ドイツ語質問箱

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こんな表現はドイツ語では? 引用
  2008/1/6 (日) 16:31:08 - ふじい - <kf1610@hera.eonet.ne.jp> - No.1199928246
Ich wünsche Ihnen ein glückliches neues Jahr! 本年もよろしくお願いします。通勤
途上でよく耳にする良くない言葉ですが…「線路内に人が立ち入ったので、安全点検を
致しました。」 こんな表現は、Weil jemand in den Schienen eingetreten ist,
haben wir die Sicherheit bestätigt(festgestellt). 又、「線路内に人が倒れていた
ので…」という場合は、Weil jemand auf den Schienen gefallen ist,… となるので
しょうか。単に「線路内に」立ち入る、倒れている場合の前置詞は上記表現で良いので
しょうか。年末にはこんなことが何度もあったので参考のためお聞きしたいと思いま
す。話がまったくかわり恐縮ですが、テレビの中で So eine Scheiße!とかScheiße!と言
ってるのは辞書にも載っていますので、理解できますが、クヴァッチェ!と聞こえる言
葉はどんな場合に使われるのでしょうか。

返信1 返信-1
 2008/1/10 (木) 10:24:35 - 田中雅敏 - <mail@deutsch-aktiv.info> - No.1199928246.1
Ich wünsche Ihnen auch alles Gute zum neuen Jahr!

ご質問をありがとうございました。返信が遅くなってしまいました。

> 「線路内に人が立ち入ったので、安全点検を致しました。」 
> こんな表現は、Weil jemand in den Schienen eingetreten ist,
> haben wir die Sicherheit bestätigt(festgestellt). 

ドイツ人の同僚に確認したところ、以下のようなポイントを教えてもらいました。
- 主語 "jemand" だけだと、たとえば線路の保守点検員のような立ち入る理由のある人が
立ち入った可能性も出てしまうので、ここで意図されている「本来は立ち入ってはならな
い人」をあらわすために unbefugt という語を添えれば良い
- 動詞 eintreten ではなく betreten を使うほうが良い

というものです。1点目についてはそこに書いたとおりで、たしかに、立ち入るべきでは
ない人が立ち入ったことで、何か爆弾が仕掛けられたり、電車が通行するのに不具合とな
るような状況がある可能性があり、安全点検が必要になるのですから、unbefugt (権利・
資格なし) という語を添えるのが重要ですね。
2点目については、eintreten と betreten のニュアンスの違いが問題となります。
eintreten は自動詞で、完了の助動詞が sein であることからもわかるように、状態変化
(位置変化)を意味するものです。そこには、「位置変化(状態変化)の結果、ある人が
A地点からB地点に移った」ということが含意されており、あまり主語の意図は含まれま
せん(もちろん、移動するにも、ある人が「よし、行こう!」と思わなければ移動はでき
ませんので、その意味では主語の意図はあるのですが、文法的に完了の助動詞に sein を
取る動詞群には、主語の意図性がありません。そこで、今回の例文のように、「進入して
やろうと思って立ち入った人があった」場合には、betreten を使ってやって、これは
haben支配の動詞ですので、主語の意図性が表されます。

(作例)
Wir haben eine Sicherheitsprüfung durchgeführt, weil gerade jemand unbefugt die
Gleise betreten hatte.

なお、ご質問の前置詞の使い方ですが、betreten の場合は、場所となる名詞句をそのま
ま4格目的語として使いますので、前置詞は現れません。ちなみに、この場合、Schiene
ではなく Gleis を使うほうが自然だそうです。

>「線路内に人が倒れていたので…」という場合は、Weil jemand auf den Schienen
> gefallen ist,… となるので

こちらは Schienen を用いるので良く、さらに前置詞は auf で良いようです。ただし、
fallen は移動(方向)を表す動詞ですので、auf はこの場合4格支配です。→ auf die
Schienen
また、この場合 jemand よりも eine Person とするほうが、「誰か一人の人が」という
意味がしっかり出るようです。
(作例)
Wir haben eine Sicherheitsprüfung durchgeführt, weil eine Person auf die
Schienen gefallen war.

