ドイツ語質問箱

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Auf Widersehen, I hope 引用
  2011/6/12 (日) 10:15:57 - Yoshikazu Takamura - <kaint@violet.megaegg..ne.jp> - No.1307841357
このフレーズは私の英国ツアーの際に会った以前からの知人(英・独のバイリンガル教
師)へのお礼のメールにすこし気取って書いたものです。
私は年寄りなので「もう会えないかもしれないが会えればいいな」との意図で書いたの
ですが返信の来ないことから考えると全く違う意味になるのではと懸念しています。


返信1 返信-1
 2011/6/12 (日) 13:37:50 - 田中雅敏 - <mail@X-seminar.net> - No.1307841357.1
こんにちは。

> Auf Widersehen, I hope
> [前略]「もう会えないかもしれないが会えればいいな」との意図で書いたの
> ですが返信の来ないことから考えると全く違う意味になるのではと懸念して
> います。

"Auf Wiedersehen" は、たしかに「また会うこと(Wiedersehen)を期して(auf)」とい
う意味の成り立ちをしていますが、実際には「さようなら」という挨拶として慣用句とし
て用いられるものです。たしかに "I hope" と添えられていますので、「また会えればい
いな」という部分はここに込められているわけですが、慣用表現として優先的に理解され
てしまったのかもしれません。

ドイツ語で言うとすれば "Ich freue mich auf unser Wiedersehen!" (I look forward
to seeing you again!) とか "Ich wünsche mir, dass wir uns wieder sehen können!"
(I hope that we could see each other again!) などとするところでしょうか。"auf
Wiedersehen" を慣用句として済ませないためには "auf unser Wiedersehen"(私たちが
再び会うこと)というように "unser" (英語の our)を挿入します。さらに、"auf unser
nächstes Wiedersehen" としますと "nächst" (英語の next)が入りますので、「次に会
えるのを…」という意味がはっきりと出ます。

あるいは、英語の I hope ... を活かすのでしたら、"I hope our next Wiedersehen!"
のように混ぜても良いかもしれませんね。

このような表現をすることで、少しは熟語表現の "Auf Wiedersehen" とは区別できるか
と思います。

nur fuer と fuer nur の違い 引用
  2011/6/1 (水) 11:34:49 - Opa - <メール送信> - No.1306895689
田中先生 下記の疑問点を教えて下さい。

原文:Ich will die Freiheit, die ganze Freiheit, für alle, ........... Aber keine
Freiheit nur für die Privilegierten oder für die Reichen.
(1848年フランクフルト議会の際のFriedrich Heckerの発言だそうです)

Freiheit nur für die Priviliegenden の部分は、「特権階級だけの為の
自由」なのか、「特権階級のための自由だけは」なのか、考え込んでおり
ます。 独文はどちらにも取れそうですなのが、邦文はニュアンスが違い
ます。
私は、前者(「だけの為の」)だろうと感じていますが、後者もあり得ない
とは言い切れない気がしています。
また前者の意味で、für nur die Priviliegenden と nur が für のあとに
置かれる用法を探してみましたが見つけられませんでした。 こういう用法
はないのでしょうか。

返信1 返信-1
 2011/6/3 (金) 12:56:49 - ツ田ツ陳・架敏 - <mail@X-seminar.net> - No.1306895689.1
> 原文:Ich will die Freiheit, die ganze Freiheit, für alle,
> ........... Aber keine Freiheit nur für die Privilegierten oder
> für die Reichen.

たしかに、ドイツ語の「nur」や日本語の「だけ」は、次の例のように

・薬だけで治る病気(薬を飲みさえすれば治る)
・薬でだけ治る病気(薬を飲むことしか治癒法がない)

・mit nur einem Arzneimittel geheilt
・nur mit einem Arzneimittel geheilt

意味が変わることがあります。nur が mit までも取り込めば「〜によってのみ(治
る)」という解釈になるわけです。

同様に、Freiheit nur für die Privilegierten は「特権階級だけのための自由」なのか
「特権階級のためだけの自由」なのか、「だけ」のかかる位置が違ってきますが、この場
合は意味の違いに影響しないように思いますが、いかがでしょうか。

