ドイツ語質問箱

ドイツ語やドイツ語圏に関するご質問があればこちらにお書きください。できるだけ速やかに返信いたします。
また、メール送信フォームからも質問をお寄せいただけます。
New! ドイツ語特殊文字も入力・表示できるようになりました!!(入力はそれぞれのボタンを押下)
名前
Eメール 返信コール(コメントが付いたらメール連絡)
公開しないでメールを受けたい 公開する又は記入しない
タイトル
本文 改行無効 改行有効


title
本文中にURLがあれば自動的にアンカー(リンク)にする タグ(※1)を有効にする(投稿前に表示確認を)
暗証番号 ←この記事を削除するためです(変更可能)。4桁〜8桁の半角数字のみでご指定ください
設定保存     

(※1) 使えるタグは <B>(強調) <I>(斜体) <U>(下線) <FONT>(装飾) <A>(アンカー) のみです.
   タグを使用するときは「タグを有効にする」のラジオボックスを選択してください 閉じ忘れに注意.
(※2) 投稿後30分以内であれば編集(修正)が可能です.

全 970 件 [ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 ] [最新の状態]
ページ 70 (691〜700)
不定代名詞と英語のwhat to doの用法 引用
  2009/11/7 (土) 13:56:04 - Auren - No.1257569764
二つお伺いしたいと思います

一つ目は不定代名詞に対する形容詞の用法です
英語ではsomeone ...などのように後置語として形容詞を用いていましたがドイツ語では
どのようになるのでしょうか?

もう一つはwhat to doに当たる用法です。
whatにあたるwasではそのような用法が無かったですし、これはwhatが不定代名詞的に用
いられているのではないかと考えたのでetwasについても調べましたが何も出てきません
でした。
このような用法を用いる際はどのように扱えばいいのでしょうか?

返信1 返信-1
 2009/11/8 (日) 05:06:33 - 田中雅敏 - <mail@X-seminar.net> - No.1257569764.1
ご質問ありがとうございます。

> 一つ目は不定代名詞に対する形容詞の用法です
> 英語ではsomeone ...などのように後置語として形容詞を用いていましたが
> ドイツ語ではどのようになるのでしょうか?

英語の "someone new" や "something cold" のような用法ですね。
ドイツ語では "jemand Neues" や "etwas Kaltes" のように(それぞれ 'someone new'
と 'something cold' に対応)、形容詞を名詞化して、さらに属格(所有格)にして添え
ます。
なお、"etwas" ('something') の場合はうえで書いた属格表現のほうが標準的です
が、"jemand" ('someone') の場合には "ein Neuer" (男性), "eine Neue" (女性) のよ
うな方法もあります(英語に対応させるとしたら 'a new [person]')。この場合も形容
詞は名詞化されますが、ヒトを表す以上、実際の性別によって語尾変化(男性名詞,女性
名詞の形容詞の冠詞と形容詞の変化)が違います。モノの場合は常に中性名詞になります
のでこのような性別の違いを表す必要性がなく "ein Neues" とやるよりは "etwas
Neues" と表すのだと思います。

> もう一つはwhat to doに当たる用法です。
> whatにあたるwasではそのような用法が無かったですし、
> これはwhatが不定代名詞的に用いられているのではないかと考えたので
> etwasについても調べましたが何も出てきませんでした。

これは "I don't know what to do without you." のような場合の "what to do" のこと
で良いのですよね?このような場合の "what" はドイツ語文法では【疑問副詞】と呼びま
す。たしかにドイツ語の "was" には "etwas" の略としての用法があり、"Es gibt immer
[et]was zu tun." ('I always have something to do.') のような表現はあります。しか
し英語の "what" には "something" に代わるような【不定代名詞】としての用法がある
のですかね?("I always have what to do." という表現が可能?)
【疑問副詞】としてのドイツ語の "was" は、たとえば上述の英語の例文をドイツ語に直
そうとすると "Ich weiß nicht, was zu tun ist." となります(英語に対応させると、
'I don't know what is to be done.')。英語の "what to do" を逐語的にドイツ語に置
き換えた "was zu tun" だけでは不十分で、動詞(この場合 ist < sein)が必要、つま
り、この場合の "was" は主語(主格)であり、さらに動詞も必要ということから、これ
は従属節(ドイツ語文法では【副文】)としなければならないということです。was を目
的格で使おうとしても、"Ich weiß nicht, was ich ohne dich machen kann (könnte)."
となり、やはり従属節を用います。

今までこの点についてはあまり考えたことがなかったのですが(だから今回のご質問はと
てもよい刺激になりました)、ドイツ語では、疑問副詞を用いる場合は不定詞句ではなく
節(=文)を用いないといけないということであり、つまり疑問副詞は従属節を導く【従
属接続詞】と同様の働きをしていることになります。

受動態 引用
  2009/11/5 (木) 12:00:10 - raum - <メール送信> - No.1257389422 - 返信コールON
こんにちは。
今、過去形/未来形/完了形/受動態 を勉強しています。
全部がこんがらがってしまって、よく理解できていません・・・。

ここでは、自動詞の「受動態」について質問させて頂きます。


Man antwortet mir nicht.(人はわたしに答えません)
→ Mir wird nicht geantwortet.(わたしに答えてくれません)

”自動詞の場合は4格の目的語がないので、es を主語にする”と参考書にあるのですが、

この場合は、

Es wird mir nicht geantwortet. が
Mir wird es nicht geantwortet. になって

es が省略された状態で、
Mir wird nicht geantwortet. になった

と、考えてよいのでしょうか?