2つの文に共通することですが、「安全点検をする」ことよりも、「線路に人が立ち入る
/倒れている」という出来事のほうが時間的に先(先行する)ので、weil文の中は過去完
了にしておくと良いでしょう。

> クヴァッチェ!と聞こえる言葉はどんな場合に使われるのでしょうか

これは Quatsch! ですね。文字通りには「ばかげたこと」という意味です。会話では、相
手の言ったことに対して「そんなばかなことは言うなよ」というニュアンスで Ach,
Quatsch! と言ったり、あるいは自分で自分の言ったことや思ったことに対して「自分っ
てばかだなあ」Quatsch! と言ったりします。たとえば、相手がやたら自分を卑下してい
るようなときに、「そんなばかなことはいうなよ、お前は立派だよ」という意味合いで使
えばよいでしょう。

形容詞の位置について 引用
  2007/12/19 (水) 19:44:47 - らんらん - <メール送信> - No.1198061087 - 返信コールON
はじめまして。ドイツ語の質問を受け付けているところが無いか探したところ、こちら
を見つけました。あまりに初歩的な疑問ではないかと思うのですが、納得のいく説明の
載った参考書に出会えないので、回答を頂けると助かります。

以下の文は、私の持っている辞書から書き出したものですが、形容詞と前置詞の結びつ
きを説明している文で、

Das Kleid ist vorteilhaft für sie.
Er ist für den Unfall verantwortlich.

のように、形容詞が動詞のすぐ後に来たり、最後に来たりするのは、どういう決まりが
あるのでしょうか?
ドイツ語を独学で勉強しているのですが、語順についてはなんとなく分かっているよう
で、すっきりしないことが多いです。
お手数ですが、宜しくお願いします!

返信1 返信-1
 2007/12/22 (土) 03:44:11 - 田中雅敏 - <mail@deutsch-aktiv.info> - No.1198061087.1
Guten Tag! はじめまして。ご質問ありがとうございました。

> Das Kleid ist vorteilhaft für sie.
> Er ist für den Unfall verantwortlich.

> 形容詞が動詞のすぐ後に来たり、最後に来たりするのは、どういう決まりが
> あるのでしょうか?

文中の要素の「語順」を考える上では、動詞が文の中心にあると考えておき、まずは動詞
の位置を確認します。
動詞には「不定形」と「定形」があり、語順の基本は「不定形動詞の構造=不定詞句構
造」です。
たとえば、他動詞の場合「目的語―動詞」、また自動詞でも「前置詞句―動詞」が基本語順
です。辞書で jemanden um etw4 bitten や ins Kino gehen などの語順で書かれている
のはそのためですし、zu不定詞句で表現する場合でも [Ich bin hier, um] Sie um Ihre
Hilfe zu bitten. や [Es macht mir Spaß,] ins Kino zu gehen. などとなります。つま
り、これが基本語順なのです。
動詞が定形動詞(定動詞)として使われるには、主語が必要です。文に主語が導入されれ
ば、動詞は主語と隣りあう位置に置かれ、かつ主語に応じた形(=定形)に変化します。
定動詞が主語と隣り合わなければならない理由は、簡単にいえば「主語に応じた動詞の形
がきちんと対応づけられるため」であり、主語と定動詞が離れた場所にあっては(認知的
に)うまく機能しません。

1)  ins Kino gehen --- 不定詞句(主語はまだ導入されていない)*基本語順*
2) er ... ins Kino gehen --- 主語が導入される
  主語は、たいてい、「その文が誰について述べられるのか」という主題を表すため、
文のはじめのほうに来る性質があります
3) er gehen ins Kino ___ --- 動詞を主語に隣接する位置に置く
4) er geht ins Kino ___ --- 動詞の形を主語にあったものに変える
主語以外のものが文頭にきたとき、主語は定動詞の直後に置かれます(定動詞はあくまで
も第二位)が、これも、定動詞に隣接しなければならないという原理から、第一位でなけ
れば第三位ということが導かれます。

上記は、動詞から見た語順でした(「目的語―動詞」「前置詞句―動詞」)。同様のことが
形容詞から見てもいえます。つまり「形容詞目的語―形容詞」という語順が基本なので
す。ここでいう「形容詞目的語」とは、ある形容詞が必要とする名詞句を指します(動詞
が必要とする名詞句(=目的語)に対応するので「形容詞目的語」と呼んでおきます)。
jemandem ähnlich などの jemandem の部分ですね。今回の例文における für jemanden
vorteilhaft や für etw4 verantwortlich というのも、「形容詞目的語―形容詞」の組み
合わせです(目的語部分が前置詞句になっている)。

さらに、動詞を含みこむと、基本語順としては
 für jemanden vorteilhaft sein
 für etw4 verantwortlich sein
が得られます。ここから、定形を作るための手順がふまれます。