なお、

> また前者の意味で、für nur die Priviliegenden と nur が für のあとに置かれる
> 用法を探してみましたが見つけられませんでした。

Ein fast neuer Porsche für nur 5,50 Euro.
(Mannheimer Morgen, 03.04.2009, S. 13 見出し)

Kaum ein anderer Komponist hat so ausschließlich für nur ein Instrument
geschrieben wie Chopin.
(Nürnberger Nachrichten, 20.02.2010, S. 6)

など、用例はあるにはあります。

nur の置き場所で意味が効果的に変わるかどうかは、mit や für といった前置詞の意味
と関係しているかもしれません。für の場合は大きな違いが見えないようです。

なお、ご指摘の

>「特権階級のための自由だけは」

は「だけ」が「自由」にかかっていますので、Nur die Freiheit für die
Privilegierten und für die Reichen will ich nicht. となり、たしかに先の「特権階
級のためだけの自由は望まない」というのとは意味が違っています(それだけは望まない)。

返信2 返信-2
 2011/6/3 (金) 20:18:56 - Opa - <メール送信> - No.1306895689.2
どうもありがとうございました。 今考えてみると、何となく自分で掘った穴に落
ちた感があります。 こんな問いに答えて戴き恐縮です。

gar nicht 引用
  2011/6/2 (木) 11:11:13 - raum - <メール送信> - No.1306980571 - 返信コールON
こんにちは。

訳についての質問です。
調べてはみたのですが、言い回しなのか、これといった理解ができませんでした。

宜しくお願い致します。


Immer machst du Probleme , wo gar keine sind.

この場合のkeine は Probleme をさしています?
どのように訳したらよいでしょうか?


返信1 返信-1
 2011/6/3 (金) 13:07:04 - ツ田ツ陳・架敏 - <mail@X-seminar.net> - No.1306980571.1
> Immer machst du Probleme , wo gar keine sind.

> この場合のkeine は Probleme をさしています?
> どのように訳したらよいでしょうか?

keine は keine Probleme を指しているということで良いと思います。
wo は immer を受ける関係副詞か、あるいは、場所を規定するものですが、immer を受け
てしまうと(つまり時間規定だとすると)gar keine [Probleme] sind __ で場所規定語
がなくなりますので、wo 自体が場所規定でしょうか(Immer machst du [dort]
Probleme, wo ...)。

そうしますと、「きみは、問題がまったくないところで(よりにもよって)いつも問題を
起こすね。」

という感じになるでしょうか。

Pronominaladverb 引用
  2011/5/25 (水) 22:21:29 - raum - <メール送信> - No.1306329689
こんにちは。

「疑問文についての返答を mit dem Pronominaladverbで答えよ」という問題についての
質問です。

1) Hast du dich auf die Stelle beworden?
>> Ich bin nicht dafür geeignet.

2) Wie läuft dein neues Projekt?
>> Ich bin nicht damit zufrieden.

3) Willst du deinem Chef nicht endlich mal richtig die Meinung sagen?
>> Ich habe keinen Mut dazu.

こういった文での語順についてなのですが、

1) Ich bin nicht geeignet dafür.
2) Ich bin nicht zufrieden damit.
にはならないのでしょうか?

また、3)については、dazu の後に、tun や machen などの動詞が省略されていますか?
この文章は、どうなっているのでしょうか?

なんだか混乱してしまって、質問もうまくまとまりませんでした...。

すみません、宜しくお願い致します。

返信1 返信-1
 2011/5/27 (金) 19:01:50 - 田中雅敏 - <mail@X-seminar.net> - No.1306329689.1
こんにちは。

動詞の目的語、分離動詞の前つづり、助動詞構文の本動詞などは

Ich spiele gern Tennis.
Ich sehe jeden Tag über 10 Stunden fern.
Ich muss langsam gehen.

のように、文末に来ます。これは、

[ Tennis spielen ] macht Spaß.
[ Jeden Tag über 10 Stunden fernsehen ] finde ich nicht gut.