また、以下の文も同様でしょうか?

Auf der Autobahn fåhrt man immer schnell
→ Aud der Autobahn wird es immer schnell gefahren.
→ Aud der Autobahn wird immer schnell gefahren.


問題集をやっていて、
「次の文を受動態にかえなさい」という感じに、
まず能動文が書いてあると、受動態にかえる事はできるても、
いきなり、受動態の文が出てくると、

Mir wird nicht geantwortet.

なぜ Mir が文頭? 主語は? と混乱してしまいそうです。


宜しくお願いいたします。



返信1 返信-1
 2009/11/7 (土) 05:42:26 - 田中雅敏 - <mail@X-seminar.net> - No.1257389422.1
Guten Tag!
ご質問いつもありがとうございます。

> 自動詞の「受動態」

> Man antwortet mir nicht.(人はわたしに答えません)
> → Mir wird nicht geantwortet.(わたしに答えてくれません)
> ”自動詞の場合は4格の目的語がないので、es を主語にする”と参考書にあるのですが、

そうですね。まず、能動文の4格目的語のみが、受動文で1格主語になれる(転ずる)と
いう点はそのとおりです。
4格目的語を選択する動詞群のみが【他動詞】であって、たとえば helfen や danken な
ど(目的語をとっても)3格目的語を選択するような動詞群はドイツ語文法では【自動
詞】に含まれます。今回の antworten も自動詞のひとつですね。

さて、その次の「自動詞の場合は [受動態では]es を主語にする」という部分について
は、"Mir wird nicht geantwortet." のように主語がない受動文があることを考えると、
この書きかたは万全ではないかもしれません。

受動文の主語となる es は、天候や時刻表現などで用いる es と同様に、【非人称主語】
と呼ばれます。これは "実際に指し示す対象物がない" という意味で、【形式主語】と呼
ばれることもあります。具体的な内容物がないのだから1人称・2人称・3人称のように
【人称】が決まらない=無(非)人称だということです。とはいえ、実際には動詞(定動
詞)の人称変化が必要ですから、非人称主語は3人称の形を借りることになっています。
これは、人称が決まらないものが1人称だったり2人称だったりするのは理解に無理があ
ると思いますので、他のものはすべて3人称に扱ってもらえれば良いということです。こ
の非人称主語は、文頭の位置には現れますが、通常文頭以外では省略されます。es は"主
語" とはいっても、あくまで形式的なもので、指示対象のある主語とはステータスが違い
元々具体的な指示対象がないので、動詞の人称変化を支える以外に必要性がないからで
す。ドイツ語では、標準的には(書き言葉では)非人称主語以外の主語は省略できません
ので、主語が省略されていれば、それは論理的に【非人称主語】が隠れていると理解でき
ます。その "論理的な解釈可能性" が主語が見えなくても動詞の3人称変化を支えること
ができます。"Mir ist kalt.", "Mich friert.", "Heute ist schönes Wetter." など
は、すべて非人称主語の例ですね。

そうすると、うえで述べられている「自動詞の受動文では es を主語にする」はもう少し
書き換える必要があるかもしれません。単に "es を受動文の主語にする" というだけで
は、実際には多くの場合に es は省略されてしまうからです。では逆に、受動文でも es
が絶対に省略されない場合はないかを考えてみます。それは "es が文頭にあるとき" で
す。これまでに挙げた例文はすべて

Es wird mir nicht geantwortet.
Es ist mir kalt.
Es friert mich.
Es ist heute schönes Wetter (schönes Wetter heute).

というようになるでしょう。具体的な指示対象物がない es が "義務的に" 現れる文頭の
es は、Platzhalter (場所埋め) と呼ばれます。「文頭位置」を埋めるわけです。
平叙文では文頭にその文における主題(トピック)を明示する語が置かれます。つま
り、"当該文が何について述べられるのか" が文頭位置で示されるのです。その帰結とし
て動詞がその次の位置に来ます。いわゆる【定動詞第二位】です。動詞が"2"番目に来る
ということの積極的な理由はなく、相対的に文頭位置(1番目)の要素の次にあって、主
題提示の語(文頭の語)とそれ以降の文の残り部分の境界をなします。

 主題 | 定動詞 | 提示された主題について述べられる部分
 トピック. . . . コメント

自動詞を用いた受動文では、文法上1格主語がありませんので、どうしても文頭位置がそ
のままでは "空いてしまう" というときには、形式主語(非人称主語)の es でもって埋
める(Platzhalter)わけです。
ですから、先の記述「自動詞の受動文では es を主語にする」は、もちろんこのままでも
ほぼ事実に即してはいるのですが、「自動詞の受動文では、文頭が空いてしまう場合 es
でもって埋める」という記述でも十分であることになります。

