ドイツ語質問箱

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ページ 58 (571〜580)
初めまして 引用
  2012/5/13 (日) 17:20:02 - 大川 - No.1336897202
4月からドイツ語の学習を独学で始めたのですが、
学ぶうえで3点気になったのことがあるので質問をさせて頂きます。

1.ドイツ語の格変化は、なぜ1〜4格なのか。
格変化が分かりにくく、1〜4格というのはドイツらしく(?)合理的に分類されているのか
と思いましたが、辞書の巻末の文法の部分を見てドイツ語にも主格・属格・与格・対格と
名称がある事を知りました。
初めから名称で説明されていれば分かりやすかったのですが。

2.ドイツ語の辞書にはなぜカタカナでの発音が記載されているのか。
家にドイツ語の辞書があったので、それを使おうかと思い中を確認すると、いくつかの単
語の発音記号の後にカタカナで発音が記載されています。
それが非常に気になったので、書店で独和辞典を確認するとほとんどの辞書にカタカナで
の発音が記載されており、発音記号のみが記載されているのは、1冊しか見つけられませ
んでした。

3.ドイツ語で文章を書く際に、ÄをA、ÜをU、ÖをOと書くことはありますか。
奇妙な質問に思われるかもしれませんが、ネイティブであれば、ÄをA、ÜをU、ÖをOと書か
れていても問題なく理解できるのかなぁと思ったのですが、省略して書くということはあ
りますか。
それとも、必ずÄはÄと書き、Aと書くことはないのでしょうか。

過去の質問を全ては確認していないので、もし既出の質問であれば申し訳ありませんが、
ご回答をしていただければ、嬉しく思います。

よろしくお願い致します。

返信1 返信-1
 2012/5/15 (火) 15:35:45 - 田中雅敏 - <mail@X-seminar.net> - No.1336897202.1
> 1.ドイツ語の格変化は、なぜ1〜4格なのか。

たしかに、この「1」〜「4」という格の番号は、ドイツ語文法における慣習的なものの
ようです。ですから、「主格」や「対格」という用語で首尾一貫させるのも手だと思いま
す。ただ、多くの教科書や参考書で1〜4格と使ってありますので、一応この表示にも慣
れておく必要がありますね。

ただし、「3格」を「与格」と呼ぶといっても、実際には「与格(つまり間接目的格)」
ばかりの使用ではなく、前置詞の格支配のように「与える」ことと無関係のものもありま
すので、3格の使用領域をすべて「与格」という用語でカバーできるかといえば、できて
いない側面もあるのでしょう。そうすると、あえて、用法に縛られない数字を使った名称
というのが意味があるのかもしれません。

> 2.ドイツ語の辞書にはなぜカタカナでの発音が記載されているのか。

私自身は辞書を編纂したことがありませんので、詳しいところまではわからないのです
が、たとえば私の手元にあります同学社の『新アポロン独和辞典 第3版』(2010年)のF
ページには、「すべての見出し語に仮名による発音表記を添えたが,これは初学者が検索
した語を自ら発音することを助け,オーラル学習を促そうとするものである。」と書かれ
ています。

> 3.ドイツ語で文章を書く際に、ÄをA、ÜをU、ÖをOと書くことはありますか。

個人差があるかもしれませんので、断言はできませんが、ウムラウトがなくても意味がわ
かるときにはひょっとするとウムラウトは省略する人もいるかもしれません。ただし、そ
ういう人であっても、ウムラウトの有無で別の単語になってしまい、文全体に意味に影響
を及ぼすときには、ウムラウトは省略しないでしょう。参考までに、私の手元にあるドイ
ツ人の筆跡による手紙をスキャンしたものを載せておきますが、ウムラウトがほとんど
「i」の上の点と同じぐらいに書かれているのが見てとれます(赤い○のところがウムラウ
ト)。かなり崩した書きかたをすることは多いようです。
http://bbs.x-seminar.net/images/umlaute.jpg

返信2 返信-2
 2012/5/16 (水) 18:28:56 - 大川 - No.1336897202.2
早々の、そしてご丁寧なご回答有り難うございました。

1・2の質問に関しては、現在の参考書・辞書で使用されているということは、それだけ
の理由が存在するということですね。
まだ文法の基礎を勉強しているところなので、あまり文法用語にとらわれずひとつひとつ
しっかり身に着けていこうと思います。

