マリーだけだ)」

返信2 返信-2
 2004/11/24 (水) 21:35:31 - ssaito - No.1101215169.2
御説明の返信有難う御座います。

(1) Er kann gut Tennis spielen.
=彼はテニスが上手い。
(2) Ich kann Christine nichit sehen.
=クリスティーネが見えない。

(1)’ Er kann Tennis gut spielen.
=彼は(スポーツはいろいろやるが)上手いのはテニスなんだ。
(2)’ Ich kann nicht Christine sehen.
=見えるのはクリスティーネではない。

のようなことで良いでしょうか。

返信3 返信-3
 2004/11/24 (水) 21:55:23 - 田中雅敏 - <mtanaka@hiroshima-u.ac.jp> - No.1101215169.3
> (1)’ Er kann Tennis gut spielen.
> =彼は(スポーツはいろいろやるが)上手いのはテニスなんだ。

むしろ、「彼はテニスをやるんだが、その腕前も相当なものだ」という感じだと
思います。

> (2)’ Ich kann nicht Christine sehen.
> =見えるのはクリスティーネではない。

こちらは、この解釈のとおりです。

返信4 返信-4
 2004/11/25 (木) 09:38:25 - ssaito - No.1101215169.4
comment を有難う御座いました。

B と -ss-(エスツェット) の書き方 引用
  2004/11/22 (月) 16:31:13 - ssaito - No.1101108673
お願いします。

筆記する時「 エスツェット 」は「 -ss- 」と書くのですか。
それとも頭の丸いあの「 β 」の下の出たところを短くした
ものを書くのですか。

後者の場合、はっきり区別するのに B はをどういうふうに
書くと良いのでしょう。

返信1 返信-1
 2004/11/22 (月) 19:31:03 - 田中雅敏 - <mtanaka@hiroshima-u.ac.jp> - No.1101108673.1
解説ページを作りましたのでご覧ください。
こちら

 エスツェットを「ss」で書くことはよくあります。これは、スイスではそもそも
「エスツェット」が用いられないことと、ドイツやオーストリアでも個人的な好みから
「ss」を多用する人がいること、またワープロやメールソフトでこの文字がうまく出せ
ない場合には「ss」で代用するからです。
 このような例外を除けば、エスツェットは“頭の丸いあの『β』の下の出たところを
短くしたもの”を使います。
 エスツェットを使う際の注意点ですが、まず大文字がありません。大文字の場合は、
「SS」と書くことになっています。ですから、大文字の「B」と混同することはさほど
ないのではないかと思います。あと、「β」と混同しないよう、エスツェットの筆記体に
はヒゲがあります。
 全体的に言って、エスツェットは丸みを帯びた形、「B」のほうは角をしっかりと尖ら
せたイメージですね。詳しくは解説ページをご覧ください。

返信2 返信-2
 2004/11/22 (月) 20:39:30 - ssaito - No.1101108673.2
返信有難う御座います。

詳細な御説明を感謝致します。
「 エスツェット 」の筆記体にはヒゲがあるのを始めて
知りました。面白いですね。

「 エスツェット 」の「 ツェット 」が z の筆記体
として名残があるのですね。ということは「 エス 」は
そのヒゲとなにか関係があるのでしょうか。

返信3 返信-3
 2004/11/23 (火) 13:57:57 - 田中雅敏 - <mtanaka@hiroshima-u.ac.jp> - No.1101108673.3
そうなんです。「エスツェット」は、本来、文字どおり「エス」と「ツェット」の
合わさったものでした。とはいえ、現在の書体だとピンと来ないでしょう。
実は、Fraktur と呼ばれる「ヒゲ文字」書体があります。その書体で書いたもので
確認すると、よくわかります。

○「エス」の Fraktur を見る
なお、「エス」は、語頭に来るときはこちら
文字で書きます(使い分けがあるのです)。
○「ツェット」の Fraktur を見る
○「エスツェット」の Fraktur を見る

なお、現在でも、街中にはこの Fraktur書体で書かれた看板を見かけることがあり、
それを見ると、「エスツェット」が「エス」と「ツェット」の合字であることがよく
見てとれます。参考までにこちら

なお、「エスツェット」の筆記体の1画目の“ひげ”は、Fraktur とは関係ありません
ので、やはり「β(ベータ)」と区別するため??(分かりません)。

返信4 返信-4
 2004/11/23 (火) 21:51:52 - ssaito - No.1101108673.4
「ヒゲ文字」書体や実物写真を見せて頂き
楽しかったです。

間投詞 引用
  2004/11/19 (金) 16:11:07 - ssaito - No.1100848267
お願いします。テキストに・・・

A : Hallo! Heute habe ich eine komplizierte Frage.
B : Ach so? Na, da bin ich ja gespannt!