(の下線部)にみられるように、もともとドイツ語の不定詞句で末尾に来ているものば
かりです。動詞にとって最も関係の深い(意味的に密接である)ものです。
ですから、

Ich bin nicht dafür geeignet.
Ich bin nicht damit zufrieden.

も、

[ Mit dem Leben zufrieden sein ] ist für uns wichtig.

のように、述語形容詞が末尾になっているといえます(Zufriden mit dem Leben sein
[...] とは言わない)。

ただし、

Ich bin nicht zufrieden mit der Qualität der Produkte, die ... hergestellt werden.

のように mit ... の部分が長い場合には、端っこに持ってくることがほとんどです。そ
れに対して damit であれば、短いですし、また da- が「定表現」ですので、定表現は文
の中でなるべく先に出てきますので、以上の点から

> 1) Ich bin nicht geeignet dafür.
> 2) Ich bin nicht zufrieden damit.

よりも、"dafür geeignet (sein)" や "damit zufrieden (sein)" のほうが優勢です。

> また、3)については、dazu の後に、tun や machen などの動詞が省略されています
> か?この文章は、どうなっているのでしょうか?

> 3) Willst du deinem Chef nicht endlich mal richtig die Meinung sagen?
>> Ich habe keinen Mut dazu.

これは、上述のとおりの理由から、

Ich habe dazu keinen Mut. あるいは Dazu habe ich keinen Mut.

のように、dazu が先に来ることも(大いに)可能です。Mut haben で「目的語-動詞」の
まとまりになっていること、dazu が「定」、keinen Mut が「(否定であり)定ではな
い」という順序によるものです。これは、1), 2) のような述語形容詞ではなく名詞表現
であるという違いも関係しているでしょうか。つまり、dazu は [Mut dazu](そのための
勇気)というように名詞 Mut の中に組み込まれてしまっていて、それがない(keinen
〜)と考えれば、[ keinen [ Mut dazu ]] となり、ご覧のような順序になるのだと思い
ます。

少なくとも、dazu の後ろに何か省略されているということではありません。

返信2 返信-2
 2011/5/30 (月) 00:35:04 - raum - <メール送信> - No.1306329689.2
こんにちは。

解説ありがとうございます。
すごくわかりやすかったです!

Ich bin nicht damit zufrieden.
Ich bin nicht zufrieden damit,dass....

の様に、考えればいいのですね。

ありがとうございました。

beleidigt ?? 引用
  2011/5/23 (月) 11:42:54 - raum - <メール送信> - No.1306118467 - 返信コールON
こんにちは。お久しぶりです。
以前、何度かこの掲示板でお世話になり、
今でも、少しずつ勉強を続けております。

今日は、訳についての質問です。


Und da sitzt er beleidigt neben mir und sieht mich vorwurfsvoll von der Seite an.

そして、彼は私の隣に不快に座り、非難がましく私(横顔)を見つめた。

ここで、 beleidigt というのは  "beleidigen:不快感を与える" の過去分詞
になっているのでしょうか?




返信1 返信-1
 2011/5/23 (月) 12:09:15 - 田中雅敏 - <mail@X-seminar.net> - No.1306118467.1
こんにちは。いつも当質問箱をご利用くださいましてありがとうございます。

> Und da sitzt er beleidigt neben mir
> und sieht mich vorwurfsvoll von der Seite an.
> そして、彼は私の隣に不快に座り、非難がましく私(横顔)を見つめた。

> ここで、 beleidigt というのは  "beleidigen:不快感を与える" の過去分詞
> になっているのでしょうか?