ドイツ人の筆跡の手紙のアップロードも有難うございました。
ドイツ語を聞いたり、印刷物を見ることはあっても、中々手書きのものを見ることはない
ので、とても参考になりました。

簡単すぎて! 引用
  2012/4/11 (水) 20:41:06 - 藤田伊織 - <mocfujita@aol.com> - No.1334144466
Er war bei sich angekommen.
です。文が簡単過ぎて、解らないです。
「彼は彼と一緒に着いた。」では、ないだろうと。warでなくて、hatでも一緒とらし
い。「彼は彼と連絡を取った。」でも変です。
前後は
Er wieder ein kleiner Junge, der sich mit Hingabe und Leidenschaft einer Sache
widmen konnte, die nichts mit Bilanzen, Quoten oder Cashflow zu tun hatte. Er
war bei sich angekommen. Einige Sekunden hielt er seine Fingerspitzen auf dem
kalten Metall, während seine Augen auf die Grabinschrift mit der magischen
Namenskombination starrten.
で、バッハの墓石のところでのシーンです。
私としては、「彼は自分を取り戻した。」とか「われに返った。」とか「彼は自分を受
け入れた。」ではなかろうか、と想像していますが、解りません。
200ページの小説も今のところは176ページであとちょっとです。
田中先生よろしくお願いします。

返信1 返信-1
 2012/4/23 (月) 03:10:56 - 田中雅敏 - <mail@X-seminar.net> - No.1334144466.1
返信が遅くなりました。申し訳ありません。

bei sich sein で「正気である」という表現ですので、そこから考えますと bei sich
ankommen は「正気になる、我にかえる」というような意味で良いのではないかと思いま
すが、テキストの前後関係と合いますでしょうか。「彼は、我にかえり、指先を冷たい金
属板にそっと置いたまましばらくじっと、、、」
しばらくの間、なにか物思いにふけっているような描写が、先行する部分で描かれていれ
ばよいのですが。

返信2 返信-2
 2012/4/23 (月) 12:43:29 - 藤田伊織 - <mocfujita@aol.com> - No.1334144466.2
アドバイスありがとうございます。
>bei sich sein で「正気である」という表現ですので、<
私の辞書では nicht bei sich sein が「ぼんやりしている」としか出てきませんが、
nicht を取ってみれば、「正気である」でした。
ankommen が難しかったです。やはり、簡単?な文章は難しい。
それで、
「彼は、我にかえり、指先を冷たい金属板にそっと置いたまましばらくじっと、、、」
は、ぴったりの訳です。さすが田中先生。
そこを入れて、約200ページのドイツ語の探偵小説を日本語に出来ました。日本語にす
ると、早い展開にも読むのがついて行けるので、一語、一文で考えていた時には、もやも
やしていた内容がすっきりと把握できるようになり、読む楽しさが何倍にもなりました。

返信3 返信-3
 2012/4/23 (月) 14:10:06 - 田中雅敏 - <mail@X-seminar.net> - No.1334144466.3
> ankommen が難しかったです。

ankommen は「到達点」のほうだけを見る表現でしょうから、zurückkommen とは違って、
「始点」に戻る表現ではなさそうです。ですから、厳密には「我にかえる」とまったく同
じ意味になるのかどうかわかりません(「かえる」は「始点にかえる」という意味を連想
させる)。

ただ、「物思いにふけっていた状態」から「物思いから脱した状態」に「至る」というこ
とがニュアンスとして含まれていることを確認したうえで、他に適切な日本語がなけれ
ば、日本語としては「(我に)かえる」と表現したとしても、大きくは外れないのではな
いかという印象を受けました。

Ganzheitsmethode ? 引用
  2012/4/8 (日) 16:31:53 - Kaninchen - <メール送信> - No.1333870313
こんばんは、ドクトル田中先生。

全習法(ぜんしゅうほう)とは、同学社 アポロン独和辞典に載っている説明だけで
は、よく分かりかねますのでもっと詳しく説明してくれないでしょうか。
よろしくお願い致します。

Kaninchen

返信1 返信-1
 2012/4/23 (月) 14:04:00 - 田中雅敏 - <mail@X-seminar.net> - No.1333870313.1
こんにちは。

回答が遅くなり、失礼いたしました。

「全習法(ぜんしゅうほう)」につきましては、恥ずかしながら、私もよく知りませんで
した。早速、ご指摘の『アポロン独和辞典』(同学社、第3版第2刷、2012年)の
Ganzheitsmothode の項を見てみましたところ、読みかたの指導法のひとつとして記載さ
れているようですね。

