ドイツ語質問箱

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ページ 95 (941〜950)
不定関係代名詞 引用
  2005/1/10 (月) 21:00:05 - Das Shiri - No.1105358405
明けましておめでとうございます。

早速、質問したいのですが、まず文を:

Sie erwartet aber,dass insgesamt in der Zukunft mehr und mehr Geld fuer
Mahlzeiten in Gaststaetten ausgegeben wird,allerdings pro Mahlzeit immer
weniger,was wohl bedeutet,dass die Leute haeufiger in Imbissen und
Schnellrestaurants essen.

ここの不定関係代名詞と思われる was はどれを指しているのでしょうか? また was wohl
bedeutet という文には目的語が無いのですが、目的語は dass 以下の dass die
Leute..... と考えていいのですよね? そもそもここの was wohl bedeutet はどのような
役割を果たしているのでしょうか? 

ここの文で言いたいことは、「軽食堂でたべる人達が多くなっている(Gaststaetteと比べ
て)」 と思いますが、自分で作る場合このような文は思いつきません。

すいません、よくわかっていないので、どう質問したらいいかいまいち思いつきません。
よろしくお願いします。

返信1 返信-1
 2005/1/11 (火) 18:09:33 - 田中雅敏 - <mtanaka@hiroshima-u.ac.jp> - No.1105358405.1
明けましておめでとうございます。

なるほど、面白いテキストですね。
ここで言われていることを要約すると、

1.これからは、外食での食事にお金が使われることが増えてくる(ことが予期される)。
2.ただし、一回の食事代そのものは抑えられる傾向にある。
3.つまりそれが意味するところは、外食はするものの、(手ごろな値段で食べられる)
軽食やファーストフードで済ますことが増えてくる、ということである。

ということです。

ご質問の was は、ご指摘のとおり関係代名詞ですので、直前の何かを先行詞にしている
はずですね。was が指す範囲は、ここでは "dass insgesamt in der Zukunft mehr und
mehr Geld fuer Mahlzeiten in Gaststaetten ausgegeben wird, allerdings pro
Mahlzeit immer weniger" の部分全体だと考えるのが妥当です。「将来的に外食での支出
が増える、ただし一回あたりの食費はますます抑えられること」

これが was の内容であり、そして続けて [was] wohl bedeutet, dass... と続きますの
で、bedeutet の目的語はお察しのとおり、そこの直後の dass以下です。[was] は関係代
名詞ですので、bedeutet は後置されています(本来なら xx bedeutet wohl, dass... と
なるはず)。

> そもそもここの was wohl bedeutet はどのような役割を果たしているのでしょうか?

繰り返しになって恐縮ですが、[was] は関係代名詞ですので、直前の情報を先行詞にとっ
て、文を続けているわけです。敢えて関係代名詞で受けることによって、文は終止するこ
となく続いていますが、簡単に言うと、[was] の前で文を終止させ(「.」で終える)、
was ではなく das で新しい文をはじめても同じことです。

(参考)
Sie erwartet aber, dass insgesamt in der Zukunft mehr und mehr Geld fuer
Mahlzeiten in Gaststaetten ausgegeben wird, allerdings pro Mahlzeit immer
weniger. Das bedeutet wohl, dass die Leute haeufiger in
Imbissen und Schnellrestaurants essen.

要するに、was は、直前の dass文全体(erwarten予期される内容全体)を先行詞にと
り、それが意味するのは「ファーストフードがより一層好まれることだ」という内容を展
開しているのです。 (田中)

返信2 返信-2
 2005/1/11 (火) 20:38:55 - Das Shiri - No.1105358405.2
ありがとうございます。
was の指すところはそんなに広かったんですね。どの単語が was か考えてもわからないはず
でした。辞書で was の用法を引くと <前文の内容を受けて> と書いてあるところ見ればい
いのですね。
私なりに訳してみたいんですが:
「将来的に外食での支出が増える、ただし一回あたりの食費はますます抑えられることを 
Centrale Marketing Gesellschaft は予測する、それが意味するのは、人々はより頻繁に軽

やファーストフードで食事をすることです」

こんな感じでいいでしょうか?
単語を確認したいのですが、Schnellrestaurant はファーストフードと訳されていますが、こ
れはマクドナルドなどをイメージしてよろしいのでしょうか? というと Schnellimbiss と
同じ意味ですよね?