はい。おっしゃるとおりです。動詞 beleidigen の過去分詞です。beleidigen は「不快
感を与える」ということですが、より具体的には「〜(の感情)を傷つける・害する、侮
辱する」といったことを指します。

過去分詞は受動的な意味になりますので、「気分を害されて、むっとして」などという日
本語が対応すると思います。

⇒「彼はむっとした顔で私の隣に座っており、そして非難がましく私を横から見つめて
(睨みつけて)いる。」

返信2 返信-2
 2011/5/23 (月) 14:51:37 - raum - <メール送信> - No.1306118467.2
この文章は、長文の中の一場面なので、状態がわかり助かりました。
sitztも、"座り"という動作よりも、"座っている"という状態をあらわしますね。

ありがとうございました。




ewig des Teufels の訳語 引用
  2011/5/18 (水) 16:36:13 - Opa - <メール送信> - No.1305704173
田中先生

(Deutsche Geschichte, Manfred Mai, Belz und Gelbergペーパーバック
版をRentner の暇つぶしに翻訳中です)

P.53に、Luther の「盗み殺す農民暴徒に対して」に関連して、タイトルのよ
うな句があり、どうやらルターの著作のあちこちにあるようですが、残念な
がら和訳が判りません。(何となく、感じは掴めますが、ルターの言葉とし
て一定の和訳があるのかな、と言う気もします) 前後を含めた文を下記し
ますので宜しくお願い致します。  Er (=Luther) warf den Bauern vor,
gegen Gott und die Obrigkeit zu sündigen, wofür sie »ewig des
Teufels« seien.

尚、この部分の少し上にある Büchse という単語も意味が取れずに困って
おります。 併せてお願い致します。
Christen sind Menschen, die nicht mit dem Schwert noch mit der
Büchse streiten.

返信1 返信-1
 2011/5/18 (水) 18:35:19 - 田中雅敏 - <mail@X-seminar.net> - No.1305704173.1
こんにちは。

> Er (=Luther) warf den Bauern vor, gegen Gott und die Obrigkeit zu sündigen,
> wofür sie »ewig des Teufels« seien.

> どうやらルターの著作のあちこちにあるようですが、残念ながら和訳が判りません。
>(何となく、感じは掴めますが、ルターの言葉として一定の和訳があるのかな、と言う
> 気もします)

"des Teufels sein" で「悪魔のものである/ものとなる」ということでしょう。今回引用
していただいた文章は、農民たちの神に対する背反について避難されているものですの
で、"ewig" (永久に) "des Teufels sein" (悪魔に魂を売る) ... というようなニュアン
スになるのではないでしょうか。

→ルターは、神と当局に対して罪を犯しているとして農民たちを非難した。また、そのた
めに、農民たちが永遠に悪魔に魂を売ってしまっている(悪魔にとりつかれてしまってい
る)と主張した。

> 尚、この部分の少し上にある Büchse という単語も意味が取れずに困っております
> Christen sind Menschen, die nicht mit dem Schwert noch mit der Büchse streiten.

この場合、「キリスト者とは武力に訴えかけない人々のことである」という主旨の内容か
ら、Büchse は「小銃」という意味に対応するかと思われます(「剣でも小銃でも闘わな
い人々」)。

返信2 返信-2
 2011/5/19 (木) 07:26:25 - Opa - <メール送信> - No.1305704173.2
田中先生

御回答ありがとうございました。

des Teufels sein としては、「気が狂っている」というような訳が独和辞書
では
見つかります。 1500年ごろもこういう意味でつかわれたのかどうか、まっ
たく
判りませんが、Teufel=悪魔 という素直な解釈がこの文では良いようです
ね。

Büchse は辞書にある訳で良いことが、先生のコメントで判りました。

ありがとうございました。

ありがとうございました 引用
  2011/5/2 (月) 00:38:32 - くるま - No.1304264317
田中先生 ご回答、ご教授、有り難うございました。

>das Lampenleben は「ランプの寿命」とも読めます。
>im Laufe eines Lampenlebens で「ランプの寿命が経過する中で」

ランプの"寿命"ですか・・簡単な単語になればなったで訳を大きく
とりちがえてしまいます。前後の文脈で捉えても、、難しいです。

>ここでは Energiesparlampen を目的語にして Energiesparlampen sparen(「省
>エネ型電灯を節約する」?)というように使われているのでしょうか。その場合、
>おそらくは「電灯をむやみに使用するのではなく、節約の観点から使用する本数
>を制限する」ということになるのでしょうね。