逆に、"文頭が空かなければ" es は要らないわけで、これも事実に即しているでしょう。
文頭が空かないのは、何か別のものが文頭に来て、文の主題になっている場合です。通
常、mir や mich など、1格(主語)ではないものでも、文の主題になりやすいものがあ
ります。mir/mich で文を始めるというのは、「<私>について今からあることを述べま
すよ」という宣言になりますので、主語 ich で文を始めるのと同じ効果(機能)になり
ます。ただ違うのは1格か3格(4格)かということだけです。

このように1人称の代名詞は文の主題になりやすいでしょう。あるいは、これをヒトを指
す語が文の主題になりやすいと言っても良いかもしれません。他の動詞の例ですが
gefallen という動詞で、Das Hemd gefällt mir gut. よりも Mir gefällt das Hemd
gut. のようが好まれるのは、この理由からです。もちろん場合によりけりで、Das Hemd
gefällt mir gut, aber das T-shirt nicht. のように対比(コントラスト)を述べると
きなどは、文の主題が変わります。そうではなくて、単に「このシャツは気に入ったよ」
というような場合には、その「気に入っている」感じ手である「私」を主題に持ってくる
ほうが自然だというわけです。
同様に、heute, jetzt, hier などの【時・場所の副詞】も文の主題になりやすいです。
「今日」や「いま」、あるいは「ここ」というのは、典型的で、まさしく発話される時点
や場所を指していて、話し手と聞き手が一緒に身をおいている時間・空間を指します。つ
まり、発話の際、話題となる領域を設定するのに聞き手と話し手の共通の "場" を持ち出
すのは自然なことです。このような「共通の場」のことを【直示(ダイクシス)】と言い
ます。「その場にいなければ具体的に何を指しているのかわからない」もののことです。
旅行中の友達からの電話で、その友達がいまどの町にいるのか知らされずに「こっちは雨
だよ」と言われても、「こっち」がどこを指しているのかわかりませんね。

以上のことを踏まえると、非人称受動(自動詞の受動文)では、

(1) 文法上の1格主語は基本的に省略される(頭の中の理解として「まあ形式的には主語
があるのだろう」と解釈できる)
(2) 文頭は主語の有無とは無関係に、文にとっての主題設定となる語を置く
(3) どうしても主題位置(文頭位置)を何によっても埋められないときには es を明示的
に置く

ということになります。ただし、(3) にはもうひとつ、「主題位置(文頭位置)を何に
よっても埋めたくないときにも es で文頭位置を埋める」というバリエーション
もあります。これは "文のどの要素も主題にしたくないとき" です。文全体を【新情報】
にしたいときです。たとえば、「何か目新しいことない?」―「そういえば、今日学生寮
でダンスパーティをするってよ」というようなとき(ちょっとヘンな・強引な例です
が)、"Was gibt es Neues? - Es wird heute Abend im Studentenwohnheim getanzt."
のように(本来はダイクシスである heute を含めて)文全体を新しい情報として提示し
たい場合には、文頭に es を置きます。


> また、以下の文も同様でしょうか?
> Auf der Autobahn fåhrt man immer schnell
> → Aud der Autobahn wird es immer schnell gefahren.
> → Aud der Autobahn wird immer schnell gefahren.

1番目の受動文は必ずしも必要ではないかもしれませんが(能動文からいきなり "Auf
der Autobahn wird immer schnell gefahren." という文になっても良い)、考え方は同
じです。ここでは「今から述べる文は、ドイツのアウトバーンにおける様子についてのも
のです」といったような主題設定(auf der Autobahn)が文頭に置かれますので、
Platzhalter の es は不要です。また、無理に es を主語として提示する必要もありませ
んので、es は省略したままで大丈夫です。

返信2 返信-2
 2009/11/7 (土) 08:49:26 - raum - <メール送信> - No.1257389422.2
ご丁寧なお返事、本当にありがとうございます。


> gefallen という動詞で、Das Hemd gefällt mir gut. よりも Mir gefällt das Hemd
gut.

すごくわかりやすい例でした。

> 通常、mir や mich など、1格(主語)ではないものでも、文の主題になりやすいもの
があります。

わたしが、理解できなかった点は受動態の文に限った事ではないようですね。


ありがとうございます、理解していけそうです!

前置詞 + 副詞 ! 引用
  2009/11/3 (火) 08:47:34 - Opa - <メール送信> - No.1257205654
田中先生 いつもながら丁寧な応対を拝見して感心います。

氷解しない疑問(但し「重箱の隅」的 Nebeninteresseですが)について教
えてください。
Nach rechts, Von rechts などは 前置詞 + 副詞 ですが、このふた
つの品詞が結びつく文法的な説明が見つかりません。 
なにか説明がつくのかそれとも『マア、そんな風に慣習的に使うだけだよ』
というレベルなのか知ってみたくてお手を煩わせますが何卒よろしく。

昔、受付嬢から『来客ですよ!』と言われて、『二階の自室へ通して!』の
意味で『Nach Oben, bitte!』 としょっちゅう言っていましたが、Oben を名
詞と信じて疑わなかった誤りに今頃気づきました。