返信3 返信-3
 2005/1/12 (水) 15:05:06 - 田中雅敏 - <mtanaka@hiroshima-u.ac.jp> - No.1105358405.3
そうですね。Imbiss は、本来的に「気軽に食べられる軽食のお店」を指しますので(別
に Imbiss 以外のお店は気軽に食べられないという意味ではないですが)、本質的に「手
早い(ファーストフード)」的な要素を持っています。しかし、必ずしも速さが求められ
るわけではありませんので、文字通りに「ファースト」を言いたければ、ご指摘のように
Schnellimbiss か Schnellrestaurant と言うほうが無難です。

今回のテキストにおいて Schnellimbiss と Schnellrestaurant のどちらを使うかです
が、今回の文中では、in Imbissen und という形で直前に Imbiss がありますので、たと
え Schnellimbiss と Schellrestaurant が同義でも、Schnellimbiss を使うのは冗長に
なってしまいます。ですから、語を変えて Schnellrestraunt にしたのでしょう。

gern? gerne? 引用
  2005/1/7 (金) 00:27:11 - LIDL - No.1105025231
はじめまして。現在ドイツで語学学校に通っております。
この掲示板は大変参考になります。よく拝見しております。
授業で習ったgernとgerneの使い方が分からないので教えてください。

私の授業ノートによると,
(1) Ich mag Popmusik gerne. ポップが好きだ。

独和辞書を見ると
(2) Ich lese gern.  本を読むのが好きだ。

どちらも副詞になるのかなと思いますが,その違いが分かりません。
辞書のgerneの欄には=gernとしか書いていません。実際同じものでしょうか?
ただ(1)は私がgernと書いたのを,先生がわざわざgerneと正したので
気になって仕方ありません。
また,これは黒板の写し間違いかもしれませんが,
(3) Ich finde Popmusik gern. ポップはいい。

こういう使われ方もするのでしょうか?形容詞のsuperとかgutなら分かるのですが・・。
これだと「ポップ音楽を探すのが好きだ」になってしまいませんか?

よろしくお願いします。

返信1 返信-1
 2005/1/8 (土) 22:48:12 - 田中雅敏 - <mtanaka@hiroshima-u.ac.jp> - No.1105025231.1
はじめまして。こんにちは。ドイツからのお便りありがとうございます。
今年のドイツの冬の寒さはいかがですか。

さて、副詞 gern についてですが、

> (1) Ich mag Popmusik gerne. ポップが好きだ。
> (2) Ich lese gern.  本を読むのが好きだ。

> 辞書のgerneの欄には=gernとしか書いていません。実際同じものでしょうか?

はい、どちらも同じものです。意味の違いはありません。ですから、いつどちらを使用
する、というような使い分けの規則はありません。
gern と gerne は、たとえば北ドイツでは gerne のほうが多用される、また、単純に
「口調上の違い(gern と gerne のどちらがリズム良く口にできるか)」ということで
説明されます。

たとえば、先生が直されたという

(1') Ich mag Popmusik gern.

は、先生は、gern を gerne にすることで(=(1))、なんとなくリズムがよくなる、歯切
れがよくなる、と感じられたのかもしれません。あるいは、その先生が北ドイツ出身で、
その地方では alleine のほうがはるかに頻繁に使用されるという理由かもしれません。

ですから gern = gerne の認識で問題ありませんよ。
似たようなものに、allein と alleine があります。

(例)Das habe ich allein gemacht.
   Das habe ich alleine gemacht.
※口調上の観点からすると、alleine のほうが歯切れが良くありませんか?(こういうの
 は、はっきり言って、好みの違いですが)
※または、allein の場合は、形容詞と副詞の2つの品詞として使われますので、私など
 は、(あくまでも)なんとなくですが、
  Wir sind allein hier.(形容詞)と Das habe ich alleine gemacht.(副詞)
 のように、alleine は副詞的に使う、というように使い分けたりもします。しかし、
 このように区別しなければならないルールというものはありません。