>そうすると、im Laufe eines solchen Lampenlebens(「そのような電灯の寿命
>が経過する中で」)というのは、使用年数が経過すると省エネ効果も落ちてくる
>ことから、そのような使用年数を重ねた電灯の使用は制限されるということが言
>われているのかもしれません。

"使用年数が経過すると省エネ効果も落ちてくることから"→
どうしても自力ではこの解釈にいきつけませんでした。目的語として捉える場所も
あやふやなばかりにそれほど難解な単語や文法でないにもかかわらず
ドイツ語訳の難しさを感じます。

>ただし、この rund eine Enegiesparlampen のところは、よくわかりません。
>eine という冠詞がありますので女性名詞単数の名詞が想定されますが、実際に
>は Energiesparlampen は複数形です。"rund eine" のところがよくわかりませ
>んでした。動詞(sollten)の形が複数形主語に対応していますので
>Energiesparlampen が複数形名詞であるということ自体は整合性があります。

rundは、"およそ"(about)という意味にとらえていました。が、
意味は把握できずすみません。

>sparen は「〜を節約する」というものですが、誰が節約するのかという
>主体を明確にしない(不特定の主体を考える)ために受動態を使うことがありま
>す。受動態を使うことで、実際の動作主を伏せることができるのです。

> ※solltenになる効果と意味

>sollte(n) になるのは,文法的には接続法U式というものですが、
>用法としては「非現実話法」の一部です。ここでは「外交話法」とも呼ばれてい
>るようなもので、現実とは切り離して「想定上の話」として述べるときなどに使
>われます(他人に提案や助言をする場合によく使われます)。

>「省エネタイプの電灯は、その使用年数が経過するなかで、電気代を節約すると
>いう観点から、徐々にその使用は制限されるべきである。(という助言・忠告)」

わかりやすいご説明ありがとうございました。理解出来ました。
外交話法は、ドイツ社会の広報や伝達場面で頻繁に使われているようです。

>前置詞 fuer には「〜のため(有利)になる、〜に賛成する」というような意味
>もあります。ここでは es は具体的に何を指しているのかわかりませんが(漠然
>と「当時の状況」を指しているかもしれません)、「その調達(そのような省エ
>ネ型電灯の調達でしょうか?)に有利になる材料ばかりが当時は示されていた。」
>という意味になるでしょう。

>続く文は、「いや、すでに当時から、100%賛成ということはなかった…」という
>ようにすぐに前言を(一部)訂正しているのではないでしょうか。schon の意味
>は「すでに」ですから、「現在そうであるような事態が当時においてすでにその
>傾向が見られた」というようなニュアンスが読み取れます。

fuerの意味を確認しました。これほど多くの意味があると訳し方によって
意味が違ってくるので、ここでも前述と同じ意味で訳の限界を感じます。

> Bedenklischer war, was unter Umweltbewussten und Klimaschützern
> gar nicht laut gesagt werden durfte:  続く。。。
> 「心配される事は、環境意識と環境保護が大きく言及されては
> いけなかった事です。」

>この文を読みますと、「当時」は環境保護について積極的に賛同するにはなにか
>逆風のようなものがあったというようなことですので、上の文は、「当時から、
>省エネに貢献するような電灯の積極的な購入については、完全に有利となる材料
>ばかりがあったわけでもない」というようなことかなと一応の確認ができます。

的確な御翻訳だと思います。意味が通じました。

>「当時(damals)」の回想ですから、過去のことが言われて
>いる過去形だと思います。文意も「禁止文」で良いはずです。

>bedenklicher は bedenklich の比較級(「さらに憂慮されるべき〜」)、
>Unweltbewussten と Umweltschützern はいずれも「人」を表しています(「環
>境について意識の高い人々」「気候保全推進者」)。