1)  für sie vorteilhaft sein
2) das Kleid ... für sie vorteilhaft sein
3) das Kleid sein für sie vorteilhaft ___
4) das Kleid ist für sie vorteilhaft ___

4) の語順 Das Kleid ist für sie vorteilhaft. が予測される語順であるということが
確認できました。Er ist für den Unfall verantwortlich. も同様です。

では、なぜ Das Kleid ... の文が、辞書に載っている例文では für sie と vorteilhaft
が入れ替わっているかという点についてですが、これには「音(音韻)」が関わっている
と思われます。ドイツ語は「強弱アクセント言語」といって、文の中に強く読む部分と弱
く読む部分が混在して、かつそれは通常「強弱強弱」か「弱強弱強」というように交替ア
クセントになります。「強強強」や「弱弱弱」というような連続アクセントは好まれませ
ん。それで、Das Kleid ist für sie vorteilhaft. (これが本来予測される語順)を見て
みると、das KLEID ist für sie VORteilhaft と発音されます(大文字で書いた音節が強
く発音される)。これだと ist für sie が「弱弱」です。これを das KLEID ist
VORteilhaft für sie とすればどうでしょうか?「強弱強弱」リズムになりますね。な
お、人称代名詞(ここでは sie)は通常弱く発音されます。文脈で誰のことを指している
のかがわかっているため、そんなに強く読まなくてもよいからです。

Er ist für den Unfall verantwortlich. (これが本来予測される語順)のほうはどうで
しょうか。Er ist für den UNfall verANTwortlich でもいいし、Er ist verANTwortlich
für den UNfall でもまあどちらも「弱強弱強」リズムになっているような気がします
(前つづりの ver がアクセントをもてないのがミソ?)。

このように、文構造として予測される語順があって、そこから音韻的な理由で実際に発音
されるときに語順が変えられるということはよく起こります。

返信2 返信-2
 2007/12/25 (火) 01:16:01 - らんらん - No.1198061087.2
丁寧な解説、ありがとうございました!かなり長いこと、気に掛かっていたことだった
ので、すっきりしました。
しかし、発音で語順が変わってしまうとは、ドイツ語で話す、というような段階までた
どり着いていない私にとっては、かなりの難問です…。
また解けない疑問が出てきたら、こちらへ来たいと思いますので、質問箱、ずっと続け
てください、よろしくお願いします!

ドイツのテレビ番組とドイツ語 引用
  2007/11/25 (日) 10:39:25 - ふじい - <kf1610@spost.plala.or.jp> - No.1195978465
最近、身近なドイツ語をという目的でZDFのHeute以外にドラマを見ています。ドイツと
いう国は刑事番組と医者物語が圧倒的に多いように思います。そのなかでDa kommt
Kalle やSOKO Rhein-Main Notruf Hafenkante は北ドイツやフランクフルトを舞台に設
定してあり、私にはそのドイツ語の方が聞きやすいのですが、先生はどう思われます
か。以前、REで通ったRohsenheim(バイエルンのキーム湖の近く)を舞台にしている
Die Rosenheim-CopsはDialektが強すぎるのでしょうか。私には聞き取れない部分が多す
ぎるのですが・・・もちろん個人差はあるでしょうが、一般論として日本人にはどのあ
たりのドイツ語が聞きやすいのでしょうか。加えて、番組のなかでMorgen!と挨拶してい
るのはわかるのですが、モイ?と聞こえる挨拶は何でしょうか。また、Zeugenschutzと
刑事が言うのは「証人保護?」と言う意味なのでしょうか。急ぎませんので、ご回答い
ただければ幸いです。

返信1 返信-1
 2007/11/25 (日) 21:24:47 - 田中雅敏 - <mail@deutsch-aktiv.info> - No.1195978465.1
Guten Tag!
書きこみありがとうございました。
ZDF のサイト内の ZDFmediathek というサービスでは、ドラマの放送までやっているので
すね。ニュース番組やドキュメンタリ番組以外にも公開されているというのは知りません
でした。これはいいですね。

> ドイツという国は刑事番組と医者物語が圧倒的に多いように思います

そうですね、あと法廷番組もたくさん制作・放送されています。特に日中の午後は法廷番
組が多いですね。実際に悩みやトラブルを抱えた人が起訴人となり、その悩みやトラブル
の相手が被告人として一緒に番組上の法廷に出廷します。裁判官が双方からの意見を聞
き、一連のやりとりの後、どちらが悪いのか、今後はどのように改善していけばよいのか
などをアドバイスするという形が多いような気がします。