ただし、ご注意を。このように書くと、じゃあ gern は形容詞で、gerne は副詞的に使わ
れることがあるのか??と思われてしまうかもしれません。いえ、gern/e は副詞的にしか
使われません。

ですから、

> (3) Ich finde Popmusik gern. ポップはいい。

(3) のような構文は標準的ではないでしょうね。先生の方言なのかもしれません。
 Ich habe Popmusik gern. ポップスが好きだ
 Ich hoere Popmusik gern. ポップスを聞くのが好きだ
などと表現することはあっても、(3) の場合にはやはり gut や super や klasse などを
使うほうが良いのではないかと思います。

返信2 返信-2
 2005/1/10 (月) 19:18:31 - LIDL - No.1105025231.2
田中先生

丁寧なご回答ありがとうございます。

今年の冬はいつもより暖かいようで,
新年を迎えてからは,10℃を超える日も多いです。

gernの件納得しました。出身地やリズムの問題なのですね。
私の先生はどうもgerneを好むようです。
ケルンあたりの出身だったと言っていましたが。

> (3) Ich finde Popmusik gern. ポップはいい。

これは,ドイツ人の同僚にも「これはおかしい」といわれたので
私の写し間違いでしょう。

話がそれて申し訳ないですが,
ドイツ語の数字って難しくありませんか?
英語,日本語と違って2桁数字の順番が逆というのに苦労しています。

二十九
twenty-nine
neunundzwanzig

日本語,英語とも大きな桁から順番に読んでいるだけなので頭にすんなりと
入ってきますが,
ドイツ語の場合,頭の中で二つの数字「9」と「2」を逆転させる必要があり,
この作業がいまだになれません。
レジで38,65ユーロですといわれても,いまだにちんぷんかんぷんです。

さらに,先日,お店で値札のないアクセサリの値段を聞いたところ
「neun,zwanzig」と聞こえました。「9,20ユーロか,お手ごろだ」と
思って注文したら,レジに「29,00ユーロ」と表示されてびっくりしました。

ヨーロッパ圏の言語でほかにこういう数字の読み方をするものはあるのでしょうか?
スペイン語,ポルトガル語などは英語と同じ順番,フランス語は違った意味で
複雑のようですね。


返信3 返信-3
 2005/1/11 (火) 17:47:52 - 田中雅敏 - <mtanaka@hiroshima-u.ac.jp> - No.1105025231.3
今年はドイツも例年よりは暖かいようですね。
日本も、12月は暖かい日が多かったです。ここのところは寒さが厳しくなっていますが。

> ドイツ語の数字って難しくありませんか?
> 英語,日本語と違って2桁数字の順番が逆

そうですね。アラビア数字(算用数字)で書く場合の目で見る配列(10の位が先で、1
の位が後)と、音読する(およびアルファベートで表記する)際の順序が逆転しています
からね。ドイツでは、おつりの支払いの際に、引き算をして「はい、いくらのおつり」と
やるのではなく、支払い金額を預かり金額になるまで順に足しておつりを渡す光景(たと
えば6ユーロのモノを買って、20ユーロ紙幣を渡した場合に、7、8、9、10、20
と順に足して預かり金額の20にしておつりをくれる)を何度も目にされたと思います
が、このように引き算ではなく足し算に頼って数字の計算をするのも、数字を音読もしく
はアルファベートで表記する際のズレが影響している・・・という俗説があるぐらいで
す。これはもちろん俗説です。普通にすらっと引き算をしておつりをくれる人もいますので。

> ドイツ語の場合,頭の中で二つの数字「9」と「2」を逆転させる必要があり,

ドイツ人の多くは、実際、算用数字を手書きで書く場合には、音読のとおりの順序、つま
り1の位を先に書いて、それから10の位を書きます。そのほうが理にかなっていますの
で、慣れるまでは同じように、ドイツ語で数字を書くときには、普段から意識して、1の
位から書くようにすると、頭の思考も慣れてくるかもしれません。

> 「neun,zwanzig」と聞こえました。
> レジに「29,00ユーロ」と表示されて

日常会話では、neunundzwanzig は、neun の末尾の n と、und の冒頭の u が同化して、
「ノイヌン」というように発音されることがほとんどです。und の末尾 d はもはや音読
されません。neunun'zwanzig という具合になります。また、たしかに、29を
neun'zwanzig と言う場合も稀にありますね。

> ヨーロッパ圏の言語でほかにこういう数字の読み方をするものはあるのでしょうか?