>文の意味は、
>「さらに憂慮されるべきは、当時、環境について意識の高い人々や環境保護推進
>者の人々の間で、決して大きな声では口にすることが許されなかった事柄の中身
>である。それは…(以下つづく)」
>断片的にはそれぞれの文章は以上のような感じにとらえることができると思いま
>すが、これが文脈全体で矛盾のないものになっているかどうかは、文脈全体を見
>てみないとわかりませんので、何かお気づきのことがあればご指摘ください。

durfteは外交話法ではなく、過去文としての形ですか。難しく考えすぎてしまいました。
この記事は、エネルギーランプ中の水銀の毒性についての記事でした。
まだこの記事のレベルにはドイツ語力が及ばず、100%正しく理解するには
時間がかかりそうです。先生のご回答為になる手がかりとなりました。有り難うございま
した。



返信1 返信-1
 2011/5/2 (月) 03:13:41 - 田中雅敏 - <mail@X-seminar.net> - No.1304264317.1
なるほど「水銀中毒」の記事ですか。省エネ型ランプにとっての“向かい風”となるような
ものがあったのですね。
拝見した段落ごとに思うところを述べてみましたが、テキスト(文脈)の前後関係のつな
がりなどによっては的外れなことを申しているかもしれません。全体をご覧になって、辻
褄が合わないようなところがあればご教示ください。

Gerade の意味としてeven (英)の訳語適用の可否 引用
  2011/4/28 (木) 15:19:23 - Opa - <メール送信> - No.1303971563
田中先生 (連休時期なので御回答は後日で結構です)

Gerade die Tapfersten und Kriegslustigsten rühren sich nicht.  Die
Sorge für Huas, und Feld bleibt den Frauen, ... überlassen. という文。
(Deutsche Geschichte, Manfred Mai, Belz und Gelbergペーパーバック
版のP.12冒頭)

前後の関係から、(男達は戦に出ない時はノラクラして過す)(勇猛な戦士
達)「でさえ」 とか 「(戦では勇猛な男達)「なのに」・・家屋敷の世話は
女達にお任せだ、といった理解をしています。

しかし、小学館独和やクラウン(第4版)には、「でさえ」とか「なのに」といっ
た訳が見つかりません。 Oxford独英には、even という訳語が「数学用語
」として載っています。(小学館では「偶数」という訳が相当しそうです)
数学用語という制約を外すと英語の even には私が適用したい一般的な
意味がいくつもあります。

独語 gerade に英語 even の(「....さえ」、とか、「.... ですら」、という)訳語
を適用することは的外れでしょうか。

返信1 返信-1
 2011/4/30 (土) 01:15:08 - 田中雅敏 - <mail@X-seminar.net> - No.1303971563.1
こんばんは。

> Gerade die Tapfersten und Kriegslustigsten rühren sich nicht.
> Die Sorge für Huas, und Feld bleibt den Frauen, ... überlassen.

> 独語 gerade に英語 even の(「....さえ」、とか、「.... ですら」、という)
> 訳語を適用することは的外れでしょうか。

DUDEN Deutsches Universalwörterbuch には、副詞の用法の中に "drückt eine
Verstärkung aus, weist mit Nachdruck auf etwas hin" という説明が載っています。用
例としては "Warum ich gerade?"(「よりによってなんで私が?」)などが載っています。

同様に、今回引用してくださっている Gerade die Tapfersten und Kriegslustigsten も
「(もっとも)勇敢で好戦的な[男たち]」を gerade が強調していることになります。
[男たち]というのは、前後の文脈からそうなるというご指摘に基づいています。そうし
ますと、たしかに「屋敷内のことについては男たちは動かない」ということを対比的に強
調するために、「外では勇敢な男たち(といえど)も…」というニュアンスになっている
と理解できそうですね。

ですから、英語の対応語がどうなるのかは別にして、gerade に副詞的な用法の一つとし
て、日本語で「〜でさえ」や「〜ですら」「〜も」などと対応できるということはいえる
と思います。そこには、話し手や書き手の「皮肉」や「不満」といった気持ち(心情)が
反映されているわけです。

> 前後の関係から、(男達は戦に出ない時はノラクラして過す)(勇猛な戦士達)
> 「でさえ」 とか 「(戦では勇猛な男達)「なのに」・・家屋敷の世話は女達に
> お任せだ、といった理解をしています。