A :「 やあ! 今日はちょっと面倒な質問があるんだ。 」
B :「 そう? それはドキドキするなあ。 」

のようにあり、 B は意訳なのだと思いますが、会話の現場
ではどういう感じなのですか。演劇の舞台用に Na, da, ja
など逐一正確に取り入れて訳すとどうなりますか。

返信1 返信-1
 2004/11/20 (土) 16:44:13 - 田中雅敏 - <mtanaka@hiroshima-u.ac.jp> - No.1100848267.1
こんにちは。
da は単なる副詞(及び接続詞)ですが、na と ja は「心態詞(しんたいし)」とも
呼ばれるもので、話者の「心の状態をあらわす(だから心態詞と呼ぶ)」働きをして
います。もちろん「間投詞」というほうが、より一般的な呼び名ですが。

まず、da ですが、これは「時間・場所」などを指す働きをします。大きな機能とし
ては、(1)目の前に見えている場所を指して「そこ」、(2)会話の中で出てきた
場所を指して「あそこ・そこでは」(dort と機能は同じ)、(3)会話の中で出て
きた時間にかかわる表現を指して「あの頃は」、(4)理由をあらわす副文を導い
て「なぜなら、というのは〜だからだ」(weil と似ていますが、通常 da を使え
るのは、話者が言いたいその理由を聞き手も知っている場合に限られます)
<例>
(1) Da kommt der Bus! 「ほらそこ、バスがやってきた」
(2) (Ich war gestern im Kino.) Da habe ich meinen Lehrer gesehen.
  「(昨日映画に行ったんだけど、)そこでうちの先生を見たよ」
(3) In meiner Schulzeit, da war ich viel fleissiger als jetzt.
  「中・高校時代、あの頃は僕は今よりもずっと熱心に勉強したなぁ」
(4) Da wir keinen Unterricht haben, bleibe ich morgen den ganzen Tag
  zu Hause.
  「明日は僕たち授業がないじゃない、だから一日中家にいることにするよ」

次に、na ですが、これは先ほど書いたように話者の気持ちが表されます。na は
原則として文頭以外には置かれません。主な働きとしては、
(1)譲歩をあらわして「まぁ(いいや)」 Na gut. 「まぁいいや」
(2)驚きなど「まぁ(なんてこと!)」 Na so was! 「まぁ、なんてこと」
(3)呼びかけ「さぁ、ねえ」 Na los! 「さぁ(早く)行こうぜ!」
              Na, wie geht's? 「おや、ねぇ、元気かい?」
日本語にもたくさん心理ニュアンスを表す語がありますが、na は、「おっ、おい、
おいおい、まぁ、ねえねえ」などに対応するでしょうか。

> Na, da bin ich ja gespannt!
この場合の na も、「おっ、それは楽しみだねぇ」というニュアンスでしょうね。

最後に ja です。ja は文頭では「はい」(ja/nein の対で)、文末だと「〜
でしょ?」という念押しや相手の意思確認、そして文中で話者の心理ニュアンス
を表します。ja が文中で用いられる場合、同じように「相手に同意」を求めた
り、「確信を表す」というような意味合いです。日本語で言うところの「〜だよ」
とか「〜だよね」とかです。
(例) Es ist ja heute sehr kalt! 「今日はとても寒いね」
    So was sollst du ja nicht tun. 「そんなことはしちゃいけないんだよ」

この手の「心態詞」には、他に doch 「だって〜じゃない」、eben 「なんだかんだ
言ってもやはり」などあります。

従って、今回の文
> Na, da bin ich ja gespannt!

は、そのそれぞれの語のニュアンスをうまく活かして訳すと、
「おっ!それは楽しみだねぇ」
という感じになるでしょう。

返信2 返信-2
 2004/11/20 (土) 22:01:14 - ssaito - No.1100848267.2
詳細な返信有難う御座います。

御説明を得てでは僕も・・・

B:「 あっそう? いやぁ、そいつはお楽しみだよねェ、ほんと。 」

は訳し過ぎですか。

返信3 返信-3
 2004/11/21 (日) 01:04:32 - 田中雅敏 - <mtanaka@hiroshima-u.ac.jp> - No.1100848267.3

とてもよくニュアンスが活かされて訳されているのではないのでしょうか。
「今日はちょっと複雑な質問があるんだけど」と言われた側が、果たして
どんな質問が来るか期待していて、どんな質問が来ようが受けて立とうじゃ
ないか、という気持ちが伝わってきますよ。

返信4 返信-4
 2004/11/21 (日) 06:08:21 - ssaito - No.1100848267.4
authorization を有難う御座います。

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