返信1 返信-1
 2009/11/3 (火) 13:59:03 - 田中雅敏 - <mail@X-seminar.net> - No.1257205654.1
こんにちは。いつもためになるご質問をありがとうございます。
今回のご質問は、難解ですね。

> Nach rechts, Von rechts などは 前置詞 + 副詞 ですが、
> このふたつの品詞が結びつく文法的な説明が見つかりません。

たしかに、文法書には「前置詞は形容詞や副詞と結びつくこともある」といったような記
述がなされているだけですね。もっと言語学的にこの「現象」について研究されている文
献もあるのかもしれませんが、ちょっとすぐにはわかりません。

前置詞には名詞の格支配がある以上、前置詞の目的語(言語学的には「項 (Argument)」
とか「補足語 (Ergänzung)」といいます)は名詞句であるのが本来ですので、だからこそ
今回のご質問が非常に興味深いわけですね。ということは、逆にいえば、前置詞の項に
なっている副詞や形容詞にも一種の名詞的な属性を見出すのが一番説明がつきやすいとこ
ろではあります。そこで真っ先に浮かんだのは、

Das Horoskop von [vor 3 Tagen] zeigte ...

にみられるように、前置詞がさらに前置詞句を項にとっているものです。なぜこれが頭に
浮かんだかというと、たとえばこの例で vor という前置詞がありますが、これをあえて
日本語に対応させると「〜の前に」となると思いますが、日本語なら「前」という名詞表
現が入っているものが、ドイツ語では vor という一語で表されているということが気に
なったからです。vor の場合、時間的な意味と空間・位置的な意味を併せ持ちますので
ちょっと複雑なのですが、話を簡単にするためにここでは時間的な意味に集中すると、ド
イツ語ではvor という一語(の前置詞)には [+時間を規定する副詞的な役割] かつ [+基
準点から見て『前』] という少なくとも2つの属性を帯びている。それに対し、その日本
語対応物にあたる表現はというと、 [+基準点から見て『前』] ということに対しては文字
通りの名詞「前」という語(=名詞)を使い、かつ、 [+時間的な規定] として副詞的に
機能させるために助詞「に」などを組み合わせて「前・に」とするわけです。つまり、
ドイツ語の vor には、語彙的に(それ以上の分解は不可能ではあるものの)すでに
「前」という(空間・位置関係を規定する)名詞的な属性が含まれていると考えられない
かということです。

あとは、

Ich halte seinen Vorschlag für [sehr gefährlich].

などのようなときの項となる形容詞にも、この説を押し通すならば

→ Ich halte seinen Vorschlag für [einen sehr gefährlichen Vorschlag]
(für [eine sehr gefährliche Idee]). のような名詞的な指示対象を想定するこ
とになるでしょう。

今回ご指摘の von rechts や nach rechts も同様に説明できそうでしょうか?

nach [rechts] → nach [der rechten Seite]

副詞表現は täglich <--> jeden Tag や、nachtsüber <--> die ganze Nacht のように、
「副詞的4格」などに類似したものとして言い換えられることもあります。

以上、正直なところはよくわかりません。
ただ、『マア、そんな風に慣習的に使うだけだよ』だけで済ますのもちょっと面白くない
と思いましたので、仮説をたててみました。まあ、そうは言っても、単なる思いつきを書
いただけですから、

Man muss leider sagen, diese Annahme ist [eine Kleinigkeit (=ein bisschen)] albern.

ということかもしれません。

返信2 返信-2
 2009/11/3 (火) 16:29:42 - Opa - <メール送信> - No.1257205654.2
田中先生
あまりの速さにビックリしつつ、御回答、御礼申し上げます。

はっきりした説明がつかない、という事を知っただけでもラッキーです。
立ちこめる霧の向こうに、何もないのか、手ごたえのある新知識があるのかが
一人机に向かって居ると検討がつかずどうしても霧の向こうを見たくなります。
本当にありがとうございました。

rの発音 引用
  2009/11/3 (火) 11:36:38 - 悠平 - <cunrb807@occn.zaq.ne.jp> - No.1257215798 - 返信コールON
ドイツ語会話を習い始めの者です。どうしても理解できない発音があります。それはr
の発音で、例えばfahren→ファーガンと聞こえます。ファーレンではないのでし
ょうか。同様に、Roman→ゴマン、Radio→ガーディオ、ihre→イーゲ等
多くあり、発音はどのようにすれば宜しいのでしょうか。また別途radieren→
ラディーレン、raffiniert→カフィニィーアト、Freund→フォイン
ト、などがあり何か規則性があるのでしょうか。

返信1 返信-1
 2009/11/3 (火) 15:09:53 - 田中雅敏 - <mail@X-seminar.net> - No.1257215798.1
こんにちは。ご質問ありがとうございました。
ご指摘の現象( /r/ の音が耳には /g/ や /k/ に聞こえる)というのは、以下に示しま
すように調音(音を作り出す)の(喉の中の)部位が非常に近いからで、その意味では、