この「1の位+10の位」の順序は、アラビア語が起源であるとされています。アラビア
数字(算用数字)は、「インド数字」が原形で、我々がアラビア数字と読んでいる数字の
ことをアラビア語では「インド数字」と呼ぶそうです。アラビア語での数字は、アラビア
文字によるもので、(インド数字であるところの)アラビア数字とは見た目がまったく違
います。ややこしいですが。「アラビア数字」とは、西洋人が「インド数字」を指して呼
んだ呼び名に由来します。東アジアを「極東」と呼ぶのと似ています。

「1の位+10の位」の配列方法は、アラビア語によるものです。それまでのローマ数字
に代わって(インド数字をその原形に持つ)アラビア数字(アラビア語数字ではない)を
取り入れた際、音による表記はアラビア語式を採用したということでしょうか。アラビア
語では、文字こそアラビア文字ですが、音読するときは「1の位+10の位」で読むよう
です。これ以上のことはよく分かりません。

なお、この数字の表記方式は、ドイツ語以外には、ドイツ語と同じゲルマン語に属するデ
ンマーク語にも見られます。
(デンマーク語の例 21 (enogtyve) =1 (en) + (og) 20 (tyve))
また、ドイツ語と密接な関係にある古英語もそうでした。英語(古英語)とドイツ語は、
ゲルマン語の中でも特に「西ゲルマン語」として分類され、デンマーク語はスウェーデン
語やノルウェー語、アイルランド語などと共に「北ゲルマン語」として分類されていま
す。スウェーデン語などでは「10の位+1の位」と表記しますので、アラビア語式音表
記はゲルマン語全体に取り入れられたわけではありません。 (田中)

ja と je 引用
  2005/1/5 (水) 21:27:15 - ssaito - No.1104928035
お願いします。

宝飾店で、

Frau : Aber guck mal, die Kette dort!
Die finde ich wunderschoen. Sie ist aus Platin.
Sie gefaellt mir am besten.
Mann : Oh je, das wird teuer! … (1)

というテキストの運びなのですが、

Mann : Oh ya, das wird teuer! … (2)

という会話はありますか。
(1)、(2) で男の人の心情はどう変わりますか。

返信1 返信-1
 2005/1/6 (木) 23:53:48 - 田中雅敏 - <mtanaka@hiroshima-u.ac.jp> - No.1104928035.1
こんにちは。
"ja" は「念押し」や「確認」「同意を求める」という役割で用いることが多いですね。
 Das kann ja ein Wunder sein! 「それは奇跡かもしれない!」
 Du hast ja nichts gesehen. 「君は何も見ていないのだよ(と言いきかせる)」
 Es geht ja nicht nur darum. 「問題はそれだけじゃないんだよ」
 Kannst du morgen mitkommen, ja? 「明日は一緒に来られるよね?」
という具合です(いずれも "Der Spiegel ONLINE"より)。
 ですから、(2)の場合は、どちらかと言うと、「支払いが莫大に高くなりそうなこと
を本人もある程度覚悟している、または予想していた」場合に使えるような気がします。
自分の予測・覚悟に対して「やっぱりね」という確認の気持ちが入ってくるような気が
するからです。

それに対して "je" のほうは、「驚き」「同情」などの文脈で使われます。
ですから、(1)の場合には、「支払い金額が高くなりそうなことは予測外であって、
おいおい、それは困るよ」というような「驚き」や「困惑」の気持ちが含まれると考え
れば良さそうです。

なんとなく口語体でその雰囲気を出してみますと、

(1)「おいおい、そんなプラチナの物だなんて、こりゃ高くつきそうだ。参るなぁ」
(2)「なるほど、そうきたか。プラチナなんて高くつくぞ、こりゃ」

いかがでしょうか。参考になれば幸いです。 (田中)
 

返信2 返信-2
 2005/1/7 (金) 05:59:49 - ssaito - No.1104928035.2
返信有難う御座います。

内部事情の違いを端的に表現しているのですね。

je?!
ja!!