> Da kommt Kalle や SOKO Rhein-Main Notruf Hafenkante は北ドイツやフランクフルト
> を舞台に設定してあり、私にはそのドイツ語の方が聞きやすい

さきほど、ZDFmediathek で "Da kommt Kalle" の Folge 6 を冒頭の数分間だけ見てみま
した。Kalle というのは犬なんですね。首に赤いスカーフを巻いてとても愛嬌がありま
す。一般に、標準ドイツ語は北ドイツで話されています。どの地域・地方にもその土地の
バリエーションがありますが、Hannover や Göttingen のあたりがいちばん方言が少なく
標準ドイツ語に近いといわれています。

> REで通ったRohsenheim(バイエルンのキーム湖の近く)を舞台にしている
> Die Rosenheim-CopsはDialektが強すぎるのでしょうか。私には聞き取れない部分が多す
> ぎるのですが・・・

南部では、方言 (標準ドイツ語からのバリエーション) の表れが音韻的 (発音) にかなり
違ってきていて、たしかに聞き取りにくいかもしれません。発音どおりに書記すると、標
準ドイツ語とはまったく違うつづりになったりします。バイエルン地方の一人称単数1格
の人称代名詞は標準ドイツ語のような "ich" ではなく "i" とだけ記されます (発音がそ
うだからです)。文法レベルでも、バイエルン地方では標準ドイツ語と違っている部分が
あります。一例を挙げると、主語と動詞の人称変化の語尾が定動詞にのみ現れるのではな
く、従属接続詞にも同時に現れたりします(特に二人称単数の "du" のときが顕著です)。
(例)[標準ドイツ語] [...], ob du morgen kommst
   [バイエルン文法] [...], ob-st du morgen kommst

> もちろん個人差はあるでしょうが、一般論として日本人にはどのあたりのドイツ語が
> 聞きやすいのでしょうか。

たしかに個人差がありますので、この問いに正確な答えを出すことは不可能です。「一般
論」ということであれば、ひとまず初めてドイツ語を学ぶのは教科書で扱われている標準
ドイツ語だとします。そうすれば、標準ドイツ語に近いバリエーションの地方のドイツ語
が聞きやすいでしょう。大まかにいって、ドイツ南部よりはドイツ北部のドイツ語のほう
が良いということになります。ただ、語学学校で習う場合、その先生の発音に慣れること
も考えられ、その場合はその先生の生まれ故郷がある地方のドイツ語が聞きやすくなるの
かもしれませんので、上で書いたものは本当に「一般論」というレベルのものです。

> 加えて、番組のなかでMorgen!と挨拶しているのはわかるのですが、モイ?と聞こえる
> 挨拶は何でしょうか。

これは、北ドイツで用いられている挨拶で "Moin" というものです。本来はフリジア諸島
や北オランダのほうで話されているフリジア語という言語における「良い、美しい」とい
う意味の "mooi" が語源で、それが北ドイツにも広まりました。"Moin?" といえば「元気
ですか?」となります。そこから挨拶の決まり文句のように "Moin" や "Moin moin" と
使われています。それと、これには合言葉のような組み合わせがあって、誰かに "Moin
moin" と言われれば、言われたほうは "Hummel hummel" と返すのだと Hamburg在住の友
人に教わりました(Hummel というのは、昔この Moin が北ドイツに普及したころに実在
した人物名から来ているようですが、これについてはあまりよく知りません)。

> また、Zeugenschutzと刑事が言うのは「証人保護?」と言う意味なのでしょうか。

法律用語については明るくありませんので、wikipedia.de で調べてみました:
http://de.wikipedia.org/wiki/Zeugenschutz
意味は「証人保護」で良さそうですね(日本の法律ではどのように名づけられているかわ
かりません。少なくとも日本語の wikipedia 上で「証人保護」と入力しても出てきませ
んでした)。ドイツの Zeugenschutzgesetz は 1998年施行ということで比較的新しい法
律のようです。16才未満の証人を証人喚問の席に呼ばないようにするという形、また証人
喚問に呼ぶことでその証人に何らかの危険が及ぶような場合に同じく証人喚問の席には呼
ばないといった主旨のようです。

返信2 返信-2
 2007/11/27 (火) 22:11:09 - ふじい - <kf1610@apost.plala.or.jp> - No.1195978465.2
先生、大変お忙しいところ、早速にご回答いただきありがとうございました。一生懸命
勉強しておりますが、何しろ他国文化のゆえ不明なことばかりです。語源についても詳
細にご説明いただき良くわかりました。ドイツ語に限ったことではないかもしれません
が、辞書に記載されていないことも非常に多く、今後も先生にお世話になることも多い
かもしれませんがよろしくご指導お願いします。