外では勇ましい男たちも、屋敷内ではまことに頼りない…というような書き手の心情(諦
め・不満など)が含まれているなどと考えられるわけです。この文の出典が歴史の本との
ことですので、実際にはどのような書き手の心情が考えられるかにつきましては、その時
代ごとの男女の役割のありかたなどが反映されていると思いますので、ここでは判断でき
ませんが、現代であれば「外では偉そうにしている男たちも、家事のひとつもできないよ
うであれば、まことに情けないことだ」といった声が聞こえて(?)きそうです。

なお、英語の対応語としては、数学用語としては「偶数の」という意味で even があたっ
ているようですが、もちろん話し手や書き手の心情を反映した用法としての意味でも
even はじゅうぶんに相当すると思います。また、用例によっては just なども対応する
でしょうし、ほかにも対応する語はあると思います。

返信2 返信-2
 2011/4/30 (土) 07:34:11 - Opa - <メール送信> - No.1303971563.2
田中先生

いつも分かりやすい懇切な御説明を有り難うございます。

文法 引用
  2011/4/23 (土) 19:09:51 - くるま - No.1303553392
エネルギー削減ランプについての記事です。
自力で訳しました。以下のドイツ語訳は正しいでしょうか?

Rund eine Energiesparlampen sollten im Laufe eines solchen Lampenlebens an
Stromkosten gespart werden können.

「完全なエネルギーランプは、それらのランプ生活で電気料を節約する事が出来る。」
※solltenになる効果と意味、受動態でなければならないのはなぜでしょうか。
自分で、この内容をドイツ語文にするとき、どうしてもこの形が出て来ません。

Es sprach damals also alles für die Anschaffung. Nein, schon damals nicht ganz.
「かつて、皆さんとも買い入れについて話しました。いいえ、あの当時は全て話してませ
ん。」
※意味がわかりません。最後のshonの役割は・・。

Bedenklischer war, was unter Umweltbewussten und Klimaschützern gar nicht laut
gesagt werden durfte:  続く。。。

「心配される事は、環境意識と環境保護が大きく言及されてはいけなかった事です。」
※durfen の否定文で禁止文ですよね?しかし意味がつかめませんでした。
そして、durfteのにする意味は??単なる過去ですか?

宜しくご指導お願い致します。


返信1 返信-1
 2011/4/26 (火) 15:43:05 - 田中雅敏 - <mail@X-seminar.net> - No.1303553392.1
こんばんは。ドイツ語質問箱の管理人です。コメントが遅くなりました。

> Rund eine Energiesparlampen sollten im Laufe eines solchen Lampenlebens
> an Stromkosten gespart werden können.

>「完全なエネルギーランプは、それらのランプ生活で電気料を節約する事が出来る。」

das Lampenleben は「ランプの寿命」とも読めます。
im Laufe eines Lampenlebens で「ランプの寿命が経過する中で」

ここでは Energiesparlampen を目的語にして Energiesparlampen sparen(「省
エネ型電灯を節約する」?)というように使われているのでしょうか。その場合、
おそらくは「電灯をむやみに使用するのではなく、節約の観点から使用する本数
を制限する」ということになるのでしょうね。

そうすると、im Laufe eines solchen Lampenlebens(「そのような電灯の寿命
が経過する中で」)というのは、使用年数が経過すると省エネ効果も落ちてくる
ことから、そのような使用年数を重ねた電灯の使用は制限されるということが言
われているのかもしれません。

ただし、この rund eine Enegiesparlampen のところは、よくわかりません。
eine という冠詞がありますので女性名詞単数の名詞が想定されますが、実際に
は Energiesparlampen は複数形です。"rund eine" のところがよくわかりませ
んでした。動詞(sollten)の形が複数形主語に対応していますので
Energiesparlampen が複数形名詞であるということ自体は整合性があります。

なお、

> 受動態でなければならないのはなぜでしょうか

sparen は「〜を節約する」というものですが、誰が節約するのかという
主体を明確にしない(不特定の主体を考える)ために受動態を使うことがありま
す。受動態を使うことで、実際の動作主を伏せることができるのです。