といった感じなのでしょうか。

返信3 返信-3
 2005/1/7 (金) 08:33:05 - 田中雅敏 - <mtanaka@hiroshima-u.ac.jp> - No.1104928035.3
同じ、相手にたずねる場合でも、
> je? 「ぎょえ、そうなの?」
> ja? 「だよね?」
という感じのニュアンスの違いでしょうか。もちろん、
実際はこのようにきれいに二分できるものではあり
ませんが。
また、Oh je! は、良い意味でも悪い意味でも「期待外れ、
予測外れ」の場合に使えそうです。Oh ja! は、ある程度
まではなんとなく自分も予測していた気持ちがあれば、
しっくりと使えそうですね。

返信4 返信-4
 2005/1/7 (金) 09:34:23 - ssaito - No.1104928035.4
集約解説を有難う御座います。

彼女を前にして、男子は常に Oh ja! と発すべく、
心の準備をしていなくてはなりませんね。

慣用句 引用
  2005/1/4 (火) 21:44:54 - ssaito - No.1104842694
お願いします。

Gott sei Dank, das Haus steht noch!
( 良かった。家はまだあった! )

上の出出しは慣用句で省略されているものと思われますが、
(1) 全文を書くとどう云う風になりますか。
(2) また、それを訳すとどうなりますか。

返信1 返信-1
 2005/1/5 (水) 11:09:43 - 田中雅敏 - <mtanaka@hiroshima-u.ac.jp> - No.1104842694.1
"Gott sei dank." は、何かが省略されているというわけ
ではなく、「接続法T式」と呼ばれる表現法を用いたもの
であると考える方が良さそうです。"sei" は、動詞 sein
の接続法T式で、ちなみにU式は "waere" です。接続法
T式の機能はいくつかありますが、ここで使われている
のは「要求話法」です。これには、いわゆる命令なども
含まれます。
(例) Sei still! 「静かにしなさい」
    Seien Sie gesund. 「お元気でいてください」
命令文として習う
 Sprechen Sie bitte lauter!
 「もっとゆっくる話してください」
 Komm mal her! 「こっちにおいで」
なども、実は sprechen kommen という動詞の接続法
T式です。このように、要求・命令表現には接続法
T式を使うことが多いのです。
Gott sei Dank. は、主語が Gott ですので、「神が
〜でありますように」という要求を表しているわけ
ですね。つまり、直訳すると「神が感謝であります
ように」、そこから「神が感謝されますように」、
そして「神のおかげで、やれやれ・・・」という
慣用句として用いられるのです。

返信2 返信-2
 2005/1/5 (水) 13:39:10 - ssaito - No.1104842694.2
返信有難う御座います。

明けましておめでとう御座います。
本年も宜しくお願い致します。

さて、前半に接続法I式を用いている

Gott sei Dank, das Haus steht noch!

は、その前半と後半の関係はどう云うものなのですか。

Gott sei Dank!
Das Haus steht noch.

という二文がどう接続したのでしょうか。

返信3 返信-3
 2005/1/5 (水) 19:35:54 - 田中雅敏 - <mtanaka@hiroshima-u.ac.jp> - No.1104842694.3
明けましておめでとうございます。
こちらこそ、今年もよろしくお願い致します。
今年も、昨年同様、有意義な情報交換ができ
ればと思います。
まさしく、お書きになっている通りなのですが、
ドイツ語では、2つの文を Punkt "." 無しで、
Komma "," だけで結ぶことがよくあります。
その際、別に "und" や "oder" などの等位
接続詞は用いないことも多いのです。
 Hans kommt, Maria kommt leider nicht.
 「ハンスは来る、マリアは残念ながら来ない」
ですから、ここでも、単純に2つの文を続けて
いるだけで、
 Gott sei Dank, das Haus steht noch.
は、
 Gott sei Dank! Das Haus steht noch.
と同じことを表現しているに過ぎません。

返信4 返信-4
 2005/1/5 (水) 20:37:32 - ssaito - No.1104842694.4
解りました。

これはテキストの主人公の独り言の一部だったのですが、
会話文などでは特にそう云うことになるのでしょうね。

viel 引用
  2005/1/4 (火) 21:52:20 - ssaito - No.1104843140
お願いします。

Ich habe viel Zeit.
( 私には時間がたっぷりある。 )

の viel ですが辞書を見ますと、
《無変化で》【名詞の付加語として】 の部類の用法の
ようです。
しかし、これに普通の形容詞のように変化を与えて、

Ich habe viele Zeit.