> Roman→ゴマン
> Radio→ガーディオ

などと聞きとれているのはドイツ語の調音に柔軟に対応できているということであり、す
ばらしいことです。

さて、/r/ の音は、「口蓋垂」(いわゆる「のどひこ」)を震わせることで調音します。
他に「巻き舌」を使った方法もありますが、こちらは Roman→ゴマン ということに
はならないと思いますので、おそらく耳にされているのはこの「口蓋垂の /r/」だと推察
できます。

この /r/ が /g/ や /k/ にも聞こえてしまうのは、/g/ や /k/ (なお、/g/ と /k/ は
有声音か無声音の違いで、同じ調音点を使います。有声音は声帯と呼ばれる部位が振動す
ることを意味し、無声音では声帯が震えません。声帯はアイウエオなどの母音を発すると
きに喉に手をあてると喉の中で振動が響いていると感じられる部分があると思いますが、
その部位です。)が「口蓋垂」にもっとも近い位置で調音されるからです。「もっとも近
い」ということについては,子音の調音点が音声学では次のように区分されています。

喉の奥深い部位から順に書きますと、
a) 声門音(声帯と声帯の隙間を使う)・・・母音をはっきりと調音するための破裂音
b) 口蓋垂音・・・ /r/
c) 軟口蓋音・・・ /g/, /k/, /ch/ ([x]) ほか
d) 硬口蓋音・・・ /j/, /ch/ ([ç])
e) 硬口蓋歯茎音・・・ /sch/, /tsch/
f) 歯茎音・・・ /d/, /t/, /n/, /l/, /s/, /z/ ほか
g) 唇歯音・・・ /f/, /pf/ ほか
h) 両唇音・・・ /b/, /p/, /m/

です。詳しいことは、ドイツ語の文法書に書かれているものがありますのでご覧くださ
い。(たとえば『独和大辞典』(小学館)、『中級ドイツ語のしくみ』(清野智昭著/白
水社)などがあります。)

今回ご指摘の Radio, radieren, fahren などに含まれる /r/ は b) 口蓋垂音で、それに
もっとも近いところで調音するのが c) 軟口蓋音(/g/, /k/)です。「軟口蓋」は、口の
中、上あごの奥のほう、柔らかい粘膜でできた部分をいいます。そのさらに奥が喉で、口
蓋垂はそこにあるわけです。

ですから、/r/ が日本人の耳には /g/ や /k/ に聞こえてしまうのは仕方がないかもしれ
ませんし、聞き分けるには訓練や経験が必要でしょう。

なお、「別途」として挙げてくださっている

> raffiniert→カフィニィーアト

については、上述のとおりです。/r/ → /k/ の類似(なお、直後に無声音の /f/ が続く
ため、同じく無声音の /k/ として聞こえる)です。

> Freund→フォイント

これについては、日本語では「子音」が来たらすぐに「母音」を挿入するので(母音ひと
つにつきひとつの子音を組み合わせて「一音節」を作る)、「子音+子音」の連続に慣れ
ていません。Freund は Fu・reund ではなく /fr/ をひとつの子音の連続体として発音しま
す。実に /freund/ 全体でいわゆる「一音節」(単語そのものが一音節)です。実は、そ
もそも「母音」の定義が、「声帯を震わせて調音される音で、口の外まで発声されるまで
の間に、口や喉の中のいかなる部位にもその音の流れが阻害されない音」ですので、調音
点は「声帯」です。つまり、/r/ の音も調音点が声帯にほど誓い口蓋垂ですので、/f/ と
比べて /r/ のほうは母音に近い音であって、上述の /f/ と /r/ では /f/ のほうがより
際立って聞こえます。Freund が「フォイント」と聞こえるのはそのためです。

これらの規則を逆手にとると、Freund は日本人が発音するときにはわざと「フォイン
ト」と言えば、ドイツ語のネイティブスピーカーにはほどよく聞こえるということになる
かもしれませんし、それは言いすぎであれば、少なくとも「一音節の中に子音が2つ(あ
るいは3つ)連続するときには、一息で(つまり一音節の中に収めるように)発する」と
いうことを意識するきっかけになると思います。

ドイツ語の学習をはじめられたばかりの悠平さんに難しい用語を並べてやや専門的な説明
をすることになってしまいましたが、いつかはしっかりとこのような言語学的な(この場
合は音声学的な)仕組みを理解する必要があるでしょうから、これを機会にいろいろと解
説書や文法書をご覧くださればと思います。

過去完了 引用
  2009/10/30 (金) 02:19:12 - raum - <メール送信> - No.1256836752 - 返信コールON
すみません、
もう1問質問をお願い致します。

Nachdem er nach Haus gegangen war,besuchte uns seine Frau.

という過去完了の文が訳せません・・・。

彼は家に帰った後で、私たちを訪ねた?? seine Frau はどう訳したらいいのか。

宜しくお願い致します。




返信1 返信-1
 2009/10/30 (金) 03:06:09 - 田中雅敏 - <mail@X-seminar.net> - No.1256836752.1
ご質問ありがとうございました。

> Nachdem er nach Haus gegangen war,besuchte uns seine Frau.