ただし、もう少し調べてみますと、この「全習法」は、それと対をなす「分習法」とあわ
せて、読みかたの指導のみならず、文法の学びなどにも応用して用いられる概念のようです。

そこで、私なりに考えてみましたところ、たとえばドイツ語文法でしたら、「分習法」と
は、話法の助動詞、未来形、現在完了、受動態などを別々に習うアプローチで、「全習
法」ですとそれらを互いに関連した項目として一括で習ってしまうアプローチとなるので
はないかと思います。やや極端な例示ですので、理論的には間違ったことを申し上げてい
るかもしれませんが、言いたかったのは、これらはいずれも「助動詞+動詞の不定形」と
いう共通点があり、ドイツ語の枠構造(Rahmenstruktur)にも関わるもので、一括して学
習することも可能ではないかということです。

助動詞(定動詞第2位)................. 動詞の不定形(文末)
 dürfen ............................... trinken
 werden ............................... trinken
 haben/sein ........................... getrunken
 werden ............................... getrunken

今の例示は、あくまでも、動詞の位置(第2位や文末)や、動詞の形(定動詞、動詞の不
定形)の共通点からみた分類で、これを本当に「全習法」と呼んでよいのかどうか、私に
は判断がつかず、申し訳ありません。しかし、「分習法」が、話法の助動詞、未来形、現
在完了、受動態などをそれぞれ独立したものとして扱うということと比較してみますと、
多少なりとも「全習法」と呼べそうな方向性を持っていることは言えるかと思います。

他の分野における「全習法」と「分習法」も、この例示と同じような比較において区別で
きるものではないかと想像しております。

Verrueckter Himmler ist .....!? 引用
  2012/3/20 (火) 13:30:07 - Kaninchen - <メール送信> - No.1332216087
田中先生、こんにちは。祝日の昼下がり、いかがおすごしでしょうか。

今日は、「エキサイト翻訳・ドイツ語」という大変便利なサイトがあるのですが、
原文 ヒムラーはナチの親衛隊の長官です。と打つと

訳文 Himmler ist ein Direktor General der Leibwächter von den Nazis.という

結果がでますが、正しいのでしょうか?僕は、てっきり

Himmler ist der Gouverneur von der Schutz Staffel.だとばっかり思っていました。

どちらが正解なんでしょうか?
よろしくお願いします。

Kaninchen

おばあちゃんっこ 引用
  2012/3/18 (日) 12:54:59 - Kaninchen - <メール送信> - No.1332042899
引き続き御世話になります、田中先生。

僕は幼いころ、母が長く入院していたので、祖母に育てられました。

僕は「おばあちゃんっこ」でした。は、

Ich war Omakind. でしょうか? Omaskind でしょうか?

よろしくお願いします。

Kaninchen

返信1 返信-1
 2012/3/19 (月) 18:26:09 - 田中雅敏 - <mail@X-seminar.net> - No.1332042899.1
Ich war ein Omakind (または ein Oma-Kind).

と言うようです。-s- を付けてしまうと「〜の」(祖母の子ども=自分の親)という意味
になってしまうのでしょうか??
(同様に、パパっ子 ein Papakind、ママっ子 ein Mamakind)

なお、通常、不定冠詞 ein が必要です。

返信2 返信-2
 2012/3/19 (月) 20:43:57 - Kaninchen - <メール送信> - No.1332042899.2
 僕のささやかな質問にお答えしていただいて、ありがとうございました。


閑話休題。私は日頃、独和辞書を「新アポロン独和辞典」(同学社)を愛用して
おりますが、田中先生がお薦めの、和独辞書はございませんでしょうか?
教えていただければ、幸甚です。
よろしくお願い致します。

Kaninchen

Als 以下の文を分析して頂きたいのですが 引用
  2012/3/18 (日) 17:14:09 - Kaninchen - <メール送信> - No.1332058449
こんばんは、田中先生。

僕、いま ドイツ人が日本人によく聞く100の質問 三修社 2003年9月発行
という書物を読んでいるのですが、170ページの下から2行目あたりに

Frage : Wieviel wiegt so ein sumokämpfer ?
力士の体重はどれくらいですか?
Antwort:....Als schwer gilt,wer mehr als 160kg wiegt.
...   ....160キロ以上あれば重いほうです。

以上のような文章があるのですが、Als schwer gilt,が特に難解に感じるのです。
Als の次に es とか必要ないのでしょうか?
この文を zerlegen していただけないでしょうか? 副文はどちらですか?