とするのはダメなのですか。

返信1 返信-1
 2005/1/5 (水) 12:43:33 - 田中雅敏 - <mtanaka@hiroshima-u.ac.jp> - No.1104843140.1
はい、たしかに、viel に形容詞変化語尾をつけて
viele Buecher や viele CDs のように表現することが
できます。むしろ、Buecher や CDs のように数え
られる名詞(可算名詞)に viel をつける場合に
は、変化語尾をつける(つまり、viel をごく普通
の形容詞として扱う)のが自然です。
 Er hat viele Buecher / CDs.
 「彼は本/CDをたくさん持っている」
それに対し、今回の Zeit や Geld など、概念名詞
(抽象名詞)は本来、数えられません。暇が1つ
ある、3つある、などとは言えませんね。ですから、
数えられない以上、viel など数量に関わる修飾語は
付きそうにないのですが、viel や wenig など一部
のものは非可算名詞(抽象名詞)も修飾することが
できます。
 × Ich habe zwei Zeit.
 ○ Ich habe viel Zeit.
"zwei Zeit" が不適格な理由は、Zeit が単数形で
あること、zwei との数の不一致があることです。
「viel は、無語尾で用いる限りにおいては、
抽象名詞(単数形)名詞を修飾できる、可算名詞
を修飾する場合には、名詞は複数形にし、viel にも
形容詞語尾が必要」という規則で説明できるでしょう。
ですから、viel Zeit とするのが普通で、viele Zeit
は Zeit が複数形にできない以上(抽象名詞)、
言えないということになります。

返信2 返信-2
 2005/1/5 (水) 13:44:17 - ssaito - No.1104843140.2
返信有難う御座います。

納得いたしました。
viel は英語の many, much 両用なのですね。

再帰動詞でしょうか。 引用
  2004/12/26 (日) 22:15:05 - Linden - No.1104066905
動詞、umgebenは私の持っている辞書では再帰動詞とは表記されていないのですが、
sich umgeben mit という形で使われることはあるのでしょうか?もしそうであれば、
2,3文例をいただけるとありがたいです。よろしくお願いします。

返信1 返信-1
 2004/12/27 (月) 02:54:46 - 田中雅敏 - <mtanaka@hiroshima-u.ac.jp> - No.1104066905.1
はい、umgeben は、sich mit 〜 umgeben という形で再帰動詞として用いられます。
なお、um|geben という分離動詞もありますが、こちらは別物です。
非分離動詞 umgeben は「周りを囲む」というニュアンスの動詞で、
sich mit 〜 umgeben だと「〜で自らを囲む」ということになります。例としては、

・Einige Bakterien umgeben sich mit einer Schutzhuelle.
 「バクテリアの中には、防護バリアで覆われているものもある」
・Geschaeftsleute umgeben sich zunehmend mit so einem "sicheren Schatten".
 「ビジネスマンたちも、徐々にボディガード(『安全な影』)で守られるケースが
  増えてきている」
・Die Brueder umgeben sich absichtlich mit einer Aura der Mysterioesitaet.
 「その兄弟は、意図的にミステリアスなオーラを出し、正体をくらませている」
(※いずれも、ウェブ上で探した例です。日本語訳は田中による意訳です)

また、目的語が sich でなく、他者 jemanden の場合で、特に mit einem Heiligen-
schein を用いて "jemanden mit einem Heiligenschein umgeben" で、「〜を賛美する」
「(比喩的に)〜を偶像視する」という慣用句もあります。Heiligenschein とは、
聖人画などに見られる「光輪、後光」のことです。