> ※solltenになる効果と意味

sollte(n) になるのは,文法的には接続法U式というものですが、
用法としては「非現実話法」の一部です。ここでは「外交話法」とも呼ばれてい
るようなもので、現実とは切り離して「想定上の話」として述べるときなどに使
われます(他人に提案や助言をする場合によく使われます)。

「省エネタイプの電灯は、その使用年数が経過するなかで、電気代を節約すると
いう観点から、徐々にその使用は制限されるべきである。(という助言・忠告)」


> Es sprach damals also alles für die Anschaffung.
> Nein, schon damals nicht ganz.
> 「かつて、皆さんとも買い入れについて話しました。
> いいえ、あの当時は全て話してません。」

前置詞 fuer には「〜のため(有利)になる、〜に賛成する」というような意味
もあります。ここでは es は具体的に何を指しているのかわかりませんが(漠然
と「当時の状況」を指しているかもしれません)、「その調達(そのような省エ
ネ型電灯の調達でしょうか?)に有利になる材料ばかりが当時は示されていた。」
という意味になるでしょう。

続く文は、「いや、すでに当時から、100%賛成ということはなかった…」という
ようにすぐに前言を(一部)訂正しているのではないでしょうか。schon の意味
は「すでに」ですから、「現在そうであるような事態が当時においてすでにその
傾向が見られた」というようなニュアンスが読み取れます。


> Bedenklischer war, was unter Umweltbewussten und Klimaschützern
> gar nicht laut gesagt werden durfte:  続く。。。
> 「心配される事は、環境意識と環境保護が大きく言及されては
> いけなかった事です。」

この文を読みますと、「当時」は環境保護について積極的に賛同するにはなにか
逆風のようなものがあったというようなことですので、上の文は、「当時から、
省エネに貢献するような電灯の積極的な購入については、完全に有利となる材料
ばかりがあったわけでもない」というようなことかなと一応の確認ができます。

> ※durfen の否定文で禁止文ですよね?
> そして、durfteのにする意味は??単なる過去ですか?

はい、そうですね。「当時(damals)」の回想ですから、過去のことが言われて
いる過去形だと思います。文意も「禁止文」で良いはずです。

bedenklicher は bedenklich の比較級(「さらに憂慮されるべき〜」)、
Unweltbewussten と Umweltschützern はいずれも「人」を表しています(「環
境について意識の高い人々」「気候保全推進者」)。

文の意味は、

「さらに憂慮されるべきは、当時、環境について意識の高い人々や環境保護推進
者の人々の間で、決して大きな声では口にすることが許されなかった事柄の中身
である。それは…(以下つづく)」

となります。その内容は「:」の後ろに書いてあるはずです。

断片的にはそれぞれの文章は以上のような感じにとらえることができると思いま
すが、これが文脈全体で矛盾のないものになっているかどうかは、文脈全体を見
てみないとわかりませんので、何かお気づきのことがあればご指摘ください。

Dipl.-lingについて 引用
  2011/4/15 (金) 13:52:43 - 宮原綾子 - <メール送信> - No.1302843163 - 返信コールON
はじめまして。

ドイツの外資系企業で働いております。

クリスマスカードをドイツ本社に送ることがあるのですが、名刺にDipl.-lingという肩
書?かなにかを記載してある方が多いのですが、その方にカードを送る際の封筒の宛名の
書き方は
"Dipl.-ling Mr.Sommer"という書き方で宜しいのでしょうか?
恐れ入りますがご教示頂けます様お願い致します。

返信1 返信-1
 2011/4/15 (金) 18:38:12 - 田中雅敏 - <mail@X-seminar.net> - No.1302843163.1
こんにちは。

> クリスマスカードをドイツ本社に送ることがあるのですが、
> 名刺にDipl.-lingという肩書

Dipl. は Diplom (学士号) 、Ing は Ingenieur (工学) のことです。一語で書くと
Diplomingenieur (工学士) で、略記すると Dipl.-Ing. となります。

肩書ですので、姓の直前に肩書を書いておいて、さらに Mr. をつける(Mr. Dipl.-Ing.
Sommer とする)のが一般的だと思います。

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