「彼」と「その奥さん」が行き違いになったのではないでしょうか。
「彼」が少し前まで「私たちのところ」にいて、「彼」が家に帰ると立ち去った後に、
「彼の奥さん」が「私たち」を訪ねてきた。。。

> seine Frau はどう訳したらいいのか

もちろん、seine Frau は主文 ... besuchte uns seine Frau における文の主語です。一
般的に「主語は目的語に先行する(主語―目的語の配列)」という固定観念があります
が、実際には今回の文のように目的語が人称代名詞であるような場合には「目的語が主語
に先行」します。「人称代名詞」というのは、話の流れのなかですでに登場している人・
モノを指しますので、代名詞になっている時点ですでに情報としては新しくありません。
それに対し、主語が新しい情報(ここでは seine Frau)である場合、新しい情報のほう
が文の後のほうに来ます。これは、出現を後回しにすればするほど、聞き手の耳・記憶に
残りやすいということとも関係しているはずです。「新しい情報は右」の原則です。

返信2 返信-2
 2009/11/3 (火) 01:37:35 - raum - <メール送信> - No.1256836752.2
お返事ありがとうございます。

「目的語が主語に先行」、「新しい情報は右」の原則、
なるほどです。

なかなか慣れませんが、今回新たに勉強になりました!

こういった文構成が早く理解できるようになれたらいいなぁと思ってます。

ありがとうございました!


2格とvonについて質問です。 引用
  2009/10/25 (日) 14:32:30 - daisy - <メール送信> - No.1256448750 - 返信コールON
はじめまして。
ゼミで2格付加語とvon前置詞句の使い分けを調べようと思っています。
特に付加語として地名が来る場合、どのような基準で分けられるのか、またどのような
傾向があるのかなどを調べています。
例えば…
Flughafen Tokyos

Flughafen von Tokyo
どちらの表現を多く使うことが多いのか。そして、Flughafenにあたる名詞の意味や単語
の特徴でも2格とvonの違いが出てくるのか、などです…
ネットで調べてみてものってないし、文法書もそこまで突っ込んだことは書いていなく
て…
何か分かることや、お勧めの文法書などがあれば教えていただけると嬉しいです。

返信1 返信-1
 2009/10/28 (水) 04:11:46 - 田中雅敏 - <mail@X-seminar.net> - No.1256448750.1
ご質問ありがとうございました。

とても興味深いテーマですね。

DUDEN Bd.4 Die Grammatik (第7版, 2006)の S.979 では、次のような「2格制
約」とも呼ぶべきルール(die Genitivregel)について説明されています。その内容は
「名詞句が2格として付加的に使えるのは、次のふたつの条件を満たす場合に限る。(i)
その名詞句が少なくともひとつ語尾変化をする形容詞を含んでいること。(ii) 少なくと
もひとつの語が -s か -r の語尾になっている。」というものです。

この制約(条件)によると、

(a) *Der Konsum [Wassers] nimmt ständig zu.
(b) Der Konsum [frischen Wassers] nimmt ständig zu. (DUDEN 2006: S.980)

(a) のように "der Konsum Wassers" は、Wassers が語尾 -s を持つことで (ii) の条件
は満たしていても、(i) の条件を満たさないので不適格、ということになります。

さらに、同835ページには、(2格付加語の代替形式としての)von前置詞句は、上述の
Genitivregel が付加語的2格を許さない場合に(なってはじめて)、von を使っての代
替形式を用いる、と書かれています。

ただし、今回のご質問にあるような固有名詞(都市名や人名)が付加語的2格部分になる
ときは、すぐさま (i) の違反でアウト、というわけではなく、普通名詞とは違った判断
になります。これは、固有名詞が、普通名詞と比べると、すでに性質上、その語の中にい
ろいろな付加語的な素性(--> これが (i) を満たす?)を含んでいるからかもしれませ
ん(Tokyo: eine große Stadt, eine der modernsten Städten der Welt, eine moderne,
aber auch historische Stadt ...)。

そこで、Genitivregel を基準に考えてみた場合、

> 例えば…
> Flughafen Tokyos
> と
> Flughafen von Tokyo
> どちらの表現を多く使うことが多いのか。

"Flughafen Tokyos" が固有名詞の特殊性からすぐさま上述の Genitivregel に排除され
ることはなくても、形式上それに反している以上、"Flughafen von Tokyo" のほうが多用
されるということになるでしょう。実際、同836ページにもそのような記述があります。

(c) (低頻度) Das ist [eine bekannte Fuge [Bachs]].
(d) (高頻度) Das ist [eine Bekannte Fuge [von Bach]].(S.836)

いま、実際に、Google で (1) "Flughafen Tokyos" と (2) "Flughafen von Tokyo" の
キーワードで検索したところ(そのままの文字列でヒットさせるために、キーワードは前
後を引用符で囲みます)、(2) は20,300件だったのに対し、(1) は41件でした。
Google 上にはドイツ語で書かれている記事でもそれが実際にはドイツ語を母語とする人
が書いたとは限らないものも含まれますので、新聞などの公刊物を素材とする言語資料よ
りも正確性は低くなりますが、それでも、ご覧のように、ある表現や用法の実態を知るの
にはとても有効です。