返信2 返信-2
 2004/12/30 (木) 04:09:11 - Linden - No.1104066905.2
大変親切なご回答どうもありがとうございます。

ただいま来月のZMPに向け準備中です。これからもよろしくお願いします。

形式主語「es」 引用
  2004/12/28 (火) 08:48:17 - katze - <メール送信> - No.1104191297 - 返信コールON
こんにちは。年も押し迫った頃にまたまた不躾なFrageを書き込んでしまって恐縮です。
早速本題ですが、先日ドイツの友人からもらったメールの中に
「Es wollen mich naehstes Jahr
auch einige von meinen Freunden und der
Verwandtschaft besuchen kommen.」
というくだりがありました。
これは「私の友達そして(その?)親戚何人かが来年私を訪ねたいそうだよ」
ということだと思うのですが(訳が全く違っていたらすみません・・)、
なにゆえ主語が「Es」なのでしょう??
「einige von meinen Freunden
und der Verwandtschaft」をアタマ(主語)に持ってきたときと
何かニュアンスが変わってくるのでしょうか?
また、文中にある「auch」はどのように訳に盛り込んだらよいのでしょうか?
「私の友達そして(その?)親戚何人かが
来年私を訪ねたいと言っているくらいだよ」
という感じになるのかな・・などと1人勝手にあれこれ考えているのですが・・。
このような文を目にしたのは初めてなのですが、やはり「es」を主語にする
何らかの「効果」が大きいのでしょうか?
お忙しいところ申し訳ありませんがよろしくお願いいたします。

返信1 返信-1
 2004/12/29 (水) 21:45:58 - 田中雅敏 - <mtanaka@hiroshima-u.ac.jp> - No.1104191297.1
そうですね。es は形式上の主語ですね。ですから、es を使わずに
 Einige von meinen Freunden und der Verwandtschaft wollen mich naechstes Jahr
besuchen kommen.

と表現しても同じです。
 今回の場合の es の機能は、「主語が長すぎる場合、頭でっかちになるので、長い主語
を後ろ回しにする」というものです。"Einige 〜 Verwandtschaft wollen mich" というの
と "Es wollen mich" というのを実際に口に出して比較するとわかると思いますが、あま
り主語が頭でっかちだと、あとに出てくる情報がくすんでしまう場合があります。このよ
うな場合、主語は es としておいて、本当の主語は後ろにもってくるということをやりま
す。ただし、動詞の人称変化は実際の主語に合わせるのであって、es(3人称単数)に合
わせるのではありません。今回のような und で結ばれた主語のほかに、関係代名詞で
修飾された主語なども長さが長くなりますので、形式主語 es を使うケースが多いです
ね。なお、主語が長いからといって必ず es を利用しなければいけないというわけではあ
りません。

auch についてですが、2つ可能性があって、naechstes Jahr にかかる場合と、einige に
かかる場合のどちらかが意図されているのでしょう。そのどちらなのかは、直前や直後の
文脈を読まないとわからないのですが、もし einige にかかるのだとすると、「恋人や家
族も訪ねにくると言っているし、さらに友人や親戚の人も私を訪ねにくると言っている」
という解釈になります。(つまり、ほかの誰かに対して、友人や親戚が対比されている)
 もし、naechstes Jahr を修飾しているのであれば、「今年もたくさんの人が私を訪ねて
来てくれたし、来年もまた訪ねに来ると言ってくれている」ということになるでしょう。
 文脈がニュートラルの場合は、後者の解釈が強いような気がします。訳の一例として
は、

○「来年も訪ねに遊びに行くよと言ってくれている友人や親戚がいるんだ」

返信2 返信-2
 2004/12/29 (水) 22:19:45 - katze - No.1104191297.2
田中先生、お忙しいところ早速のご回答をありがとうございました。
なるほど!そうでした!「主語がアタマでっかち」の場合に
このようなことがあるのでしたね。すっかり失念しておりました。
また、「auch」については先生の挙げられたうち、「einige」に係る
方かと思われます。これもまたまたなるほど〜。素直に訳せば良いのですね。
いつもありがとうございます。
また来年もよろしくお願いいたします。良いお年をお迎えください!