受動表現そのほか 引用
  2007/10/11 (木) 16:38:19 - あやしいおやぢ - No.1192919297
こんにちは、あやしいおやぢです。

少し質問させてください。

(1) 受動表現で

「彼女は助けられた」
とか
「私は時計を盗まれた」
とかはどういえばよいのでしょうか。

Sie wurde geholfenとかSie ließ sich helfen
とかかなと思いましたが、
Er hat ihr geholfenと
helfenはDativを目的語にするので、Dativが主語になると
受動態はどう作ればいいのかがよくわかりません。

また
Ich ließ mich die Uhr stehlen
とか思い浮かびましたが、感覚的に違うな気がしています。
時計を主語にすると
Die Uhr wurde gestohlenでよい気がしますが、ここで知りたいのは
Ichが主語となる場合です。


(2)ちょうど何々しようとしたときとかちょうど何々しようと試みたとき
という表現はどういえばよいのでしょうか。

やはりversuchenとかprobierenを使って
Als er gerade probiert hat,die Tür zu öffnen

とか言えばよろしいでしょうか。

以上よろしくお願いいたします。

返信1 返信-1
 2007/10/21 (日) 07:28:44 - 田中雅敏 - <mail@deutsch-aktiv.info> - No.1192919297.1
Guten Tag.
返信が大幅に遅れてしまい申し訳ありません。失礼しました。

> (1) 受動表現で
> 「彼女は助けられた」
> とか
>「私は時計を盗まれた」
> とかはどういえばよいのでしょうか。

> Dativが主語になると
> 受動態はどう作ればいいのかがよくわかりません。

ドイツ語の受動態では、原則的に、能動態の4格目的語が受動態で1格に転じるという格
変化しか許されていません。

(例) Der Automakler hat den Wagen vor einer Woche verkauft.
  → Der Wagen wurde vor einer Woche verkauft.

では、3格目的語は受動態ではどうなるのか、、、についてですが、受動態でも3格のま
まです。
今回挙げてくださっている「彼女は助けられた」という文を例にとりますと、元の能動文
は「誰かが彼女を助けた」Jemand hat ihr geholfen. ですね。それを受動態にすると、
jemand は von jemandem という形にすれば行為者を表せますが、ひとまずこれは置いて
おいて、

→ Ihr wurde geholfen.

となります。能動文の3格目的語 ihr は、受動文でも ihr のままだというのが今回のポ
イントです。これは、ドイツ語では「3格は構文に応じて他の格に転じる」ということが
許されていないことに起因します。

なお、Ihr wurde geholfen. には、いわゆる1格の主語が見当たりません。この点につい
ては Es wurde ihr geholfen. と表現することもできます。つまり、helfen のような動
詞の場合、受動文になると、(能動文で4格目的語を持っていないという理由で)1格主
語が現れません。そのような場合、形式的な主語 es を特別に登場させることが許されて
います。ですから es を(形式的な)主語として振舞わせて、Es wurde ihr geholfen.
というのがひとつの表現方法です。
あるいは、ihr を文頭に持ってきてしまえば、もはや es は不要で、Ihr wurde
geholfen. となります。形式主語の es は、あくまでも形式的で中身はありませんので、
文頭位置に置かれるだけの役割で、たとえば Ihr wurde es geholfen. というような es
の使いかたはしません。
特に、ihr を先頭に持ってくる Ihr wurde es geholfen. という語の並べ方が自然でしょ
う。これは、ihr が文法的には3格なので主語ではないが、意味的には「助けてもらう行
為の主体」ですので主体を文のはじめに置くのが自然だからです。

同様に、「私は時計を盗まれた」という文の場合は、まず能動文は「誰かが私から時計を
盗んだ」

(能動文) Jemand hat mir meine Uhr gestohlen.

これを受動文にすると、【格の転換】があるのは4格目的語のみですので、@ meine Uhr
を1格にする、A mir は mir のまま

(受動文) Mir wurde meine Uhr (von jemandem) gestohlen.
   または Meine Uhr wurde mir gestohlen.