ところで、地名を付加語的に使う場合は、"Tokyoter Flughafen" のような表現もありま
すので(同上427件)、この用法は本論から外すのだという場合には、「ここでは、
Tokyoter Flughafen のようは用法は除外して考える」という注釈かなにかは必要かもし
れません。ちなみに、Tokyo のような日本の地名は難しいかもしれませんが、ドイツの地
名ですと、簡易検索の結果は次のようになりました:

"Flughafen Hamburgs" 2,310件
"Flughafen von Hamburg" 22,800件
"Hamburger Flughafen" 38,600件

それから、

> Flughafenにあたる名詞の意味や単語
> の特徴でも2格とvonの違いが出てくるのか

この点につきましては、やはり関係してくるかもしれません。と言いますのも、2格付加
語とvon前置詞句は、本来は意味(の広さ・狭さ)に違いがでます。たとえば、"Das ist
ein interessantes Foto von Taro." といった場合、この「写真」は「太郎が撮った」写
真かもしれませんし、「太郎が被写体になっている」写真かもしれません。それに対し
て、Das ist ein interessantes Foto Taros. ですと、これは属格(所有格)なのですか
ら、一義的に「太郎が撮って自分で所有している」写真です。(なお,「太郎が自分で撮
影したわけではなく、誰かにもらったり収集したりして所有している写真」という解釈も
ありますが、ここでは置いておきます。)

Flughafen Tokyos という表現が、必ずしも「東京都が所有している空港」という意味を
さしませんので、このあたりはご指摘のように被修飾語となる名詞部分の意味区分が関係
しているのかもしれません。「空港」はどちらかというと「公共性の高い」施設ですの
で、属格表現があまり好まれないというわけです。

以上、大きく分けて、2格を付加語として使えるための制約、被修飾語となる名詞の意味
という2つの視点が話題にのぼりましたので、このあたりをどのように複合的に扱うかは
考えてみてください。参考になれば幸いです。

返信2 返信-2
 2009/10/31 (土) 14:53:39 - daisy - <メール送信> - No.1256448750.2
お返事ありがとうございます。

DUDENには結構のってそうですね!
わざわざ検索もしていただいて…

参考にさせていただきます。

walcher と was für ein について 引用
  2009/10/29 (木) 22:51:19 - raum - <メール送信> - No.1256824279 - 返信コールON
こんにちは。
問題集をやっていて、理解できないところがあったので、
質問させて頂きます。

問い)
Hier sind mehrere Anzüge.
Welch( ) ziehen Sie ungern an ?

()内に、語尾をいれるのですが、
解答では、 welche になっています。

わたしは、 Anzug は男性名詞なので、 welchen が答えだと思ったのですが、
これは、複数形の4格として、welche になっているのでしょうか?

宜しくお願いいたします。



返信1 返信-1
 2009/10/30 (金) 01:09:54 - 田中雅敏 - <mail@X-seminar.net> - No.1256824279.1
ご質問ありがとうございました。

> Hier sind mehrere Anzüge.
> Welch( ) ziehen Sie ungern an ?

> Anzug は男性名詞なので、 welchen が答えだと思ったのですが、
> これは、複数形の4格として、welche になっているのでしょうか?

 そうですね。この場合、"Welche Anzüge ziehen Sie ungern an?" というように、複数
形を使います。考えかたとしては、相手に「(いくつもあるスーツのうち)あまり好んで
着ようとは思わないスーツはどれ?」と聞くときに、なにも答えを「ひとつのスーツ(単
数形)」に制限してしまうことはないということです。
 典型的な例ですと、"Haben Sie Kinder?" (お子さんはいらっしゃいますか?) とたず
ねる場合を考えてみてください。相手の答えは "Nein, ich habe keine Kinder." かもし
れませんし、"Ja, einen Sohn." かもしれませんし、"Ja, drei Kinder - zwei Töchter
und einen Sohn." かもしれません。つまり、相手の答えが単数形か複数形か、あるいは
ゼロか、質問する時点ではわかりません。わからないからこそ、複数形でたずねておくの
が自然です。"Haben Sie ein Kind?" のようにはじめから子どもの数を一人に限定して質
問するのは失礼だということにもなるかもしれません。
 今回の文でも、"Alle Anzüge gefallen mir gut." という返答になるかもしれません
し、"Den [Anzug] hier ziehe ich lieber nicht an." かもしれません。はたまた
"Den roten [Anzug] hier und den bunten [Anzug] da mag ich nicht." などという答え
が返ってくるのかもしれません。
 なお、"Welchen Anzug ziehen Sie ... an?" とするには、たとえば副詞を am
ungernsten として、最上級でたずねると、答えとなるのは単数形となるでしょう(副詞
gern の最上級は am liebsten ですが、ungern の最上級は am unliebsten ではなく am
ungernsten となるのが一般的なようです)。「最も・一番〜なもの」は、通常、ひとつ
(単数)だからです。

返信2 返信-2
 2009/10/30 (金) 01:42:41 - raum - <メール送信> - No.1256824279.2
さっそくお返事ありがとうございます。

安心しました!