比喩でしょうか? 引用
  2004/12/22 (水) 19:19:45 - Das Shiri - No.1103710647
Gleich zum Auftakt seiner EU-Ratspraesidentschaft im Juli sorgte Berlusconi
fuer Unmut:Er rueckte den deutschen Europa-Abgeordneten Martin Schulz in die
Naehe eines KZ-Waechters,nachdem dieser Berlusconi wegen dessen
Verzoegerungstaktik kritisiert hatte.

こんにちは、単純に辞書を引いてもわからないことろがあり質問させてください。

上記の文の in die Naehe einer KZ-Waechters ruecken とはどういう意味でしょうか?
普通に訳すと「ナチの強制収容叙の近くへ動かす(ずらす・引き寄せ)」という感じになると思
うんですが、そもそもナチの強制収容叙なんてもう無いはず、と思うのですが、ひょっとしたら
アウシュヴィッツの事を指しているのでしょうか?

それでも、やはり前後との文の意味が噛み合わなくなってしまいます。

nachdem の後の文の確認をしたいのですが、
nachdem dieser(Martin Schulz) Berlusconi(4格)wegen dessen Verzoegerungstaktik
(wegen Verzoegerungstaktik Berlusconis) kritisiert hatte.

という事であっているでしょうか?

またよろしくお願い致しますm(__)m

返信1 返信-1
 2004/12/22 (水) 20:13:14 - Das Shiri - No.1103710647.1
ひとつ忘れました、ベルルスコーニはイタリアの首相です。

返信2 返信-2
 2004/12/23 (木) 15:30:16 - 田中雅敏 - <mtanaka@hiroshima-u.ac.jp> - No.1103710647.2
> 上記の文の in die Naehe einer KZ-Waechters ruecken とはどういう意味でしょうか?
> 普通に訳すと「ナチの強制収容叙の近くへ動かす(ずらす・引き寄せ)」という感じに
> なると思う

はい、まさしく仰るとおりで合っていると思います。
「収容所」の部分はあくまでも比喩で、本当にシュルツ議員を収容所の看守役にさせるわけ
ではないのでしょうが、ドイツ人に対する怒りの表現としてナチという概念を出している
わけです。もともと、ここに挙げられている文には表現されていませんが、ベルルスコーニ
首相がEU議長になってすぐの演説で、自分を批判したマルティン・シュルツ議員に対し
怒りをあらわにし、「私はナチスの強制収容所をテーマにした映画を作っている制作者を
知っています。その人に頼んで、あなたをその収容所の看守役に提案しておきましょう」と
発言(演説はイタリア語)して問題となった経緯がありました。ここで挙げられている
文は、その発言のことを指しているようです。

> やはり前後との文の意味が噛み合わなくなって

この解釈で、前後の文とのつながりはいかがでしょうか?

> nachdem の後の文の確認をしたいのですが、
> nachdem dieser(Martin Schulz) Berlusconi(4格)wegen dessen Verzoegerungstaktik
> (wegen Verzoegerungstaktik Berlusconis) kritisiert hatte.
> という事であっているでしょうか?

はい、こちらもその通りの解釈になると思います。指示代名詞 dessen の部分は、本来は
seiner でも良いのですが(Taktik は女性名詞、前置詞 wegen は2格支配(まれに3格)
ですので、wegen seiner Taktik)、ここではシュルツ議員もベルルスコーニ首相も男性で
すので、sein がどちらの人物を指しているのか分かりにくくて紛らわしいですね。そこで、
指示代名詞にすることによって、紛らわしさを軽減しようしてあります。指示代名詞は、
単なる定冠詞よりも「指示機能」が強いので、より近い(直前の)名詞を指し示す働きが
あるからです。これにより、dessen = Berlusconi ということが分かります。

返信3 返信-3
 2004/12/23 (木) 22:02:15 - Das Shiri - No.1103710647.3
ありがとうございます。
皮肉った表現だったんですね。この記事の他の部分にも、どうも皮肉って書いてあるところがあ
りました。ベルルスコーニ首相は、そんな事を言っていたとは全く知りませんでした。
はい、文章の前後のつながりもバッチリ噛み合いました。

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