です。日本語の「私は時計を盗まれた」という意味合いを出すには、「私」が「時計を盗
まれた主体」だということですから、mir を先頭に持ってくる Mir wurde meine Uhr
gestohlen. のほうが自然になります。

> ここで知りたいのは
> Ichが主語となる場合です。

なお、この回答の最初のところ(「“原則的”に、能動態の4格目的語が受動態で1格に転
じるという格変化しか許されていません」)で、「原則的」と書いたのは、bekommen と
いう動詞を助動詞として使えば、能動文の3格が受動文の1格主語になるという構文も存
在するからです。受動文の助動詞は通常は(原則的に)werden ですが、bekommen-Passiv
というものも存在するというわけです。これを使うと、

「彼女は助けられた」 Sie hat geholfen bekommen.
「私は時計を盗まれた」 Ich habe meine Uhr gestohlen bekommen.
となります。

念のため書きますと、2つ目の文の meine Uhr は、ここでは4格のままです。Ich がこ
の文の1格主語として働いているので、これ以上1格のものは不要です(先の、通常の受
動態のところでは meine Uhr が1格だったことと比較してください)。


---

> (2)ちょうど何々しようとしたときとかちょうど何々しようと試みたとき
> という表現はどういえばよいのでしょうか。

> やはりversuchenとかprobierenを使って
> Als er gerade probiert hat,die Tür zu öffnen

「〜しようとしたとき」というのは、versuchen や probieren のような「試みる」とい
う動詞を使わなくても、wollen という助動詞を使えば表現できます(本当の意味で「〜
しようと試みていた」(開かないドアを一生懸命に開けようとしていた)状況では別です
が)。
たとえば「ちょうど私が外出しようとしたとき、電話が鳴った」なら、

→ Als ich gerade ausgehen wollte, hat jemand mich angerufen.

などのようになります。あるいは、「ちょうど玄関のドアを開けようとしたとき…」なら、

Als ich gerade die Haustür aufmachen wollte, [...]

これでいかがでしょうか。

返信2 返信-2
 2007/10/23 (火) 20:16:26 - あやしいおやぢ - No.1192919297.2
お忙しいところかいとうありがとうございます。

とても勉強になりました。

またなにかあったらよろしくお願いいたします。

前置詞の使い方 引用
  2007/8/9 (木) 20:40:21 - ふじい - <kf1610@apost.plala.or.jp> - No.1186664725
先生いつもお世話になっています。先日、原爆慰霊祭の画像がテレビで流れていました
が、このような場合、前置詞はどうなるのでしょうか。「米国空軍は1945年8月6日
に広島に原子爆弾を投下しました。」 Die US-Luftwaffe hat am 6. August 1945 in
Hiroshima eine Atombombe abgeworfen. 通常、固有名詞(地名)などがくっつくのは、
in/nach しかないように思うのですがどうなのでしょう。いままでの勉強ではつい地上
や部屋の中を例に前置詞の使い方を学んできましたが、大きく穴があいていたのに気づき
ました。この場合は in で良いのでしょうか。

返信1 返信-1
 2007/8/9 (木) 22:05:45 - 田中雅敏 - <mail@deutsch-aktiv.info> - No.1186664725.1
こんにちは。

> Die US-Luftwaffe hat am 6. August 1945 in Hiroshima eine
> Atombombe abgeworfen.
> 通常、固有名詞(地名)などがくっつくのは、in/nach しかないように思うのですが

そうですね。通常は、地名については、その町の中に住んでいたりその町の中で何か行動
を起こすなど平面的な話が中心ですね。あるいは移動の場合にも、ある町から別の町に移
動する、またはせいぜい飛行機で空間的に移動しつつもやはり移動は水平方向 (=
horizontal) ですね。ですから、前置詞といえば、ご指摘のとおり in/nach が使われます。

今回の「爆弾投下」の場合は、horizontal ではなく vertikal (垂直方向) の動きですの
で、このような場合には、auf という前置詞が使えます。「ヒロシマの上へと」という表
現が可能になります。

Die US-Luftwaffe hat am 6. August 1945 auf Hiroshima eine
Atombombe abgeworfen.

「上空」ということであれば über も使えるでしょうが、ここではヒロシマを標的にして
投下していますのでやはり auf のほうが直接ヒロシマという町の空間に投下された感じ
がするでしょうね。

文章表現と口語表現 引用
  2007/7/22 (日) 09:57:53 - ふじい - <kf1610@apost.plala.or.jp> - No.1186182833
いつもお世話になります。今回の質問は口語表現で以下の場合不自然にならないかお教
え下さい。
Weil ich in Deutschland war,・…(文章)
Weil ich in Deutschland gewesen bin,…(口語)
Weil ich keine Zeit hatte,…(文章)
Weil ich keine Zeit gehabt habe,…(口語)
という風に解釈してよろしいのでしょうか。文章はくどくならないのでしょうか。

返信1 返信-1
 2007/7/24 (火) 09:45:35 - 田中雅敏 - <mail@deutsch-aktiv.info> - No.1186182833.1
Guten Tag!