よろしくお願いします。

Kaninchen

返信1 返信-1
 2012/3/19 (月) 18:33:31 - 田中雅敏 - <mail@X-seminar.net> - No.1332058449.1
als 〜 gelten 「〜として見なされる」(※「〜として有効である」)

という表現が使われています。[wer mehr als 160kg wiegt] が主語で、動詞が gelten、
前置詞句が als 〜 となっています。

つまり

> Als の次に es とか必要ないのでしょうか?

als の次に es が来ることはできません。als schwer でひとかたまりです。

この文を難解にしているとすれば、wer を関係副詞とする副文のほうでしょうか?(副文
はどちらですか?というご質問につきましては、wer 以下であるという答えになります。)
この副文が、文全体の主語になっています。
⇒「160kgを超える重さの人は、重い部類として見なされる。」

これは、あまりきれいな文ではないのかもしれませんが、

Man gilt als schwer, wenn man mehr als 160kg wiegt.
「160kgを超える体重があれば、重い部類として見なされる。」

と考えるとわかりやすくなると思いますが、いかがでしょうか。

返信2 返信-2
 2012/3/19 (月) 20:30:47 - Kaninchen - <メール送信> - No.1332058449.2
:....Als schwer gilt,wer mehr als 160kg wiegt.

 この文を「160キログラム以上ある力士は、重量級の力士とみなされます。」
と訳したら、意訳のしすぎでしょうか。でも田中先生の解説は明解でした。
ありがとうございます。

 ところで、僕は、日頃 文全体を強調する doch や ja を挿入する位置が
おぼつきません。
上記の文に、doch を挿入するとしたら、どこが適切でしょうか?その和訳も教えて
いただきたいのですが。。。
同様に ja を挿入するとしたら、どこが適切でしょうか?その和訳も教えていただけな
いでしょうか?
重ね重ね、よろしくお願いいたします。

Kaninchen

コンマがあるように、読んでいいでしょうか? 引用
  2012/3/18 (日) 12:43:21 - Kaninchen - <メール送信> - No.1332042201
こんにちは、田中先生。

僕はいま、現代ドイツ語を新聞で読む 伊藤光彦 著  白水社

の197ページの下から7行目を声を出して読んでいるのですが、

Viele meiner Kollegen werden es wie ich machen." という一文で、

es と wie の間に、心持ち、das Komma があるように、読んでよろしいのでしょうか?

ちょっと、些細な質問で、恐縮ですが、質問しておきたいのです。

よろしくお願いします。


Kaninchen


返信1 返信-1
 2012/3/19 (月) 18:16:16 - 田中雅敏 - <mail@X-seminar.net> - No.1332042201.1
この文は、

Viele meiner Kollegen werden es [so] machen, wie ich es mache.

と言い換えることができますので(so があると、wie 以下の呼応がよりはっきりしま
す)、wie ich の部分はたしかに副詞的(修飾語句)な働きをしています。その意味で
は、wie ich の前後に短いポーズが置かれても良いのだと思います。ただし、あくまでも
es machen(「それをする」)という動作を修飾するもので、動詞関連の副詞句です。次の
参考文における wie gesagt のような文全体を修飾する副詞句とは少し性格が違いますの
で、あまりポーズを置きすぎることはできないのだと思います。

(参考)Ich stehe dir wie gesagt jederzeit zur Verfügung.
「前に伝えたとおり、いつでも力になるからね。」

返信2 返信-2
 2012/3/19 (月) 20:12:52 - Kaninchen - <メール送信> - No.1332042201.2
wie ich の前後に ポーズ。。。

とは全然気が付きませんでした。いやあ、我ながら
自分の読解力の至らなさを痛感しました。(安心)

ありがとうございました。勉強になりました。
今後も、田中先生のお力添えをお祈りする次第です。

Kaninchen

Silsの意味 引用
  2012/3/11 (日) 16:26:05 - ボビコ - <mie@coffee.ocn.ne.jp> - No.1331450581
よろしくおねがいいたします。

SilsーMariaの意味を調べています。
Silsはラテン語のSillesからドイツ語になったらしいというところまでわかったのです
が、ドイツ語Silsが「消音器」というのが、よくわかりません。
シルスマリアは、ニーチェゆかりのスイスの町ですから、ドイツ語のSils、またSilsー
Mariaにどういうニュアンスがあるか知りたいと思っています。
どうぞご助言おねがいします。