ありがとうございました。

meine Freundin について 引用
  2009/10/4 (日) 16:38:13 - 留巳 - <メール送信> - No.1254641893 - 返信コールON
こんにちは。
教えて頂きたくメール致しました。
以下のドイツ語は男性が書いたものです。
彼が言うmeine Freundin は「恋人の彼女」の意味ですか、それとも女友達の意味です
か?ドイツ語がこの区別がないと聞いたので悩んでます。
ネットで女性からの視点でmein Freund =彼氏 meine Freundin =私の(女)友達とあ
りました。
因みに男性が「僕の男友達、僕の友達、僕の女友達)」と表現すると何と言いますか?
「彼女」と「友達」ではかなり違って来るので、ご回答よろしくお願いします☆

gestern waren meine Freundin und ich mit Tom Taylor und seiner Freundin auf
der Rosefield County

返信1 返信-1
 2009/10/5 (月) 11:49:36 - 田中雅敏 - <mail@X-seminar.net> - No.1254641893.1
こんにちは。ご質問ありがとうございました。

> gestern waren meine Freundin und ich mit Tom Taylor und seiner Freundin
> auf der Rosefield County
> 彼が言うmeine Freundin は「恋人の彼女」の意味ですか、それとも女友達の意味ですか?

Freund と Freundin の意味するところは、たしかに「友だち」だったり「特定の恋人」
だったりしますので、Freund/Freundin そのものには意味の区別がなく紛らわしいです
ね。しかし、そのぶん、所有冠詞の mein- の部分が力を発揮します。mein- というの
は、実際には meine や meinen など、mein- のところに変化語尾が来ますので mein- と
いう形で記載しますが、意味としては「私の〜」です。この「私の〜」が、単なる「私に
とっての〜」という意味よりも、もう少し深く、「私に属するもの」という(文字通り
の)所有・所属を表します。たとえば、私の兄弟構成を知らない人に "Mein Bruder (英
語の my brother) ..." と文を切り出すとすると、それだけでもう相手はこちらに兄弟が
いることが分かってくれます。つまり、「私には兄がいて、その兄が・・・」とやらなく
ても「私の兄は・・・」と言うだけで「私には兄という密接な間柄の人がいる」というこ
とを含んでくれるわけです。
このように所有冠詞は、密接な間柄の人・モノに使います。そのため、mein Freund とい
うと「単なる友だち」というよりは「(家族に近い)ボーイフレンド」、meine Freundin
というと「(特定の恋人である)ガールフレンド」という意味になります。

ですから、今回の文にある表現の場合、「『私』は『私のガールフレンド』と、『トムさ
ん』は『トムさんのガールフレンド』と一緒に、そしてその上で、4人で行動を共にし
た」ということになりそうです。

> 因みに男性が「僕の男友達、僕の友達、僕の女友達)」と表現すると何と言いますか?

一般的に言って、男性が男性の友だちを指す場合には mein Freund といったとしても
「恋人」の意味は考えにくいので、mein Freund としても良い(あるいは、同じく女性の
視点で、女性の友だちを meine Freundin と言ったとしても恋人の意味には考えにくい)
ということになりますが、その場合も、性別にかかわらず、「友だち(のひとり)」とい
う人を指すときには、男性の友だちを指して ein Freund (von mir)、女性の友だちを指
して eine Freundin (von mir) と言うほうが無難です。カッコにいれたのは英語の "of
mine" で、「私の〜」を所有冠詞ではなく別の表現で表すわけです。これが、2つめのご
質問への答えになると思います。

なお、特別に「恋人」という間柄ではなくても、たとえば(同性で)「親友・ベストフレ
ンド」という場合、やはり所有冠詞の mein- を使います。男性が男性の親友を指して
mein bester Freund と言いますし、女性も女性のベストフレンドを指して meine beste
Freundin と言います。mein- を使ったら即恋人関係にあるというわけではなく、mein-
を使うことでその間柄がより密接に(お互いにより密接に所属しあう)なるということで
す。親友・ベストフレンドとは、数いる友だちの中でもっとも仲のよい友だちを指し、い
わゆる「唯一的な存在」です。文法的には「形容詞の最上級」を使うということでもあり
ます。

まとめると、話の主が Hans さん(男性)として、
Hans@: "Ich gehe morgen mit einer Freundin von mir aus, um ein Geschenk
für meine Freundin zu kaufen."
「明日、自分のカノジョにプレゼントを買うために、女の子の友だちに付き添ってもらっ
て出かける」
というのはあり得る状況だとしても、
HansA: "Ich gehe morgen mit meiner Freundin aus, um ein Geschenk für
eine Freundin von mir zu kaufen." 「明日、自分の女の子の友だちのひとりに
プレゼントするものを探すためにカノジョと一緒に買いに行く」のはやきもちをやかれる
かもしれません。

参考になれば幸いです。

全970件(返信記事を除く) | ページ間移動→[ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 ]


最大1000件保持 | 投稿レポートON | 管理者宛てEメール | ?ヘルプ

MiniBBS-EX 1.19