> 口語表現で以下の場合不自然にならないかお教え下さい。
> Weil ich in Deutschland war,…(文章)
> Weil ich in Deutschland gewesen bin,…(口語)
> Weil ich keine Zeit hatte,…(文章)
> Weil ich keine Zeit gehabt habe,…(口語)

上記の例の場合、口語表現で(より)自然なのは war, hatte を用いたほうの表現です。
ドイツ語は現在完了形という形式でもって過去のできごとを表すことができますし、それ
が一般的なのですが、よく使う基本動詞 sein, haben などや助動詞は会話でも過去形が
用いられるのが普通で、こちらのほうがより自然な表現といえるでしょう:

sein → war: [...] weil ich in Deutschland war
haben → hatte: [...] weil ich keine Zeit hatte
können → konnte: Ich konnte den Zug nicht erreichen.
müssen → musste: Ich musste lange warten.
wollen → wollte: Ich wollte dich anrufen. など

参考になれば幸いです。

〜ぶり, seit 引用
  2007/6/12 (火) 21:02:56 - schiri - No.1181670536
こんにちは、

ドイツ人の方から日本語でメールをもらい添削しているのですが、どうも説明に困ってい
ます。

相手が書いた文の一部で「二月ぶり多忙だから少しストレスがある。」です。

相手が言いたかった事が二つ頭に思い浮かんだので、この日本語文とドイツ語文を書こう
と思っ
たのですが上手くドイツ語にできません。

まず相手が言いたかったであろう文は:

1,二ヶ月ぶりにとても忙しいから、少しストレスがある。

2,二月以来、またとても忙しいから少しストレスがある。

これをドイツ語に訳そうと思い辞書で「〜ぶり」の頁を開くと nach zwei Monaten が適切な
のかと思いましたが、nach zwei Monaten bin ich beschaeftig ではどうもおかしい気がす
るのですが。。。またseitを使い seit zwei Monaten bin ich beschaeftigt と思いつきま
したがこれもおかしい。「二ヶ月前から私は忙しい」となってしまいます。

seit zwei Monaten だと発話時点から過去に二ヶ月遡って、同じ状態が継続している事を意味
していると思うのでseitは使えないように思えます。相手が言いたかったことはつまり
「seit zwei Monaten hatte ich viel Zeit, aber jetzt bin ich wieder
beschaeftigt, so dass ich ein bisschen gestresst bin.」だと思うのですが、日本語の
ようにもっと簡単に言える表現はないのでしょうか? 「二ヶ月ぶりに bin ich
beschaeftig」の様な感じをイメージしているのですが。

あと2番目の文の「二月以来、またとても忙しいから少しストレスがある。」も以上にド
イツ語
に訳しづらいです。やはりここでもseit Februarは上述した理由により無理でしょうか?

どうも質問の仕方も下手な様な気がするのですが、またご教授いただけたらと思います。
昨日から考えているのですが、全然ピンと来ません。
よろしくお願いします。

返信1 返信-1
 2007/6/13 (水) 02:49:25 - 田中雅敏 - <mail@deutsch-aktiv.info> - No.1181670536.1
Guten Tag!

> まず相手が言いたかったであろう文は:
> 1,二ヶ月ぶりにとても忙しいから、少しストレスがある。
> 2,二月以来、またとても忙しいから少しストレスがある。

まず1の表現についてですね。

> nach zwei Monaten が適切なのかと思いました

はい、この場合、nach は「なんの時点から見て2ヶ月後なのか」ということを示してや
る必要がありますね。それがないと、Nach zwei Monaten bin ich wieder beschäftigt.
だけではしっくりきません。文脈上、たとえば「この4月までは忙しかった。それから
2ヶ月して、また忙しくなった(=2ヶ月ぶりにまた忙しい)」というような状況があれ
ばオッケーです。
(例) Bis April hatte ich sehr viel zu tun.
    Nach zwei Monaten bin ich wieder beschäftigt.
  (4月以降の2ヶ月間は、忙しくなかったんだろうと自ずと読み込める)

> またseitを使い seit zwei Monaten bin ich beschaeftigt と思いつきましたが
> これもおかしい。「二ヶ月前から私は忙しい」となってしまいます。