返信1 返信-1
 2012/3/13 (火) 11:02:25 - 田中雅敏 - <mail@X-seminar.net> - No.1331450581.1
Sils の公式サイトがないか調べてみましたところ、官公庁が作成されたサイトは見当た
りませんでしたが、ツーリストインフォメーションの手による以下のサイトに行き当たり
ました。http://www.engadin.stmoritz.ch/winter/de/sils/

その中に、「Sils の歴史(die Geschichte von Sils)」というページがありまして、そ
こに Sils-Maria の名前の由来について書かれています。
http://www.engadin.stmoritz.ch/winter/de/aktivitaeten/engadiner-lebensart/geschichte/geschichte-von/die-geschichte-von-sils/

"[...], als Sils-Maria noch Seglias-Majoria (Meierei auf den Matten) hiess [...]

これによりますと、Sils-Maria は「牧草地の荘園」を意味する Seglias-Majoria という
名前が由来になっているようです。

ラテン語の辞典がいま手元にありませんのでちょっとわからないのですが、上述の
Seglias という単語がさらにさかのぼってラテン語の Silles に由来するのかもしれませ
んが、意味としては「消音器」というのがどう関係するのかわかりません。「牧草地の荘
園」というのが語源であるというのが現実的ではないかと思いました。

返信2 返信-2
 2012/3/13 (火) 12:18:54 - ボビコ - <mie@coffee.ocn.ne.jp> - No.1331450581.2
どうもありがとうございます。

ご指摘のとおり、Seglias という単語はラテン語の Silles に由来しているらしいの
で、語源的な意味はそうなるんですね。
もうひとつ、すみません。「消音器」という意味は、今の日常的なドイツ語でよく使用
される語なのでしょうか?Silsは名詞なのですか?

返信3 返信-3
 2012/3/13 (火) 14:11:31 - 田中雅敏 - <mail@X-seminar.net> - No.1331450581.3
すみません、今までドイツ語を使ってきて、「消音器」という語を使う場面がありません
でしたので、実際にどう使われているのかはわかりません。ただ、現代独和辞典には、
Sils という語は載っていません。標準ドイツ語では、消音器は Schalldämpfer というよ
うです。これなら、Schall「音」+ dämpfen「弱める、和らげる」という意味だとわかり
ます。

Sils が、たとえばスイスドイツ語などで、「消音器」という語として日常的だとして、
語源のうえではやはり、still「静かな」(英語の silent)と同語源(ラテン語だと、
これが silles でしょうか?)ということぐらいしか想像できません。「静かな」から
転じて「静かにするもの(消音器)」。

上で紹介しましたサイトの記述が正しいと仮定しますと、Sils-Maria という名前の前段
階といわれている Seglias-Majoria では、Majoria が「荘園管理人(maior)」を意味す
ると思いますので、Seglias は「牧草地」のような方向性の意味の語ということになりま
す。この「牧草地」とか「牧歌的な」というのが、silence(静けさ)とつながっている
と言われると、そういう気もします(素朴で、叙情的で…)。

ただ、スイスドイツ語に詳しくありませんし、語源学の専門家でもありませんので、現代
ドイツ語なりスイスドイツ語で Sils が「消音器」という意味の語として存在するのか、
あるいは時代をさかのぼると古い形で存在したのかどうかは不明です。

あまり答えになっていないと思いますが、申し訳ありません。

返信4 返信-4
 2012/3/13 (火) 17:11:21 - ボビコ - <mie@coffee.ocn.ne.jp> - No.1331450581.4
腑に落ちました。私はフランス語のほうをちょっとやっている者なのですが、ただ、
いろいろな点で言語も文学も越境せざるをえず、わからないことも多く、これほどのご
専門家のご助言をいただけるのはほんとに助かります。

Sils が、silenceとつながっているのではないか、という感じは、私もなんとなくして
いました。語源をたどると、そこは果てしないメタファーの世界なので、先生の美しい
解釈のとおりなんだろうと思います。

Majoria が「荘園管理人」とつながるのもおもしろいなと思いました。MajoriaをMaria
と読み替えれば、中世キリスト教の世界では、楽園エデンの「荘園管理人」ですから。

いろいろ勉強させていただきました。
ありがとうございます。

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