そうですね。これだと、この2ヶ月間ずっと私は継続的に忙しいことになってしまいます。

なお、ほかにも zum ersten Mal seit zwei Monaten という表現も可能です。2ヶ月以来
の期間のうち、今また新たに・・・というニュアンスです。2ヶ月前までは忙しかった
が、そこで一度期間を区切って考えると、それ以降の2ヶ月間で、今がまた新たに忙し
い、つまり2ヶ月ぶりにまた忙しい時期がやってきたということが表せます。これは、
zum ersten Mal seit langem 「久しぶりに」という表現で(手紙やメールで)よく用い
られるものです。

> 「二ヶ月ぶりに bin ich beschaeftig」の様な感じをイメージしているのですが

・(先に2ヶ月前までは忙しいという文脈を与えておいて) Nach zwei Monaten bin ich
wieder beschäftigt.
・ Zum ersten Mal seit zwei Monaten bin ich wieder beschäftigt.

次に、2の表現についてですが、

> あと2番目の文の「二月以来、またとても忙しいから少しストレスがある。」
> やはりここでもseit Februarは上述した理由により無理でしょうか?

いえ、こちらの場合は、2月(たとえば2007年2月)以来、ずっと忙しい状態にある
ということですので、seit Februar で表現できます。Februar とだけいった場合、一番
近い2月、つまり2007年の2月ということが読み込まれます。2006年の2月以降
の場合には seit Februar 2006 という必要があります。
Seit Februar bin ich wieder sehr beschäftigt.

参考になれば幸いです。
ちなみに、ウムラウトも下のボタンを押すことで入力できますので、よろしければ活用く
ださい。

返信2 返信-2
 2007/6/17 (日) 02:59:16 - schiri - No.1181670536.2
Vielen lieben Dank!

ありがとうございます。すこし忙しく返事が遅れました。

最初の文の「 1,二ヶ月ぶりにとても忙しいから、少しストレスがある。」はよくわかり
ました。この文をそのまま独訳するとzum ersten Mal seit zwei Monatenの方が合いそう
ですね。つい先日、本の中に「Ich habe geschlafen. Seit Tagen das erste Mal」とい
うセリフがあったんですが、ほとんど同じようですね。


あと二番目の「 2,二月以来、またとても忙しいから少しストレスがある。」はすこし意
図したものとずれがありました。

例えば違う例文で「高原が得点を入れたのは、二月以来です。」といったニュアンスを想
定していました。つまり二月から今まで無得点であったという意味になりますが、これを
ドイツ語でいうと「Takahara hat zum ersten Mal seit Februar ein Tor getroffen」で
いいのでしょうか?一番目の表現をほぼそのまま使ってみました。

もし間違いでなければ、「二月以来、またとても忙しいから少しストレスがある」、つま
り「二月以降は暇であったが、今はまたとても忙しい」は「zum ersten Mal seit
Februar bin ich jetzt wieder sehr beschäfitg」で合っていますか?

もしまた違っていたり、また合っていてもドイツ語的に一般的でない表現をしていたらご
指摘お願いします。

返信3 返信-3
 2007/6/17 (日) 20:38:54 - 田中雅敏 - <mail@deutsch-aktiv.info> - No.1181670536.3
> あと二番目の「 2,二月以来、またとても忙しいから少しストレスがある。」は
> すこし意図したものとずれがありました。

すみません。勝手に「二月以来ずっと」だと解釈してしまいました。「ずっと」ではな
く、「二月以来久方ぶりに」という意味でしたね。

はい、その場合、ご指摘の例文:

> Takahara hat zum ersten Mal seit Februar ein Tor getroffen

はこれで良い表現だと思います。同様に、

> zum ersten Mal seit Februar bin ich jetzt wieder sehr beschäfitg

これも意図されていることがよく表されていると思います。

今回の例:
> 1,二ヶ月ぶりにとても忙しいから、少しストレスがある。
> 2,二月以来、またとても忙しいから少しストレスがある。

は、いずれも、「いつ以来の久しぶりのことなのか」という基準点が、1では二ヶ月前で
あり、2では二月であるという違いだけで、いずれも同じ構文で表現できるということで
すね。

返信4 返信-4
 2007/6/17 (日) 21:23:01 - schiri - No.1181670536.4
ありがとうございます。全部すっきり解決しました。

それにしても日本語はなかなか厄介ですね。

「高原が得点を入れたのは、二月以来です」

「二月以来、欠かさず朝食を取るようにしています」

では同じ「二月以来」でも意味が逆になってしまうし。
日本語のほうがわかりにくいけど、なかなか興味深いと思いました。

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